2012年3月1日 (木)
- ――まずは初めての読者も多いと思うので、ユニット名の由来を教えてください。
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ゆかりん:あたしたち、最初はOTOMEDっていうグループだったんです、その日に結成して解散してっていうようなグループで。でも、そのライヴやるのにも練習したんだよね。
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ゆみこ:1ヶ月くらいした。
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ゆかりん:で、そのライヴが終わって、1人辞めて、新しい人が来て……。次にひとみちゃんが入ってきたんですけど、その時はヨーヨっていう名前になってました。
- ――その時のグループ名の候補って?
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ゆかりん:ペンタゴン!
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ゆみこ:かさぶた! クリオネ! あと、7-2っていうのもあった。5人だから7ひく2!
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ゆかりん:その中で唯一マシだったのが、ヨーヨっていう名前で、それはただ顔文字に見えるっていう理由だったんですよ。それで、ヨーヨで5人で半年ぐらいやったんですよ。でも、その後4人になった時に名前を変えなくてはいけないことになって、だったら、ヨーヨよりさらにやってやるぜっていう意味で、「ハイパー」を付けることになって。ちょっとあの玩具と問題起きるかなって思ったけど、問題起きるぐらいビッグになればそれもいいかなって。そのうちグループ名の由来を聞かれるようになって、それで、何々しようよ、がいいんじゃないって。
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ゆみこ:だから後付けなんですよね〜、ホントは。
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ゆかりん:でも、今はその想いが、本物になってきてるなってと思います。
- ――ハイパーヨーヨといえばライヴですが、最近のライブの拠点は?
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ゆかりん:それは、完全にあそこしかないんじゃない。
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ゆみこ:言って言って〜。
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3人:DRESS AKIBA HALL。
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ゆみこ:あれの独演会があしらの拠点です!
- ――それはいつぐらいから?
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ゆみこ:あたし、めっちゃ覚えてる。2011年の6月からです。
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ゆかりん:最初は期間限定で夏だけでやるっていうことだったんですけど、調子良かったら定期的にやろうかって話で。
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ゆみこ:調子良くなっちゃったんですよ、それがー。半年以上きちゃいました。
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ゆかりん:なので、もう20回以上やらせてもらってます。
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ゆみこ:あとは六本木のモーフ東京さんでもずっとやらせてもらってます。
- ――最近、DRESS AKIBA HALLは入れなくなってきてますね。
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ゆかりん:ここ2回ぐらいヤバいです。あえて言葉にすると緊張しちゃうから、いつも通りにやろうって思ってなんですけど、出てる自分たちが一番びっくりしてるっていうか。
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ゆみこ:やってることは何も変えてないのに、あー、やっぱそれは知ってもらえるって凄いんだなって。
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ゆかりん:感謝してます。だって、HMVさんとのコラボタッグを発表してからですよ、この流れは。びっくりしたのが、タッグを発表したのが、その日の5時からだったじゃないですか。そしたら4時くらいから、フォロワーにHMV、HMV、HMV、HMVって。めちゃめちゃHMVで染まって。うわー、こえー、こえーってなって。何かが起こる前触れじゃーって。発表したら、またダーンってフォローがついて、凄い興奮しちゃって。その日は凄い疲れちゃいました。
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ゆみこ:そう、喜びで疲れたなんて初めて。
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ゆかりん:そうなんです。その時はレコーディング中だったんですけど、生茶をいっき飲みしました。
- ――その時は3人一緒?
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ゆかりん:そうです。それでお祝いにタイ料理を食べに行ったんですけど、みんなグッタリで。 美味しいねって言いながら、3人ともずっとツイッターばかりで。
- ――リリース期間が空いている時に、吉田豪さんのコンピ参加の話になったわけですが、「SPEEDY WONDER」からリリースが期間が空いて、ライブの動員にも波があるような時期、どんな感じだったのでしょうか。
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ゆかりん:じゃ、チーチャンから。
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さだち:あー、今日少ないねーぐらいの感じですね。落ち込んだりしませんでした、とくに。
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ゆみこ:さーすがチー様。
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ゆかりん:あたしたちは、まぁお客さんの波はありますけど、そこに山があるから登るっていうか、そこにステージがあるから歌う、お客さんがいるから歌うっていう、そういう気持ちは、結成当時から変わってないです。お客さんの多い少ないにかかわりなく、やることはいつも一緒です。ただライブをしていることが楽しいんです。
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ゆみこ:そうなの。それしかないからね、やることが(笑)。あたしは、ユカリンってライブがなかったら死んでると思う(笑)。
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ゆかりん:わたしはほんと無趣味で、ほかに興味があることもひとつもなくて、だからライブしてることが楽しいし、たとえ元気がない日でもライブをすると元気になるし、だからリリースはなかったですけど、常に自分たちの目標はあったので、そこに溺れることはなかったです。
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ゆみこ:そうなの、聞いて、聞いて。「SPEEDY WONDER」の発売後に、私たちに大きなオーディションの話があって。それに向けて凄い頑張ったよね。
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ゆかりん:そう、ライヴは続けていけるけど、このままでは駄目なんだという気持ちが強くあって。自分たちが変わっていかないと駄目なんだって、心の底から悟ってしまったんですよ。やってるだけでは駄目だったんだって。
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ゆみこ:そっからユカリンのスパルタが始まったんですよ。
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ゆかりん:ベシベシベシ!
