2012年4月11日 (水)
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- ――まず、両者の出会いはいつなんですか?
-
yukarin : えっと……覚えてますか?
Megu : 去年のワンマン(2011年3月18日、渋谷スターラウンジ)? もっと前?
Kaede : 地震の直後のワンマンじゃなくて?
yukarin : それがそれがそれが! 違うんですよねえ、知ってますかぁ?
Nao☆ : ……両国ですよね?
yukarin : そうなんですよ!
Yumiko : あーーーっ、覚えてる!
yukarin : 『三人組祭!!!』(2009年5月10日、両国フォーバレー)っていう、3人組だけが出られるライブがあって。まなみのりささんとNegiccoさんと私たちと出たんですけど。そのときに会ってるんですよ!
Yumiko : しゃべってはいないんですけど。 - ――ニアミスはしてたんですね。
-
Yumiko : そうなんです!
- ――両者の共通点としては、元4人組っていうのがありますよね。
-
yukarin : あっ、4人組ですよね、知ってます!
Kaede : はい。
Yumiko : 俺らも4人組でした。Milanoちゃんがいなくなっちゃいました。
yukarin : 大学生になったので、そっち優先ってことでいなくなっちゃって。 - ――……ちょっといいですか? Negicco側も、もっと喋ったほうがいいですよ。このままだとhy4_4yhに飲まれますよ!
-
yukarin : 怖いですか、私たち?
Kaede : いやいやいや!
Yumiko : ……怖くない。だって、こないだいっぱいしゃべったんだから。 - ――去年の大晦日(2011年12月31日、渋谷CLUB CLAWLで開催されたNegicco、hy4_4yh、BiSのカウントダウンライブ)に共演して、結構しゃべったんですよね。
-
Megu : はい、一緒にお菓子を食べて。
yukarin : そのときに初めてお話させていただいて。 - ――共演はしても、出演の時間が違うと話はしないものなんですね。
-
yukarin : そうなんですよ! 私たち、いつも楽屋にいないんです。
- ――どうしてですか?
-
yukarin : ……言っていいですか?
Yumiko : 言って言って!
yukarin : 実は楽屋の空気がちょっと苦手で。そこに私たちがいたら申し訳ないなと思ってしまって。
Yumiko : 謙虚だ、謙虚!
yukarin : 自分たちのリハーサルが終わったら、出番直前まで、なるべくみなさんにご迷惑かけないように、自分たちはどっかにはけるっていう癖が結成当初から抜けなくて。それをやっているので。 - ――もうベテランなんだから堂々としてていいのに!
-
yukarin : もう! そんなことないんですよ!
Yumiko : 俺らははしくれなんで。
yukarin : だからNegiccoさんと御一緒しても、しゃべることは少なかったりしました。 - ――ネギ姉さんが怖かったんですか?
-
yukarin : ネギ姉さんは全然怖くないです! ほかの怖い人がいっぱいいるんです。
Negicco : ハハハハハハ!
yukarin : 言いたいけど、あんまり言えないんですよ。
Yumiko : そうなの。
yukarin : ネギ姉さんはホンットに優しい! これ言いたい、ちょっといいですか?
Yumiko : 言って言って!
yukarin : いままで一緒になった方々で、いろんな空気を醸し出す人たちとかいますよね?
Negicco : ハハハハハ!
Yumiko : 正直います(キッパリ)。
yukarin : だけど、Negiccoさんはそういうのが一切なかったんですよ!
Yumiko : そう。人気者ってそういうオーラ出すじゃないですか。でも、Negiccoさんは人気者なのに……。
yukarin : 私たちをバカにしなかった。
Yumiko : 俺らをナメてかからなかった!
yukarin : たいていナメてかかられるけど、Negiccoさんは全然ナメてこなかった。 - ――ネギ姉さんは謙虚ですからね。
-
yukarin : ネギ姉さん、マジ謙虚です! ありがとうございます!
Megu : 楽屋の雰囲気がっていうのはすごいわかります。やっぱり私たちもいづらいっていうか……。
yukarin : ですよね!
Megu : それで外に出たりとか。 - ――もうすぐ10年目の大ベテランが!
-
yukarin : ネギ姉さんもそうですか、やっぱり!
Nao☆ : 外に出ることが多いですね。
Megu : 追い出されることもあるし(笑)。
Yumiko : えぇーっ、なんでなんで?
yukarin : どうして?
Yumiko : ……また悪さしちゃったの?
yukarin : え、悪さしちゃったんですか? マジ? - ――完全に食われてますよ! 巻き返さないと。
-
Megu : ……楽しい(笑)。
yukarin : え、楽しいですか?
Megu : 聞いてるだけで楽しい(笑)。
Yumiko : いいねえ!
yukarin : だから、あんまりお話しなかったんですけど。大晦日の終わりに軽い打上げがあって。
Yumiko : しゃべったんだよね!
yukarin : 言っていいかわかんないけどね。覚えてらっしゃるかわかんないけど。 - ――言っていいのかわかんない話をしたんですか?
-
yukarin : うん、ゲボの話ばっかり(あっさりと)。
Yumiko : かえぽとゲボの話ばっかりしてたんだよね。
Kaede : え……、しましたっけ?
Yumiko : あ、覚えてない! かえぽはお酒が弱いのに飲むって言って。
yukarin : みなさんお酒を飲まれるからビックリして。 - ――ネギ姉さんはお酒に弱いですよ。
-
yukarin : ああ、たしかに。だってNao☆さん酔っ払ってたじゃん!
Nao☆ : ひとりで孤立して酔っ払ってて(笑)。
yukarin : そうなんですよ!
yukarin : だから、「ゲボを吐くには、とにかく手を突っ込め!」って言ったの。 - ――ゲボのアドバイスをしたんですね(笑)。
-
Yumiko : そう。だから「吐きたかったら言え!」って。
yukarin : ポテチ食べながら言ってた。
Yumiko : 「喉を狙え!」って言ってね。
yukarin : で、私たちお酒を飲めないんですよ。 - ――そうなんですか! こんな酔っ払いみたいなキャラなのに。
-
Yumiko : よく言われるー!
yukarin : でも、私たちがお酒を飲むとヨゴレになりませんか? - ――ああ、なるほど。
-
yukarin : だからじゃないんですけど、ホント飲まなくて。でも「今度一緒に飲みましょう」って言ってくださって、そこで別れました。
- ――ネギ姉さん側はハイパーさんにどんな印象があったんですか?
-
Yumiko : どうですか? どうですか?
yukarin : 覚えてます?
Yumiko : どうですか? - ――そこ、がっつかない!
-
yukarin : ごめんなさい、前のめっちゃって(笑)。
Kaede : ワンマンのときは、まだそんなに話したことなかったから、お互い固い感じで、どうしようって感じだったんですけど。
yukarin : そうですよね。なんか嫌な感じありました? 私たち。
Kaede : 話しかけていいのかな、みたいな。
yukarin : うそーっ!
Yumiko : だけど、新潟にお邪魔したときに(2011年10月18日、道の駅 越後出雲崎天領の里 野外ステージで共演)、バスに乗って帰るワシら東京組にNegiccoさんは「さようならー!」って手を振ってくれたんですよ!
yukarin : そう、お出迎えとお見送りしてくださって。「遠くまでありがとうございます」とか言ってくださって。普通、そんなことしてくださる人いないですから。 - ――アイドル界はそんなものなんですか?
-
yukarin : そうですよ豪さん! 厳しいんですよ。
Yumiko : オイラ見たことねえ、そんなことしてくださる人たち。
yukarin : だから優しくしてくれてありがとうございます!
Yumiko : ぶったまげた。 - ――ワンマンのときは、ネギ姉さんとしてもハイパーさんをどれぐらいイジッていいのかもわからず。
-
Kaede : はい。まだどうしていいのか……。
Nao☆ : もっとクールな感じなのかなって思ってました。
yukarin : マジっすか!
Yumiko : やっぱりそう見えちゃいますかねえ。
yukarin : やっぱり見た目はそうなんですかね。
Yumiko : クールですよね、そこは。 - ――ひと言でいうと絡みづらいんですよね(笑)。
-
Negicco : いやいやいや!
yukarin : そんなことないですよね?
Yumiko : よかったよかった! - ――そうやってガッツキすぎるんですよ!
-
yukarin : ごめんなさい!
Negicco : フフフフ。
Yumiko : そこは否定してよ!
yukarin : 認めた、キャーッ! でも、楽しいですよ。ガツガツやってみたらどうですか? - ――すっかり肉食動物と草食動物って感じに別れてますけど。
-
Yumiko : ホントですよね。だってこのネギ衣装……素晴らしい! 完全草食系だもん。
- ――今回のコラボCDではお互いに衣装を交換して。
-
yukarin : そうなんですよ!
Nao☆ : 凄い似合ってましたね。
yukarin : でも、衣装をお借りしたじゃないですか。それで、すごいなと思ったんですよ。こんなヒラヒラのスカートを着こなせるなんて。 - ――hy4_4yhって女の子っぽい格好することがないですよね。
-
Yumiko : ないです(キッパリ)。
yukarin : したい気持ちもありますけど、やっぱりそのへんはダメかな、みたいな。 - ――ダメなんですか?
-
Yumiko : そこに俺らの意見はないんで。衣装に関しては、P(えざきまさるプロデューサー)から「これを着ろ」と。そこに自分の意思はありません。
yukarin : でも、私たちはつなぎとスニーカーが一番動きやすいから。
Yumiko : それで、どうでしたか、俺らの衣装?
Megu : 着てみたら全然似合わなかったんですよ。
Nao☆ : 似合わないよね(笑)。
Yumiko : えーっ? 可愛かったのに!
Nao☆ : あれを着こなせるのがすごいなって思いました。
yukarin : え、逆に? ホント? 誰でも似合うから大丈夫だと思う。汚れてなかった? あたいらのつなぎ。
Nao☆ : いやいや、むしろ汚しちゃってないか心配で。
Yumiko : もとから汚ねえから、あれ。
yukarin : そう、飛び散ってるんですよ、ペンキが。撮影前にガーッて自分達で吹いたんですよ、型取ってシャーッと。
Yumiko : スプレーで。
yukarin : すごい雑にやったから、いろんなところに飛び散ってるんです。
Nao☆ : 私は、このスニーカーを履けてすごい幸せでした。
yukarin : えっ、ホントですか?
Nao☆ : これすごい可愛いなと思って、お店に行ったら1足3万円もするんですよ。
yukarin : そうなのそうなの。高いのよ、それ!
Yumiko : それを私たち、大事に履いてます! - ――Negicco的には衣装で靴が3万円っていうのはありえないわけですか?
