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【3月のドススメ】enie*meenie

Friday, March 25th 2011

3月のドススメ! hara編

enie*meenie 『Tokyo reflection』 / enie*meenie
01. SFTCC (Intro)
02. Challenger
03. Sentimental Dream
04. Georgy Girl
05. Nostalgia
06. My Determination
07. Synthesized Message
08. Wandering Drive
09. Lantern
10. Mountain Of Sweet Pennies
11. Silly Story



すでにおなじみとなりました(なったんでしょうか?)『担当者今月のドススメ(仮)』。HMV ONLINEの邦楽担当4名が、当月の本気オシ作品を1枚選んで今月もドススメします!

3月度haraのドススメはenie*meenie『Tokyo reflection』!!

前作「Fantasy Of Life」は、ポップにはじけたイメージがありましたが、今回はまた印象が変わった気がします。よりメロディアスに、よりドラマチックに展開させる今作は、本当に全曲が名曲!抜群に良いのメロディーにそのメロディーをより際立たせる素晴らしいサウンドが加わって、その相乗効果がすごいです!すべてのパーツがカチッとぴったりはまったような、enie*meenieの世界の完成を感じました。

「SFTCC」から始まるんですが、まさにこの曲はそのenie*meenieの音楽の世界への導入にふさわしい。そして、始まる「Challenger」で、enie*meenieの音楽の世界に飛び出す!その後はもう、enie*meenieの音楽の世界におぼれてゆくのです。いや、おぼれるというより思う存分おぼれさせてほしい!むしろ泳ぎたいんだな。できればそこは水じゃなく宇宙。そこにカラフルな花々(らしき色彩)が次々と咲き乱れていく・・・・・、というような脳内イメージワールド大展開!なんか想像力をかきたてられる!脳内で色んなPVが出来上がりましたよ(笑)。

どの曲もいいんですけど、3曲目「Sentimental Dream」は本物のPV試聴がありますのでそちらを観て頂くとして、一番最初に印象的に残ったのが5曲目の「Nostalgia」。シンセ大活躍のゆるやかで滑らかに始まるんですけど、そのままじゃあ終わらない、途中でドラマチックにはじけるんです。しかも、なんつー良いメロディーなんだ・・・!なんかその差がすごく好きなんですよね。ドラマチックといえば8曲目「Wandering Drive」の始まり!鍵盤が効いてます。そしてラストを飾る「Silly Story」で、胸を締めるけられて泣く!感動!そしてまた最初から・・・というループですね。

ここまで、自分的感想ばかりだったので、ここからは詳細を。2010年にギターが脱退し、4人編成となった新生enie*meenieの初作品となる、3rd ALBUM「Tokyo reflection」。ギターは抜けたといってもロックサウンドは健在。さらに創作には鍵盤などの新たな楽器が加わり、シンセサイザーなどを多数取り入れ楽曲の幅も広がったようです。これまでのWEEZERなどのPOWER POPや彼らもトリビュートに参加したGET UP KIDSなどの影響ももちろんのこと、デビュー音源の"curtain call"などを彷彿とさせるメロディーライン。そして、あまりに自然だったものでうっかり触れ忘れましたが、今作は日本語詞も入ってるんです。が、妙な違和感がまったくなく、そんなことも忘れるくらい自然。あまり日本語を感じさせない歌い方ってのもあるんでしょうけど、それもすごいことだよなぁ。

では最後に!今回はですね、enie*meenieの新作を店頭で初めて試聴するお客様の気持ちになってみようと、発売日にCDショップの店頭にふらり。
「あ、enie*meenieの新作出たんだー、へー、聴いてみよう」(という気持ちで)、試聴機のヘッドホン装着。ポチッと再生。・・・・・、やばい、この先の展開を知っているから、すでにワクワクしてしまう!けど、そこはあくまで初めて聴くお客さんの気持ちになって冷静に冷静に。・・・ん?や、冷静になったトコで、やっぱワクワクするな、これが素直な反応だ!ふう。そして全曲少しづつ試聴。そうそう、上に挙げてませんでしたが「Georgy Girl」のカバーがまたキラッと光りますねぇ。そしてやっぱり、5曲目と11曲目は泣いちゃうから必死で涙を我慢我慢と。そうやって試聴を終えた頃には、カッカしていて軽く発汗。普段、汗をあまりかかない体質なもので助かります!や、そうじゃなく、これは、もうレジに直行ものでしょう!こんなダラッとした文章じゃ、なんも伝わらねぇな!という方は、是非CD屋さんなどで試聴を!きっと「Tokyo reflection」は、あなたのものになることでしょう。


「Sentimental」PV試聴


「Sentimental」PV試聴


enie*meenie...

2002年結成。数度のメンバーチェンジを経て現在のラインナップは落井克仁(Vo,G)、長沼将樹(B,Cho)、佐々木実(Dr,Cho)、河村亮(Key,Cho)の4人で結成。WEEZER、RENTALS、OZMA等を彷彿とさせるパワーポップに傾倒した楽曲を中心に、Fed Music、the chef cooks me、the Shuwa、nature living、ENDZWECKといった面々からafterpilot、SKYBEAVER、polyABC、竹内電気などパワーポップ〜ギターポップ系のバンドまで多岐にわたるタイバンをこなす。


enie*meenie 関連作品


2ndフルアルバム

1stフルアルバム


1stミニアルバム


J-PUNK 今月の注目作 【2011年3月発売】

2011年3月のJ-PUNK注目の新作をまとめてご紹介させていただきます!今月は、FACTのDVD付きミニアルバム、マキシマム ザ ホルモン待望新作、the band apartのニューアルバムといったビッグリリースをはじめ、SORRY FOR A FROGの間違いない3rdアルバム、大注目EMPTY初のフルアルバム、VIVASNUTの待望ミニアルバム、さらにはパワーポップ好きなら絶対のenie*meenie、Holidays Of Seventeenの新作などが発売になります。
J-PUNK今月の注目作
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ドススメ人 profile

hara
主な担当ジャンル:
japanese punk/hardcore

第二次音楽ブームを迎え、ただいま音楽青春真っ最中。主に邦楽パンクを好み、アツい!真っ直ぐ!一生懸命!に心を惹かれます。ライブを観ることを生活の一部とする絶対現場主義。




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