無人島 〜俺の10枚〜 【THE CHERRY COKE$編】

2011年4月13日 (水)

無人島

無人島 〜俺の10枚〜 【THE CHERRY COKE$ 編】

音楽好きには、超定番の企画“無人島 〜俺の10枚〜”!!なんとも潔いタイトルで、内容もそのまんま、無人島に持って行きたいCDを10枚チョイスしてもらい、それぞれの作品に込められた思い入れを思いっきり語ってもらいます!ミュージシャンとしてルーツとなるもの、人生を変えた一枚、甘い記憶がよみがえる一枚、チョイスの理由にはそれぞれのアーティストごとに千差万別です!今回のお客様はTHE CHERRY COKE$!

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THE CHERRY COKE$が選んだ10枚!

    01.MEGADETH / 『Peace Sells But Who's Buying』

これを兄貴のコレクションから中高生の時に勝手に拝借したのが運の尽き。自分のギタープレイというより、リズムチェンジや楽曲の展開などのアレンジにおいて「何が正解かなんて定義は存在しない!」という意味で多大な影響を受けた。これを聞いてしまうと、普通の展開のものは退屈に聞こえてしまうという恐ろしい一枚。デイヴ・ムステインはメタリカに居なくてむしろ良かったんだ!クビにしてくれてありがとうメタリカ!と思わせてくれるね(笑)

(MASAYA)
 

    02.BLANKEY JET CITY / 『BANG!』

正直、次作のC.B.JIMとどちらにしようか迷ったが、これを。エッジの鋭さがハンパじゃない。ロックンロールって言葉は一言で言えば、とかく荒々しいだけのありがちな、想像の出来てしまうようなものが思い浮かべられてしまうが、これほどまでに繊細に儚い世界観を描いているロックンロールバンドでブランキー以上のバンドはいない・・・と、個人的には思ってる。曲の造りを考えてみても歴然。このバンドの曲は「型外れ」まみれ。

(MASAYA)
 

    03.GREGG KARUKAS / 『Heatwave』

年齢を重ねた今だからこそ、このサウンドにはヤラレる。都会的で心地良いサウンド、死ぬまで聴ける。自分が鍵盤弾きではないから、余計に憧れもあるのかも。メロディー1つとっても、大切に弾いているし、無駄な音が存在しない完璧過ぎるコンポーザーぶり(笑)この人の曲で嫌いな曲を見つけるのが難しいくらいだからね(笑)元々リッピントンズの初期メンバーだった・・・なんて肩書きは後で知った。とにかくグルーヴからなにから全てが癒しに直結するサウンド。俺の中のMr.Smooth Jazz!の内の1人。いやぁ、参りました!(笑)

(MASAYA)
 

    04.BOZ SCAGGS / 『Silk Degrees』

最初にボズの声を聴いたとき、鼻の詰まったような声だなぁ〜なんて思ってたが、これが聴いている内に心地よくなってくるんだわ(笑)今では多くのミュージシャンが奏でる、スタンダードナンバーになった曲もある凄いalbum。何しろ曲が良い上にアレンジから演奏から全てが鬼の域!後のTOTOを結成するメンバーが支えてるんだってんだから、こりゃあエライこっちゃ!(笑)むしろズルい!(笑)この作品をAORの傑作と呼んでも誰も異論は無いハズ!

(MASAYA)
 

    05.KENNY BURREL & JOHN COLTRANE / 『Kenny Burrel & John Coltrane』

一流アーティストの共演ものはよく聴いたけど、これはわかりやすいし、歌える。チック・コリアとゲイリー・バートンとか挙げればキリがないけど、それらと比べても、なにしろグッとくる。難しいことをやるのがジャズだとは全く思わないので、これは俺のなかで間違いなく力作。雰囲気もいいし、Why Was I Born?とか二人だけで素晴らしい曲を奏でてる。たった二人でこれだけ美しい曲になるんだもんなぁ。ただただひたすらに美しい!

(MASAYA)
 

    06.FACE TO FACE / 『FACE TO FACE』

もうこれはガキの頃から聞いてるアルバム。 メロコアっていう音楽が大好きになったきっかけで ロック色が強いフレーズにビビっときたのはトレバーキースの男くささに ビビっときたんだと思う。(笑)90年代の初期とかのメロディックは半端ない。

(HIROMITSU)
 

    07.THE HOOTERS / 『HOOTERS LIVE』

CHERRY COKES でライブのSEでよくつかっているバンドです。シンディローパーがかつて ジョイントして音源が出てたり time after time もやっているのも彼らだったり シンディとはとてもつながりがあるバンドです。 音楽も幅広く マンドリンやリコーダー コンサルティ―ナだったりを仕様していたり 男女ボーカルだったりする曲があったり なにかと影響をうけているバンドです。これは単にライブ音源でセットリストがやばいです(笑)

(HIROMITSU)
 

    08.JOHNNY CASH / 『complete live at san quentin』

彼のコンサート音源はだいたいが刑務所慰問時のライブアルバムなんだけど 自伝映画を見てもおもうけど 彼が自ら犯した罪を 自らの音楽で洗い流すためのように感じてしまう。 一枚目のコンサートアルバムは 彼の生涯でベストアクトと呼び声高い 伝説のライブアルバムなんだけどこれは意外にもわりと晩年のほうだと思う。 意外と言われるんだけど 僕は彼の後期のほうが楽曲も声も 圧倒的に好きです。

(HIROMITSU)
 

    09.GREG GRAFFIN / 『COLD AS THE CLAY』

言わずとしれたBAD RELIGIONのボーカリスト!!!まじでやばいです。 意外にも彼のルーツなのか トラッド音楽がベースになっている 音楽をおしみなく聞かせてくれる。ブルース調もあればブルーグラスっぽかったり ケルト風だったりに聞こえる曲も。 とにかく最高です。

(HIROMITSU)
 

    10.MIKE NESS / 『cheating at solitaire』

彼のソロアルバムは両方好きだけど あえてこっちを選びました。 バラードから トラッドロックだったり ブルーグラスのバラードだったり。 彼がセックスピストルズにはまってパンクロックを初めた という よりも前に影響をうけた音楽達がリアルに彼のフィルターを通して これに表現されてる気がします。

(HIROMITSU)
 


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THE CHERRY COKE$
『Seven』 / THE CHERRY COKE$ 【2011年4月20日発売】
2010年、結成10周年を迎え1年間立ち止まることなく駆け抜けた THE CHERRY COKE$。そして完成したこの4th. FULL ALBUM。これが震え上がるほど素晴らしい作品です。今までに創り出された作品は、すでに多くの人々に評価され愛されています。そんな彼らが生み出す新作は間違いないものだという思いがありますが、正直、その考えを軽く超えています。既に評価されているアーティストがさらに高みに行くことは容易ではありません。ですが、この作品で再評価されることは間違いないでしょう。ゲストミュージシャンとしてMARTIN(OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND)、増井明人(ex.KEMRI,LA-PPISCH)も迎い入れ、楽曲に華を添えています。

インタビュー、PV試聴も掲載! THE CHERRY COKE$『Seven』特集ページ


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