SHARKS:インタビュー

Wednesday, April 6th 2011



interview

SHARKS インタビュー

SUMMER SONIC 2011出演決定!!ロンドン・コーリング 再び!!!
ザ・クラッシュ、バズコックスの精神を受け継ぐ21世紀の若きパンク・ロッカー、シャークス!

ボーカル(James Mattock:以下J)&ギター(Andrew J. Bayliss:以下:A)

--- 簡単に自己紹介をお願いします。

J: ちょうど二十歳になったばかりで、イギリスのコベントリという所で生まれたんだ。現在はシャークスでフロントマンとして活動していて、ボーカル&ギターを担当してるよ。

A: 僕も今二十歳で、イギリスのレミントン - スパという町で育ったんだ。シャークスではギターを担当してるよ。

--- 音楽のルーツは?

 J: 定かではないけど、生まれた時から両親がずっと家で音楽を聴いていたから、物心ついた頃には音楽に興味を持っていたよ。だから、小学校に通ってた頃には、Nick CaveやBuzzcocksを聴いていて、おじいちゃん、おばあちゃんにベースギターを初めて買ってもらって、それからずっと演奏してるんだ。

A: 「トップ・オブ・ザ・ポップス」「ジョン・ピール」から音楽に興味を持つ様になったんだ。あとは家族のレコードコレクション、60年代のロックや、70年代グラムロック、モータウンソウル、ブリットポップが始まりかな?
僕が11才の時に父親がギターを買ってくれて、80ポンドのセミアコースティックギターなんだけど。そしてその時、もし何か曲が弾ける様になったら、エレキギターを買ってくれるって約束してくれたんだ。だからCreamの「Sunshine of Your Love」を一所懸命練習したよ。もちろん彼は約束を守ってくれた。そして現在に至るっていう感じだね。

---どんな音楽に興味がありますか?

J: 大きく言うと、ロックンロール、特にパンクロックが好きだよ。Dead Boysやthe Damnedの様な。彼等の音楽ももちろん好きだけど、彼等の身なりだったり、行動が好きで、彼等の音楽性が現在自分が音楽を作る時に役立っていると思うよ。

A: 時と場合にもよるけどTom Waits, James Brown, Leonard Cohen, Nick Cave & The Bad Seeds, Bruce Springsteen, Bob Dylan, Oasis, The Velvet Underground, Iggy Pop等が好きかな。

--- いつ、どうやってバンドを始めたの?何故今のパートを選んだ?

J: シャークスをはじめてからも、ドラムやベースをやったり、ギターでも良かったんだ。でも歌詞を作ったり、曲を書いたりする事に興味を持つ様になって、それでボーカル&ギターになったんだ。

A: ジェイムズとバンドを始めたのは16歳の時で、自分達に正直で、真実のバンドをやりたいって決めたんだ。それはシャークスと同じ充実感を提供する事が出来ない様な、仕事場、学校からの逃げ道でもあったんだ。もし人が本来の欲望に従いたいのなら、群れから離れて自分自身の道筋を歩いて行かなければならないだろう?だから僕は間違いなく、シャークスで常にギターを弾いてるんだ。

--- 一番好きなアルバム又は曲は?

J: Ramonesのファーストアルバムしかないね。

A: 1枚は難しいよ、何故ならこれらのアルバムは僕に音楽に必要な要素をそれぞれ教えてくれるから。5枚選ぶなら、
The Clash「London Calling 」
Van Morrison「Astral Weeks」
Joy Division「Les Baines Douches 18 December 1979 」
The Beatles「White Album/Abby Road」
Minor Threat「First Demo Tape」

1番好きな曲はLouis Armstrong「What a Wonderful World」

--- 今回のアルバムはどのようにして出来たの?

A:過去2年の僕達のリリースしたものを記録したかったんだ。僕達のどの初期の音源も、時間が経つに連れて色褪せたものにしたく無かったんだ。多くの人たちにとって、シャークスはまだ極めて新しいバンドだから、一番重要なのは僕達の音楽を聴きたいと思ってくれる人達にとって、これらを手にし易いというのは重要な事だったんだ。

--- どのように曲は作るの?

A: 僕が曲を殆ど書いて、それからジェイムズがそれに歌詞を付ける。でもそれで完成と言う訳じゃなく、それからスタジオに入ってみんなで作って行くんだ。僕はデモを作るときはとてもシンプルな8トラックレコーダーにアイデアを録音するんだ。だいたい台所でね。

--- 日本でリリースする事に関してどう思う?

A: 僕達はずっとアメリカと日本の2つの場所でアルバムをリリースしたいと考えてたんだ。今作「THE JOYS OF LIVING」は正にもうすぐ両国でリリースされるんだから、信じられない程報われると思うよ。

--- 何故Wedding Presentの曲をカバーしたの?

A: 他のバンドのカバーをする事で多くのバンドを発掘する事が出来るから。彼等は80年、90年を代表する素晴らしいバンドの1つだから。

最後に、僕達の心は今回起った惨事で深い傷を負った皆と共にある。僕達の音楽が凄くポジティヴなやり方で皆に影響を与える事ができるといいなと思うよ。
日本のみんなが一日も早く、強く、復興する事を願ってるよ。前向きに。

    • HMVオリジナル特典 『Joys Of Living』国内盤(品番:VJR3111)をお買い上げのお客様に先着で“SHARKS特製缶バッチ”をプレゼント! ※数に限りがございますのでご了承ください。
profile

イギリスは中部にあるウォリックシャーのロイヤル・レミントン・スパから現れたジェイムス・マトック(ボーカル、ギター)、アンディ・ベイリス(ギター)、クリス・オライリー(ベース)、サミュエル・リスター(ドラム)からなる若き4人組、シャークス。結成当初からザ・クラッシュの再来とUKメディアで騒がれ始め、間もなくアイアン・メイデン、フューネラル・フォー・ア・フレンド、ブレット・フォー・マイ・バレンタインら大物&人気バンドが所属するRAW POWERマネージメントと契約。ロストプロフェッツ、ザ・ガスライト・アンセム、ベイビーシャンブルズらのサポートアクトなどを務め、ブリンク182のマーク&トムが立ち上げた服飾ブランド内にあるATTICUS BLACKからのEPを始め、数枚のシングルをリリース。NME、KERRANG!等のメディアも大注目で彼等の骨太でメロディアスなサウンドはパンクレジェンド達を引き合いに評価されている。2011年はソーシャル・ディストーションとの大規模なUSツアーに始まり、WARPED TOUR 2011にも出演決定!2011年は世界各国でシャークスが暴れ回る!

Alternative & PunkLatest Items / Tickets Information