マスネ・エディション(23CD)
Wednesday, April 11th 2012
マスネ・エディション(23CD)オペラを中心に代表作をコレクション
美しい旋律と魅力的な響きによる親しみやすい作風で知られたフランスの作曲家、ジュール・マスネの没後100年を記念し、ユニバーサル・ミュージックからお買得な23枚組ボックスがリリース。
【代表作を収録】
このセットは、マスネの創作の代表的部分に触れることができる構成となっており、CD17枚分となるオペラでは、『ウェルテル』『タイス』『マノン』の3大作品のほか、『ドン・キホーテ』、『エスクラルモンド』、『ノートルダムの曲芸師』、『ラオールの王』、『テレーズ』といった、知名度は高くないながらも個性的なオペラの全曲録音も収録。
オペラに次ぐマスネの重要ジャンルであるオーケストラ作品はCD5枚分収録し、さらに歌曲がCD1枚分という配分になっています。
こまかく見ると、『タイスの瞑想曲』は全曲録音のカプソンのほか、ナイジェル・ケネディ&ボニング、ジョン・ジョージアディス&ボニングの計3種類が収められ、歌曲『ああ、もし花に目があったなら』はピアノ伴奏とオーケストラ伴奏の両方を収録、管弦楽組曲『アルザスの風景』はボニングとヴォルフの2種類を収めるなど、比較鑑賞も楽しめる構成となっているのも面白いところです。
なお英文作品解説・原語歌詞などは、付属のCD-ROMに収められています。参考までに元のアルバムのジャケット画像を表示しておきます。
【マスネ・プロフィール】
2012年はフランスの作曲家、マスネの没後100周年にあたる年です。マスネ[1842-1912]は、チャイコフスキー[1840-1893]や、ドヴォルザーク[1841-1904]、グリーグ[1843-1907]、フォーレ[1845-1924]らと同世代の作曲家で、彼らと同じくメロディアスな作品を数多く残した作曲家でもありました。
少年時代
マスネは1842年5月12日、フランスのロワールに誕生、幼少時から母にピアノを習っていましたが、父の事業の失敗により、マスネが6歳の時に一家はパリに転居しています。
すでに音楽の才能を示していたマスネは、11歳でパリ音楽院へ入学を果たし、アドルフ・ロランのもとで本格的な勉強を始めていましたが、翌年には家族が再び引っ越すこととなってしまい、音楽の勉強を続けたかったマスネは、家出までして抵抗を試み、結局、パリに残る姉の元で一緒に暮らすことを許されて勉強を継続することを認められました。
青年時代
マスネはパリ音楽院で、トマに作曲を師事し、ルベールに和声を師事する一方、生活費を稼ぐために、カフェでピアノを弾き、リリク劇場では臨時の打楽器奏者も務めるなどしていましたが、こうした現場での経験は、オーケストレーションの技術向上に役立ったとも言います。
ローマ賞受賞と作曲活動本格化
1862年には、カンタータ『ダヴィド・リッツィオ』でローマ賞を受賞し、3年間に渡ってローマに留学、オペラや教会音楽に数多く接して刺激を受け知識を深めたほか、同地でベルリオーズやリストの知己も得て経験を深めています。
パリに戻ったマスネが最初に取り組んだオペラは、ヴィクトル・ユゴーの原作による『エスメラルダ』でしたが、残念ながらこれは未完に終わり、翌1866年にはブローとガレの台本により『トゥーレの王の盃』を作曲、しかしこれは上演にまで至りませんでした(ちなみに同じ題材にビゼーが3年後にオペラを作曲していますが未完に終わっています)。
マスネのオペラへの取り組みが実演という形で実を結ぶのは、1867年にオペラ・コミーク座で上演された一幕ものの作品『大叔母』でしたが、これはあまり話題にはならなかったようです。同じ頃に書いた作品としては、オペラ『メドゥーサ』(1870)、未完のオペラ『マンフレッド』(1869)のほか、管弦楽のための組曲第1番(1867)や、歌曲集『4月の詩』(1866)、管弦楽のための『ハンガリーの情景』(1870)などがあり、若きマスネの創作意欲は旺盛でしたが、1870年に普仏戦争が始まったため、兵士として従軍することとなってしまいます。
翌年、戦争が終わると作曲活動に戻り、オペラ『バザンのドン・セザール』や歌曲、教会音楽、オーケストラ曲などを書いています。
成功
マスネが初めて大きな成功を収めた作品は、1873年に書かれたオラトリオ『マグダラのマリア』でした。翌年にはオペラ『素晴らしいベル・ブール』を作曲し、1876年にはオペラ『ベランジェルとアナトール』を作曲、そして1877年にはオペラ『ラオールの王』で成功を収め、1878年にはパリ音楽院の教授に就任しています。
円熟期と教授活動
1896年までの18年間に渡って作曲教授をしていたマスネは、シャルル・ケクランやガブリエル・ピエルネ、ギュスターヴ・シャルパンティエ、レイナルド・アーンらを教える一方で、自身の作曲活動に情熱を注ぎ、在職期間中、代表作と言われる傑作を数多く書き上げています。
1881年に上演された『エロディアード』では大成功を収め、以後、1884年の『マノン』、1885年の『ル・シッド』、1889年の『エスクラルモンド』、1891年の『東方の三賢人』、1892年の『ウェルテル』、1894年の『タイス』『ナヴァラの娘』、1895年の『アマディス』など、印象深い旋律を持つ作品を中心に高い評価を獲得、人気オペラ作曲家としての地位を固めて行きます。
作曲活動に専念
教授職を辞したマスネは作曲活動に専念できるようになり、それまで以上のペースでオペラを書き上げて行くこととなります。
