ジャズ･コンピの決定版､待望の第2弾

2011年2月28日 (月)

永遠にジャズ史に残る名曲・名演・名唱ばかりの贅沢なセレクション

～ブルーノート、アトランティック、キャピトル、コロンビア、CTI、リバティー、オーケー、パシフィック・ジャズ、ルーレット、UA、ヴォルテックス...名門レーベルの名曲･名演ばかり27曲、約2時間40分収録!

　2010年の年間ジャズ・コンピレーション・アルバム売り上げ第1位に輝いた『THIS IS JAZZ ベスト＆グレイテスト』。ジャズの全てを凝縮したベスト盤とも言えるコンピレーションをお聴き頂いた皆様からの「第2弾を出して欲しい！」という多くのご要望にお応えし、なんと『THIS IS JAZZ ベスト&グレイテストvol.2』が登場します！

　「ワーク・ソング」、「マイ・フェイヴァリット・ソングス」、「君微笑めば」といったTVCMや映画でおなじみの楽曲を多数収録し、「ジャズ・ヒッツ」、「ヴォーカル・スタンダード」、「インスト・スタンダード」からなる3部構成が前回大好評につき、今回の『THIS IS JAZZ ベスト&グレイテストvol.2』でもそのスタイルにてご提供！

　ブルーノートやその傘下レーベルの音源が中心となりますが、マイルスのCBS音源やジム・ホールの名演「アランフェス協奏曲」といったレーベルの枠を超えた楽曲が収録されている点も見逃せません。

　豪華キラキラ・サックケース仕様、さらには、楽曲解説、レーベル紹介、Vocalモノの歌詞付きという、まさにジャズ・コンピレーションの決定版と呼ぶに相応しいお誂えにて。

※ライナーノーツより―
　ジャズの名プレイヤーたちによる名曲・名演の数々。その極めつきともいえるものばかりが、「THIS IS JAZZ～ベスト＆グレイテスト Vol.2」には集められている。昨年夏にリリースされた「THIS IS JAZZ～ベスト＆グレイテスト」は、ジャズのコンピレーション・アルバムとしては空前のベストセラーを記録したのだったが、もちろんジャズの名曲というのは、それだけではない。まだまだあるジャズの名曲・名演・名唱ばかりがこちらにも満載で、内容的には優るとも劣らないばかりか、さらに幅広い時代やレーベルにわたって、時代や世代を超えて愛されてきたものばかりがラインナップされている。ファンキー・ジャズの名曲＜カンタロープ・アイランド＞＜ワーク・ソング＞＜ソング・フォー・マイ・ファーザー＞＜アリゲイター・ブーガルー＞など、ブルーノートの大ヒット・ナンバーの数々から、ルイ・アームストロングやサラ・ヴォーンなどの名唱、そしてマイルスやソニー・ロリンズ、ビル・エヴァンスらの名演が、“ジャズ・ヒッツ”“ヴォーカル”“スタンダーズ”と区分されて、わかりやすく編集されているのも魅力。レーベル的にもブルーノートを中心に、キャピトルやパシフィック・ジャズのほか、1920年代の名レーベル“オーケー”や、メジャー・カンパニーの“CBS”、そして70年代を代表する“CTI”など、幅広いセレクションがなされている。硬派のブルーノートと、お洒落な響きのCTI。アルフレッド・ライオンとクリード・テイラーという、両極のサウンド個性をもつプロデューサーの作品でありながら、録音エンジニアはどちらもルディ・ヴァン・ゲルダー。その音作りの違いまで楽しめるあたりは、本コンピレーションのマニアックな隠し味でもある。親しみやすく奥が深い「THIS IS JAZZ～ベスト＆グレイテスト Vol.2」。レーベルを超えたコンピレーションの真髄が味わえる、究極のジャズ・アルバムである。

ジャズ評論家：岡崎正通