インタビュー:GUSH

Monday, June 13th 2011





センス抜群のポップなメロディーセンスと独特のライヴスタイルで今フランス最も話題のロックグループ、GUSH(ガッシュ)のデビュー・アルバムの日本盤が登場!新人ながらサマーソニックへの参加も決定!


---メンバー紹介をお願いします

グザヴィエ: 「メンバーは、4人でヴァンサンとグザビエのポリカルプ兄弟、又従兄弟マチュー・パルノーとヤン・ ゴロドゥツキー。全員が作詞作曲しヴォーカルを取るバンドで、リーダーはいない」
ヴァンサン: 「僕はレコーディングも含めてほぼドラムのみを担当しているけれど、後のメンバーは全員がベース、ギター、キーボードとそれぞれの曲で楽器を変えながら演奏している」
マチュー: 「作詞作曲に関しても、ある曲が誰かが元になるアイデアを持ってきてそれに全員がアイデアを加えていく、そんな形で全部の曲は作られてる」

---兄弟&従兄弟のファミリー・バンドということだけど、バンドをはじめたきっかけは?

グザヴィエ: 「ヴァンサンと僕は6歳、7歳くらいの頃から一緒に演奏し始めて、マチューが合流したのは、高校の頃」
マチュー: 「父親の転勤で子供の頃から海外に住むことが多くて、フランスに戻ってきたのは中学ごろなんだ。それでグザヴィエとヴァンサンのやっていたカワというバンドに入った」
ヤン: 「僕は少し学年が上だから、同じ学年の奴らとバンドを組んでた。学校のパーティとかでカワを観ながら“なかなかいいじゃないか”と思ってた」
ヴァンサン:「ヤンが僕ら“チビッ子”のバンドに合流したのは、高校を出てから2004年頃。それで初めてガッシュになったんだ」

--- ドラムも含め、全員が一列に並ぶ、独特の演奏スタイルはなぜ?全員同じくらいかっこいいからでしょうか?

グザヴィエ: 「そうだよ! と言いたいところだけど(笑)。本当の理由は全員が歌うから。ヴァンサンがドラマーだからって歌う時は奥まったところからじゃなくて、前にいた方がいいと思ったんだ。ドラマーのイメージを崩そうと思ってね。それに全員が前線に立ってるって意識の現れなんだ」
ヴァンサン: 「そうして全員が同列に、一丸となったパワーをオーディエンスに投げる、というのが僕らなりのダイレクトなオーディエンスとの交流法だと思う」
ヤン: 「そうやって既成の型、フォーマットを壊したかったというのもあるんだ。次々にヴォーカルが変わって楽器を持ち替えるステージを観てるほうが退屈しないだろ(笑)」

---アルバム「エブリバディーズ・ゴッド」を聞いて感じるのは、60年代〜70年代の英米ロックやソウル、例えばストーンズやビーチボーイズ、スティーヴィー・ワンダー等からの影響です。特に影響を受けたバンド、アーティストなどがいれば、教えて下さい。

マチュー: 「ストーンズやビーチボーイズ、スティーヴィー・ワンダーはもちろん僕らの最も影響を受けたアーティストだよ。ビートルズ、ボブ・マーレー、マーヴィン・ゲイもそうだし」
ヴァンサン: 「僕らは50年代から今日までのいろいろな音楽に影響を受けてると思う」
グザヴィエ: 「60年代〜70年代の音楽の影響が強いとは思うけど、エルヴィス・プレスリーもレディオヘッドも大好きだし。90年代のニルヴァーナ、ベック、レイジ・アゲンスト・ザ・マシンとか」
ヤン: 「古いジャズなんかも好きだし、クラシックも聴くし」

---今回のアルバムは自分たちではどんなアルバムになったと思いますか?コンセプトなどあったら教えて下さい。

グザヴィエ: 「今回はオープンリールを使ってレコーディングすることに決めた時点でコンセプトまではいかなくとも、方向性は決まったかな。パソコンをサタンと呼んで(笑)、アコースティックの楽器を中心に使いながらレコーディングした。それによって今作では僕らのレトロな面が前面に出たと思うけど、僕らの音楽性はそれだけにはとどまらないよ」

---「エブリバディーズ・ゴッド」の中で特に気に入っている曲は?その理由は?

ヴァンサン: 「今日の気分は“ヴォンデル・パーク”かな」
グザヴィエ: 「僕は“ビッグ・ウィール”」
マチュー: 「僕も“ビッグ・ウィール”だな」
ヤン: 「“ノー・ウェイ”はガッシュを象徴するような曲だし、“ビッグ・ウィール”は祝祭的な感じが好き、“イン・ザ・サン”と“リメディ”は単純に曲がいいと思うんだ(笑)」

---目指しているサウンド、バンドの形は?目標とするバンドはいますか?

ヴァンサン: 「新しい音の、サウンドの、スタイルの探求者でありたいと思ってる」
グザヴィエ: 「僕たちの目指すところは、自分たちが人間として成長していって、バンドとしても成長し、それをオーディエンスと分かち合いたいんだ」

---次のアルバムの構想はありますか?