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ゆみこ:ここはもっと揃えて!みたいな
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ゆかりん:あたし凄かったよね。
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ゆみこ:そう、毎回ビデオ撮って、毎回3人で秋葉原で観て。
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ゆかりん:知ってました、その時、ちゃんゆみずっと寝てたんですよ(笑)。こいつ頭おかしいんじゃないかって! でもとにかく、そのオーディションに向けて、私たちひとつひとつ見直していこう、新しいもの作っていこうぜ、って気持ちになって、1曲1曲、何十曲もある曲を全部見直して、プロデューサーに教えてもらいながら。それまでは、教えてもらうってことがあまりなくて、全部自分たちの解釈でやってたんですけど。そしたら…
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ゆみこ:グルーヴ?
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ゆかりん:それそれ。私たちにはグルーヴがないって、1日100回ぐらい言われて。グルーヴってなんだろう、そんな言葉知らないし。でもそこからはグルーヴ命だったよね。
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ゆみこ:でも、グルーヴは、根っからのアムラーのリンユカ(笑)が一番持っててて…。
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ゆかりん:そんなことないよ、ちゃんゆみも持ってるよ(笑)。それでとにかくずーっと曲を延々とかけながら歩いてみたりして、グルーヴの練習したんですよ。オーディションでやる2曲のために。
- ――オーディションの話だったよね。オーディションの話に入るまでが長い……。で、その2曲というと。
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ゆかりん:その曲は、「スピード狂時代」と「ハイパーアワー!」だったんですよ。なんでその2曲にしたかというと、言っていいのかな、ありのまま。
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ゆみこ:なぜなら、私たちが歌の上手さで勝てるかって? だからあえて、歌が台詞に近いような勢いでいける2曲にしたっていうか。 その2曲のためだけに1ヶ月間毎日練習して、深夜練習もして。
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ゆかりん:あれはキツかったよね。
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ゆみこ:栃木でプリキュア・ショーに出演して、そのまま帰ってきても深夜練習とか、ほんとキツかったけど、でも、それで私たち本当に充実してました。
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ゆかりん:私たち戦った〜。めちゃめちゃ希望に溢れてました。これが最後のチャンスだからって、めっちゃ頑張ったんだけど、結局駄目だった。
- ――オーディションはどんな感じだったんですか?
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ゆかりん:とにかく、オーディションでぶちかます練習をしていて、いつもライヴでもやってたんですけど、それでお客さんに謝りたかったことがひとつあります。「いつも同じセットリストでごめんね」って。オーディションに向けて必死にやってたらか、どうしても曲が被ってきちゃって。でもそんな事情はお客さん知らないから、ちょっとクレームが出てきたりして。お客さんの中には、ハイパーヨーヨってバラードも凄い良いって言ってくれる人も沢山いるので、やってよって言われることも多くて。だから私たちの勝手な事情で1ヶ月ぐらいずっと同じことをやってたことは、ごめんなさい。
- ――そのオーディションはいつ?
