Wednesday, July 11th 2012
無人島 〜俺の10枚〜 【小林太郎 編】
音楽好きには、超定番の企画“無人島 〜俺の10枚〜”!!なんとも潔いタイトルで、内容もそのまんま、無人島に持って行きたいCDを10枚チョイスしてもらい、それぞれの作品に込められた思い入れを思いっきり語ってもらいます!ミュージシャンとしてルーツとなるもの、人生を変えた一枚、甘い記憶がよみがえる一枚、チョイスの理由にはそれぞれのアーティストごとに千差万別です!今回のお客様は移籍第一弾アルバム 『MILESTONE』7/11にリリースする 小林太郎氏が登場!
無人島 〜俺の10枚〜 過去のArchiveseはこちら!
移籍第一弾!!
小林太郎 / 『MILESTONE』 7月11日発売
圧倒的なヴォーカルと観る者を釘付けにする圧巻のステージング。
本物にしか放出できないカリスマ的存在感を持ったロックアーティスト小林太郎新ロックレーベル「STANDING THERE, ROCKS」より遂にリリース!
2010年、新人としては異例の16本の大型フェスに出演し、一躍注目を集めた新世代ロックアーティストが放つ新作は、小林太郎という男だけにしか鳴らせないロックが追求された一枚。
22歳が掻き鳴らす研ぎ澄まされたロックの<現在>(いま)がここに…。
小林太郎 Profile
平成生まれの 22歳。静岡県浜松市出身。 2010年 4月に1st アルバム『Orkonpood』をリリース、 “iTunesが選ぶ 2010年最も活躍が期待される新人 ”に選出される。このアルバムに収録されている「美紗子ちゃん」はドラマ 「警部補 矢部謙三(TRICKスピンオフ)」の主題歌に抜擢。同年夏にはROCK IN JAPAN FES・SUMMER SONIC等、新人としては異例の 16本の大型フェスに出演。同年 10月、2nd アルバム 『DANCING SHIVA』をリリースし、翌月から初の全国ワンマンツアー 「TOUR2010“DANCING SHIVA”」を東京・名古屋・大阪・札幌・仙台・新潟・浜松・高松・広島・福岡で敢行。(全 11公演) 2011年夏、“小林太郎と YE$MAN”として、SUMMER SONIC・ ARABAKI ROCK FES・JOIN ALIVE等の大型フェスに出演。 2012年より再度ソロ名義で活動開始。
|
小林太郎 select
01. ZZ TOP / 『Mescalero』
このアルバムを聴いて即レス・ポールというギターを買いに行きました。
それまでペンタトニック・スケールさえ知らなかった僕がスケールを覚え始めました。
こんな風にギターを弾きたいと初めて強く思えたロック・アルバムです。
全身の毛という毛が抜けてつんつるてんになるかと思ったくらい一発で惚れました。
|
02. CHAGE&ASKA / 『Stamp』
このアルバムはC&A初のセルフカバーアルバムです。
丁度このアルバムの曲をライヴで演奏している映像がTVで流れ、それをたまたま目にしたことがC&Aを知るきっかけでした。
セルフカバーということで、熟成された音楽が詰まっています。
今では飛鳥さんのモノマネが十八番になるほどですが、それほど自分の中にしみ込んでいると思います。
無人島なんかでこのアルバムが流れていたら、一日中フワフワ歌っていると思います。
|
03. 菅野よう子 / 『攻殻機動隊 stand alone complex O.S.T.3』
このアルバムは“攻殻機動隊”というアニメのサントラ第3作目です。
アニメの舞台でもある冷酷で蒸発した近未来のBGMとして流れるんですが、菅野さんの才能が爆発しています。ものすごい爆発しています。ものすごい爆発しているのでびっくりしました。今でもびっくりしています。デジタルとロックを1つのものとして聴かせてくれます。
無人島なんかでこのアルバムが流れていたら、一日中びっくりしていると思います。
|
04. GARO / 『ガロスーパーベスト』
いやぁガロですね。ガロといえば“学生街の喫茶店”ですね。フォークでありながら実験的、それでいて太いポップなところが大好きです。無人島でお茶飲みたくなりますねきっと。
僕はまだまだ若造ですが、これからも色んな若造がガロのような先人を知ることができればと思います。
|
05. 少年ナイフ / 『HAPPY HOUR』
いやぁ少年ナイフですね。少年ナイフといえば“バナナ・チップス”ですね。このアルバムを聴いた後、ライヴに行きました。心底カッコよかったです。
毎曲毎曲カッコよくて心が息切れしました。
本物のオルタナティヴロックに触れることができた気がしました。NIRVANAを聴いたときの衝撃を思いださせてくれる1枚です。
|
06. sound garden / 『super unknown』
よく分からないジャケットだなぁと思いながら買いました。
聴き始めれば、そのグランジを形作った音もさることながら、そのボーカルの存在感に全てを持っていかれました。
声が良すぎて半分挫折しながらでしたが、その歌い回しやボーカルのメロディにはとても影響を受けました。部屋でこのアルバムの曲を歌っているときは苦情が来ないかハラハラしていました。クッションを口に押し当てて歌っていましたが、いよいよ良く分からない態勢になっていましたね。
|
07. Alice In Chains / 『Alice In Chains』
sound gardenで惹かれたのがボーカルならば、Alice In Chainsでは間違いなくギターです。
そのメタルとオルタナティヴの間を行き来するようなリフやソロは何度聴いても心酔してしまいます。あまり聴き過ぎると油っこいラーメンを立て続けに食べてる気分になりますが、それでも止められません。
sound garednとAlice In Chainsのアルバムを無人島に持っていけば、1日中絶望感に浸れると思います。
|
08. BUMP OF CHICKEN / 『ユグドラシル』
それまで歌ばっか歌っていた僕が、曲作りやバンドを始めるきっかけになったアルバムです。なぜこんな曲が作れるのか逆立ちしても理解できませんでした。
今聴いても何も色褪せることなく名盤としての存在感を放ち続ける一枚です。
このアルバムのときツアーに行っときゃよかった。
藤原基央さんの才能が留まるところを知らなかった。
ああああああ
無人島に持っていったらこんな感じです。
|
09. ASIAN KUNG-FU GENERATION / 『ソルファ』
丁度“BUMP”と同時期に聴いたのがこのアルバムです。
これも名盤だと思ってます。こちらはバンドの勢いみたいなものの塊です。
またユグドラシルとは違った色でありながら、同じポテンシャルを保っています。
それはもうギターコピりました。曲も覚えました。
このアルバムのときのツアー行っときゃよかった。
ギターのオクターヴ奏法が留まるところを知らなかった。
うおおおおおお
|
10. sixpence none the richer / 『Best of sixpence none the richer』
“kiss me”やABBAの“Dancing Queen”のカバーなどが入っているベスト盤です。
癒しの宝石箱ですね。ベホイミを連発されている気分になっていきます。
休日の朝に布団にくるまりながら聴けば1年分の体力と魔力は回復するでしょう。
キウイとかバナナをヨーグルトとかにつけたくなりますね。
ただ曲中でこの透明な声が伸びていくだけで、全ての汚れが落ちていくような感覚になります。
このアルバムを持ってる世界中の他の人々も無人島にもっていくことでしょう。
|
|
Latest Items / Tickets Information