-
Nao☆ : ないですね、1足4000円とか。
Megu : 4000円でも高いぐらい。
Nao☆ : だから履いてると靴の底が抜けて、すぐボロボロになるので。
yukarin : じゃあ、高いの買って長く履けばいいんじゃない?
Nao☆ : そっちのほうがいいんですよね。……このスニーカーってプレゼントとかなんですか?
yukarin : じつは、そうと見せかけといて……。 - ――セレブでお父さんがアパレル業界の大物なSadachiさん提供とかではなく。
-
yukarin : Sadachiさんダメですね。
Yumiko : 使えません!
yukarin : アパレル関係のくせに! やっぱりそこはお父さんが素晴らしいお店を立ち上げたけど、お父さんは仕事とプライベートみたいなのを混同しなくて。 - ――衣装提供はしてくれないんですか?
-
yukarin : 頼んだことあるんですけど、全然してくんないんですよ!
- ――ROSE BUDはダメですか(笑)。
-
yukarin : いや、ROSE BUDは素晴らしいんですけど。娘がやってるグループなのに!
Yumiko : やっぱり、あたいらまだ弱いね。もっと頑張んなきゃ。だから、もっといい感じになったら父さんも寝返ってくれるんじゃないかな。
Sadachi : はい。
yukarin : お願いしてね。頑張ってね!
Sadachi : はい。 - ――Negiccoはみんなで衣装を買いに行くんですよね。
-
Nao☆ : 今回の衣装は、イメージとかを全部バニビさんの事務所の戸練社長が企画してくださって。ジャケットの写真を撮る方が、こういうネギっぽい感じで撮りたいって言って用意してくださったんですけど、いつもは自分達3人で、新潟なので買物するところがないので、イオンとか行って。
yukarin : イオンでっかいですよね!
Nao☆ : 3日間とかでみんなで選んだりしてます。サイズもみんなバラバラなので、全然なくて。いつも時間がないのに自分たちで探しに行ったりするのがすごい無駄だと思ってたから、良かったです。
yukarin : でもホント、ネギ姉さんのアルバムのジャケット、オシャレですよ! これどうなってんですか?
Nao☆ : 四角いブロックの椅子に座って、3人それぞれ形を整えて。
Yumiko : 合成ですか?
Nao☆ : 合成です。
Yumiko : あ、そうだったんだ! かえぽの姿勢、これ厳しくない? これどうやって撮ったんですか? 腹筋使ったんですか?
Kaede : 腹筋で(笑)。
Yumiko : マジっすか! すげえ! これ、ネギってことですよね?
Nao☆ : そうです、ネギをイメージして。この格好を女の子のファンの子が真似してくれるのがすごいうれしくて。白いワンピースに緑のタイツで会場に来てくれたりとか。
yukarin : えーーーっ、可愛い!
Yumiko : 俺もやりてえ。でも、緑のタイツはもう買ってあるんです。
Negicco : えぇーっ!
yukarin : なぜなら、この衣装をお借りしたときに、タイツだから、ウチには腰を主張してる方がいるんで。
Yumiko : 腰がでっかいの! だから、もしかしたらタイツを伸ばしてしまうかもしれないっていう。かえぽのがブカブカになっちゃうかもしれないって。
yukarin : そうそうそう、返ってきてユルユルだったら困るでしょ。
Yumiko : 伸び切っちゃって、Sadachiの腰のせいで。だから、念のために緑のタイツは3足用意してあったんですよ。
yukarin : そうなんです! でもね、実際に色を合わせてみたら、Negiccoさんのと違ったんですよ! なので、申し訳ないですけど、ご本人のものを履かせていただいたんですけど。大丈夫でした? 伸びてなかったですか?
Nao☆ : 全然大丈夫です(笑)。
yukarin : だから未開封の緑のものがあるので、こんど着てきます! - ――両者の共通点としては、キャリアの長さもあると思うんですけど。
-
Yumiko : ホントですね。でも、ネギ姉さんには敵わないですよ! だって3年も違うんだから!
- ――hy4_4yhはデビュー6年目なんですか?
-
yukarin : そうっぽいんですよ。よくわからないんです、どこから数えていいのかわかんなくて。
- ――両者ともに結成前のキャリアもありますからね。
-
yukarin : そうなんですよ!
- ――東京メッツ時代とかから数えだしたらキリがないだろうし。
-
yukarin : よくご存知で!
Yumiko : それを入れたらもう10年ぐらいになっちゃいますよ。 - ――それこそ当時は子供ながら水着仕事までしてたわけで。
-
yukarin : 言わないでーーーっ!
Yumiko : ああ、この人してますよ。 - ――あなたもですよ(笑)。
-
Yumiko : ああ、私もしてます。スクール水着です。
yukarin : そうだよ、バッチリだよ。 - ――(リュックから2人の出ているDVDを出して)ボク、最近買ったんですよ。
-
Yumiko : おぉぉぉぉーーーっ、すげえ!
yukarin : ちょっとそれはヤバいって! ちょっと待ってちょっと待って、ヤバいんですけどー!
Yumiko : この人の黒歴史! - ――あなたもですよ(笑)。
-
Yumiko : 俺のは大丈夫でしょ、ギリギリ。
- ――でも、見たら2人ともキャラはそんなに変わってなかったですね。
-
yukarin : ホントですか?
- ――ええ、この頃からガツガツしてました(笑)。
-
Yumiko : ああ、やっぱりガツガツは出ちゃいますね。
yukarin : ガツガツはしょうがないね。ああ、でもそれマジっすか! Youtubeに私のケツ動画が上がってるの知ってますか? - ――ダハハハハ! 知らないですよ!
-
yukarin : 「hy4_4yh」で検索すると、私が14歳のときの動画が出てきて。
Yumiko : ケツが前面的にやってくるんですよ。カメラに押しつけてくる。
yukarin : それが私たちの動画の中で一番の再生回数を誇ってて、ホント恥ずかしいんですよ! なのにこれを……どうやってご購入されましたか? - ――ヤフオクとかアマゾンで。
-
Yumiko : ちなみにいくらですか?
yukarin : 安い? - ――安かったです。
-
Yumiko : 価値がねえな、まだ。
yukarin : たぶんこれからすごい値打ち出ると思うんで、豪さんよろしくお願いします! あー暑い暑い! みなさんこういう仕事やられてませんか?
Kaede : 水着とかは着たことないです(笑)。
yukarin : ホントですか。どうですか、いまから? プレミア出ると思いますけど。あー暑い(狼狽して汗をかきながら)!
Kaede : Negiccoが水着をやったら、たぶんファンの人がみんな消えてっちゃうから。
yukarin : そしたらまた違うファンがつきますよ! プラマイゼロじゃないですか。そんなもんそんなもん! あー、暑い暑い(狼狽して汗をかきながら)! - ――下積みの長さでも、わかり合える部分はあると思うんですよ。
-
yukarin : ホントですか? なんか大変でしたか?
Nao☆ : Negiccoを結成する前からずっとやってると、やっぱり10年超えたりしてるので。それは大変だったなって思います。小学校3年生でスクールに入ってたんですよ、芸能スクールに。
yukarin : ああ、小川麻琴さんもやってたヤツですか?
Nao☆ : そうです、詳しいですね。 - ――東京メッツも舞台的なものだったんですか?
-
yukarin : そうです、「舞台からアイドルを!」みたいな。
Yumiko : 「舞台からスターを!」。
yukarin : 全然スター出てないんですけど。
Yumiko : ひとりも出てねっす。モエヤンぐらいです。
yukarin : だって、チャンユミは3歳から芸能活動開始してますから。
Yumiko : そうッス。そうやってウィキペディアに書いてあるんですけど、実際小5からなんですよ。 - ――え、違うんですか?
-
Yumiko : そう、なんの手違いか3歳からになってて。
Kaede : 3歳ってすごいですよね。
yukarin : 完全に親に入れられちゃったパターンですよ。
Yumiko : もの心ついてないですよ! 首も据わってないですよ。 - ――ダハハハハ! さすがに据わってますよ!
-
yukarin : フラッフラのままで。
Nao☆ : 3歳でフラフラ、ヤバいですよ(笑)。 - ――小5の最初はなんの仕事だったんですか?
-
Yumiko : おいらはエキストラになりたくて劇団に入ってたんですよ。だから『さんま御殿』の再現VTRが初仕事で。給料3000円ぐらいでした。
- ――金銭的にもお互い大変だったと思うんですよ、下積みが長いと。
-
yukarin : そうなんですか?
- ――ずっとバイトしてましたもんね。
-
Megu : いまもホントはバイトしながらじゃないと厳しいんですけど、Negiccoやりながらだと2週間も3週間も休めないので、辞めるしかなくて。早く儲けられるぐらいにならないといけないんですけど。
yukarin : だって、かえぽは大学も行かれてますよね。
Kaede : 行ってます。
yukarin : すごーい! 私たち、大学はSadachiしか行ってないんで。
Yumiko : でも、なんの糧にもなってない。なんの意味もなかったんですけど。ただの暇潰しだった。
yukarin : 道楽!
Sadachi : フフフフフ!
yukarin : お金をただ遣いたかっただけです。
Yumiko : 何ごともサークル感覚で。
yukarin : 真面目に行ってないから。(Meguに)行かれてますか?
Megu : 私は専門学校に行ってました。
Yumiko : すごーい! 両立は大変だっていうもの。
yukarin : そうですよね。辞めてる方いっぱいいますもんね。 - ――Negiccoも何度もそこで悩んで。その苦労の果てに、お互いようやく浮上のきっかけをつかんだわけじゃないですか。
-
yukarin : ……これ、つかんでるんですかね?
- ――だって、ハイパーさんは1年ぐらいCDのリリースもなかったわけですから。
-
yukarin : ……あのね、CDは出せなかったんですよ。いろんな事情があって。
- ――レコーディングはしてたのに。
-
yukarin : 毎月1回はしてたのに。新曲をいただいたらレコーディングして、いっぱい録ってたんですけど全然出すことができなくて。
Yumiko : とあるところから「出しちゃダメ」って言われてて。 - ――とあるところから?