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ゆみこ:2011年です。
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ゆかりん:実はそのオーディションって、オーディション本番の後もまだ勝負が続いていて、本番の時にいた関係者の人が、抜き打ちで私たちのライヴに来るっていわれていて、だから、その後のライブはとにかく全力で、なにひとつ後悔のないライブにしなくちゃいけないと思ってやってました。その怒濤の数ヶ月を終えた頃には、少しポカンとした時期もあったんですけど、いま、振り返ってみると、オーディションに向けて走り初めて、1ヶ月死ぬ気で努力してすべてを出しきれたんですよ。たぶん私たちあんなに努力したこと今まで一度もないと思うんですよ。これが努力なんだ!って。これが頑張るって意味なんだって。そしたら全然悔いがなくて。これをいいと思わないやつらはマジでイカれてると思って(笑)。私たちがイイと思ったことは全部出したと思って。だからすごい充実感があって、話が進まなくてもとにかく充実感があって。 -
ゆみこ:わたしたちずっと、プロデューサーからダメだダメだって言われ続けてきたんですけど、その時(オーディション)初めて褒められて。今日は「行った」って言ってもらえて。2曲に1ヶ月を詰め込むってどんな気持ちでライヴをしたらいいんだろうって、すごく緊張もしてました。わたしよくライヴ中に歌詞が出てこなくなっちゃったりするんですけど、そんなことも一度もなくて。
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ゆかりん:そのやりきった感の後に、少しふわっとした気持ちの時期があって、そんなとき、それまで出た機会のなかったライブに出ることになって。そしたらそこに、吉田豪さんがいらっしゃって。その頃の私たちって、とくに気負いもなくて、自分たちの好きな感じでやろうよって感じだったので、その時のライヴも、ただ楽しくやろうよっていう感じでやったんです。そうしたら、ライヴ終わった時に「変わったね」って。以前、グループが4人の時にも観てくださっていたらしいんです。でもその時はピンとこなかったけど、今は3人になって良くなったって。そして、そのライヴの後にメールがきたんですよ。「HMVさんとライブアイドルのコンピレーション出すのですが、入れてもいいですか?」って。
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ゆみこ:そこからもう私たちー、うわーっ「マジで」って。
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ゆかりん:そして、HMVさんのコンピに参加して、たくさんの人が私たちを知ってくれるようになったんですけど、その頃から、自分たちも楽しくないとベストなライヴではないんだって気がつくようになって。それまではずっと「ウー」って感じで目一杯見せつけるようなライブを続けてきたんですけど、その力みが消えたっていうか。
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ゆみこ:そう、その頃のユカリンって、ライブの時、いつも「ウー!」だったの。「オラ、オラ、オラ」って感じだった。
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ゆかりん:そう、わたし、マジでケンカ売ってたよね(笑)。
- ――コンピが出る直前までが、結構大変な時期だったと?
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ゆかりん:そうですね。新生ハイパーヨーヨを出すまでの探り期間でしたね。でも、それがあったからこそ、それに気付けたし、それがないと今がないしね。だって、チー様はもう25歳になるし。
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さだち:もうなってる!
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ゆかりん:だって、そのオーディションでも私たちが一番年上だったんですよ。みんな14歳とか!
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ゆみこ:そう、そこが日本やだ。だって年齢で決めつけるんですよ、みんな。だからアメリカ行ったらいいんじゃないかって。アメリカ行ってから逆輸入がいいんじゃないかって。アメリカ行ったら、チーちゃんなんて17歳ですか?って。
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ゆかりん:今はとにかく日々楽しいです。目標を失ったことはないです。でも、それは私たちだけじゃできないです。やっぱり、ハイパープロデューサーがいてくれたことが凄く大きいです。
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ゆみこ:そう、私たちプロデューサーのマジックがかかってるから。
- ――プロデューサーさんのことも少し聞きたかったんですよ。さっき厳しく駄目出しされるって言ってたけど、僕らの印象は凄く優しい人って感じなんです。
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ゆかりん:そう、優しいんですよ。私たちにも言葉を荒げることはないし。でも、本当に怖い人って丁寧な言葉使いません? 怒鳴らないで、静かに怒ったりして。それがホントに怖い。
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ゆみこ:ライヴに行くと、たまにそういう人いるよね、貫禄見せつけようとするような人。
-
ゆかりん:そうそう、でもハイパーのプロデューサーは絶対そういうことしないよね。なんていうか、何年もずっと一緒にいると全員が同じ感性になっていくし、プロデューサーの感性ももらって、みんなが考えていることが同じになって、いいと思えることも同じ方向を向くようになって……。
- ――話を戻しましょう(笑)。HMVが吉田豪さんにコンピ制作の協力をお願いして、コンピができあがって、それから色々と変化があったと思うんですけど、とくに感じたことがあれば教えてもらえますか。流れが変わったってさっきも言ってたけど。ライヴの集客とか。
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ゆかりん:それは全部そうですね。あとはツイッター。
- ――遅かったよね、ツイッターはじめるの
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ゆかりん:そう、なんか怖かったんですよね。お客さんとの距離感がわからなくなってしまいそうで。
- ――直接言われちゃうもんね。
-
ゆかりん:したらしたで、返信しないと嫌われちゃうのかなとか。
- ――したらしたで、たたかれたりね
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ゆかりん:そう、でもしないとお高くとまっているように見えそうだし。どうする?みたいな。全部自分たちでやってきたので、そういう人との関わりみたいなものを避けてきたところもあったんですね。でも、色々なことを探っている時期に、いろいろやってみよう、駄目だったらやめればいい、やらないよりはやった方がいい、ってみんなで話してやることになって。でもそれがいい結果につながりました。吉田豪さんもフォローしてきてくれて、で、ツイッターで自分たちの話題が出るようになって。HMVさんのコンピに出るまでは、それまでは全然フォロワーとか少なくて、196人とか…。それがドビーンって伸びて。それまでツイッターの世界をきちんと知らなかったんですけど、そこで私たちのことが話題になっているのを見て、これは凄いなって。 - ――コンピが8ヶ月ぶりぐらいの音源だったのかな。
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ゆかりん:そう、あのコンピで私たちのことを知ってくれたっていう人がすごく多くて。
- ――あのコンピって、去年HMVの邦楽コンピで2番目に売れたんですよ。
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ゆみこ:すげー!
