今回は真っ当にClub作品です。
前作『BELIEVE IN MY SOUL』から約3年半ぶりのリリースとなる、日本を代表するドラムンベース・プロデューサー、Makotoの新曲/初CD化曲/Remixワークを含む作品集『This is How I Do』。
正直言って僕のレコ棚にはドラムンベース物ってのは数える程度にしかないので、あんまり上手いこと書けそうにないんですが、コレはかなりのブツですよ!
まずアルバムのド頭に収録されている、Jazzanova仕事でもお馴染みのPaul Randolphをヴォーカルに迎えた新曲「Tower Of Love」、コレがもうドラムンベースという枠を完全に踏み越えたソウル・ミュージックで、むしろClub前提でなくとも相当数の人達が反応するであろう1曲。スタカンなんかが好きな人にも是非聴いていただきたいです。
J-WA●E辺りのラジオ局でかかったらめちゃめちゃヒットするんじゃないかという予感がするんですが、いかがでしょう??
さらにラジオ向きな1曲といえば、Stevie Wonder御大のカヴァー「Overjoyed」のMakoto Remix。
トロットロにメロウなエレピ&アコギの上で歌うCleveland Watkissのシルキーヴォイス、そして小気味良いパーカッションが効いたビートという超スタイリッシュなプロダクション。
その他にも、フロア映えのする…というかすでに世界中でアンセム化しているという、配信リリースのみだった「Release The Bird」(←運転中に聴くのはアクセル的な意味で危険な1曲)、デトロイトテクノのコズミックソウル感を正統継承する黒々としたトラックなど、さすがLTJ Bukemのお墨付きといった楽曲から、ドラムンベース以外では、Gilles PetersonもプレイしたCro-Magnonのメンバーをゲストに迎えたHerbie Hancockの名曲カヴァー「Chameleon」などのクロスオーヴァー・ジャズ作、ハウス・アプローチのRemix「Hurts Like Hell」を収録と、アルバムを通して聴くと思いのほか幅広の間口を持った作品であると言えます。