1897年の『サッフォー』、1899年の『シンデレラ』、1901年の『グリセリディス』、1902年の『ノートル・ダムのジョングルール(曲芸師)』、1905年の『シェルバン(ケルビーノ)』、1906年の『アリアーヌ』、1907年の『テレーズ』、1909年の『バッカス』、1910年の『ドン・キホーテ(ドン・キショット)』、1912年の『ローマ』、そして死後の1913年の『パニュルジュ』、1914年に初演された『クレオパトラ』という具合に、ヴァラエティ豊かな題材のオペラを次々に発表していきました。
作風
マスネの創作の中心はオペラでした。若い頃にワーグナーのライトモティーフ技法やイタリア・オペラの様々な影響を受けながらも、美しく魅力的な旋律と明快なドラマ作法、そして色彩豊かで多様な表現力を持つオーケストレーションにより、独自のスタイルを確立したマスネのオペラは、フランス中心に現在でも高い評価と人気を維持しており、特に『マノン』と『ウェルテル』、『タイス』の3曲は、マスネの三大オペラとして、世界中のオペラハウスで現在も頻繁に上演されるレパートリーとして定着しています。
オペラ以外では、オーケストラ音楽と声楽曲が質量共に充実しており、マスネの特徴でもある旋律と響きの魅力を楽しむことができます。(HMV)
【収録情報】
CD1, CD2・歌劇『ドン・キホーテ(ドン・キショット)』全曲 [102:22]
ニコライ・ギャウロフ
レジーヌ・クレスパン
ガブリエル・バキエ、他
スイス・ロマンド管弦楽団
カジミエシュ・コルド(指揮)
録音:1978年
・歌劇『エロディアード』〜C'est sa tête que je réclame! [03:44]
ユゲット・トゥランジョー
スイス・ロマンド管弦楽団
リチャード・ボニング(指揮)
録音:1970年
・歌劇『エロディアード』〜Il est doux, il est bon [04:57]
アンジェラ・ゲオルギュー(ソプラノ)
トリノ王立劇場管弦楽団&合唱団
ジョン・マウチェリー(指揮)
録音:1995年
・歌劇『ル・シッド』〜Pleurez, mes yeux [05:35]
ジョーン・サザーランド(ソプラノ)
ロンドン交響楽団
リチャード・ボニング(指揮)
録音:1962年
・チェロと管弦楽のための幻想曲 [17:18]
ヤッシャ・シルバースタイン(チェロ)
スイス・ロマンド管弦楽団
リチャード・ボニング(指揮)
録音:1970年
・歌劇『タイス』〜瞑想曲 [05:41]
ナイジェル・ケネディ(ヴァイオリン)
ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団
リチャード・ボニング(指揮)
録音:1983年
・歌劇『エスクラルモンド』全曲 [155:39]
ジョーン・サザーランド
ジャコモ・アラガル、他
ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団
リチャード・ボニング(指揮)
録音:1975年
CD6, CD7・歌劇『ノートルダムの曲芸師』全曲 [97:40]
ロベルト・アラーニャ、他
モンペリエ国立管弦楽団
エンリケ・ディーメッケ(指揮)
録音:2007年
CD8, CD9, CD10・歌劇『マノン』全曲 [188:17]
ビヴァリー・シルズ
ニコライ・ゲッダ、他
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
ジュリアス・ルデール(指揮)
録音:1970年
・歌劇『ラオールの王』全曲 [145:29]
ジョーン・サザーランド
ニコライ・ギャウロフ、他
ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団
リチャード・ボニング(指揮)
録音:1979年
・歌劇『タイス』全曲 [147:19]
ルネ・フレミング
トーマス・ハンプソン、他
ボルドー・アキテーヌ管弦楽団
イヴ・アベル(指揮)
録音:1998年
・歌劇『テレーズ』全曲 [67:33]
ユゲット・トゥランジョー
ライランド・デイヴィス
ルイ・キリコ、他
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
リチャード・ボニング(指揮)
録音:1973年
・歌劇『ウェルテル』全曲 [130:25]
ホセ・カレーラス
フレデリカ・フォン・シュターデ、他
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団
コリン・デイヴィス(指揮)
録音:1980年
CD18
歌曲集
・『Le sais-tu?』
・『噂』
・『夢中で』
・『花の精』
・『秋の想い』
・『思い出』
・『小さなイエス』
・『閉じた眼』
・『鐘は何を語る』
・『口づけのメロディ』
・『おちびさん』
・『スペインの夜』
・『扇子』
・『君を愛す』
・『恋する女は夢中になる』
・『最後の春』
・『10月のばら』
・『秋のセレナード』
・『願い』
・『彼女は行ってしまった』
ユゲット・トゥランジョー(メゾ・ソプラノ)
リチャード・ボニング(ピアノ)
録音:1975年
・『閉じた眼』
・『祝福された愛』
ジョーン・サザーランド(ソプラノ)
バリー・タックウェル(ホルン)
リチャード・ボニング(ピアノ)
録音:1987年
・『秋の想い』
・『ああ、もし花に目があったなら』
・『彼に僕の命を捧げたので』
ジョーン・サザーランド(ソプラノ)
リチャード・ボニング(ピアノ)
録音:1978年
・『ああ、もし花に目があったなら』
・『たそがれ』
ジョーン・サザーランド(ソプラノ)
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
リチャード・ボニング(指揮)
録音:1972年
・歌劇『サンドリヨン(シンデレラ)』〜ああ、姉さんたちは
ジョーン・サザーランド(ソプラノ)
スシス・ロマンド管弦楽団
リチャード・ボニング(指揮)
