圧迫面接 =みさこ(神聖かまってちゃん=
音楽は国境を越える<宮崎>
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アーティスト名:Heavenstamp
収録作名:『Hype-E.P.+REMIXES』
試聴曲:「Hype」
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アーティスト名:PL∧TINUM
収録作名:『愛罠』
試聴曲:「愛罠」
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宮崎:では、最後です。高根先生の大トリに向かっていきます。
高根:では、反則技で、繋げて2曲かけます。最初にかけるのがHeavenstampというUKロックの流れを汲むバンドです。THE FLAMING LIPSやMy Bloody Valentine、THE TING TINGSなどのシンフォニックでファンタジックなサウンドと刹那的歌詞が融合したダンスロックな系統でキャッチーなサウンド云々……(ウンチク続く)……初期衝動を体現するバンドです。
宮崎:紙資料を音読しないでください(笑)。BLOC PARTYのメンバーがなんかすごい褒めてるんですよね。
みさこ:日本語のバンドなんですね。(試聴中)……なるほど。
高根:続けて聴いて下さい。次はJ-POPで、PLATINUMという女の子3人組。“女はスパっと、男はスカっと、小悪魔女子のための恋愛ソング”。
みさこ:キャッチコピーだけ聞くとすごいチープな感じ。(試聴中)……へぇ、なるほど。
高根: まずは、最初のHeavenstamp。カッコイイことをやろうとしてるっていうのは、分かるんですけど、どうにもこうにも今の自分にはリアリティがないとか、ピンと来ないんですよ。もう言ってしまうと、このご時世に抽象的なことよく言ってられんなぁって思うんですよね。逆に2曲目のPLATINUMの曲にはリアリティを感じています。キャバ嬢から見たキャバクラにはまっている男への歌っていう設定なんですけど、実際この子たちキャバ嬢だったらしくて、リリックとかも自分たちで書いてるんですね。トラックとかも実はよく聴くと面白かったり。見てくれは“色モノでございます”って感じだけれども、なかなか侮れないなぁと。
柏井:普通にいいですね。内側の人たちの物語を想起できる感じがすごくいいですよね。
宮崎:なんか結構最近の売れてる曲って、どんどん現実を忘れさせるような歌詞が多いですけど、どうなんだろう? そんな疲れてんの? もっと別の励まされ方ってあるんじゃないの?って思っちゃうんですけどね。
みさこ:なかなか難しい気もするんですよね。男の子だったら、自分自身をさらけ出してかっこいいことをするっていうのもあると思うんですけど。女の子が全てをさらけ出しちゃったら、結構痛い感じがするんじゃないかな。評価される場合と評価されない場合があるように思います。
宮崎:あとシャレが利いてますね、愛罠(=I Wanna)とか。ヒップホップ的な。
みさこ:はははは(笑)
高根:最近感じてること言いたいがために、これをかけたんですけど。真っ当なロックって難しいなって最近感じてるんですよ。以前はUKロックかっこいいよねって感じでコピーして、まだ成り立った状況があったんですけど、今はそこにリアリティがないから、あんまり聴けなくなっちゃった。こういう「カッコイイロック」を目指してる人たちには頑張って欲しいなって思うんだけど、世の中なのか自分の気持ちなのかが、追いついていけてないんです。
みさこ:昔だったら社会批判のためにロックをやったりしてたんだろうけど、今はそういうのがないですもんね。かといって、身の回りのことに当てはまるものかというと、そういうものでもないし。
宮崎:かまってちゃんの話になりますけど、戦ってる感じが見えますよね。嘘がない感じの戦い。
みさこ:の子さんは身内だけど、ものすごい反発心があると思う。戦ってるんだろうなっていうのが読み取れますね。まあ、ものすごい小さな世界で戦ってるんだろうけども(笑)。さっきの話に戻りますけど、中国人がパッと聴いて洋楽っぽいのやってたり、そういうのもいいと思うんですけど、結局、オリジナルを超えなければ意味がないと思います。女の子らしさだったり、男の子らしさだったり、キャバ嬢らしさだったり、の子さんだったら、の子さんならではの中途半端な人らしさだったり、そういう元ある個性を持つ大切にした方がいいと思います。
高根:みさこさん、すごいしっかりされてますね(タジタジ)。
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高根:じゃあ最後に順位を付けていただきます。
みさこ:どうしようかな。案外PLATINUMが1位かもしれない。はははは(笑)。
一同:おー、すごい!
みさこ的チャート
1. PLATINUM
2. CRYSTAL
3. PSG
4. さよならポニーテール
5. The Ghorst Spardac
6. Sasha
高根:Sashaビリっすよ。
みさこ:Sashaはお酒飲む人が飲む音楽かなと私は思う。肌で感じる音楽だけど、ヘッドフォンでわざわざ聴こうって感じにはならない。
柏井:同じダンスミュージックでもCRYSTALは高評価ですね。フロアじゃなくても聴ける要素が強いってことかな?
みさこ:そうですね。なんだろう、頭で色々考えてそうな。アイデアが浮かびそうな感じ。
柏井:あぁ〜、それはある。
高根:宮崎さんの“堀り”のタマモノ、The Ghorst Spardacは、中国の今の状況を考えると売れそうですよね。
宮崎:彼らが本気の自分の思いを歌ったらそれすごいじゃないですか?
みさこ:すごいと思う。メロディもそうだけど、メッセージを伝えるのって歌詞がいいかどうかってとこが重要じゃないですか? 日本人は中国語ができないからメッセージが受け取れなさそうな気がする。韓国アイドルみたいに日本語にすればいいかって言えばそうじゃないし。
宮崎:みさこさん、鋭いなぁ。
みさこ:全然、私そんなに音楽に詳しいわけじゃないしJ-POPが好きなんで。カラオケで歌っていいなっていう曲が好き。昔、「ショムニ」の曲歌ってたSURFACEとか、ああゆう分かりやすい感じが好き。(笑)。
宮崎:なつかしいなぁ。すごいバンド名ですね、SURFACE。“表面”だもん(笑)。
柏井:中身より表面が大事ってことなのかな(笑)。
高根:敏感な我慢汁系音楽中年がお届けする音楽圧迫面接。来月も表面主体でガンバリますよ!
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