- ――そのコンピ収録のあと、HMV大宮ロフトのイベントに出てもらうことになったんですけど、その時、一番ライブの評判がよかったのがハイパーヨーヨだったんですよ。
-
ゆみこ:そうなんですか。知らない人とか、「なんだお前ら」って感じなかったですか? わたしたちって、お客さんの反応が二手にわかれることが多くて。拒否反応出る人は出ちゃうし。
- ――で、その大宮のイベントの少し前くらいから、今回のタッグの話は出始めていて、色々なスケジュールを組んでいったりとか、きちんと作戦を考えましょうということで、少しずつ進めてきて今に至るわけです。
-
ゆかりん:HMVさんの曲あるじゃないですか。あれはどうやって?
- ――いや、僕らもその曲を聴いたのは、ここ(会社)が初めてだったんですけど、「いや、これいいですね〜」ってなって。そしたら、もうライヴでもやってますっていうお話で。「え、何それ」って、僕らもなって(笑)
-
ゆかりん:私たちもそのへんの事情はよくわからなかったんですけど、すごいいい曲で。ライヴやっていくうちに凄く好きになってきて。
-
ゆみこ:ちょー楽しい曲だよね。
- ――そして、いよいよ今回のシングルの話に、やっとなるわけですけど(笑)。この曲が、最強タッグの一発目になるわけです。この曲を最初に聴いたときの印象とか教えてくれますか。
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ゆみこ:じゃ、最初はチー様から(笑)。
-
さだち:いやー、いい曲ですねー(笑)。
-
ゆかりん:ちーちゃん歌ってないからね(笑)。
-
ゆみこ:じゃ、ゆかりん。
-
ゆかりん:この曲は震災後のワンマンで、「POWER RECORD」と一緒に初披露したんですけど、すごく評判が良くって。「POWER RECORD」はHMVさんのコンピに入ってますけど、この「U☆CHU」も聴きたいっていう人が多くて。ライヴでやっていても、これを音源化してっていうお客さんの声がたくさん来ていて。だからこれが一発目のタッグの曲にくるって聞いたときは、これはいいぞって。私も賛成って思いました。
-
ゆみこ:これはどうやって決めたんですか?
- ――プロデューサーの江崎さんから6曲ぐらい候補をもらって、皆で相談しながら決めたんですよ。
-
3人:そうなんですかー。
-
ゆかりん:そのポイントはなんだったんですか?
