無人島～俺の10枚～【北川勝利（ROUND TABLE）】

Thursday, November 29th 2012

無人島～俺の10枚～
【北川勝利（ROUND TABLE / ROUND TABLE featuring Nino）編】

音楽好きには、超定番の企画“無人島～俺の10枚～” ！！なんとも潔いタイトルで、内容もそのまんま、無人島に持って行きたいCDを10枚チョイスしてもらい、それぞれの作品に込められた思い入れを思いっきり語ってもらいます！ミュージシャンとしてルーツとなるもの、人生を変えた一枚、甘い記憶がよみがえる一枚、チョイスの理由にはそれぞれのアーティストごとに千差万別です！

今回のお客様は北川勝利さん（ROUND TABLE / ROUND TABLE featuring Nino）が登場！
ROUND TABLE featuring Ninoとして最後の作品となる『SINGLES BEST 2002-2012 MEMORIES』をリリースしたばかりの北川さん。多彩なサウンドの引き出しを垣間見ることができます。
どうぞお楽しみ下さい。

無人島～俺の10枚～過去のArchiveseはこちら！

玉置浩二「JUNK LAND」

97年の作品。ジャケ買いでしたよ。衝撃でしたねー。中身の凄さに辿り着いたのはそれから何年か後になるんですが。M-12「ミスター・ロンリー」って曲がドラマで使われてて、「あれ？なんだ？これ、凄いかも！」って、気になって探したらアルバム持ってるのに気が付いて(笑) そこからこのアルバムの凄さにやられました。玉置浩二の歌の凄さにやられましたねー。ライブDVDも本も買い揃えましたよ。ワイドショー的なところしか知らずに、歌を聴かず嫌いしてると損します。天才の歌。

George Benson「irreplaceable」

2004年の作品。「Breezin'」のイメージだけで聴くと「え？これ、ジョージ・ベンソンなの？」って言われそうですが。曲も歌もR&B寄りなアレンジも大好きです。あ、そんなに弾いてないけど、ギターも(笑) このCDを聴いた時、なんて音が良いんだろうって思いました。おすすめは、メジャーコード進行っぽい、M-2、3、8、9、です。これの後に出したアル・ジャロウと一緒にやってる「Give It Up」ってアルバムも良いですよ。

Prefab Sprout「Andromeda Heights」

2000年の作品。プリファブ・スプラウトのアルバムだと、他にも「Jordan: The Come back」とか「Steve Mcqueen」とかあるんですが。わりと最近目のこのアルバムを選びました。ちょっぴり音がスカスカしてるけど、この声さえあれば問題無し。パディの声とメロディのロマンチックな感じって、いつもクリスマス気分にさせてくれます。寒い季節にホッコリ温かくなります。

Janet「Damita Jo」

2004年の作品。これの前のアルバム「ALL FOR YOU」からのシングル曲で、Americaの'72年のヒット、“Ventura Highway”のギターリフを使った「Someone to call my lover」が大好きで。アルバムとしてはこっちの方が全体に少し薄味なんですが、ずっと流しっぱなしにしていて気持ち良いです。短いジングル的な曲を挟みつつ22曲も入っていて、歌もずっとソフトに囁きかける感じ。夜にしっとり聴いて下さい。

Gino Vanneli「Brother to Brother」

とにかくM-1の「Appaloosa」から大音量で聴いて欲しいです。出来れば、昔のライブ映像も見て欲しい！歌も演奏もステージ上での動きも衣装も、パーフェクト！！素敵すぎる世界！！M-6の「Brother to Brother」でキメのポーズを決めた後の怒濤のフラメンコスタイルのダンスソロ、あれいつか真似したいです。そして最後はもちろん、M-3「I Just Wanna Stop」でうっとり涙したい！！

Elis Regina「In London」

エリス・レジーナのアルバムっていっぱいあるけど、どこから聴いたら良いの？って方にはこれかなー。1969年の作品。タイトルの通りにロンドンに渡って、しかもたった２日間で録ったという話は有名ですね。オーケストラなゆったりな曲も素敵ですが、一番好きな曲は、M-6「ザイズエラ」って曲。リズムも展開も格好良い！！さて、関係無い話ですが、僕もとある撮影で、ジャケのように鳩に襲われた経験があります。あれから鳩は嫌いです。

カーネーション「Wild Fantasy」

2006年なんですね。92年の「天国と地獄」からずっと聴いていますが、今日選ぶならこのアルバムです。一曲目の始まりのギターの音からドラムの入って来る瞬間にグッと来ます。M-3までの流れが超強力！ロックでファンキー。M-7、9のリズムパターンも格好良いです。しかし、アルバムを通してドラムの音が格好良いなー。

Stephen Bishop「Careless」

スティーヴン・ビショップの1976年のデビューアルバム。アコースティックギターな弾き語り感触に、リズムやアレンジが少しブラックな感じ。AORって言って良いんですかね。モノクロのジャケに惹かれて何も知らないで聴いてみてすぐに全曲好きになりました。静かな曲も良いですが、M-10「雨の日の恋」とかM-4なんかもおすすめです。

五島良子「The Musical chimes」

五島良子(ごしまよしこ)の作品の中で最も黒いアルバムかも。たまたま見たNHKのバンドや音楽のドキュメンタリーでデビュー前の彼女を見て、それからずっと追いかけて聴いてます。初期の「ごしちゃん」て呼ばれてた時からは想像もつかない音楽に進化してるけど、本当に格好良い音楽。

PSY・S「HOME MADE」

中学生の頃、NHK-FMでやっていた「サウンドストリート」のPSY・Sの松浦さんの曜日が好きでした。そこから日本のバンドとかあれこれ知りました。もちろんPSY・Sのデジタルな音楽も好きだったのですが。このアルバムは、思い出のあの曲やこの曲が、アコースティックな楽器でリアレンジされてます。M-5「ジェラシー"BLUE"」、M-10「どうして？」なんか涙もの。

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ROUND TABLE featuring Nino珠玉のシングルベスト！

ROUND TABLE featuring Nino インタビュー

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