-
yukarin : ……これ言っていいのかな? あのね、一昨年の1年間、私たちもがいてたんですけど。
- ――ああ、もがいてたっぽかったですよね。
-
yukarin : めっちゃもがいてました! 実は、いろんなメジャーレーベルみたいなところに見てもらうチャンスがいっぱい来て、そこに挑戦してたんです。いままでは避けてきたんですけど、そこにあえて、もういかなきゃダメだっていうことで1年間いろいろやってたんですけど、全然刺さらなくて。見事なぐらい刺さらなくて。そんな中でも某大手レーベルにちょっと刺さって。
Yumiko : そう、某大手レーベルにちょっと刺さった!
yukarin : 「おまえら、いいやないか」って言われたんですよ。それまでちょいちょい話はあったんですけど、どこも決まらなくて。
Yumiko : 貶されてばかりだった。
yukarin : そうなの、バカにされてて。
Yumiko : 「全然ダメ」って用紙にいっぱい書いてあった。
yukarin : オーディション用紙にいっぱい書いてあるの、「あやまんJAPANには勝てない」とか。 - ――あやまんJAPANと勝負してたんですか(笑)。
-
yukarin : 私たち、あやまんJAPANになろうとしたこと一度もないのに! でも、某大手レーベルさんに引っ掛かって、大きいオーディションに出させてもらって。5000組ぐらいが応募したオーディションの最終11組ぐらいが出るオーディションに出たんですけど、最終的に渋谷のクラブエイジアで8割関係者みたいなライブがあったんですけど、そこで2曲だけ歌うってことで。
Yumiko : ねじ込んでもらえたの、私ら。
yukarin : みなさんガチだったんですけど、私たちは何も決まらなかったから、実際に観てもらおうっていうことで、そこのステージにねじ込んでもらって。それでも刺さらなかったんですよ! ぶっちゃけ、ちょっと刺さった気もするんですけど……。
Yumiko : 完全に刺さったと思う。だって司会のお笑い芸人のカンカンは、「hy4_4yh、売れるな」って言ったんですよ?
yukarin : カンカンは完全に私らの虜になったんですけど。それだけで決まりじゃなくて、そのあとが勝負だったのを私たちは知らなくてですね。その2曲をやるのに、いままでにないほどの猛練習をしまして。……グルーヴの話しちゃうと長くなっちゃうんですけど、私たちグルーヴがないんですよ。それで、グルーヴ感が出るようにっていうことで、この2曲だけを見てもらって私たちの全部を伝えるために、すごい練習して。
Yumiko : そうなの。深夜練もいっぱいしました。
yukarin : 頭がおかしくなると思ったね。あんなに努力したこと、いままでないし、たぶんこれからもないと思います。正直、これが最後ぐらいに思ってて。それぐらい練習して、その2曲に懸けて。でも、誰にも刺さらず。そしたら、そのライブを観てちょっと興味を持った関係者の方が抜き打ちであたいらのライブを観に来てたのを知らなくて。
Yumiko : そうなの! 言ってくれればいいのにさー。「今日行くよ」って言ってくれれば練習するのに!
yukarin : そしたらすごい頑張るのに!
Yumiko : でも、抜き打ちで来るから。
yukarin : それで1回目のチャンスを逃してしまって。でも、抜き打ちで来るんだなっていうことがわかったので、そこから3ヶ月間、全部のライブを死ぬ気でやって。もう闘いだよね。
Yumiko : バトルしてた。
yukarin : 楽しいとかじゃなくて、全部バトルでやってたんですよ。でも、誰にも刺さらなくて、こりゃもうダメだってなって。
Yumiko : 終わったなって。
yukarin : で、3ヶ月間野放しにされて。リリースしちゃダメって言われてたんですよ、●●●に。なのになんの連絡もなしで。
Yumiko : 「何かしら連絡しますんで」って言ったんだよね、最後に。
yukarin : あんなに言ったのに!
Yumiko : 言ったのになかったんだよ!
yukarin : 連絡ゼロで。結果ぐらい知らせてくれたっていいじゃないですか、そこまでやったんだから。でも、なんにもなくて。会社にも呼ばれたのに、それっきりですよ。ノー連絡ですよ! でも、その2曲で自分たちの納得いくライブができたんですよ。あんなに緊張したこともないし、あんなにトイレに行ったこともないぐらい。
Yumiko : 手が震えちゃった。
yukarin : 「体から変な気を抜こう」って言って、さすり合ったり。とにかくリラックスしよう、みたいな。
Yumiko : 「悪い気を飛ばせー!」って。
yukarin : それで2曲、悔いなくできたんですよ。私たちも確信があって、イケたんじゃないかって。でもダメで。それがあって、私たちは後悔のないライブができたし、いまの自分達のできることは全部やって、それでも駄目なんだったら、もういんじゃね? ってことで、辞めるとかじゃなくて納得がいってたんです。 - ――ベストを尽くしてダメならしょうがない、と。
-
yukarin : そうなんです。だったら、おまえらが悪いと私は思ってて。
Yumiko : 見る目がねえって言ったの。怒ったの、アタイちゃんは。
yukarin : 怒ったよね。
Yumiko : そう、もう激怒!
yukarin : だから、これでダメならおまえらがホントダメなんだ、このレコード会社! クソ! とか思ってたんですよ。 - ――ク●●●(笑)。
-
yukarin : いいこと言いますねえ、豪さん! これ使えませんよ! だから、それまでガツガツライブをしてたんですけど、もうやめようって。自分たちが一番楽しいようにライブをしようと思って、どんどん変えていったんです。それを経験したから、もう気持ち的に余裕があったし、もうあんなに緊張することはないし、楽しくやろうぜ、みたいになったんですよ。そのときに、いつもは断っていたライブがあって。なんか知らないけど、その日は出たんですよ。そしたら、そこに豪さんがいたんです。
- ――ああ、制服向上委員会主催のUSTREAM放送『A.I.S.A』ですね。その司会者としてボクがいて。
-
yukarin : そうなんです! そしたら、なんか豪さんのコンピ(『HMV入門編シリーズ 吉田豪監修「ライブアイドル入門」』)に入れてもらえて、トントントントンですよ。
- ――それでHMVにつながって。
-
yukarin : そうなんですよ! だからたぶん、あのガツガツ時期にもしあのライブに出てても、たぶん豪さんはいいって言ってくれなかったと思う。だからそれを全部経てきて、よかったと思ってます。……で、なんの質問でしたっけ? 私たちすぐ見失っちゃうから。
- ――Negiccoさん、完全に聞き手になってますけど。
-
yukarin : Negiccoさん、どうですか?
Nao☆ : 共通点、やっぱり結構あるなって思います。
yukarin : だから気が合うんですかね?
Nao☆ : オーディション系のライブとかって、なんで楽しくやりたいのに、プレッシャーとか、頑張って優勝しなきゃとか、そういう気持ちになってやらなきゃいけないんだろうっていうのは、いつも思ってて。 - ――なんで潰し合いをしなきゃいけないんだっていう。
-
yukarin : Negiccoさん、潰し合いはしたくないんですか?
Nao☆ : やりたくないけど、そういうところからオファーが来てやったり、現にいまでもあったりするので。実際いい気持ちではライブに出られないし。自分たちも最初は頑張ろうとか言ってたんですけど、本来なんで私たちはこういう仕事をやってるのかとか、そういうことを考えて。オーディションだとしても自分たちが楽しんでやれたことに悔いは残らないから、そういう気持ちでやろうと思って。だから、オーディション系のオファーが来ると、正直荷が重いんですけど……。一緒に出たアイドルさんと変な感じになるのがすごく嫌だし。
yukarin : ホントですね。
Yumiko : そういうの怖いですよ。俺らそういうの出たことないね。
yukarin : 私たち、そういうのはないの。まなみのりささんとやってたの知ってます。
Nao☆ : UMUアワードですか?
yukarin : そうそうそう! ああいうのも潰し合いですか?
Kaede : 今回はゲストだったので。
yukarin : そうか。前回、優勝してるからいいのか。 - ――前回優勝したから、今回は不参加でゲスト枠で。
-
Nao☆ : ロコドルの優勝を決める大会だったので、第1回で優勝できたんだから、もうロコドルっていうところに留まらないで、自分たちは次のステップに行きたいと思ったので出なかったんですけど。
yukarin : 素晴らしいですねえ!
Yumiko : 完全に枠を飛び越えてますよ! 全国区ですよ! 私たち、あんまりオーディションとかそういう闘いには出させてもらえるレベルになくて。
yukarin : ないんですよ、ホントに。私たち、某大手レーベルのオーディションでも一番年上で。14歳の子とかいたんです、男か女かわかんないような子供が。
Yumiko : 子供と老人は男か女かわかんないから。
yukarin : でも、私たちは楽しもうって気持ちはまだ持てないと思います、オーディションとか行ったら。 - ――年齢的にはベテランの域ですよね、アイドル枠だと。
-
yukarin : そうですよね、なんたって、ここ25歳がいますからね(Sadachiを指差して)。
Yumiko : お局がいますからね。
yukarin : あいつ、もうすぐアラサーいっちゃうんで。
Yumiko : 完全にトウが立ってますよ、貫録が出ちゃって。
Yumiko : だから、去年でケリをつけようっていう気持ちでいたんですけども。年齢に合ったことをやらないと、「この年でこのレベル?」って言われ始めて。若い人たちにはやっぱり勝てないじゃないですか、若さとフレッシュさでは。
yukarin : みんな若いのが好きなんですよね、日本人は。
Yumiko : みーんな好きなのね。言ってやって言ってやって!
yukarin : アメリカに行ったらSadachiさんでも若いって言われるんですよ。
Yumiko : アメリカに行ったら一番モテますよ!
yukarin : 若いだけが偉いみたいに思ってる、あの観念をすべてカチ割りたいというか、そういう信念があります。
Yumiko : だから、それじゃないところで自分たちの勝負をしないといけないっていうのを学んできました。 - ――ネギ姉さんもそう思ってますよ。
-
yukarin : ネギ姉さん、思ってますか?
Nao☆ : ツイッターで秋元康さんの言葉で、「アイドルは若くなきゃいけないっていうのを覆したい」みたいなのがあって。 - ――「これからは年上のアイドルの時代だ」みたいな。
-
Nao☆ : 豪さんもそうやって言ってくださって、それがすごいうれしかったし。
Megu : 年齢だけで縛られて、やりたいことやれないのはすごく嫌なので。
yukarin : その通り!
Yumiko : その通り! 年を重ねるたびに輝き続けたい!
yukarin : 私も賛成です、その意見に。
Yumiko : 皇潤を飲んで輝き続けたい!
Nao☆ : プッ!
yukarin : 皇潤を飲んでたら平気! 皇潤を飲もう!
