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2011年7月19日 (火)

無人島 〜俺の10枚〜

無人島 〜俺の10枚〜 vol.84 【宮内優里 編】

音楽好きには、超定番の企画『無人島 〜俺の10枚〜』!なんとも潔いタイトルで、内容もそのまんま、無人島に持って行きたいCDを10枚チョイスしてもらい、それぞれの作品に込められた思い入れを思いっきり語ってもらいます!ミュージシャンとしてルーツとなるもの、人生を変えた一枚、甘い記憶がよみがえる一枚、チョイスの理由にはそれぞれのアーティストごとに千差万別です!
今回のお客様は宮内優里さん!


 宮内優里(Miyauchi Yuri)

音楽家。ライヴでは、生楽器とエレクトロニックをたった一人で操る"音の実験室"の実演家。また、TYTYT(高橋幸宏、高野寛、権藤知彦のメンバーとしても活動したり、リミックス、映画音楽なども作る。自身のウェブで行っている企画「ほんじつのおんがく」も好評。1983年、和太鼓奏者 / 長唄(歌舞伎の伴奏音楽)の演奏家の父と、ジャズシンガーの母のもと、生まれる。小さい頃から慣れ親しんだ和太鼓のスキルが小学3年生の授業中に脚光を浴びる。それを見た吹奏楽部の顧問にスカウトされ、運動も苦手で自分に取り柄がないと思っていた宮内少年は、「自分が必要とされているぞ!」と、舞い上がる。その後、演奏することにのめり込んでいくが、ギター、ベース、ドラム、ピアノなど様々な楽器を、どれも辞めることなく、どれにも絞らずという感じで、楽器がうまい人 に対して数で勝負しようと、わけの分からない方向で勝負を挑んでいくことになる。今の音楽/ライヴスタイルの発端はここにあったとも(好意的に見れば)言えなくもない。そして、バンドを組んでいた高校時代の後、宅録でSSWスタイルを模索。が、すぐに挫折。その頃、エレクトロニカと出会い、現在へ至るサウンドへの方向性を見いだす。『parcage』(2006年)、『farcus』(2007年)、『toparch』(2010年)をRallye Labelよりリリース。『toparch』ではmorr musicのGuther等、海外ヴォーカリストとも共作し、よりポップな世界観を表現した。また、ライブでは高橋幸宏氏の全国ツアーにもHer Space Holiday、Steve Jansenらと共に参加。アコースティックギターを中心に様々な楽器の音をその場でサンプリングし、重ね合わせていく"音の実験室"ともいうべきそのライブは毎回見た目にも多くのオーディエンスを楽しませ、各方面から高い評価を受けている。自身の活動以外では、pupaのリミックス作品への参加、2010年に行われたDe La FANTASIA 2010ではTYTYT (高橋幸宏+宮内優里+高野寛+権藤知彦)としてDe La FANTASIA 2010、TOKYO M.A.P.Sに出演、海外アーティストI am robot and proudとのライブ/作品でのコラボレーション、映画『きみの友だち』(原作:重松清/監督:廣木隆一)への楽曲提供等、その活動は幅広い。
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  オフィシャルサイト内『ワーキングホリデー』特設ページ
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  宮内優里 『ワーキングホリデー』

    [ 2011年07月20日 発売 / 通常価格 ¥2,800(tax in) ]





前作『toparch』から僅か1年半で届けられるmiyauchi yuri改め、宮内優里のニューアルバムは、5組のフィ ーチャリング・ヴォーカルを迎えた楽曲がインスト曲と並ぶエレクトロニカ、フォークトロニカを超えた"メロディトロニカ"とでも言うべき、メロディセンスとポップセンスが開花した傑作アルバム。ヴォーカル/コラボレーターには、デビュー当時から宮内をお気に入りのアーティストと公言し、現在は、自身の新ユニット、TYTYT(高橋幸宏、高野寛、権藤知彦、宮内優里)として活動を共にする高橋幸宏。そして、高橋幸宏と同じくpupaのメンバーとしても活躍する原田知世。『ばかのうた』を聴いて感動した宮内がコラボレーションを熱望した星野源。ASIAN KUNG-FU GENERATIONのヴォーカル、後藤正文のお気に入りバンドとしても知られ、宮内自身もずっとずっとファンだったというmorr musicの看板アーティストIt's a musical。 クラブミュージック的なアプローチを期待したFaded Paper Figuresの5組が参加。さらに、インスト曲に共作 でとして、マモル(a.k.a. nhhmbase)が参加。




