ドビュッシー・エディション(18CD)
2012年2月15日 (水)
ドビュッシー・エディション(18CD)生誕150年記念 完全限定盤
ドビュッシー・イヤーということで、ユニバーサル・ミュージックからもボックス・セットが登場します。内容はドイツ・グラモフォンやデッカ、フィリップスの音源などを用いてドビュッシーの主要作品を集めたもので、ブーレーズやアバド、ツィマーマン、ミケランジェリ、ハイティンク、アンセルメといった国際的なアーティストたちによる有名曲の録音を主軸に、フランス的な要素の色濃い歌曲まで網羅する内容となっています。参考までに音源の含まれていた元のジャケット画像を表示しておきます。
【CD1〜3 オーケストラ】
ブーレーズ&クリーヴランド管弦楽団による主要作CD2枚分と、ハイティンク、シャイー、ベイヌム、ギブソンによるマイナー作品1枚分の計3枚を収録。
【CD4〜9 ピアノ】
ツィマーマンの前奏曲集に、ミケランジェリの映像、内田光子の練習曲に、コチシュのベルガマスク組曲ほか、そしてコンタルスキー兄弟の4手作品集の計6枚を収録。
【CD10 室内楽】
メロス四重奏団の弦楽四重奏曲に、デュメイ&ピリスのヴァイオリン・ソナタ、マイスキー&アルゲリッチのチェロ・ソナタ、シュルツのフルート、ヴィオラとハープのためのソナタ、シランクスを収録。CD1枚。
【CD11〜14 歌曲】
フランス・ユニバーサルの制作したフランス人ソプラノのヴェロニク・ディエッチによる素晴らしい録音計4枚を収録。
【CD15〜16 オペラ】
『ペレアスとメリザンド』の全曲録音を収録。従来の楽譜の問題点を200カ所以上に渡って検証、校訂したクリティカルなヴァージョンによるアバドのシャープな指揮とウィーン・フィルの美音が適合した名演。CD2枚。
【CD17 声楽曲】
『聖セバスチャンの殉教』の全曲ヴァージョンからアンセルメが音楽部分を53分ほど抜き出した録音。ガーディナーの『シャルル・ドルレアンの3つの歌』も収録。CD1枚。
【CD18 その他】
アンセルメの『おもちゃ箱』、グルダ若き日の『喜びの島』『水の反映』、ダニエル・エリクールのピアノ曲、ジェラール・スゼー&リンデンベルクの『ヴィヨンのバラード』、インゲ・ボルクの『放蕩息子』のアリアを収録。CD1枚。(HMV)
【収録情報】
CD1 オーケストラ/海、夜想曲、遊戯雰囲気的な表現を志向せず、作品の情報をそのまま綿密に音化してゆくブーレーズならではのアプローチによって、どの曲からも細部までつくりこまれた繊細な書法が明晰に浮かび上がっています。作品のスタンダードとして立派な演奏。オーケストラも高水準で、狂詩曲第1番では、首席クラリネットのフランクリン・コーエンが妙技を聴かせています。
・夜想曲
・交響詩『海』
・クラリネットと管弦楽のための狂詩曲第1番
・バレエ音楽『遊戯』
フランクリン・コーエン(クラリネット)
クリーヴランド管弦楽団
ピエール・ブーレーズ(指揮)
録音:1991年、1993年(DG/デジタル)
CD2 オーケストラ/牧神、映像、春作品の姿を正確に表現しようというブーレーズの姿勢と、オーケストラの余裕のある技術によって、ドビュッシー初期の『春』では中間色の色彩表現がなんともいえない魅力を醸し出しています。有名な『牧神の午後への前奏曲』でも、色彩の夢想的な移ろいが正確に示されており、情緒シフトした演奏になっていない点がいかにもドビュッシー。『映像』でも「ジーグ」「イベリア」「春のロンド」という3つの作品が、それぞれのスコットランド、スペイン、フランスといった要素をあくまでもドビュッシー風に音楽にしたものであることをわからせてくれる奥深い響きが魅力となっています。
・牧神の午後への前奏曲
・管弦楽のための『映像』
・交響組曲『春』
クリーヴランド管弦楽団
ピエール・ブーレーズ(指揮)
録音:1991年(DG/デジタル)
CD3 オーケストラ/幻想曲、舞曲、子守歌、カンマ『ピアノと管弦楽のための幻想曲』は、カールスの演奏。詩情豊かな演奏で知られたジャン=ロドルフ・カールス[1947- 墺→仏]は、リーズ国際コンクールとメシアン国際コンクールに入賞し、コンサートやレコーディングで活躍しながらも、30代にして宗教の道に進むためにピアニスト活動に終止符を打ち、司祭になってしまったというユニークなキャリアの持ち主。
・ピアノと管弦楽のための幻想曲
ジャン=ロドルフ・カールス(ピアノ)
ロンドン交響楽団
アレグザンダー・ギブソン(指揮)
録音:1969年(DECCA/ステレオ)
・神聖な舞曲と世俗的な舞曲*
・スコットランド行進曲
ヴェラ・バディングス(ハープ)*