Yumiko : ホントにそうよ。 - ――両者とも、キャリアゆえのステージの完成度はあるわけじゃないですか。
-
yukarin : ありますか? ネギ姉さんはありますけど。
Nao☆ : 最初はプレッシャーだったんですよ。自分たちがだんだん大人になっていって、アイドルフェスティバルみたいなイベントに出ると、周りがみんな若い子たちで……。周りはこんなに若いのに素敵な楽曲や、衣装提供や、PVを撮らせてもらってるっていう状況を見ていると、自分たちは何年間もやってるのに……なんでまだここにいるんだろうと思って……(涙声で)。
yukarin : 泣かないで、大丈夫だよ! 聞いて聞いて! 私はそういう状況がよくないと思うんだよ。
Yumiko : 私もそう思うの!
yukarin : 私たちはそっち派じゃないんだ。
Yumiko : 私らそうなの。
yukarin : あのね、段階を踏んでこないとできないの。
Yumiko : あのね、もの心ついてない子供に、あんなに最初から与えてばっかいたらバカばっか育つよ。
yukarin : ホントだよ! - ――ダハハハハ! ゆとり世代みたいな感じで(笑)。
-
yukarin : ゆとり世代、爆発してるんだから。
Nao☆ : 「下積みをするから、いい人間性ができてくるんだ」って言ってくださった方がいて。
yukarin : そう!
Nao☆ : それが、すごいうれしくて。
yukarin : 見てる人は見てると信じてる!
Yumiko : そうよそうよ、だからここもいい人でしょ?
yukarin : でしょでしょ?
Yumiko : いろいろ下積みを重ねてるから。
yukarin : たぶん最初は私たちも勘違いしてて。私たち、最初は苦労がなかったんですよ。東京メッツの流れで結成されたから、最初からすでにお客さんがいたんですよ。だから、初めてのライブがワンマンだったし、初めてのライブからアルバムがあったんですよ。曲は6〜7曲しかないから、それを2回歌ったりしたんだけど。お客さんがいるのも普通だし、リハのスタジオがあるのも普通だし、車があるのも普通、みたいなところから始まったけど、だんだん全部なくなっていって。まず、集めたおじさんもいなくなったし、そこのリハのスタジオもなくなったし、車もなくなったし。ハハハハハ! - ――徐々になくなるほうが残酷ですよね。徐々に上がるほうが、まだ夢があるっていう。
-
Yumiko : そうそうそう! だから、それでいいの。
yukarin : 全部どんどんなくなっていって、ライブできるところもなくなったよね。
Yumiko : そう。
yukarin : お客さんもいなくなっちゃって。だって一昨年、3人になっちゃったんですよ?
Yumiko : 去年はめっちゃいい年だったけど、2010年はマジ暗黒時代。闇の停滞期に突入してました。
yukarin : そうなんですよ。お客さん3人だったんですよ。1対1じゃん、みたいな。 - ――それ、もはや合コンですよ(笑)。
-
yukarin : でも、そういうことを経験したからこそ出せる魅力はあると思ってますよ。だってね、ポッと出なんてすぐ消えっから。そうに違いないし、ポッと出でイケるのは才能があるヤツ。だから私は認める。
- ――なんですか、その上から目線(笑)。
-
Yumiko : でも、認めるよね。
yukarin : だけど組織で作られたものは、そのうち世間もわかるはず。だって1年前ぐらいにゴリ押しされてた●●っていますよね。あんなにゴリ押しされてたのに、全然ダメだったじゃないですか! 要は実力なんですよ。だから、こうやって積み重ねてきたことはなんにも無駄じゃないし、無駄になるわけがない(キッパリ)。 - ――お互い、キャリアの長さが絶対に武器になると思うんですよ。ライブを観れば一発で好きになるだけのクオリティはあるわけで。
-
Yumiko : でもね、俺らは好き嫌い激しい。
- ――でしょうね(笑)。
-
Yumiko : うん。あのね、ヘドが出そうな人には「ヘドが出そう」って言われちゃう。
yukarin : ヘド出ちゃうよね、たぶん。
Yumiko : うん、「こいつらマジ無理」って言われる。
yukarin : 言われるね。Negiccoさんのライブってラインダンスとかされるじゃないですか。初めてライブを観たときに、お客さん参加型のステージをされてて、私たちはそっち側じゃなかったんですよ。どっちかっていうとぶち撒ける、ぶつけるタイプで。Negiccoさんは私たちと真逆で、ステージ降りてってお婆ちゃんと握手したり、ちっちゃい子と握手したりして。
Yumiko : あれすごかったよね。
yukarin : 感動して。ホントに普通のみなさんがすごい応援してるから。なんか愛されてるんだなと思って。 - ――でも、ハイパーさんもプリキュアモードのときは子供とそうやってたんじゃないですか?
-
Yumiko : プリキュアモードのときねー。
yukarin : めっちゃやってました。私たち、プリキュアもやってて。あ、勝手にですけど。
Yumiko : あれ、なぜかっていうと子供と遊ぶのが楽しいからっていうだけで。 - ――要するに、プリキュアの曲だけやるライブを勝手にやってたんですよね。
-
yukarin : そう、プリキュアの衣装を着て。
- ――プリキュアの営業を勝手にやって(笑)。
-
yukarin : そうするとちっちゃい子が喜んでくれるんですよ。だってメロディちゃんだっけ? 私、『プリキュア』観たことないからわかんないんですけど、「おやつ食べすぎだよ!」ってちっちゃい子に言われて。たぶんアニメの中で、その子はおやつ食べすぎなんだと思うんですよ。
Yumiko : 本物のプリキュアだと思われてるんだよね。
yukarin : とにかく子供って無垢じゃないですか。そこでパワーをもらうと自分たちも元気になるし、子供っていいですよね。
Yumiko : 月に1回の楽しみだったよね、あれが。
yukarin : そう。もうなくなっちゃいましたけど。亀戸の路上でやってたのが、できなくなって。
Yumiko : そうみたい。いろんな大人の事情。 - ――そんな苦労を経た両者が、タワーレコードとHMVに見出されて、そしてその両者がコラボでシングル出すわけですけど。
-
全員 パチパチパチ(拍手)。
- ――普通じゃあり得ない展開になったわけじゃないですか。CDショップのライバル関係という大人の事情を乗り越えた。
-
yukarin : すごいですね、キューピットは吉田豪さんだと思います。
- ――いや、やっぱりタワレコ社長ですよ。
-
yukarin : 会ったことないけど、ありがとうございます!
- ――HMVとタワーがコラボするっていうのが、まずなかったわけで。
-
yukarin : すごいことだ。
Nao☆ : 自分たちも、やっとロコドルっていうところから光が見えたと思ったのは、豪さんと会ってからなんですよ。幸運の持ち主です。
yukarin : 豪さんすげえ!
Yumiko : なんか持ってんじゃないですか?
yukarin : ちょうだいちょうだいちょうだい!
Yumiko : 俺にも恩恵を! - ――ハイパーさん、二度目に会った時点で「私たち、豪さんのおかげで売れかけてるんです!」って言ってましたからね。まだ早いよっていう(笑)。
-
Yumiko : ああ、売れかけちゃった。完全に売れかけた。
yukarin : めっちゃきてたからね。完全、ない流れが来たから。
Yumiko : もう売れました。
yukarin : 売れたね。
Yumiko : 売れてます。だってNegiccoさんとCD出せるんだもの!
yukarin : ホントですよ! - ――ガッツクのが早すぎるんですよ(笑)。
-
yukarin : えーーーっ、そうなんですか?
- ――たとえば、HMVからCD連続リリースが決まったって正式発表する前に『HMV』って曲を作って歌ったりとか。
-
yukarin : それはやっぱり作らないとなって。
Yumiko : ただ、「作ったから歌って」って言われて、歌ってただけです。
yukarin : 私たち、直前まで何も知らされないんです。Negiccoさんとのスプリット盤が出るよって言われたのもそうで……。 - ――じゃあ『HMV』を歌ってるときも、HMVでCDを出すみたいなことは知らなかったんですか?
-
yukarin : 知らなかったです。ただ、タワーレコードさんをモチーフにした『パワーレコード』って曲があるから、HMVさんバージョンもできたのかな、みたいな感じで。だから、いつもお客さんと知るタイミングがさほど変わりがない。
Nao☆ : Negiccoも、そういう連絡がほぼ回ってこないので。
Kaede : そうなんですよ。
Nao☆ : 知るのがホントにギリギリなんです。
Megu : 公式HPを見て確認して。
yukarin : 私も私も!
Yumiko : 俺らもー! - ――意外とどこもそうみたいですね。
-
yukarin : CDはどうですか? 私たちは自分たちで買いに行ったときに、初めて「ハッ、こうなんだ!」って思ってたんです、昔は。
Nao☆ : マネージャーだと前日とかに渡されたりしますけど、タワレコさんはちゃんとしてくださいます。
Yumiko : マネージャーさん、文句言われてますよー。
Nao☆ : ウチのマネージャーも忙しいので気持ちはわかるんですけど。
Yumiko : ディスられてますよ! - ――そこを掘らない(笑)。
-
Nao☆ : だから私がリーダーとして、私ができることは私から連絡してます。
yukarin : やっぱりそうですよね、ツイッターとかで知りますもん、私たち。ツイッターすげえと思って。
Nao☆ : ツイッターいいですよね。
yukarin : 便利ですよね! - ――自分たちのスケジュールを知るために。
-
yukarin : そうなんです、あれすごい便利!
- ――で、コラボの話ですよ(笑)。
-
Yumiko : コラボはね、コラボしたら嬉しいっていう人と、うれしくない人がいるわけじゃないですか。だから、今回は嬉しい。Negiccoさんだから。
yukarin : そう。こう見えても、なんでもいいってわけじゃないんです。
Yumiko : なんでもよくないよ、こだわってる。マジこだわってる。
yukarin : Negiccoさんとやりたかったです。だから嬉しい。
Negicco : ありがとうございます! - ――ネギ姉さんとしても仲良くなれそうですか?
-
Nao☆ : 話しやすいので。あと盛り上げてくださいますし。
Megu : 元気になりますよね。
yukarin : ホントですか? 引かれてるわけじゃなくて?
Megu : いや、直接お話してるわけじゃないのに、同じ控室にいて話を聞いてるだけで楽しくなります。
yukarin : え、聞いてた?
Yumiko : Sadachiの悪口ばっかだからね。
yukarin : 基本それだよね。
Yumiko : うん。「おまえのケツ、デカすぎじゃね?」って言ってたり。 - ――hy4_4yhがすごいのは、このキャラに裏表がないっていうか、常にこの調子ってことですよね。
-
Yumiko : えっ、Negiccoさんは違うんですか?
