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【HMVインタビュー】 埋火

Tuesday, October 4th 2011

interview
--- まずは簡単に自己紹介をお願いします。

埋火(うずみび)というバンドでギターや歌なんかを担当しています。見汐麻衣と申します。その他にも、山本達久君とのデュオやmmm(ミーマイモー)とのユニット、アニス&ラカンカ、ソロ、などやってます。

--- 埋火は、いつ頃からどのような経緯で活動を開始したバンドでしょうか?

元々、13年程前に福岡で女の子ばかりでガレージ系のバンドをやっていたのですが、そのバンドが解散して、じゃぁ自分でバンドやろうと思い、2001年に組みました。気付くと10年経ってました。

--- 埋火として活動をする以前は、どのような活動をされていたのでしょうか?その遍歴を教えてください。

女の子ばかりでSenomarというバンドをやっていました。ラモーンズやマフス、コステロ、バーズのカバーなんかもやってました。その時はギターだけ弾いてました。たまに歌ったり。あとは一人で家でテレコをいくつか使って作った曲を録音したりとか、、。

--- そもそも歌うようになったきっかけ、楽曲を作るようになったきっかけを教えてください。

どちらにもきっかけと呼べる程の事柄はなかったように思います。いつのまにかなんとなくそうしていたという感じです。ピアノを習っていたのできっかけではあるかもしれません。ギターは中学生の頃に始めて、歌うことも曲を作ったりする事も内容はおいといて、幼い頃からやっていました。

--- 今回3年ぶりとなるニューアルバム『ジオラマ』がリリースされます。完成した率直な感想はいかがですか?

「よかった。ホッとした。」このふたつです。

--- 9つの楽曲で構成された『ジオラマ』の風景は、現実にありそうでなさそうな、なさそうでありそうな風景のように感じました。その風景は、空想の中の風景なのでしょうか?あるいは、埋火の記憶の中にある風景のようなものでしょうか?

あったかもしれないしなかったものかもしれません。”事実”と”本当”というこのふたつは常々違うと思っていたりするのですが、誰かが在るといえばそうだろうし、ないと思えばそうなのだろうと思います。風景というもの自体が曖昧であるし、ただ、原風景というものは自分の中に確かにあるものでもあります。ややこしくて、すいません。

--- “いい曲”“いいうた”なだけではなく、同時に含まれている“毒気”のようなものも埋火の魅力だと思いますが、その辺りいかがでしょうか?

ありがとうございます。毒にも薬にもならないようなものだけはつくらないようにしようと思っています。あとは、聴いてくれる方々がどういう人達かまではわからないですが、その方々がそれぞれに持つだろう「ふくみ」のようなもの、内包されてる気持ちのような部分にどういうふうに聴こえていくのか楽しみです。

--- 楽曲はどこに向けて作られる事が多いでしょうか?自分?あるいは誰か?

特定の人物だったり、私自身に向けてというのはないです。”何処”というのも無責任ですがないかもしれません。強い想いの元に曲を創るということが自分の場合は殆どないです。時間を経るごとに自分の中にインプットされて蓄積されたものなんかが、自分を介してアウトプットされるとき”そのもの”に対して素直に従うというような作業が殆どです。それを整理していく作業をやっているだけというか、、。どう曲として仕上げるかはかなり吟味しながらやっています。そこには自分の意思は確かにあります。ややこしくて、すいません。

--- 中村宗一郎氏のスタジオでの録音だったそうですが、制作はいかがでしたか?

とても興奮しました。提示して頂くアイデアひとつとっても、あぁ、なるほど!とお思うことがたくさんありました。中村さんは音の魔術師だと思います。あと、食通だと思います。また、一緒にやって頂きたいです。

--- ジャケットはどのようなイメージでしょうか?

情報や意味の少ないものにしようとだけ考えていました。なにがどうなってこれなのか、いつなのかなどがあまり関係のないものにしようと思ってたらアレになりました。

--- 「溺れる魚」のPVも印象的な内容ですが、どのようなイメージで作成したのでしょう?

PVに関しては、今回お願いした頃安祐良監督(三代川達) と打ち合わせしながら、曲を聴いてもらい、あとはまるなげしました。映像に関しては私が素人なので、そこはもうお任せした方がいいだろうと思いまして。曲を聴いて頃安監督が感じたものがああいった素晴らしいものにしあがっており、大変嬉しいです。と同時に凄いなぁと他人事のように思って観ました。もう、頃安監督の作品だと思います。

--- どのような形で楽曲を聴いて貰えるのが理想ですか?

理想、、、。自分が音楽を聴く時っていうのがだいたいなにもしてないときなので、そういうときに聴いてもらえれば、、、。車の中とか。いいですよね。一人になれる時間とか。ですかね。

--- 最後に今後の予定などを教えてください。

”ジオラマ”リリースツアーを12月に行います。12/16大阪、12/17名古屋、12/20東京の3カ所です。共演者も素敵な方々になろうかとしております。是非、来て下さい!

インタビュー/文:松井剛

埋火「溺れる魚」PV


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     埋火
    『ジオラマ』

    2011年10月05日発売

    “いい曲”“いいうた”そして同時に含まれる“毒気”。奇妙に心地良く、聴く者のなにやら深いとこに忍び込む音楽。9つの楽曲で構成された『ジオラマ』の風景が、少し重力を開放してくれるかもしれません。100万枚売れる音楽ではなく、100人の人生によりそう音楽。

    [収録曲]
    1. 溺れる魚
    2. ブリッジ
    3. 菊坂ホテル
    4. ディスタンス
    5. 夏至
    6. オカリナ
    7. 森閑
    8. テレパシー
    9. タイムレスメロディ
profile

見汐麻衣(guitar,vocal,songwriting.)
志賀加奈子(drums,chorus,etc.)
須原敬三(support bass.)

2001年福岡にて見汐麻衣を中心に結成。
幾度かのメンバーチェンジがあり、2005年見汐が大阪に拠点を移すにあたり、見汐麻衣、志賀加奈子のみが残る。
2006年頃からサポートメンバーとして須原敬三(gyuune cassette/ex羅針盤)を迎え現在の形態となる。
2009年FUJIROCK FESTIVAL、京都みやこ音楽祭等に出演。
現在、見汐麻衣東京在住、志賀加奈子福岡在住、須原敬三大阪在住と、メンバーそれぞれがバラバラに拠点を置きながら活動中。

埋火 official web site
http://uzumibi.jp/

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