- ――とくにHMVのお客さんは、「POWER RECORD」でハイパーヨーヨのことを知った人が多いと思うんですよ。「POWER RECORD」で初めて知った人には、「U☆CHU」みないな速めのビートで、キラキラ感のある曲が絶対いいと思ったんですよ。
-
ゆかりん:なるほどー。
-
ゆみこ:それが戦略ってやつですか(笑)。
- ――じゃ、ちゃんゆみの感想を
-
ゆみこ:私ってリズム感悪くて〜。
-
ゆかりん:そんなことないよ。
-
ゆみこ:いや、いつも「U★CHU」を歌ってる時に、プロデューサーから走ってる、走ってるって言われるんですよ。なんとか走らんといてって。それから、「U★CHU」は、私にはキーが低いんですよ。ゆかりんにはR&Bの血が流れてるから。ゆかりんってホント歌番長なんですよ。高音も低音も出るし、本当は、この曲はゆかりんに任せたいぐらいなんです。だから苦手意識がハンパなくて、この曲では歌詞とかメロディよりも、リズム感とか低音をどうやって出すかってところばかりに意識が行ってしまいがちだったんですね。だけどこの前レコーディングした音を聴いてみたら、曲の魅力に改めて気がついて。震災のことも歌ってるし。「だまってないで、歌いだせ」って。私たち、震災直後にワンマンライヴがあったんですけど、その時、プロデューサーが「こういう時こそロケンロールだろ」って言って、無理矢理ワンマンを強行したこととかも思い出して、そしたら、急に色々なことがこみ上げてきて……。こういうメッセージ性のある曲が、こうして日本全国のローソンさんでも流れてるってことが、本当に凄いことだなって。 - ――「U★CHU」のレコーディング時のエピソードとか。
-
ゆかりん:特になし(笑)……じゃなくてありました。実はライヴとCDでは実は歌詞が違うんですよ。知ってました? CDの方は歌詞が一杯あるんですけど、ライヴではCDバージョンの一番を2番でも歌ってるんですよ。間違えないように。だからいつライヴでも戻そうかなって思ってるんですけどね。曲のなかで一瞬静かになるところがあるんですけど、そこの歌い方は随分研究して、何回も何回も録り直しました。
- ――「U★CHU」と同時発売の“2in1”の中で、思い出のある曲とかは?
-
ゆかりん:「天国⇔地獄」があるじゃないですか。そのリリックの中で、いよいよ来年あたりヨーヨーがくる!っていうのを4、5年歌い続けてきたんですけど(笑)、これ毎年歌ってるのって、そろそろ変えようってことになったんですよ。いよいよそろそろヨーヨーがくる!って。
-
ゆみこ:私は「ハイパーソング」。私たちがヨーヨから、ハイパーヨーヨになったときの1曲目だから。
- ――さだちさんは好きな曲はないんですか?
-
さだち:えー。
-
ゆかりん:あ、この2in1の聴き所のひとつは、チーちゃんの声がいっぱい入ってるところでもあります。
-
さだち:確かにレアかも。
- ――僕は「海の日々。〜ごめんねブライアン〜」が好きなんですけど、あれ、ライヴってさだちさん真ん中くるじゃないですか。あれでしか観たことないです(笑)。
-
3人:確かに〜。
- ――そして、3月21日にNegiccoさんとのスプリットシングル、「WE♡OT」を出すことになるわけです。
-
ゆかりん:ネギさん経由で私たちのことを好きになってくれる人もいて。その人たち、おったまげますよ。でも、何故か私たちからネギさんたちにはいかないんですけどね。それは申し訳ないって思うんですよ(笑)。
- ――HMVとして、もっとハイパーヨーヨを売っていくにはどうしたらいいんだろうとずっと考えていて、それで思いついたのが、アイドルの作品ではほとんど見かけないスプリット作品だったんですよ。スプリットをやるとしたら、コンピに2組とも収録され評判良かったし、同じ3人組だし、Negiccoさんしかないと。それをプロデューサーの江崎さんにご提案したら、いいですねー、ということになって。大宮ロフトのリリイベの夜の話です。
-
ゆかりん:えー、すげー。
- ――撮影しましたよね。
-
ゆかりん:そう、Negiccoさんの衣装着て
- ――Negiccoさんもハイパーヨーヨの衣装で撮影して。ジャケットはタワーレコードさん盤とHMV盤の2種類のジャケットになるわけです。
-
ゆかりん:完全2つ欲しいかも。
- ――Negiccoさんとやることはどう思ったんですか?
-
ゆかりん:年末一緒にライヴさせていただいたんですけど、すごくいい人たちで。今まで一緒にやった人って、本気じゃない人たちとか多くて、あまり印象を持てたことがなかったんですけど、ネギさんたちには、そんな印象がまったくなかったんですよ。だからすごく好感を持てたというか。そんなネギさんと一緒にスプリット作品を出せるっていうのは、楽しみだし、すごく嬉しいです。
- ――さて、ご存じの通り4ヶ月連続リリースっていうことになってるんですけど。4月は、4月4日発売、444枚限定、1枚444円!
-
ゆかりん:えー、安過ぎじゃないっすか?