- ――いや、Negiccoもそのままなんですけど、ハイパーさんは路上で会ってもこの調子っていうのに驚きました。大晦日ライブのとき、ボクがNegiccoに差し入れして自転車で帰ろうとしたら、路上で捕獲されて。
-
Yumiko : 見つけましたよ!
yukarin : そうなんです、Yumikoが見つけたんですよ。
Yumiko : あれを逃すかって言って。 - ――まずタクシーから大声で叫んでるんですよ。
-
Yumiko : 「吉田豪さーん!」って。
- ――明治通りで大騒ぎしてるから自転車を止めたら2人が走ってきて、「豪さーん! 写真撮っていいですか!」って。そんなとき、Sadachiさんがひとりでお金を払って、トランクから荷物を出して、完全にマネージャー役をやってて。
-
yukarin : そうそう、荷物のこととかすっかり忘れてて。
- ――で、写真もこのふたりだけが撮ってて。
-
Yumiko : Sadachiはカメラマン。
- ――ホントいつでもそういう役なんだっていう。
-
Nao☆ : このバランスが素晴らしいですよね。
yukarin : えー、ひとり違くない?
Nao☆ : こっちもそういう感じなので。 - ――Kaedeさんだけ、ちょっと違うキャラなんですよね。
-
Nao☆ : ほら、顔を突っ込むパネルとかあるじゃないですか。
yukarin : あるある、ご当地系の。
Nao☆ : あれで「あー、あったー! 撮って撮って!」って言うと、「信じられない」って感じで。
yukarin : 信じられないの?
Nao☆ : 「絶対に無理」って。
yukarin : なんでなんで?
Kaede : いや、いいやって。
yukarin : 顔を入れられない?
Yumiko : 一番好きそうなのに。強がってんじゃないの? - ――Kaedeさんは一番の毒舌と言われてますからね(笑)。
-
yukarin : そうなの? ホントに怖い人って静かに怒るんですよ。そっちタイプ?
Kaede : そんな怖くないです(笑)。
Nao☆ : 普通に、鋭い、嫌じゃないツッコミをサッと入れてくれる。思ったことをその場で言うタイプです、ネチネチしてない。
Yumiko : それ、いい人!
yukarin : サッパリ系?
Nao☆ : サッパリ系。
yukarin : それが一番いい!
Megu : 基本的にNegiccoみんなそんな感じだよね。
Nao☆ : 女の子って、女の子特有の嫌な感じがあったりして。
yukarin : あるよ、女子校だったもん、私たち。
Yumiko : うん。レズがいっぱいいました。
yukarin : その話して!
Yumiko : その話はいいとして。
yukarin : じゃあ今度じっくりと。
Nao☆ : ケンカするといつまでも引きずるとか、そういうのが嫌で。だからケンカするときはサッパリとケンカして、ケンカして気まずくなっても何分か後には普通になってたりするので。 - ――Kaedeさんが荷物を投げたときも、すぐに和解して。
-
yukarin : 荷物投げたんですか!
Yumiko : ものに当たっちゃう人ですか?
Nao☆ : かなり大ゲンカして。やっぱり年の差があると、親しき仲にも礼儀ありっていうか。それで私も悪いこと言っちゃったし、こっちもこっちで私が気に障る感じだったので、言い合いになって。かえぽが「私、辞める!」とか言い出して。そしたらうしろからポーチがバーッて飛んできて。
Yumiko : こわーい!
Nao☆ : でも、ホントにそれぐらいなので。基本、私がリーダーだからピリピリしちゃうときがあって、私が爆発しても、ふたりが冷静に、何ごともなかったようにちゃんとフォローしてくれたりするので、やりやすいんですよね。
yukarin : すごーい! 助け合い!
Nao☆ : ひとりがそうなっても、周りがお互い支え合ったり、対処もわかってるので。 - ――ハイパーさんも、Sadachiさんがそういうフォローをしたりすることはあるんですか?
-
yukarin : Sadachiさんは基本、ホントに何もやりません(キッパリ)。
- ――今日もまだ何もしゃべってないですから。
-
yukarin : 「あ、いたんだ」っていう感じにいつもなるんですけど。
- ――Sadachiさんも何か主張しましょうよ!
-
yukarin : Sadachiさん、なんか言える?
Sadachi : 大丈夫。 - ――大丈夫なんですか(笑)。
-
Yumiko : 言いたいことある?
Sadachi : 大丈夫大丈夫。 - ――こうやって何も言わないキャラに徹するのもすごいですよね。
-
yukarin : だから、Sadachiさんって得してて。
Yumiko : ホントに得してる! - ――基本、告知係なんですよね。
-
yukarin : 告知係なんですけど、最近は告知もやめてる。
Yumiko : だって噛むから。 - ――そうなんですか!
-
yukarin : 大事な告知なのに間違えるの。
Yumiko : そう、唯一しゃべりどころなのに噛むんですよ。
yukarin : だからね、1回もしゃべらないライブとかあるよね。
Kaede : 私も!
yukarin : ある?
Nao☆ : かえぽは突然いなくなるんですよ。
Yumiko : なんでなんで?
Nao☆ : 3人でMCしてて、「なんとかだよねー」って見たらいなくて。
yukarin : どこ行っちゃうの?
Kaede : マネージャーが「Kaede、Kaede」って呼んでて、行って伝達事項を全部聞いて、ふたりに伝えるんですよ。
Nao☆ : あと1分ぐらい水飲み休憩をうしろでしたり。
yukarin : 超自由じゃないですか!
Kaede : ラジオやってるんですけど、ラジオで1回もしゃべらないときあるよね。
Nao☆ : ラジオの収録が終わって、実際にラジオのスピーカーから聴くと、母がそれ聴いて、「今日かえぽいたの?」って。
Kaede : 最近、ユーストがあるから、なんとか存在を伝えられるんですけど。
yukarin : 話を聞くのが好きなんですか?
Kaede : ふたりの話をがすごい面白いので、邪魔したくないと思っちゃって。
yukarin : Sadachiさんと似てる! Sadachiさんは私たちのファンなんですよ。
Yumiko : なんか、気持ち悪いぐらい好いてくるんですよ。
yukarin : 「この服が似合いそう」とか言って。
Yumiko : 押しつけてくる。「これはYumikoに似合う!」って言って、偏った愛情を押しつけてくるんです。
yukarin : 「この服、可愛いね。似合ってる!」とか。
Yumiko : で、最近インタビューに答える機会があって、そのとき知ったんですけど、「私はふたりのファンで、会話を聞いてるのが楽しいんです」って言ってるのを聞いて、怖いと思いました(キッパリ)。
yukarin : 怖いよね。
Yumiko : マジ引いたよねー。
yukarin : マジ怖かったー!
Yumiko : マジキモいヤツいるから!
Nao☆ : でも、好きって言われると嬉しいですよね。
yukarin : 嬉しいけどSadachiは怖いよ、同じグループなんだから。
Nao☆ : そんなに自分のこと好きでいてくれるって嬉しいと思う。
yukarin : 優しいね。
Yumiko : 寛大だよ。アタイらバカにしてばっかいたよ、器がちっちゃいね。 - ――そういうSadachiさんイジりは昔からなんですか?
-
yukarin : 聞いてください! Sadachiさんが一番最初リーダーだったんです。で、勘違いしてたの。自分は一番なんでもできるってSadachiさんは思ってた。
Yumiko : ああ、思ってた思ってた!
yukarin : だから「私がセンターじゃないなんて考えられない」みたいな感じで。
Yumiko : 「私が歌わないなんて考えられない」って思ってたんですよ。
yukarin : 基本、そっちタイプだったんですよ。それが、だんだん私たちに牙を折られて。
Yumiko : そう! 「おまえ、ホントはなんもねえだろ!」って教えてやって、この地位を築きました。
yukarin : Sadachiの地位を築きました。
Yumiko : ホントになんもない(キッパリ)。
yukarin : そうなんです。だから、だんだんこうなっていきました。でも、Sadachiさんはこれで一番得してます。だって、何もしゃべれらないし主張しない、イコール害がない、イコールバレないっていうことになるんですよ。 - ――え、裏には何かあるんですか?
-
yukarin : Sadachiはなんにもできない。それがバレない。
Yumiko : たとえば、「あの子、なんもしゃべらないから、あれにはわけがあるはずだ。ホントはしゃべらせたら面白いはずだ」とか。
yukarin : 「何かすごい才能があるんじゃないか」とか。
Yumiko : そういう期待をさせるんですよ、しゃべらないから。
yukarin : 「なんだあの子、気になる」みたいな。
Yumiko : でも、いざしゃべったらホントになんもない。それを、みんなに教えたい!
yukarin : みんなに主張したいんです!
Yumiko : ひとりのお客さんがすごい的を射たことを言ったんです。「Sadachiさんの歌声は空っぽなんですよ!」って。だから、「なんでSadachiさんは歌わないの?」っていう方には、その答えを言いたい!
yukarin : そうだね。
Yumiko : 歌は伝えるもの! 響くもの! Sadachiの歌声では響かない!
yukarin : お客さんがそう言ったから、しょうがないよね。
Yumiko : これはしょうがない。
yukarin : だからSadachiさんはステージを降りてるから。
Yumiko : 「諦めてるー」ですから。
yukarin : ああ、真矢みきの逆ね。
Yumiko : そう、真矢みきさんの逆。
yukarin : でも、なぜかSadachiのことを応援してる人が一番多いんじゃないかなって。
Yumiko : 嫁にしたいナンバーワンですから。
yukarin : たぶん、みんなが嫁にしたいんですよね。
Yumiko : やっぱ腰をくねらせてるから。
yukarin : 腰に安定感があるから。たぶん安産型ですよ。
Nao☆ : 私はしゃべればしゃべるほど、自分が行きたくない方向に空回りしちゃって。自分も一番年上だから、ホントはおとなしくて清楚なお姉さんに見られたいって気持ちはあるんですけど……。 - ――そんなのあるんですか!
-
Nao☆ : でも、わざと面白くしてるとかじゃなくて、ホントに盛り上げようとすればするほど空回りして、「あんたMC直しなよ」とか言われたりして。
yukarin : 誰にですか?
Nao☆ : ファンの人に。「今日のMCも微妙だったな」とか。
yukarin : そんなこと言われるの?
Nao☆ : 長年やってきたからこそ、今日は新潟から来て、車で何時間かかってとか、そういう話をしても面白くないんだなっていうことに気がついて。なんか知らないけど、普段の生活みたいなMCをすると、なんかウケちゃうんですよ。
yukarin : ウケちゃう。いいな、うらやましいな。
Yumiko : ウケてえ!
yukarin : なんかウケちゃう、すげえ!
Nao☆ : ウケてるかはわかんないんですけど、それをちゃんと止めてくれる係と、うしろからずっと見てる係がいて。ホントはあんまりバカキャラに見られたくないし……。 - ――最近の空回り&逆ギレMCも面白いですよ。
-
Nao☆ : それが逆にネタに思っちゃうのが……。
yukarin : キレなきゃ、みたいな?