宮内優里が選んだ10枚
廃盤
  『re.sort』
※廃盤



無人島ではきっと時間があるので、エレクトロニカに触れた当時に影響を受けた音楽なんかをゆっくり聴き返したいなと思います。僕はたくさんの音楽を聴くというよりも気に入った一枚を何度も聴くのが好きです。 まずはこの作品。僕が音楽を作る上で一番影響を受けているかもしれないです。デジタルとアナログの真ん中くらいの、音の質感が本当に素晴らしい。
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影響を受けたであろう作品2。僕は音をごちゃごちゃ重ねてしまうのですが、この人は本当にシンプル。わびさびエレクトロニカ。リズムがかっこいい。
廃盤
『LOOPHOLE』
※廃盤



影響を受けたであろう作品3。ご存知、高橋幸宏さんと細野晴臣さんのユニットです。当時はまさか幸宏さんと一緒に音楽が出来るなんて微塵も思ってませんでした。両親とほぼ同世代のお二人がこんなかっこいい音楽をされていることに本当に驚きました。クールです。どうでもいいですが、僕の親父の本名も「ユキヒロ」です。不思議なご縁。
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影響を受けたであろう作品4。すごくポップなのに音の作り込みは本当に面白くて、こんなの作りたーい!と思ってました。高木さんは現在は当時よりアコースティクな雰囲気の音楽をされていて、これまた素晴らしいんですが、昔のこういったデジタルな感じも大好きです。
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影響を受けたであろう作品5。これも良く聴いてました。エレクトロニカの中では1、2を争うめちゃくちゃポップなアーティストかも。使っている音色なんかは独特というよりは割とよくある音色だったりするのですが、それなのにどの曲も彼の個性がしっかり出ています。こんなに聴きやすくってかっこいいなんてズルい。彼の最新作のコラボレーションアルバムでは僕も少し参加させてもらってます。カナダのシャイなナイスガイ。
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手前味噌で恐縮ですが、そんな音楽を聴きまくって作った僕の1stです。5年も前の作品なので、今思うと恥ずかしー!くやしー!な部分も正直あります。無人島では誰もいないと思うので恥ずかしがらずに大きな音でノスタルジックな感じで楽しみたい。
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ここからは番外編。エレクトロニカとは真逆の音楽かもしれませんが、ここ数年で一番気に入ってよく聴いている作品。「歌」っていいなあと再確認しました。今回僕の作品でダメ元でコラボレーションをお願いしたところ、快く受けてくださって感動。スタジオで自分の音楽に星野さんの生歌が乗るのを聴いて「ほへ〜っ」となりました。無人島でもこの作品を聴いて「ほへ〜っ」となりたい。
廃盤



番外編2。ふかわりょうさんのユニットROCKETMANです。当時は小西康陽さんとのユニットでした。この作品は小西さんの楽曲も何曲か入ってるのですが(これも楽しくて良い曲。)、ほとんどふかわりょうさんのネタで満載です。むちゃくちゃ大好きでかなり聴いてました。今聴いてもすごい面白い。無人島で人目を気にせず大笑いしたいと思います。
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番外編3。言わずと知れた超・超名曲だと思います。本当に素晴らしいです。じわ〜っとくる。ごくたまに僕も友人とカラオケとか行くのですが、一度ノリでモノマネ風なことをしたら意外とウケました。とはいえまだまだ全然未完成なので、無人島でマスターして帰って来ようと思います。
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番外編4。無人島に行くのを機に時間をゆっくり使って落語でも一席覚えてこれたらなんて思います。まずは親父が昔聞かせてくれた「時そば」から。








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    『無人島 〜俺の10枚〜』

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