DRAGONFORCE インタビュー!

2012年10月31日 (水)

DRAGONFORCE
DRAGONFORCE from L. to R. Frederic Leclercq (b) , Vadim Pruzhanov (key)
Sam Totman (g) , Marc Hudson (vo) , Herman Li (g) , Dave Mackintosh (ds)
< DRAGONFORCE インタビュー 〜日本のオタク文化及び "Inhuman Rampage" に関する都市伝説について語る〜 >

Loud Park 2012 出演のため来日していた DRAGONFORCE 。そのベーシスト、Frederic Leclercq にインタビューを試みた。

DRAGONFORCE はイギリスのバンドだが、Fred はフランス人。フランスというと、日本の漫画やアニメが人気というイメージがあるが、Fred も大の親日家。今回は DRAGONFROCE についてだけでなく、彼の大好きな日本の文化についても色々と聞いてみた。


--- 川嶋未来(以下MK) : Loud Park は2度目でしたっけ?

Frederic Leclercq(以下Fred) :いや、3度目だよ。

--- MK : 3度目ですか!ではもう慣れたものですね。今回のステージではどんなものが期待できますか?

Fred :今日はちょっと体調が良くなくてね。(ピーナッツアレルギーの模様。)
だからステージも今一つかも。というのは冗談で、今回が日本での新ヴォーカリストのお披露目だし、ずっとヨーロッパをツアーしてきているから、調子も上々、いいステージを見せられると思う。

--- MK : ニューアルバムを聞きましたが、新ヴォーカリストはまったく違和感ないですね。DRAGONFORCE の音にバッチリはまっていて。

Fred :うん、俺たちはラッキーだよ、メンバーチェンジというのは難しいからね。

--- MK : 特にそれがヴォーカリストの場合。

Fred :そう、ヴォーカルというのはバンドの顔だろ。ギターやドラムが変わるのとは訳が違う。
だからもちろんリスクもあったんだけど、俺たちは幸運にも Marc を見つけられて、ファンも満足してくれているんじゃないかな。今のところ何の問題もないよ。

--- MK : なるほど。ところで最近の DRAGONFORCE のセットリストを見てみたのですが、毎晩微妙にプレイする曲を変えていますね。ツアー中まったくセットリストを変えないバンドもいますが。

Fred :前のツアーでは同じセットリストで回っていたんだけど、やはりそれぞれの国や街でスペシャルなものにしたいからね。それに俺たちにとっても、同じ曲ばかり演奏するというのは曲を完全に覚えられるというのは良いんだけど、仮にミスをするリスクがあったとしても、変化があったほうがモチベーションが保てるんだ。

--- MK :  DRAGONFROCE というのは基本的にイギリスのバンドということになっていますが、実際はメンバーは世界各国から集まっていますよね。あなたはフランス出身ですが、どのような経緯でバンドに参加することになったのですか?

Fred :2000年に、俺が Heavenly でキーボードを弾いているときに、Herman に出会ったんだ。
Symphony X がヘッドライナーのフェスティヴァルがパリであってね、Herman がイギリスから見に来ていた。最初は「君のキーボード良かったよ。」「君は髪は長いね。」みたいに他愛のない話をしていたんだけど、彼は当時 Dragon Heart という名前でバンドをやっていて、Heavenly と同じ Noise Records と契約をしていたので、その後ずっと連絡をとっていたんだ。そのうち彼らはベーシストがやめることになり、「 Fred はギターが弾けるから、ベースも弾けるんじゃないか」みたいなことでバンドに誘われたんだよ。だから DRAGONFORCE のメンバーになったのは、偶然みたいなものだね。

--- MK : あなたはギター、ベース、キーボードと何でも演奏できるんですよね。歌も歌えるし。

Fred :ああ、あとはドラムを少し、ヴァイオリンも一応弾けるけど酷いものだよ。色々と試してみるのが好きなんだけど、最初に弾いたのはピアノだよ。

--- MK : 私と同じですね。

Fred :まあ俺はそんなにうまくはないけど。

--- MK : あなた方のサードアルバム "Inhuman Rampage" について、ここ日本では「メジャーコードを使わずに作曲された」という「伝説」がありまして、もちろん本当でないことはわかっているのですが、そういう話があることはご存じですか?

