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無人島 〜俺の10枚〜 【湯川潮音編】

SSW in JAPAN

Wednesday, November 17th 2010

無人島

無人島 〜俺の10枚〜 【湯川潮音 編】

音楽好きには、超定番の企画“無人島 〜俺の10枚〜” !!なんとも潔いタイトルで、内容もそのまんま、無人島に持って行きたいCDを10枚チョイスしてもらい、それぞれの作品に込められた思い入れを思いっきり語ってもらいます!ミュージシャンとしてルーツとなるもの、人生を変えた一枚、甘い記憶がよみがえる一枚、チョイスの理由にはそれぞれのアーティストごとに千差万別です!今回のお客様は湯川潮音!

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湯川潮音

湯川潮音
1983年東京都出身。小学校時代より東京少年少女合唱隊に在籍、多くの海外公演などを経験。インディーズでの2枚のアルバムリリースを経て、2005年8月、作曲陣にくるりの岸田繁氏、ハナレグミの永積タカシ氏を迎えたシングル「緑のアーチ/裸の王様」でメジャーデビュー。イギリスやアイルランドのフォークソングの風合いと、ことばを大切に唄い紡ぐ姿勢、妖性と聖性、革新性と普遍性を兼ね備えた、“天使の歌声”とも評される深い歌声で、幅広い音楽ファンから支持を受けている。番組テーマソング、TV-CMソングなども数多く手がけており、歌唱を担当した「東武鉄道スペーシア」のTVCMが現在OA中。


クレッシェンド
『クレッシェンド』
11月17日発売


「灰色とわたし」(2008 年7 月リリース) 以来、約2 年4 ヶ月ぶりとなるオリジナルアルバム。プロデュースは、2009 年12 月リリースのカバーアルバム「Sweet Children O´Mine」、「灰色とわたし」同様、クマ原田氏(ex ペンギン・カフェ・オーケストラ)。 バラエティ豊かな作家陣(LEO 今井、辻村豪文(キセル)、いしわたり淳治(ex. スーパーカー)、タテミツオ、松下典由) を迎えた、百花繚乱、万華鏡のようなきらめきあふれる待望のニューアルバム。その才能に改めて感嘆!






湯川潮音 が選んだ10枚!

    01.ビートルズ / 『anthology』

ビートルズのアルバムの中から、どれか一枚持っていくのを選べなくて、二枚組のアンソロジーにしました。これは、レコーディングのアウトテイクも入っているので、そのときのスタジオの雰囲気が伝わってきます。子供の頃からどの曲も丸覚えしていたほど一曲一曲思い出があります。自分の作詞作曲の原点にもつながっていると思います。

 

    02.カーラ・ボノフ / 『Restless nights』

このアルバムに入っている「the water is wide」というイギリス民謡の曲が、初めて人前で一人で唄った曲です。いろいろな人がカバーしている曲なのでバージョン違いはたくさんありますが、私はこのカーラ・ボノフの唄が好きです。無人島に行く状況に置かれたときには、きっとなにか打ちひしがれた思いになると思ったので、この曲を聴きたくなると思いました。
 

    03.ジョニ・ミッチェル / 『blue』

繰り返し聴いて、その自分の今いる状況に関わらずどんなときにでもひびいてくるアルバムには、特別な魔法がかかっているような気がするのですが、このアルバムにはいろんな節目、節目に出会っている気がします。ジョニが暗闇の中で模索しているときにつくりだした一枚だそうですが、彼女の生き方を感じる素晴らしい曲ばかりです。
 

    04.東京少年少女合唱隊 / 『ヨーロッパの響きをたずねて W』

私が小学校4年生の頃から在籍していた合唱隊です。たくさんの国、あらゆる場所で唄う機会を与えてもらい、大人に交じり、グレゴリオ聖歌から現代音楽まで教えてもらったところです。音楽とはどういうものかを、言葉でなく、頭で考えるのでもなく、まさに体と心で感じさせてくれた、今の自分の根本にある音楽です。
 

    05.ブルース・コバーン / 『雪の世界』

ギターの音色ひとつひとつから、唄声、ジャケットに至るまで、どこもかしこも理想の世界です。最小限の音数でとてもシンプルですが、ジーンと染みわたる。何とも言えない軽やかな余韻がします。ブルース・コバーンが宮沢賢治のつくった「星めぐりの歌」という曲を好きで、カバーしたことを知って益々シンパシーを感じました。
 

    06.ヴァン・ダイク・パークス / 『Dyke parks song cycle』

私にとっては、音のディズニーランドのようなアルバムです。まるで魔術師のようにvan dayke が操る音に誘われ、メリーゴーランドに乗っているかのような気持ちになります。この間日本に来た時の写真を見せてもらったら、そのルックスもまるでサンタクロースのような白髭にオーバーオールといった、想像通りの方でした。いつでも夢のような場所に連れて行ってくれるアルバムです。
 

    07.ルイ・アームストロング / 『グレイテスト・ヒッツ』

この唄声を一声聴いただけで、なんだか暖かい羽毛布団にくるまれているような、すべてを開放してしまいたくなるような気持ちになります。「What a wonderful world 」この曲をぜひ無人島で聴いてみたい。
 

    08.ハナ肇とクレイジー・キャッツ / 『クレイジーキャッツ・デラックス』

クレイジーキャッツを聴いていると、何だか悩んでたことやら、哀しかったことが、ちっぽけなことだったように思えてきます。「ホンダラ行進曲」「だまって俺について来い」「どうしてこんなにもてるんだろう」「スーダラ節」は幼稚園児くらいの頃から唄っていました。
 

    09.大島保克 / 『島時間』

初めて大島さんのライブを観たとき、深く大地に根を張った太い木の幹のような音楽だと思いました。その会場を一瞬で包み込む声。島唄を知るきっかけになったのも大島さんでした。無人島に行ったら波の音と重ね合わせて聴いてみたい。
 

    10.クロスビースティルスナッシュ&ヤング / 『デジャヴ』

何度も何度も聴き返したアルバムです。ハーモニーが素晴らしいのはもちろん、大好きな曲がたくさん入っています。「Teach your children」は実は「緑のアーチ」という曲をつくったときにずっと頭の中のイメージにあった曲です。「our house」という曲が中でも一番好きなのですが、こんないい曲を一番最後でなく、7曲目にもってくるということにびっくりしたのを覚えています。一人でこのハーモニーを再現して多重録音を宅録でしてみようとしましたが、難しすぎて断念しました。無人島でやってみようかな?