-
ゆみこ・さだち:すごーい。
- ――そして曲は「ゆけゆけゴーゴー女の子」。
-
ゆみこ:あれは、いい曲だよね〜。
- ――さらに、畳みかけますが、4ヶ月連続の5月はアルバム!
-
ゆみこ:遂に!
-
ゆかりん:マジっすか?
-
ゆみこ:何曲入り?
- ――10曲!まだリリース日は未定ですけど、アルバムはHMVだけでなく全国流通になります。すべてはこのアルバムの為に動き出した最強タッグ作戦です。
-
3人:すげー、やべー。
- ――最後になりますが、この4ヶ月連続リリースという流れをふまえて、今後の目標を一人ずつ聞かせてください。
-
ゆかりん:では、まずちーちゃんから。
-
さだち:私は、ユカリンとユミコちゃんと一緒にやっていきたいです。以上です。
-
ゆかりん:チーちゃんは私たちのファンなんです。わたしは、ライヴに来て欲しいです。CDはもちろん聴いて欲しいんですけど、CDを聴いたらライブに是非遊びに来て欲しいです。
-
ゆみこ:以下同文! ライヴをやって行きたいです。矢沢永吉さんのようになりたいです。
-
ゆかりん:あと、昔からずっと思っているのは、フェスに出たいです。フジロックとかサマソニとか。武道館とかじゃなくて、とにかくフェスに出たいんです。
- ――一緒にフェスに出たい人とかは?
-
ゆかりん:わたし、甲本ヒロトさんに心動かされてるんで、ザ・クロマニヨンズ!
- ――ありがとうございました!
-
取材●平山幸治(HMVハイパーヨーヨ担当)
2月某日、ローソンHMVエンタテイメント会議室にて
hy4_4yh『ゆけゆけGOGO女の子!!』
2012年04月04日
ヨーヨの日4/4に444円、444枚限定でリリース!
ライブでも定番の超盛り上がるロックンロール・ナンバー
【タイアップ決定!】
日本テレビ系「PON!」4月エンディングテーマ
【放送局/放送エリア】
日本テレビ系「PON!」 毎週月曜日〜金曜日放送(10:25〜11:25)
http://www.ntv.co.jp/pon/
エンディング:音のみ30秒
OA期間:4/2(月)〜4/27(金)
日本テレビ(東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城・群馬・栃木・山梨)
静岡第一テレビ(静岡)
中京テレビ (愛知・三重・岐阜)
hy4_4yh / Negicco【HMVオンライン・Loppi共通特典付同時購入セット】『We ♡ OT / 完全攻略』 『ハイパーヨー盤3〜夏の章 & 冬の章』
2012年03月21日
HMVとがっちりタッグを組み、吉田豪氏をスーパーバイザーに向かえ、4ヶ月連続で作品をリリースする事を発表している「hy4_4yh」。第2弾リリースは、なんと「Negicco」とのスプリットシングル!「Negicco」といえば、TOWER RECORDSのアイドル専門レーベル、T-Palette Records所属で注目を集めるライブアイドルだ。両グループ共、昨年ローソン・HMV独占でリリースされた吉田豪監修のライブアイドル入門コンピにそれぞれ楽曲が収録され、全14組のアイドルの中、抜きん出た高評価を得たユニット、という経緯があり、今回のスプリットシングルリリースに至った。それぞれHMV盤、TOWER RECORDS盤の2形態でのリリースとなり、HMV盤は全国のHMV(ONLINE含む)とローソン(Loppi)にて限定販売、TOWER RECORDS盤は全国のTOWER RECORDS(ONLINE含む)にて限定販売される。両アーティストとも2/22に見逃し厳禁な、新作CDのリリースを予定している。また「hy4_4yh」は、リリース第一弾の時と同様、これまで一般流通させてこなかった、3rdアルバム『ハイパーヨー盤3〜夏の章』と4thアルバム『ハイパーヨー盤3〜冬の章』を2in1のCDとしてローソン・HMV先行で同時リリースすることが決定!今回同時にリリースとなる[ローソン・HMV独占盤] hy4_4yh / Negicco『We ♡ OT / 完全攻略』と[ローソン・HMV先行発売]『ハイパーヨー盤3〜夏の章&冬の章』を、HMVオンラインにて同時購入すると、hy4_4yhのサイン入りポストカードが付いてくる!