Fred :本当にそんな話があるの?

--- MK : ええ、日本では Wikipedia にすら載っていますよ。もちろん本当でないのは明らかで、アルバムを聞けばいくらでも簡単にメジャーコードを発見できるでしょう。

Fred :もちろんだよ。

--- MK : このような突拍子もないデマがどうやって生まれたのか、見当もつかないのですが、おそらく英語の聞き違いとか、翻訳の誤りではないかと。

Fred :確かにアルバムは全体的に、短調のイメージがあるけど、たとえば "Through the Fire and Flames" のサビ前、「So now we fly ever free〜」なんてモロにメジャーコードだろ。それに、キーがマイナーであってもコードはメジャーも当然使われる。まあそういうことを知らない人もいるかもしれないけど、マイナーキーの曲を作るにも当然メジャーのコードは必要なんだ。

--- MK : "Through the Fire and Flames" が始まって、もう2つ目のコードがメジャーですからね。

Fred :うん、そうだね。本当に "BAKA" だ。

--- MK : おっしゃる通り BAKA なんですけど、どうしてそんなデマが出来上がったのが不思議でなりません。

Fred :さっきも言ったとおり、アルバムが全体的に悲しげだからじゃないかな。

--- MK : 「メジャーコードを使わずに作曲するという大きなチャレンジを成し遂げた」とまで言われてるんですよ。

Fred :マジかよ、そんなの本当の訳がない。

--- MK : フランスにはたくさん良いへヴィメタルバンドがいますよね。SortilegeH-BombADX。それにブラックメタルバンドもたくさんいます。しかし、やはりヨーロッパのメタル大国というと、どうしても皆ドイツを思い浮かべます。
フランスのメタルシーンというのは非常に特徴的で、ある意味日本と通じるものがあると思うのですが。フランスのメタルシーンについてはどう思われますか。

Fred :確かに80年代には確固たるシーンがあった。君があげたバンドとか、あとは Trust。彼らは大成功を収めた。
その後今一つだったのは、よくわからないけどフランス語のアクセントのせいかもしれない。だけど90年代にも良いデスメタルバンドがいたよ、LoudblastMassacraCrusherNo Returnとかね。今も Gojiraがいるし。フランスのバンドはたいてい新しいものを作り出すより、海外のバンドのコピーをしたり、同じようなことをやりたがる傾向にあるんだけど、Gojira の成功が新しい世代への道を作り、人々がフランスのシーンに目を向けてくれるといいね。これまではフランスというとあまりシリアスに捉えてもらえず、「君はフランス出身?フランスにメタルバンドなんているの?」みたいな感じでさ。

--- MK : フランスには良いバンドが多いのに、とても不思議です。

Fred :ああ、特にブラックメタルには良いバンドがたくさんいるのにね。ヨーロッパのメタルというと、皆思い浮かべるのはドイツかノルウェー、スウェーデン、フィンランドあたりのスカンジナヴィアだろ。それに引きかえフランスやスペイン、イタリア、まあイタリアは良いバンド多いけど。

--- MK : そうですね、イタリアはダークなバンドがたくさんます。

Fred :フランス、スペイン、ポルトガルあたりはね、ポルトガルなんて Moonspell がいるのに。どこの国にも良いバンドはいるんだよ。ルクセンブルクにはいないけど。よく知らないけど。ごめんね、ルクセンブルク。

--- MK : どうなんでしょうね、私もわかりませんが。あなたは普通のメタルだけではなくて、デスメタルやブラックメタルも聞くようですが、どんなバンドがお好きですか?

Fred :うーん、Sighとか。

--- MK : そう言うんではないかと(笑)

Fred :(笑)あとは Morbid Angel の大ファンだよ。"Blessed are the Sick" のアートワークの刺青を腕に入れているほどさ。ベルギーの画家、Jean Delville の作品なのだけど。90年代には他にも PestilenceCarcassも聞いてた。あとは MayhemDark FuneralSatyriconとか。

--- MK : 今日は Frost が 1349 で来てますね。

Fred :ああ、来てるね。基本的に暗い作品が好きなんだけど、PoisonEurope とかも大好きだよ。基本的にどんなスタイルのメタルでも好きなのだけど、正直に言うとパワーメタルだけは好きになれないんだ。