録音:1969年
・歌劇『マノン』によるバレエ音楽(レイトン・ルーカス編曲)
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団
リチャード・ボニング(指揮)
録音:1985年
CD21
・歌劇『ル・シッド』第2幕〜バレエ音楽
・歌劇『ラオールの王』第5幕間奏曲、アダージョ、ワルツ、バレエ
・タイスの瞑想曲
・組曲第7番『アルザスの風景』
・組曲第3番『劇的風景』
・歌劇『サンドリヨン(シンデレラ)』〜王女の行進曲
ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団
リチャード・ボニング(指揮)
録音:1975年
CD22
・バレエ音楽『鐘』
・バレエ音楽『蝉』
ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団
リチャード・ボニング(指揮)
録音:1983年、1978年
CD23
・歌劇『ナヴァラの女』〜夜想曲
ロンドン交響楽団
リチャード・ボニング(指揮)
録音:1971年
・歌劇『復讐の女神たち』〜エレジー
ダグラス・カミングス(チェロ)
ロンドン交響楽団
リチャード・ボニング(指揮)
録音:1971年
・歌劇『シェリュバン(ケルビーノ)』〜ニーナのアリア
ジョーン・サザーランド(ソプラノ)
アンブロージアン・オペラ・コーラス ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
リチャード・ボニング(指揮)
録音:1966年
・歌劇『シェリュバン(ケルビーノ)』〜間奏曲
ロンドン交響楽団
リチャード・ボニング(指揮)
録音:1971年
・歌劇『シェリュバン(ケルビーノ)』〜オバード
アンジェラ・ゲオルギュー(ソプラノ)
トリノ王立劇場管弦楽団&合唱団
ジョン・マウチェリー(指揮)
録音:1995年
・歌劇『アリアーヌ』〜アリアーヌの哀歌
ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団
リチャード・ボニング(指揮)
録音:1975年
・歌劇『フェドル』〜序曲
・歌劇『ウェルテル』〜序曲とクリスマスの夜 ・組曲第4番『絵のような風景』
・組曲第7番『アルザスの風景』
パリ音楽院管弦楽団
アルベール・ヴォルフ(指揮)
録音:1955年
CD-ROM
・英文作品解説、歌詞などを収録
OperaLatest Items / Tickets Information
for Bronze / Gold / Platinum Stage.
featured item
Import
Massenet Edition -Operas, Ballets, Melodies (23CD+1CD-ROM)
Massenet (1842-1912)
Price (tax incl.):
¥9,240
Member Price
(tax incl.):
¥8,039
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FEATURED TITLE
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Limited Edition Import "The Debussy Edition : Boulez / Ansermet / Haitink / Chailly / Zimerman, Michelangeli, Uchida, ets (18CD)"
Debussy (1862-1918)
Price (tax incl.): ¥6,820
Member Price
(tax incl.): ¥5,933Release Date:20/March/2012
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Import Liszt The Collection : Ozawa / Bso, Sinopoli / Solti / Berman, Zimerman, Bolet, Baremboim, Arrau, F-Dieskau, etc (34CD)
Liszt (1811-1886)
Price (tax incl.): ¥10,450
Member Price
(tax incl.): ¥9,092Release Date:28/June/2011
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Limited Edition Import Complete Edition (17CD)
Chopin (1810-1849)
Price (tax incl.): ¥9,680
Member Price
(tax incl.): ¥7,471
Multi Buy Price
(tax incl.): ¥7,454Release Date:13/November/2009
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Import Alban Berg Collection: Abbado, Bohm, Boulez, Lasalle.q, Kremer, Von Otter
Berg (1885-1935)
Price (tax incl.): ¥8,800
Member Price
(tax incl.): ¥7,656Release Date:07/October/2003
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