※hy4_4yh / Negicco『We ♡ OT / 完全攻略』+ 『ハイパーヨー盤3〜夏の章&冬の章』 同時購入特典のhy4_4yhサイン入りポストカードは、「HMVオンラインオリジナル特典」付きのセット販売商品のみに付きます。単体で2点ご購入いただいても特典の対象となりません。
※HMV店舗とは特典が異なりますので予めご了承下さい。
HMV店舗の同時購入特典は「hy4_4yhサイン入りA2ポスターカレンダー」

※こちらにサインを入れてお渡しします!
※HMVオンラインでは「サイン入りA2ポスターカレンダー」は付きませんので予めご了承下さい。
『We ♡ OT / 完全攻略』
[収録曲]
hy4_4yh 「We ♡ OT」
Negicco 「完全攻略」
『ハイパーヨー盤3〜夏の章&冬の章』
[収録曲]
[夏の章]
01. ヤッパGO GO GO
02. NU-ROCKS
03. せいいっぱいの恋
04. 女の子のゴー!
05. をげちねこ。〜教室から愛をこめて
06. 湘南サマーオブラヴ
07. ぉめでとぉ!毎日が記念Be→
08. 海の日々2007 [Bonus track]
[冬の章]
01. ちいさな恋の冬の物語
02. ハイパーサンデーナイトフィーバー
03. 敏腕ガールズ
04. あたし、つい・・・
05. はいぱらふりかけはいぱらりん
06. コン☆グラ
07. LOVE&PEACE〜君こそサンタだ☆
08. セカンドシーズン2008 [Bonus track]
Negicco / hy4_4yh【TOWER RECORDS盤】『完全攻略 / We ♡ OT』
2012年03月21日
※ こちらのTOWER RECORDS盤は全国のTOWER RECORDS(ONLINE含む)にて限定販売されます。
※ HMVでの販売は御座いませんのでご注意下さい。
[収録曲]
Negicco 「完全攻略」
hy4_4yh 「We ♡ OT」
Negicco『Negicco 2003〜2012 -BEST- 』
2012年02月22日
Negicco ファン待望!初のベスト盤
アイドル専門レーベル「T-Palette Records」より、今年で活動9 年目を迎えるNegicco 初のベスト盤「Negicco 2003〜2012 -BEST-」全国発売決定! 2003年の結成からT-Palette Records以前の数多くリリースされた楽曲から17曲をセレクトしリマスタリング。さらに新曲1曲を加えた全18曲を収録。デビュー曲「恋するねぎっ娘」から、今やライブの定番となっている名曲「圧倒的なスタイル」「完全攻略」など、まさしくNegicco、8 年間の集大成ともいえるBEST盤!今回、厳選したT-Palette Records 以前に発売されたNegicco の楽曲は、すでに入手できなくなってしまったものから、ライブ会場でCD-R での販売に限られているものなどが殆ど。この「Negicco 2003〜2012 -BEST-」の全国発売で、これまでずっとNegicco を応援し続けていただいているファンから、T-Palette Records での発売以降、クオリティ高い楽曲とパフォーマンスにご注目いただいたファンの方まで、8年に渡る彼女たちのキャリアをより一層お楽しみいただけるようになります。 2012 年はNegicco から目が離せません。
[収録曲]
01. Party on the PLANET
02. 圧倒的なスタイル
03. スウィート・ソウル・ネギィー
04. ネギさま! Bravo☆
05. プラスちっく☆スタ−
06. ねぎねぎRock〜 私をお家に連れてって〜
07. アノソラヘ
08. My Beautiful Life
09. Summer Breeze
10. 君といる街
11. EARTH
12. SKY
13. Disco!! The Negicco
14. 完全攻略
15. Falling Stars
16. トキメキ★マイドリーム
17. Anniversaries
18. 恋するねぎっ娘
hy4_4yh【HMVオンライン・Loppi共通特典付同時購入セット】『U☆CHU / ミルクセーキとポップコーン』 『ハイパーヨー盤 +続ハイパーヨー盤』
2012年02月22日
2011年夏にローソン・HMV独占でリリースされた吉田豪監修のライブアイドル入門コンピ。その収録アイドルの中でもひときわ反響のあった、ライブアイドル界注目のユニット「hy4_4yh」(ハイパーヨーヨ)とHMVががっちりタッグを組んだ!2月〜5月まで、4ヶ月連続で作品をリリースする事が決定している! その第一弾がこれ!通算10枚目のシングルが[ローソン・HMV独占盤]として販売される事が決定しました!さらにこれまで一般流通させてこなかった、1stアルバム『ハイパーヨー盤』と2ndアルバム『続ハイパーヨー盤』が2in1のCDとなってローソン・HMV先行で同時発売されることが決定!今回同時にリリースとなる[ローソン・HMV独占盤] 『U☆CHU / ミルクセーキとポップコーン』と[ローソン・HMV先行発売]『ハイパーヨー盤 +続ハイパーヨー盤』を、HMVオンラインにて同時購入すると、hy4_4yhのサイン入りポストカードが付いてくる!