--- MK : パワーメタルというのはどのあたりを指しているのですか? DRAGONFORCE もパワーメタルとカテゴライズされることがありますよね。それなのにパワーメタルが好きでないというのはどういうことなのでしょう。

Fred :そうなんだけど、パワーメタルというのは好んで聴かないんだ。プレイするのは好きだけどね。それが嘘でないことは、俺のステージでのスマイルを見てもらえばわかると思うけど。 Heavenly でもパワーメタルをプレイしていたし。まあいつも魚を扱うシェフが、実は肉の方が好きみたいな感じかな。ファンタジーメタルみたいのはあまり好きじゃないんだ。 Angra や Symphony X は好きだけどね。やっぱり暗くてイーヴルな物の方が好みなんだ。

--- MK : あなたは日本の文化に興味をお持ちですよね。

Fred :チョット。

--- MK : 特にお好きなのはどんなものでしょう、漫画、アニメ、スーパーヒーロー物など。

Fred :宇宙刑事ギャバンとか。

--- MK : 随分古い作品ですね。

Fred :ああ、ずっと見てたんだよ。フランスでは1994年くらいに放映されていて。フランスでは「X-or」というタイトルだったけど。
おそらくギャバンというとフランスではJean Gabin(フランスの俳優)のイメージが強すぎるからね。「悪魔城ドラキュラ」というゲームがあるだろ、フランスでは "Castlevania" と呼ばれていたんだけど。

--- MK : すみません、良く知らないのですが。

Fred :その中のキャラクターに「シモン・ベルモント」というのがいるんだけど、それはおそらくフランスの俳優の(ジャン=ポール)ベルモンドから名前をとってるんだよ。自慢するわけじゃないけど日本のことよく知ってるだろ。

--- MK : 完全に私より詳しいですね。

Fred :とにかくギャバンはフランスでは「X-or」に変えられたんだよ、その方が未来的な響きがするからね。フランスでは日本のアニメもたくさん放映されていたよ、「聖闘士星矢」「北斗の拳」とか。

--- MK : 「北斗の拳」は私も大好きです。

Fred :あとは「エヴァンゲリオン」とか。それから「エルフェンリート」、2003年-2004年くらいので、とてもグラフィカルでゴアで変態なやつなんだけど。面白いんだよ。日本に来るたびに必ず秋葉原のスーパーポテトに行くんだ。

--- MK : 何ですかそれ!

Fred :スーパーポテトっていうのは、ヴィンテージのフィギュアやゲームなんかを扱ってる店だよ。俺はいわゆるオタクなんだ。
そういう風に育ったから、ずっと日本に行きたくて、実際日本に何度来てもがっかりすることはなかったよ。京都などはまだ行ったことがないんだけど、是非いつか行きたいね。まだまだ行きたいところもたくさんあるんだ。

--- MK : フランスでは日本の文化が人気なようですが、あなたが日本の文化に触れたのもそれが原因ですか?

Fred :うーん、まあそうかな。日本のアニメを見たりゲームをやりながら育ったからね、俺の一部分だよ。ゲームも日本のものとは知らずにやっていたし、アニメについても、最後に "To Be Continued" を意味する日本語があるだろ。

--- MK : 「つづく」ですね。

Fred :そうそう、ツヅク。それを見て、これはフランス語じゃないな、何なんだこれ、みたいに思ったりしてた。多くのフランス人と同じように、俺もそれらのものが大好きだったんだ。とにかくアニメもゲームも大量にあるから、日本に来るたびに新しい発見があるよ。

--- MK : カラオケも好きなんですか?

Fred :うーん、フランスで一度だけ行ったことがあるけど。日本のは行ったことがないんだよ。

--- MK : そうなんですか、絶対行くべきですよ。どんなものを歌うんですか?

Fred :フランスの70年代ものかな。

--- MK : シャンソンとか?

Fred :そうそう、クロード・フランソワとかセルジュ・ゲンズブールとか。君は何を歌うの?