Yumiko : カンニング竹山的な?
Nao☆ : お姉さんって見られたいのに、ホントはしゃべりたくないのにっていうところは実際ちょっと悩んだりしますね。
yukarin : Sadachiぐらいの位置はどうですか?
Nao☆ : ちょっと憧れます。 - ――そこは憧れなくていいですよ!
-
yukarin : ダメだよダメだよ! Nao☆さんしゃべらないと。
Nao☆ : 傷つきやすいんですよ。
yukarin : わかる、一緒だ!
Yumiko : 俺らも俺らもー!
Nao☆ : しゃべると、逆に「面白いね、よかったよ」って言ってくれる人もいるんですけど、逆にそれを「もっとちゃんとやりなよ」とか言ってくる人がいると、ホントはしゃべらないでいたいのにって思っちゃうときがあって。
yukarin : わかるよ、その気持ち。だってさ、私だってしゃべりたくないもん。
Yumiko : 私だってしゃべりたくないよ。 - ――……そうだったんですか?
-
yukarin : だって損ですもん。
- ――あんなにガツガツくるのに。
-
yukarin : うん、しゃべるのって損なんですよ。だって、ミスしたら大きいでしょ。変なこと言ったらいけないでしょ。で、ひと言いってサーッと引かれたりするのも怖いじゃないですか。
Yumiko : 何回もあるよ、そんなのー!
yukarin : だから、人に任せたいんですよ。だけどね、やっぱり人任せじゃいけない。人任せにすると人のせいにしちゃうの。だから自分たちで頑張らないとって思って、なんとかやってるんです。だから頑張って! でも、Sadachiさんの位置はあんまりお勧めしない。
Nao☆ : 私たちも、これが普段の私生活なので。かえぽが普段はペラペラしゃべるのにステージに立つと静かとか、そういうことではないので。だから、頑張れるかなっていうか。ちゃんとステージでも私生活を出さないといけないんだなって。
yukarin : たぶん等身大が一番自然だと思います。私たち、MCがダメってずっと言われてて。 - ――ダメだったんですか?
-
Yumiko : マジ寒いって言われてました。
yukarin : ずっと言われてたんですよ。「ステージはいいのに、MCはなんであんななんだよ」みたいな。
Nao☆ : こっちもです。
Megu : 同じですよ。
yukarin : ホントですか? - ――ハイパーさんのMCのほうがアクが強いですからね。
-
yukarin : 私たち、ライブでコントみたいなことをずっとやってたんですよ。それを受けつける人と受けつけない人の差が激しくて。1ヶ月間ライブがあったら、ライブのタイトルを決めて、1ヶ月かけて1本のコントを完成させるっていうのをやってて。
Yumiko : 「次回のライブに続く」とかやって。
yukarin : 「第三話」とか言って。だから、途中で初めて観た人には一応あらすじは言うけど、わけがわからないんです。「なんだこいつら?」みたいな。それで私たちは受け入れられなくて、それから素の自分たちでやるようになったんですよ。
Yumiko : そう、ついに素で。
yukarin : 最初、全然しゃべれなくて。ホントにしゃべれなくて。しかも2人のプライベートを全然知らないから、よくわかんなくて会話が成り立たないんです。結成して3年も4年も経ってたんですけど。
Yumiko : ヘヘヘヘ。 - ――プライベートを知らなかったんですか?
-
yukarin : 全然。いまも知らないです。
Yumiko : なんにも知らない。
yukarin : 私たちもラジオとか勝手に録ってやってて、それで「最近どう?」みたいな話をしたりするんですけど、それもしゃべれないから私たち以外にプロデューサーの方に入ってもらって、回してもらってようやく持つ感じで。でも、だんだん自分たちの素っていうか、自然のありのままにしたら……。
Yumiko : ああ、その話か。さっきの話はどこ行ったかと思ってたら。
yukarin : ごめんなさい、それホントダメなんですけど。そしたら、それがいいって言ってもらえるようになったんです。だからNegiccoさんも自然のありのままが一番いいと思います。これが言いたかった!
Yumiko : 長かったねえ、遠回りしたねえ。
yukarin : 迷っちゃうんですよ、すみません。 - ――ハイパーさんと一緒にユーストの番組とか出ると、まあコメント欄が賛否両論になりますからね。
-
Yumiko : やっぱり?
- ――「面白い」と「絡みづらい」にハッキリ分かれますね。
-
yukarin : そうなんですよ。
Yumiko : 万人受けはしない感じなんですよね。
yukarin : 「こいつらイッちゃってるな」とか。「Sadachi気になる!」とか、最近はそういうコメントすごい見たんですよ。
Yumiko : 19時女子プロレスっていうユーストのプロレス番組に出るとSadachiが人気らしいです。なんでなんですかね? - ――アイスリボンの選手と絡むと。
-
yukarin : そうなんです。だから今度、Sadachiさんはプロレスデビューするんで。そろそろプロレス転向かなって。
Yumiko : イケそう、体格が。腰が立派だから。強いと思います。
Sadachi : できません。 - ――否定するときしかしゃべらないんですね。 yukarin : そうなんです、否定するときにしかしゃべらないんで。
- ――今日で、だいぶ絆が深まった感じですか?
-
Nao☆ : こないだから。やっぱり話やすいし、面白いし。
Megu : 今日、またお話をいろいろ聞いて共通点もあるし。
yukarin : 好感持っちゃいました?
Megu : だいぶ。
ゆかり 嬉しい! - ――まあ、ちょっと絡みづらいなっていう思いもあったり(笑)。
-
Negicco : いやいやいやいや。
yukarin : 否定してくれますね(笑)。
Yumiko : そうやって言ってくれるのが、ホントにNegiccoさんはいい人。
yukarin : ホントにいい人だなってホントに思ってます、楽屋にいるときから。ホントに威圧感出されますよね、ほかの方って。 - ――誰のことなんだろう?
-
yukarin : それは言えませんけどー。
Yumiko : たとえば……。
yukarin : ダメダメダメ! 言っちゃダメ!
Nao☆ : 大きくなってくると、突然そうなっちゃった子たちとか見てきてるので、自分たちは絶対そういうふうにはなりたくなくて。どんなにいい話がきても、それに慣れちゃいけないし……。
yukarin : 偉い!
Yumiko : 私たちもそれは思ってます。天狗になっちゃいけない。
yukarin : 天狗になりようがないんですけど、ハハハハハ! - ――しかし、まさかあのCD-R音源だった『圧倒的なスタイル』が『めちゃイケ』のエンディングテーマになるとは思ってなかったわけじゃないですか。
-
yukarin : えっ、そうなんですか!
Kaede : そうなんですよ。
Nao☆ : しかも1回お蔵入りした曲が。
yukarin : どうしてお蔵入りしちゃったの?
Kaede : もともと振りに馬跳びとか入れてて。
Megu : 私がかえぽの頭をふんづけて、「ひどいよ!」みたいな感じで。
Nao☆ : 気まずくなって(笑)。
yukarin : そりゃあかんわ。
Kaede : それで、なんとなく「ちょっとこれ止めておこようよ」みたいな感じになって。
yukarin : そんな理由でお蔵入りしたんだ。
Nao☆ : そうなんです。でも、そのうちにステージの上でやる曲が限られてきてしまって。新曲ができるわけでもなかったので、そんなとき『圧倒的なスタイル』を久しぶりに聴いたら、「なんか凄くいい曲じゃない?」「これまたやろうよ」ってなって、キーも上げてもらって、音も速くしてもらって、新しくやって。『圧倒的なスタイル』のラインダンスのところは、ホントにダンスが決まらなくて。次の日だったんだっけ? もう時間がないからラインダンスでいいや、みたいな。
yukarin : すごい! その発想出てこないですもん。
Nao☆ : 適当にやったのがきっかけで、ああやってみなさんがやってくださるようになって。
yukarin : すごーい!
Yumiko : 新潟に行ったときに野外で観たじゃないですか。浜辺みたいなところにお客さんが並んでラインダンスをしてて。そのときの時刻がちょうど夕方で、太陽の光がラインダンスに射し込むんですよ。なんて感動的なラインダンスなんだろうと思って。
yukarin : 自分たちのとこにはお客さんゼロで、横からノースリーブ着て観てたんですよ。そしたら、すっごい楽しそうと思って。
Nao☆ : HMV大宮ロフトさんで『ライブアイドル入門』の発売記念インストアライブをやったときに、ラインダンスをするちょっと前ぐらいにハイパーさんが横にいらっしゃって、一緒にやりたいなと思って見たら、もうどっかに行っちゃってて。一緒にやりたかったんですよ。
yukarin : えっ、ホントですか!
Yumiko : いいんですか、行っちゃって。
yukarin : マジっすか! 言ってくれたらいたんだけどー。
Yumiko : 俺、横で観てたよー!
yukarin : 私も観てました。 - ――そんなこと言ったらこの人たち、ホントにラインダンスするためにゲリラでライブ行っちゃいますよ!
-
yukarin : ハッ! その説はすみませんでした、ホントに。豪さんのドミューンに私たち1回出させてもらったんですけど、次の回にもゲリラで行っちゃったら、ねむきゅんが困ってた。
- ――夢眠ねむさんがゲストの回にゲリラで現れてうしろにいたから、「じゃあどうぞ」ってことで出てもらって。
-
Yumiko : それは豪さんがTwitterで「明日はドミューンですよ」って教えてくれたから、そりゃね、「来ていいよ」ってことだと思ったんですよ! そしたら、行ってみてわかったんですけど、違いました。
- ――ダハハハハ! 大丈夫でしたよ(笑)。
-
Yumiko : ちょっと勘違いしちゃった。
- ――この最近はHMVの店舗周りをゲリラ的にやってるわけじゃないですか。
-
yukarin : そうなんですよ!
Yumiko : 勝手に行って。
yukarin : ちゃんと衣装を着て。で、行ってもCDがないと困るじゃないですか。置いてくれてるとは思うんですけど、怖いから。なので、最初に私たちじゃない人に見に行ってもらって、「あったよ」って言われたら、サササッと行ってご挨拶して。こないだ、知らないオッサンが私たちのCDを見てたんですよ。
Yumiko : 「オレオレオレ!」っ「これだよ!」って言って。
yukarin : そしたら、そのオッサンはNegiccoさん聴いてました。ずっとNegiccoさんのディスク回ってたんで、「まあ、それもいいよ。それ買いなよ」って言って。
Nao☆ : 見てくれてる人がいると近寄ってっちゃいますよね。昨日もカップルの人が私たちのCDを見てくれてたから、近寄ってって。 - ――声はかけないんですか?