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
ベルナルド・ハイティンク(指揮)
録音:1976〜1977年(PHILIPS/ステレオ)
・英雄的な子守歌
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
エドゥアルト・ヴァン・ベイヌム(指揮)
録音:1957年(PHILIPS/ステレオ)
・バレエ音楽『カンマ』
・舞曲(スティリー風タランテラ)
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
リッカルド・シャイー(指揮)
録音:1994年、1986年(DECCA/デジタル)
CD4, CD5 ピアノ曲/前奏曲集ショパン・コンクール優勝後、研鑽を重ねて厳選したレパートリーによる素晴らしい演奏で高い評価を得るようになった実力派ピアニスト、ツィマーマンによるドビュッシー。自らに厳しく、選りすぐった作品だけを納得のいくまで考え抜いた上でなければ弾こうとはしないツィマーマンの姿勢により、ここでも説得力ある演奏が実現されています。
・前奏曲集第1巻(全曲)
・前奏曲集第2巻(全曲)
クリスティアン・ツィマーマン(ピアノ)
録音:1991年(DG/デジタル)
CD6 ピアノ曲/映像曖昧さには無縁なミケランジェリによる驚異的なドビュッシー。豊かな雰囲気と美しい色彩、細部まで豊かなニュアンスが、完璧な響きのコントロールで成し遂げられた希有な演奏。ミケランジェリとしてもある時期しかできなかったと思われる凄いピアニズムです。
・『映像』第1集
・『映像』第2集
・組曲『子供の領分』
アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(ピアノ)
録音:1971年(DG/ステレオ)
CD7 ピアノ曲/練習曲内田光子初のドビュッシー録音。1990年度レコード・アカデミー賞受賞盤。
・練習曲集第1巻
・練習曲集第2巻
内田光子(ピアノ)
録音:1989年(PHILIPS/デジタル)
CD8 ピアノ曲/ベルガマスク組曲、喜びの島・ベルガマスク組曲
・忘れられていた映像
・ピアノのために
・版画
・スケッチ帳より
・喜びの島
・2つのアラベスク
・ハイドンを讃えて
・夢
・アルバムの1ページ
ゾルターン・コチシュ(ピアノ)
録音:1983年、1988年(PHILIPS/デジタル)
・白と黒で
・小組曲
・リンダラハ
・行列と舞踊音楽
・ピアノ連弾のためのバラード
・6つの古代碑銘
・2台のピアノのための交響曲ロ短調
アロイス&アルフォンス・コンタルスキー(ピアノ・デュオ)
録音:1973年(DG/ステレオ)
CD10 室内楽/弦楽四重奏曲、チェロ・ソナタ・弦楽四重奏曲ト短調 Op.10
メロス四重奏団
録音:1973年(DG/ステレオ)
・ヴァイオリンとピアノのためのソナタ
オーギュスタン・デュメイ(ヴァイオリン)
マリア・ジョアン・ピリス(ピアノ)
録音:1993年(DG/デジタル)
・チェロとピアノのためのソナタ
ミッシャ・マイスキー(チェロ)
マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
録音:2000年(DG/デジタル・ライヴ)
・フルート、ヴィオラとハープのためのソナタ
ヴォルフガング・シュルツ(フルート)
ヴォルフラム・クリスト(ヴィオラ)
マルギット・アナ・シュース(ハープ)
録音時期:1989年(デジタル)
・シランクス
ヴォルフガング・シュルツ(フルート)
録音:1989年(DG/デジタル)
CD11 歌曲/忘れられたアリエッタ・忘れられたアリエッタ
・シャルル・ボードレールの5つの詩
・ジャヌ
・カプリス
・華やかな宴 第1集
ヴェロニク・ディエッチ(ソプラノ)
フィリップ・カッサール(ピアノ)
録音:1993年(ADES/デジタル)
CD12 歌曲/ビリティスの歌・ビリティスの3つの歌
・美しい夕暮れ
・マンドリン
・ロマンス
・まぼろし
・ステファヌ・マラルメの3つの詩
・星の輝く夜
・感傷的な風景(言うに言われぬ静けさ)
・カンタータ『選ばれし乙女』
ヴェロニク・ディエッチ(ソプラノ)
ドリス・ランプレヒト(メゾ・ソプラノ)
フィリップ・カッサール(ピアノ)
リヨン合唱団
ベルナール・テテュ(指揮)
録音:1994年(ADES/デジタル)
CD13 歌曲/月の光・ヴェルレーヌの詩による3つの歌曲
・眠りの森の美女
・抒情的な散文
・バンヴィルの詩による7つの歌曲
・波、棕櫚、砂
・弓
・悲劇
・ひそやかに
・月の光
・華やかな宴 第2集
ヴェロニク・ディエッチ(ソプラノ)