--- MK : 私は何でも歌いますよ。メタルとか、ゲンズブールも歌いたいのですが、日本のカラオケには殆ど入ってないんですよ。

Fred :それならフランスのカラオケに行くべきだよ。

--- MK : 是非行きたいですね。 "La Javanaise" など歌いたいのですけど。

Fred :それは是非聞いてみたいね。カラオケの交換したほうがいいね、君がフランスの歌を歌って、俺が日本の歌を歌って。歌詞がローマ字で出れば、YMO とか歌えるんだよ。

--- MK : そうなんですか? YMO は多くの曲がインストですけど。歌入りの曲というと、

Fred :「君に胸キュン」(歌い出す)

--- MK : それは間違いなく日本のカラオケにはありますよ。

Fred :問題は歌詞なんだよ、ローマ字で出てくれさえすれば。ひらがなとかで出たら読めないからね。カンタンジャナイ。

--- MK : 日本語の勉強はしているのですか?日本語は習うには合理的な言語とは言えないと思うのですが、どんな感じですか?

Fred :そうなんだよ、もう諦めかかってる。最近は DRAGONFORCE も忙しくて。自分一人で勉強しているから、まずは決まり文句を覚えて、それからライティングを勉強しようと思ったら、ひらがな、カタカナ、それに漢字だろ。漢字一つでも複数の意味があって、それを組み合わせるとさらに違う意味になって、もうちょっとお手上げだよ。完全に諦めたというわけじゃないけど、モチベーションがどんどん下がってきて。是非習得したいんだけどね、日本語は音も美しいし。昨日も東急ハンズに行こうとして、「スミマセン、トウキュウハンズハドコデスカ」って聞いたまでは良かったんだけど、答えがまったくわからなくてさ。「ゴメンナサイ、ワカリマセン」って答えるしかなかったよ。最終的に東急ハンズは見つかったから良かったけど。

--- MK : それでは最後に、もし出来ればで良いのですが、日本のファンに日本語でメッセージをお願いします。

Fred :アリガトウゴザイマス。ゴメンナサイ、デモニホンゴワカリマセン。君たちのサポート、ドモドモアリガトウ。
Loud Park で一緒に楽しもう、できれば来年にでもまた日本に戻ってきたい。アツカンでも一緒に飲もう。

--- MK : どうもありがとうございました。

 今回の Loud Park における DRAGONFORCE のライブは、「素晴らしい」の一言に尽きるものであった。

DRAGONFORCE というと、「CDで聞く分には良いのだけど、ライブがグダグダすぎる」という評判がどうしてもついて回っていた。 CD ではノーマルチューニングなのに、ライブでは半音下げというだけで、実は CD はスピードを落として録音したあとスピードアップの操作をしているのではないか、という疑惑まで囁かれたほど。(チューニング落として録音→スピードアップ、というのはアナログテープの時代の手法であり、ディジタル全盛の現在では録音された曲のスピードだけを変えるなんて自由自在、ライブでの半音下げがスピードアップ疑惑の証拠のはずがないのだが。)しかし今回のライブは、一発でそのような悪評も疑惑も吹っ飛ばす出来。演奏も CD のスピードをキープしつつ十分にタイト。その上ステージ上を縦横無尽に走り回っているのだから、見事という他ない。そして新ヴォーカリスト Marc の歌も一切雑なところがなく非常に安定していた。1曲1曲が時間的には長い彼らだが、その長さをまったく感じさせず、むしろフェスの持ち時間では足りない、ヘッドライナーで90分くらい見たいと思わせる内容であった。

 インタビュー中でも触れているが、彼らのサードアルバム、"Inhuman Rampage"「メジャーコードを使わずに作曲された」という「都市伝説」である。これは Fred も断言している通り、完全なるデマ。実際に聞いてみればすぐにわかることだが、アルバム冒頭の "Through the Fire and Flames"、二つ目のコードがもういきなりメジャーだ。(Cm2発のあと、Bb→Ab→G7、もう2つ目のコードからメジャー3連発である。)この「都市伝説」、海外で語られているのは目にしたことがなく、Fred すら聞いたこともないということなので、おそらくメンバーの発言を訳し間違えたか、聞き間違えたかの結果が日本だけで流布されたのではないかと思う。そもそもギタリスト、ベーシストがメジャーコードとそうでないコードの区別がつかないはずがなく、メンバー自身がこんな発言をするなんて到底有りえない。