-
Nao☆ : うん。でも、気づいてくれて。
yukarin : 私たち、そこで声かけちゃうから、がっついちゃうんだね。「これだよ」って言っちゃうんですよ。 - ――しかも、店に行くと自分たちのCDも買ってるんですよね。
-
yukarin : 買ってるんですよ! 店舗に行って「ください」って。そしたら、いまHMVさんで買うとトレーディングカードがついてくるんですけど、あれNegiccoさんの持ってますよ。
Megu : あ、私はハイパーさんの持ってます(笑)。
yukarin : マジっすか!
Yumiko : 俺は東京女子流でした。
yukarin : 私、ももクロも当たって。
Kaede : 私ももらいました(笑)。
yukarin : 一緒一緒! お店でも買ったりしてます。
Nao☆ : 私も新潟のタワレコさんは結構行ってるので、行くとNegiccoのCDだけじゃなくて、いろんなCDを月1〜2万とか普通に買ってます。
Yumiko : そんなにーっ?
yukarin : じゃあ常連さんなんですね。
Yumiko : すげー!
Nao☆ : 前、HMV大宮ロフトさんで一緒にライブしたときに空き時間があって、豪さんのコンピレーションアルバムを買いに行ったんですよ。そしたらそのときに「hy4_4yhとNegiccoの握手券がついてくるんですけど、どっちいりますか?」って言われて。気づいてもらえなくて……。
yukarin : なんて言ったんですか?
Nao☆ : それはちょっと……。
yukarin : やっぱネギネギですよね。お察ししまーす。 - ――ハイパーさんもあの日、全員でCD買ってましたよ。
-
yukarin : 買いました!
Yumiko : 買占めました!
yukarin : あのときも一緒にいたのに全然会話とかしなかったんで。
Yumiko : そうだ、ネギさんはたしかあとから来たんですよね、忙しくて。
Kaede : 挨拶できたぐらいでしたよね。
Nao☆ : バタバタしてました。 - ――でも、これから交流が始まりますよ!
-
yukarin : 楽しみですねえ!
Yumiko : 始まりますか? いっちゃいますかねえ? - ――ラインダンス目当てで乗り込みますか!
-
Nao☆ : 来てください。
yukarin : 今日、秋葉原のタワレコですよね。フフッ、行っちゃいますか? - ――嫌だったら嫌だって言ったほうがいいですよ(笑)。
-
Negicco : いやいやいや!
yukarin : 嫌だって言われたら、私たちは傷つきやすいんで。
Yumiko : そう、傷つきながら諦める。
yukarin : そのへんはね、ちゃんとします。 - ――これからもタワーとHMVでNegiccoとハイパーさんのコラボが行なわれていけばいいですけどね。
-
yukarin : 私もそう思います。
Yumiko : 思いますねえ! - ――ネギ姉さん側からは何か言い残したことありますか?
-
Negicco : …………。
- ――Sadachiさんも言い残したことありますか?
-
yukarin : 言っとけ言っとけ!
Yumiko : ないのかな?
Sadachi : いや、もう十分です。
Nao☆ : かえぽは言い残してない?
Kaede : いや、そんな……。
yukarin : かえぽがしゃべるの見てみたーい!
Kaede : ホントに何も考えてないんですよ。空っぽなんです。
Yumiko : 一緒一緒! - ――基本、ボーッとしてるって言いますよね。
-
Yumiko : Sadachiキャラ?
yukarin : 合うんじゃない?
Kaede : 聞いてるだけで、もう満足で(笑)。
Yumiko : ハハハハ、楽しそう!
yukarin : いいね、平和だね。
Kaede : 緊張するね、かしこまっちゃう。
yukarin : ぽんちゃ、何かあるんじゃないの? ありそうな顔してるよ!
Yumiko : なんでも言って、私たち隠すこととかないんで。守るものもないからさ。
Megu : 今日は元気をもらいました(笑)。 - ――昨日はバニラビーンズさんに元気をもらって。
-
Nao☆ : はい。昨日、レナさんとご飯に行かせていただいて。
Yumiko : あ、それ見た見た! 一緒に写真撮ってるの見ましたよ、ツイッターで。
Megu : 私、ハイパーさんのツイッターずっと見てます。HMVさんを回ってるとか。
yukarin : ありがとうございます。昨日行った店はすごい遠かったけど楽しかった。 - ――久しぶりのCD発売でテンション上がってるのは伝わりますよ。
-
yukarin : ホントですか? すごい楽しいんですよ。
- ――「CDが出た! このチャンスを逃してなるものか!」っていう。
-
yukarin : ホントですよ!
- ――ハイパーさん、このチャンスを逃さない感が強いですよね。 『ライブアイドル入門』でもPVを勝手に作ったりとか。
-
Yumiko : いや、豪さん、あれは私たちの感謝の気持ちなんです。そうだ、これが言いたかった! 豪さんにはがっついてると思われてると思うんですけど、私たちは感謝してるんです!
Yumiko : そうなの!
yukarin : たぶん豪さんに会う前のほうがもっとがっついてました、違う意味で。もうガッチガチで。だからライブは勝負みたいな感じで、全然楽しくないし。セットリストもいつも一緒だったんですよ、いつも勝負かけてたから。
Nao☆ : 私たちもそうです。
Yumiko : ホントですか?
Nao☆ : 1回1回が勝負だと思ってたからこそ、あえてヘタに見えないような曲をやらなきゃって思ってたから、毎回同じ曲になって。
yukarin : そうなんですよ!
Nao☆ : それでどんどん人がいなくなって。
yukarin : そうなんですよ!
Yumiko : 一緒一緒! それ一緒!
yukarin : 文句言われたりしてね、「この曲やりすぎ」って。でも、私たちはその理由も説明できなかったし、「いま私たち勝負どきだから、お願い、待ってて」って思ってたんですけど。
Nao☆ : 勝負曲を選んでるのに、それが逆にファンの方からは嫌われちゃって。
yukarin : 「またこれ来たか」みたいな。たしかに申し訳ないんですけど、だけどちょっと待っててっていう気持ちでいたら、それが何ヶ月も続いて。で、自分たちも疲れ果てて。でも楽しもうって思ったときに、豪さんにめぐり合いまして。だから感謝してるんです、がっついていません! そこお願いします! - ――わかりました!
-
Yumiko : 命の恩人になったんです、私たちの。
yukarin : 豪さん、神々しいです。 - ――PVで勝手にボクの写真を使ってたのは、そういうことだったんですね。
-
yukarin : ああ、ちょいちょいそういうとこあるんでしょ。
Yumiko : Pが「椅子を振りかざしてる、あの写真は素晴らしい!」って言ってて。プロレスファンから見ると素晴らしいんだそうです。「あの写真は素晴らしい!」ってPのブログに書いてありました。
yukarin : そうなんです。だから私たちは感謝をしてるんです。それを伝えたいんです。だから頑張ります。 - ――苦労の長い人たちが報われていく瞬間って一番グッとくるんですよね。
-
yukarin : おぉーっ、そうなんですか!
Yumiko : ワシらのことじゃないですかー! この2組のことじゃないですかー!
yukarin : ほかにいますか? 長くやってるグループって。 - ――メンバーチェンジしてるグループなら他にもあるけど、オリジナルメンバーで人数が減りながらも地道に続けてるのは、この2組だろうなって。
-
yukarin : どんどんいなくなりましたよね、周りは。
- ――アイドル戦国時代に突入する前に力尽きちゃって。そして、残った2組がようやく浮上のチャンスをつかんだわけですよ。
-
Yumiko : そうなんですよ。どんどんいなくなりましたけど。よかったですね。
Nao☆ : よかった。夢を叶えた人は夢を諦めなかった人だと思って。
yukarin : その通り! いま鳥肌が立ちましたよ!
Yumiko : オイラも! ほら!
yukarin : 大丈夫だよ、見せなくても。
Yumiko : ウォルト・ディズニーも言ってる、夢が叶うって。 - ――だいぶシンプルな話になってますけど(笑)。
-
yukarin : ウォルトが言うんじゃ間違いないね。これから秋葉原に行かれるんですよね。
Nao☆ : はい。
yukarin : 頑張ってください。
Negicco : ありがとうございます。
Yumiko : いつか行っちゃいますから。
Nao☆ : 一緒に行きたいです!
yukarin : ご迷惑だったら言ってくださいね(笑)。 -
インタビュアー●吉田豪
2月某日、ローソンHMVエンタテイメント会議室にて
Yumiko : 面白いねー。今日はいい日です。
yukarin : ホントです、今日はいい日!
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『ハイパーヨー盤 4』
2012年05月16日
HMVオリジナル特典『未発表音源「H・M・V」CD※プレス盤』
「これがROCKへのアイドル側からの返答だ!」
「オルタナティブ・アイドルによる真実のロックンロールアルバム。」
☆3人組のPUFFYとも称される元祖オルタナティブ・アイドルhy4_4yh(ハイパーヨーヨ)が遂にフルアルバムを全国リリース!!全10曲オールA面、捨て曲無し!10年世代のリアルなロックンロールアルバムがアイドルの手によってここに誕生!
[収録曲]
01. POWER RECORD (ALBUM MIX)
02. U☆CHU (ALBUM MIX)
03. We♡OT (Re ARRANGE ver.)
04. 44BEAT
05. GOOD YER YA_AY’S
06. ファイトの子
07. ゆけゆけGOGO女の子!!(ALBUM MIX)
08. らんらん♪ビート
09. 冒険ラプソディー
10. MUSIC MASTER
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『ゆけゆけGOGO女の子!!』
2012年04月04日
ヨーヨの日4/4に444円、444枚限定でリリース!