ヤン: 「ガッシュらしくありながら、もう少し現代的に、そして様々な要素を取り込んだものにしたいと思ってる」

---夏には日本のフェスや日本のバンドとの対バンも予定しています。意気込みをよろしくお願いします

ヴァンサン: 「もう興奮しまくりだよ!」
マチュー: 「僕らにとっては日本は本当にまったく違った文化で、そこにとても惹かれている。とても神秘的でエキゾチックなイメージがある。日本に行った知り合いのバンドたちの話を聞いても、本当に素晴しい体験をして戻ってきているから、きっと僕たちにとってもこの上なく豊かな経験になると思ってるよ!」
グザヴィエ: 「日本に僕たちの音楽に興味を持ってくれている人がいるなんて本当に光栄だよ。そしてthe band apartが一緒にライヴをやることを引き受けてくれて本当に嬉しく思ってる」
ヤン: 「日本に行くことは今年の僕たちの一番の吉報だよ!日本に行くことがある意味僕らにとっての達成点なんだ」

---ヤンはレコード愛好家で、日本の70'sフォーク・グループ「ガロ」も好きということだけど、他にも、気に入っている日本のバンドがいたら教えて下さい。70年代のアーティストでも、現在のアーティストでも。

ヤン: 「ガロの他には日本のバンドを知らないんだ。でも日本に行くことできっとお気に入りのバンドが見つかると思うので、楽しみにしてる」

---ポップなメロディー、抜群のハーモニー、日本の音楽ファンも大好きになると思います!日本のファンに一言お願いします

全員: 「僕ら人間すべては、神なんだ。どこかしらにみな神と同質のものをもっている。そしてそれは自然など僕たちの周りにも溢れている」
グザヴィエ: 「それって日本の思想に近いかもしれないね。僕らがわざわざ言わなくても日本人はみな知っていることかもね(笑)」
ヴァンサン: 「じゃあ、その真理を共に分かち合おう!っていうことでどうかな(笑)?」

【プロフィール】
2004年パリにて結成されたヴァンサンとグザビエの兄弟にマチューとヤンの従兄弟からなるファミリー・バンド。パリのバーを中心にライヴを行い、マーヴィン・ゲイやオーティス・レディング、ビートルズからボブ・マーレーまでのナンバーでライヴの腕を磨く。2004年に自主制作でEP「Amazing」をリリース。2006年にイギリスで数ヶ月過ごし、パブでのライヴで腕を磨き、フランスに帰国後2007年には同じく自主制作で「B-Side」と「Rocking For My Children」をリリース。
以後も精力的にバーや小さなライヴハウスでのライヴ、また対バンなどでライヴをこなす。抜群のハーモニーと4人全員がリード・ヴォーカルとすべての楽器、 作詞作曲を担当するというスタイルを確立。また、ドラムも含め4人全員が一列に並んで立つという独特のステージスタイルもこの頃に確立。
2007年にカフェ・ドゥ・ラ・ダンスというパリの500人弱の名門ライヴハウスで、前座として出演したライヴをきっかけに、カフェ・ドゥ・ラ・ダンスの持ち主である現在のマネージャーに出会い、徐々にパリでの単独ライヴの数を増やし、またMやヨデリックといったフランスの有名アーティストの前座としてパリの殿堂オランピア劇場などに出演を果たす。
2010年パリの最も信頼されるインディー・レーベル、C7(サンク・セット)からデビュー・アルバム「エブリバディーズ・ゴッド」をリリース。同年は、春、夏、秋とフランスのあらゆるフェスティヴァルに出演、その独特のライヴ・スタイルとキャッチーなメロディー、美しいハーモニーでフランス・ロック界の話題をさらった。また、新人の登竜門ともいわれるプリ・コンタンティン、ヴィクトワール・ドゥ・ラ・ミュージックなどに軒並みノミネートを果たす。
ちなみにヤンの父はかつてフランスのカルト的バンド、ペッシュ・ペルヴァのメンバーで、50年代に天才少年画家として騒がれたクロード岡本とバンド仲間であった。大変なレコード愛好家でもあり、家には日本の伝説的バンド、ガロのアナログもあったらしく、日本のサイモン&ガーファンクルとしてヤンも大ファンである。今夏日本盤のデビューアルバムをリリースし、大型野外フェスへの出演を含む初来日を予定している。

デビュー・アルバム『Everybody's God』

センス抜群のポップなメロディーセンスと独特のライヴスタイルで今フランスで最も話題のロックグループ、ガッシュのデビューアルバムの日本盤が登場!
ボーナストラック5曲収録!! <収録曲> 1. The Big Wheel/2. Let'S Burn Again/3. Dance On/4. Back Home/5. My Favorite Song/6. Vondelpark /7. In The Sun/8. Killing My Mind/9. No Way/10. You Really Got Style/11. Remedy/12. P.Nis/13. Jealousy/14. Dragster Cowboy (Bonus Track)/15. Jeg Digger Deg (Bonus Track)/16. I Love You So (Bonus Track)/17. Inside (Bonus Track)/18. I Can (Bonus Track)

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