 ここからはかなり踏み込んだ内容になるので、興味の無い方は読み飛ばして頂いて構わない。また音楽理論に通じている方には当たり前のことなので、読んで頂く必要はない。これから音楽を志そうという若い人たちが「 Inhuman Rampage はメジャーコードを使わずに作られている」という嘘に惑わされることのないように、そして「DRAGONFORCE はコードの基本もわかっていないのでは?」という誤解が生まれることを防ぐため、敢えて突っ込んだ部分まで書こうと思う。
よく目にするのが、「キーがメジャーである」「コードがメジャーである」との混同。

 「キーがメジャーである」というのは曲が長調で書かれているということ。例えば Cメジャー=ハ長調というのは、思いっきり簡略化して言えば、ドレミファソラシド、すなわちピアノの白い鍵盤だけを使って作らているということ。ではドレミファソラシドからどんなコードを作ることができるか。最も一般的な方法は、この音階に含まれる音を、一つおきにピックアップするもの。

 最初の音はド、一つ飛ばしてミ、また一つ飛ばしてソ。このドミソというのがハ長調の中心となるコードだ。同じようにレから一つおき、ミから一つおきとコードを作っていくと、1.ドミソ 2.レファラ 3.ミソシ4.ファラド 5.ソシレ 6.ラドミ 7.シレファという7種類のコードが作れる。これをコードネームにしてみると、C, Dm, Em, F, G, Am, Bm(b5)となる。mとついているのがマイナーコードだ。見てもらえばわかるが、Cメジャー=ハ長調の曲であっても、それを構成する「コード」は7つのうち4つ、すなわち半分以上がマイナーコードなのだ。メジャーキーの曲=メジャーコードしか使わないという意味ではないのだ。マイナーキーについては、メジャーキーよりも説明が少々複雑になるので、敢えてメジャーキーを例にとり説明をしたが、当然その逆も同様、マイナーキーの曲=マイナーコードしか使わないという意味ではない。これがインタビュー中の Fred の発言、「マイナーキーの曲を作るにも当然メジャーのコードは必要」の詳細だ。ここではかなり説明を簡略化したので、興味のある方は、是非音楽理論の入門書も併せて読んでみて欲しい。

 もちろんメジャーコードを使わず作曲することも可能だし、そのような試みは過去にいくらでもやられているどころか、19世紀の終わりにはすでにフランツ・リストやドビュッシーがすでにこの種の実験に着手している。だが、メジャーコードを使わないというような制約を課すと、これは機能和声法を放棄するということとほぼ同義になってしまうので、出来上がる曲は、DRAGONFORCE の楽曲のような、耳に馴染みのあるものには成り得ない。
楽器の弾ける方は、試しにマイナーコードの連続、例えば Cm-Em、Cm-Ebm、Cm-Gbm、Cm-Am、Cm-Bbm、Cm-Bm あたりを弾いてみて欲しい。どうだろう、これだけでホラーのサントラが作れてしまうようなコード進行であることがわかるだろう。これにその他のメジャーでないコード、例えばディミニッシュなどを混ぜたとすると、ますますホラーになる一方。マイナーコードだけでCマイナーキー=ハ短調の「普通の」曲を書こうとすれば、Cm、Fm、Gm の組み合わせということになるが、この組み合わせだけでアルバム1枚を作るのは容易なことではないし、これとて DRAGONFROCE の世界とは大きくかけ離れた雰囲気になってしまう。「キャッチーであること」を信条としているバンドが、このような制約を自らに課すはずなどないのである。「 "Inhuman Rampage" がメジャーキーを使わず作られた」というのは、完全に都市伝説の類だ。

 とにかく日本が大好きな Fred。日本語も勉強しているということで、インタビュー中もちょくちょく日本語を混ぜてくるほどの親日家。ゲームと言えばゼビウス、漫画は北斗の拳(しかも元斗皇拳あたりまで)しか付いていけていない私よりも、余程日本の文化に明るい。(私は悪魔城ドラキュラも、エルフェンリートも、スーパーポテトも名前すら知りませんでした。)ノリノリで日本について語る Fred、話にまったく付いていけずうろたえる私の様子も、文字だけでは十分伝えきれないていないので、今回のインタビュー、是非とも動画の方でもお楽しみ頂きたい。



川嶋未来/SIGH
https://twitter.com/sighmirai
http://twitter.com/sighjapan

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