ライブでも定番の超盛り上がるロックンロール・ナンバー
【タイアップ決定!】
日本テレビ系「PON!」4月エンディングテーマ
【放送局/放送エリア】
日本テレビ系「PON!」 毎週月曜日〜金曜日放送(10:25〜11:25)
http://www.ntv.co.jp/pon/
エンディング:音のみ30秒
OA期間:4/2(月)〜4/27(金)
日本テレビ(東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城・群馬・栃木・山梨)
静岡第一テレビ(静岡)
中京テレビ (愛知・三重・岐阜)
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【HMVオンライン・Loppi共通特典付同時購入セット】『We ♡ OT / 完全攻略』 『ハイパーヨー盤3〜夏の章 & 冬の章』
2012年03月21日
HMVとがっちりタッグを組み、吉田豪氏をスーパーバイザーに向かえ、4ヶ月連続で作品をリリースする事を発表している「hy4_4yh」。第2弾リリースは、なんと「Negicco」とのスプリットシングル!「Negicco」といえば、TOWER RECORDSのアイドル専門レーベル、T-Palette Records所属で注目を集めるライブアイドルだ。両グループ共、昨年ローソン・HMV独占でリリースされた吉田豪監修のライブアイドル入門コンピにそれぞれ楽曲が収録され、全14組のアイドルの中、抜きん出た高評価を得たユニット、という経緯があり、今回のスプリットシングルリリースに至った。それぞれHMV盤、TOWER RECORDS盤の2形態でのリリースとなり、HMV盤は全国のHMV(ONLINE含む)とローソン(Loppi)にて限定販売、TOWER RECORDS盤は全国のTOWER RECORDS(ONLINE含む)にて限定販売される。両アーティストとも2/22に見逃し厳禁な、新作CDのリリースを予定している。また「hy4_4yh」は、リリース第一弾の時と同様、これまで一般流通させてこなかった、3rdアルバム『ハイパーヨー盤3〜夏の章』と4thアルバム『ハイパーヨー盤3〜冬の章』を2in1のCDとしてローソン・HMV先行で同時リリースすることが決定!今回同時にリリースとなる[ローソン・HMV独占盤] hy4_4yh / Negicco『We ♡ OT / 完全攻略』と[ローソン・HMV先行発売]『ハイパーヨー盤3〜夏の章&冬の章』を、HMVオンラインにて同時購入すると、hy4_4yhのサイン入りポストカードが付いてくる!
![【HMVオンライン・Loppi共通特典】hy4_4yhサイン入りポストカード](https://img.hmv.co.jp/news/image/hmv_pc/12/0221/news1629165.jpg)
※hy4_4yh / Negicco『We ♡ OT / 完全攻略』+ 『ハイパーヨー盤3〜夏の章&冬の章』 同時購入特典のhy4_4yhサイン入りポストカードは、「HMVオンラインオリジナル特典」付きのセット販売商品のみに付きます。単体で2点ご購入いただいても特典の対象となりません。
※HMV店舗とは特典が異なりますので予めご了承下さい。
HMV店舗の同時購入特典は「hy4_4yhサイン入りA2ポスターカレンダー」
![【HMV店舗特典】hy4_4yhサイン入りA2ポスターカレンダー](https://img.hmv.co.jp/news/image/hmv_pc/12/0221/news1631108.jpg)
※こちらにサインを入れてお渡しします!
※HMVオンラインでは「サイン入りA2ポスターカレンダー」は付きませんので予めご了承下さい。
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【TOWER RECORDS盤】『完全攻略 / We ♡ OT』
2012年03月21日
※ こちらのTOWER RECORDS盤は全国のTOWER RECORDS(ONLINE含む)にて限定販売されます。
※ HMVでの販売は御座いませんのでご注意下さい。
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『Negicco 2003〜2012 -BEST- 』
2012年02月22日
Negicco ファン待望!初のベスト盤
アイドル専門レーベル「T-Palette Records」より、今年で活動9 年目を迎えるNegicco 初のベスト盤「Negicco 2003〜2012 -BEST-」全国発売決定! 2003年の結成からT-Palette Records以前の数多くリリースされた楽曲から17曲をセレクトしリマスタリング。さらに新曲1曲を加えた全18曲を収録。デビュー曲「恋するねぎっ娘」から、今やライブの定番となっている名曲「圧倒的なスタイル」「完全攻略」など、まさしくNegicco、8 年間の集大成ともいえるBEST盤!今回、厳選したT-Palette Records 以前に発売されたNegicco の楽曲は、すでに入手できなくなってしまったものから、ライブ会場でCD-R での販売に限られているものなどが殆ど。この「Negicco 2003〜2012 -BEST-」の全国発売で、これまでずっとNegicco を応援し続けていただいているファンから、T-Palette Records での発売以降、クオリティ高い楽曲とパフォーマンスにご注目いただいたファンの方まで、8年に渡る彼女たちのキャリアをより一層お楽しみいただけるようになります。 2012 年はNegicco から目が離せません。
[収録曲]
01. Party on the PLANET
02. 圧倒的なスタイル
03. スウィート・ソウル・ネギィー
04. ネギさま! Bravo☆
05. プラスちっく☆スタ−
06. ねぎねぎRock〜 私をお家に連れてって〜
07. アノソラヘ
08. My Beautiful Life
09. Summer Breeze
10. 君といる街
11. EARTH
12. SKY
13. Disco!! The Negicco
14. 完全攻略
15. Falling Stars
16. トキメキ★マイドリーム
17. Anniversaries
18. 恋するねぎっ娘
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【HMVオンライン・Loppi共通特典付同時購入セット】『U☆CHU / ミルクセーキとポップコーン』 『ハイパーヨー盤 +続ハイパーヨー盤』
2012年02月22日
2011年夏にローソン・HMV独占でリリースされた吉田豪監修のライブアイドル入門コンピ。その収録アイドルの中でもひときわ反響のあった、ライブアイドル界注目のユニット「hy4_4yh」(ハイパーヨーヨ)とHMVががっちりタッグを組んだ!2月〜5月まで、4ヶ月連続で作品をリリースする事が決定している! その第一弾がこれ!通算10枚目のシングルが[ローソン・HMV独占盤]として販売される事が決定しました!さらにこれまで一般流通させてこなかった、1stアルバム『ハイパーヨー盤』と2ndアルバム『続ハイパーヨー盤』が2in1のCDとなってローソン・HMV先行で同時発売されることが決定!今回同時にリリースとなる[ローソン・HMV独占盤] 『U☆CHU / ミルクセーキとポップコーン』と[ローソン・HMV先行発売]『ハイパーヨー盤 +続ハイパーヨー盤』を、HMVオンラインにて同時購入すると、hy4_4yhのサイン入りポストカードが付いてくる!
![【HMVオンライン・Loppi共通特典】hy4_4yhサイン入りポストカード](https://img.hmv.co.jp/news/image/hmv_pc/12/0201/news1909165.jpg)
※『U☆CHU / ミルクセーキとポップコーン』+ 『ハイパーヨー盤 +続ハイパーヨー盤』 同時購入特典のhy4_4yhサイン入りポストカードは、「HMVオンラインオリジナル特典」付きのセット販売商品のみに付きます。単体で2点ご購入いただいても特典の対象となりません。
※HMV店舗とは特典が異なりますので予めご了承下さい。
HMV店舗の同時購入特典は「hy4_4yhサイン入りA2ポスターカレンダー」
![【HMV店舗特典】hy4_4yhサイン入りA2ポスターカレンダー](https://img.hmv.co.jp/news/image/hmv_pc/12/0201/news1911398.jpg)
※こちらにサインを入れてお渡しします!
※HMVオンラインでは「サイン入りA2ポスターカレンダー」は付きませんので予めご了承下さい。
![](https://img.hmv.co.jp/image70/format/formatdesc1m_1.gif)
2011年08月31日
アイドルというジャンルだけで見下す自称・音楽好きみたいな人種が大嫌いで、当たり前だけどアイドルポップにも一流から五流まであって、いいものはいいわけですよ。で、世間的な知名度はほとんどないかもしれないけど、ちゃんとした人が曲を書いてたり、そうじゃなくても奇跡が起きた楽曲は多々あるから、そんな曲に正当な評価を!というモチベーションで選曲しました。いい曲を歌っている人たちが、ちゃんと報われて欲しい!
吉田豪
[収録曲]
01. ミラクル♡プランができちゃった! (ちゃーみー♡くいーん)
02. Kiss + kissでおわらない (でんぱ組.inc)
03. スウィート君にガンバるちゃん (Cu+Be)
04. 恋愛サーキュレーション (小桃音まい)
05. シンクロニシティ (Julie Watai)
06. 圧倒的なスタイル (Negicco)
07. tengal6 (tengal6)
08. LOVEずっきゅん (L-mode Feat. Stylish Heart)
09. 恋のおねだり人形 (たれめのロリーズ)
10. スパイスィ→カレー (ミ★pop)
11. ネライ撃ち! (メグリアイ)
12. ドキッ!こういうのが恋なの? (えり〜な)
13. Power Record (hy4_4yh)
14. 時代はサーカスの象に乗って (制服向上委員会)
05年結成のユカリン、ユミコ、サダチからなる「3人組のPUFFY」とも称される実力派オルタナティブ・アイドルユニット。3人3様のチャーミングでファニーなキャラクターと、一度聴いたら頭から離れない、キャッチーで完成度の高い良質なサウンドとがユニークなコントラストを絶妙なブレンドで描き出し、唯一無二のハイパーヨーヨワールドを作り出している。特に、現在までに優に500本を超えるLIVEは本格派ROCKアーティスト顔負けのパフォーマンスを展開し、また合間に入るユカリン、ユミコによるMCもトークだけ聞きにくるファンもいるというぐらい、トークスキルも高い。作品としては、これまでにアルバム4枚。Maxiシングル9枚をリリースしており、Maxiシングルにおいては9枚連続、全シングル、オリコンデイリーチャートにチャートインを果たしている。また、楽器メーカーのギブソン社傘下のEpiphone公認ユニット「エピフォンガール“ハイパーヨーヨ”」や石丸電気公認ユニット「石丸っ子クラブ」などの変名ユニットも同時進行中。江崎マサル全面プロデュースのもと、まさにハイパーに活動中。
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2003年7月、やわ肌ネギキャンペーンのユニットとして「Negicco」を結成。キャンペーンソング「恋するねぎっ娘」でCDデビュー。NHKのポップジャム出演をきっかけに全国的に注目される。 2005年、古町音楽祭で古町をイメージした「Falling Stars」がグランプリを受賞。2006年〜2009年「Team ECO」(地球環境を整える)のCMに出演。 2009年新潟国体のイメージソング「がむしゃらな風になれ」の歌とダンスの啓蒙で国体を盛り上げる。インターネットTV、GyaOの「勝ち抜きアイドル天国」に出演、計6週のチャレンジで見事グランプリを獲得。 2010年7月「プラスチック☆スター」「ねぎねぎROCK」を全国リリース。 11月埼玉県深谷市で行われた「全国ネギサミット」に出演、全国のネギ産地にNegiccoの名を知らしめる。 12月都内で行われた地方アイドルNo.1決定戦でグランプリ受賞、見事地方アイドルの頂点に君臨。 NHK「Bizスポ」、TBS「はなまるマーケット」「さんまのSUPERからくりTV」、テレビ朝日「ワイド!スクランブル」、日本テレビ「マイノリティー・リポート」「スッキリ!!」等各局に取り上げられる。
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