※『U☆CHU / ミルクセーキとポップコーン』+ 『ハイパーヨー盤 +続ハイパーヨー盤』 同時購入特典のhy4_4yhサイン入りポストカードは、「HMVオンラインオリジナル特典」付きのセット販売商品のみに付きます。単体で2点ご購入いただいても特典の対象となりません。
※HMV店舗とは特典が異なりますので予めご了承下さい。
HMV店舗の同時購入特典は「hy4_4yhサイン入りA2ポスターカレンダー」

※こちらにサインを入れてお渡しします!
※HMVオンラインでは「サイン入りA2ポスターカレンダー」は付きませんので予めご了承下さい。
『U☆CHU / ミルクセーキとポップコーン』
[収録曲]
「U☆CHU」
「ミルクセーキとポップコーン」
『ハイパーヨー盤 +続ハイパーヨー盤』
[収録曲]
[ハイパーヨー盤]
01. 天気モンキーレンジャー
02. 天国⇔地獄
03. JOIN
04. ばれたいバレンタイン
05. マイクチェックのうた
06. 七夕の為の協奏曲
07. 白いトキメキ〜ハイパーX'mas
08. 花音2006(ボーナストラック)
[続ハイパーヨー盤]
01. LOVE HOLIDAY
02. ハイパーソング
03. 海の日々。〜ごめんねブライアン
04. セカンドシーズン〜オータムラブソング
05. 美空ジャンプ
06. 白いトキメキ(2007mix)
07. せつない乙女心にズキュン
【HMV & ローソン独占盤】 『HMV入門編シリーズ 吉田豪監修「ライブアイドル入門」』2011年08月31日
アイドルというジャンルだけで見下す自称・音楽好きみたいな人種が大嫌いで、当たり前だけどアイドルポップにも一流から五流まであって、いいものはいいわけですよ。で、世間的な知名度はほとんどないかもしれないけど、ちゃんとした人が曲を書いてたり、そうじゃなくても奇跡が起きた楽曲は多々あるから、そんな曲に正当な評価を!というモチベーションで選曲しました。いい曲を歌っている人たちが、ちゃんと報われて欲しい!
吉田豪
[収録曲]
01. ミラクル♡プランができちゃった! (ちゃーみー♡くいーん)
02. Kiss + kissでおわらない (でんぱ組.inc)
03. スウィート君にガンバるちゃん (Cu+Be)
04. 恋愛サーキュレーション (小桃音まい)
05. シンクロニシティ (Julie Watai)
06. 圧倒的なスタイル (Negicco)
07. tengal6 (tengal6)
08. LOVEずっきゅん (L-mode Feat. Stylish Heart)
09. 恋のおねだり人形 (たれめのロリーズ)
10. スパイスィ→カレー (ミ★pop)
11. ネライ撃ち! (メグリアイ)
12. ドキッ!こういうのが恋なの? (えり〜な)
13. Power Record (hy4_4yh)
14. 時代はサーカスの象に乗って (制服向上委員会)


05年結成のユカリン、ユミコ、サダチからなる「3人組のPUFFY」とも称される実力派オルタナティブ・アイドルユニット。3人3様のチャーミングでファニーなキャラクターと、一度聴いたら頭から離れない、キャッチーで完成度の高い良質なサウンドとがユニークなコントラストを絶妙なブレンドで描き出し、唯一無二のハイパーヨーヨワールドを作り出している。特に、現在までに優に500本を超えるLIVEは本格派ROCKアーティスト顔負けのパフォーマンスを展開し、また合間に入るユカリン、ユミコによるMCもトークだけ聞きにくるファンもいるというぐらい、トークスキルも高い。作品としては、これまでにアルバム4枚。Maxiシングル9枚をリリースしており、Maxiシングルにおいては9枚連続、全シングル、オリコンデイリーチャートにチャートインを果たしている。また、楽器メーカーのギブソン社傘下のEpiphone公認ユニット「エピフォンガール“ハイパーヨーヨ”」や石丸電気公認ユニット「石丸っ子クラブ」などの変名ユニットも同時進行中。江崎マサル全面プロデュースのもと、まさにハイパーに活動中。
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