エマニュエル・ストロッセ(ピアノ)
録音:1999年(ADES/デジタル)
CD14 歌曲/アリエルのロマンス・庭で
・時は春(ロマンス)
・アンジェラスの鐘
・マドリード
・蝶々
・ロマンス
・もう家もない子供たちのためのクリスマス
・フランスの3つの歌
・白夜
・恋人たちの散歩道
・華やかな宴
・後悔
・アリエルのロマンス
・Il dort encore
・フランソワ・ヴィヨンの3つのバラード
ヴェロニク・ディエッチ(ソプラノ)
エマニュエル・ストロッセ(ピアノ)
録音:2002年(ADES/デジタル)
CD15, CD16 歌劇/ペレアスとメリザンド従来の楽譜の問題点を200カ所以上に渡って検証、校訂したクリティカルなヴァージョンによる録音。アバドのシャープな指揮とウィーン・フィルの美音が適合したオーケストラ・サウンドに、マリア・ユーイング、フランソワ・ル・ルー、ヨセ・ヴァン・ダムの声が絡み合う見事な演奏。
・歌劇『ペレアスとメリザンド』全曲
マリア・ユーイング(ソプラノ)
フランソワ・ル・ルー(バリトン)
ヨセ・ヴァン・ダム(バス・バリトン)
クリスタ・ルートヴィヒ(アルト)
パトリツィア・パーチェ(ソプラノ)
ジャン=フィリップ・クールティス(バス)
ルドルフ・マッツォーラ(バス)
ウィーン国立歌劇場合唱団
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
クラウディオ・アバド(指揮)
録音:1991年(DG/デジタル)
CD17 聖史劇/聖セバスチャンの殉教『聖セバスチャンの殉教』は、数々の奇跡を起こしたセバスティアヌス(セバスチャン)が、処刑目的の矢を大量に打ち込まれても死ななかったものの、ローマ皇帝ディオクレティアヌスによって殴り殺されてしまうという有名なストーリーを、象徴派の詩人ダヌンツィオと意気投合したドビュッシーが二人で完成させた精妙でエキゾティックで美しい音楽。
この作品はまた、初演の際、ユダヤ系の女性が主役を演じたことに激怒したパリ大司教の命により、カトリック信者に観劇禁止令が発せられ、さらにローマ法王庁はダヌンツィオの全作品を禁書目録に入れるという大スキャンダルに発展したことでも知られています。
全曲上演だと長すぎることもあってか、コンサートやレコーディングではそのエッセンスともいうべきオケ版の『交響的断章』がとりあげられることが多いのですが、アンセルメは、それでは物足りないということで、声楽も用いた全曲仕様の演奏で約53分、音楽の部分だけを抜き出して演奏しています。
・聖史劇『聖セバスティアンの殉教』
シュザンヌ・ダンコ(ソプラノ)
ナンシー・ウー(アルト)
マリ=リーズ・ド・モンモラン(アルト)
トゥール・ド・ベイルス合唱団
スイス・ロマンド管弦楽団
エルネスト・アンセルメ(指揮)
録音:1954年(DECCA/ステレオ)
・シャルル・ドルレアンの3つの歌
モンテヴェルディ合唱団
ジョン・エリオット・ガーディナー(指揮)
録音:1992年(DG/デジタル)
CD18・バレエ音楽『おもちゃ箱』(カプレ編)
スイス・ロマンド管弦楽団
エルネスト・アンセルメ(指揮)
録音:1957年(DECCA/ステレオ)
・喜びの島
・水の反映
フリードリヒ・グルダ(ピアノ)
録音:1948年、1947年(DECCA/モノラル)
・仮面
・レントより遅く
・バラード
・小さな黒人
・マズルカ
・夜想曲
・ボヘミア風舞曲
ダニエル・エリクール(ピアノ)
録音:1961年(DG/ステレオ)
・聖母に祈るために、母の要請によって作られた
・洞窟
・マンドリン
ジェラール・スゼー(バリトン)
パリ音楽院管弦楽団
エドゥアルト・リンデンベルク(指揮)
録音:1950年(DECCA/モノラル)
・カンタータ『放蕩息子』〜リアのアリア
インゲ・ボルク(ソプラノ)
ロンドン交響楽団
アナトール・フィストゥラーリ(指揮)
録音:1957年(DECCA/ステレオ)
※表示のポイント倍率は、
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。
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輸入盤
『ドビュッシー・エディション』 ブーレーズ、ハイティンク、シャイー、アバド、ツィマーマン、ミケランジェリ、内田光子、他(18CD限定盤)
ドビュッシー(1862-1918)
価格(税込) :
¥6,820
会員価格(税込) :
¥5,933
発売日:2012年03月20日
-
販売終了
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