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無人島 〜俺の10枚〜 【broken littele sister編】

Wednesday, November 17th 2010

無人島

無人島 〜俺の10枚〜 【broken littele sister 編】

音楽好きには、超定番の企画“無人島 〜俺の10枚〜” !!なんとも潔いタイトルで、内容もそのまんま、無人島に持って行きたいCDを10枚チョイスしてもらい、それぞれの作品に込められた思い入れを思いっきり語ってもらいます!ミュージシャンとしてルーツとなるもの、人生を変えた一枚、甘い記憶がよみがえる一枚、チョイスの理由にはそれぞれのアーティストごとに千差万別です!今回のお客様はbroken littele sister!

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broken littele sister

「平熱感」、「浮遊感」、「映画のサウンドトラックのような音楽」などをキーワードに、某大規模レコード店に長く勤務した堀内(ヴォーカル、ギター)と櫻田(ヴォーカル、ギター)で2005 年末にユニットを結成。シューゲイザー/エレクトロニカ/アンビエント/ダブ/フォーク/ 60's などの様々なジャンルの音楽を独自の解釈で変換、または折衷した音源の制作をスタートさせる。翌年にはUK インディー・ギター・ロックの影響を強く感じさせるPLANETS GROOVE や、クラブDJ として1990 年代から長く活躍し、インディー・ロック系パーティー『hacienda with love』の主宰者のひとりである嘉藤(ベース)が加入し3 人体制となる。2006 年10 月にはアートや音楽などのカルチャー系フリーCD マガジン『cinra magazine vol.11』に matryoshka らと共に掲載され、2007 年4 月にはcinra とYAMAHA プレイヤーズ王国が合同で開催したnet label compilation オーディションで750 曲の中から選出された13 曲の一つとして音源を配信。同年6 月にはDJ として活躍するWSZ80 氏の主催する横浜発のクラブ・イベント『reclash』(過去出演者: Au Revoir Simone、Rubies、Yeti、Ringo Deathstarr、Andy Yorke、The Suzan、Twee Grrrls Club など)にライブ出演。2008 年5 月にAnderson(オランダ)、9 月にはPia Fraus(エストニア)の来日公演のサポートを務め、都内屈指のシューゲイズ・イベント『total feedback』にも出演する。2009 年4 月にUlrich Schnauss(ドイツ)来日公演のサポートを務めるなど、都内/横浜でライブ活動を続けている。2010 年3 月に発売された『shoegazer disc guide』にライブ会場などで配布していたデモ版 『memories, violet & demons』が日本人部門トップ・ページに掲載され、同年4 月には同アルバムはiTunes Music Store を始めオンライン限定リリースされた。そして、『memories, violet & demons』は再録、ミックス、マスタリングをアップグレード!


broken littele sister HMV横浜ビブレにてインストアイベント決定!

broken little sister “memories, violet & demons” release anniversary - YOKOHAMA obscure united session

guest: WSZ80 (LEF!!!/reclash) / TWEE GRRRLS CLUB
■日時:12月12日(日) 14:00スタート
■場所:HMV横浜ビブレ イベントスペース
■観覧方法:フリーでご覧になれます。
 (当日の状況によってはご覧いただけない場合もございます)

HMV横浜VIVRE店、HMV横浜ワールドポーターズ店、HMVららぽーと横浜店、HMVモザイクモール港北店、HMVラゾーナ川崎店にて対象商品『memories, violet & demons』をご予約又はご購入のお客様に先着で特典引換券を配布致します。
イベント当日、特典引換券をお持ちのお客様には当日限定の特典を差し上げます。
※HMV ONLINE/MOBILEでのご購入は、上記の特典引換券対象では御座いません。ご注意下さい。

Memories, Violet & Demons
『Memories, Violet & Demons』
11月17日発売


School of Seven Bellsらを輩出したブルックリン・シーンともシンクロする、世界最突端のサウンドが国際都市・横浜から現れた!My Bloody Valentineなどシューゲイズなギター・レイヤーと美麗なるエレクトロニクス、さらには平熱の男女ヴォーカルを、Ulrich Schnauss も絶賛するセンスで折衷した、日本から世界を切り裂く、ワールド・クラスの大型新人による、圧巻のデビュー・アルバム!!
来日ツアーのサポートを務めた、エレクトロニカ〜シューゲイザー界の巨頭・Ulrich Schnauss から「君たちのライヴでキーボードを弾いてもいい」とまで絶賛されたことをはじめとして、『シューゲイザー・ディスク・ガイド』にデモ音源ながら大きく掲載されるなど、アーティスト、レーベル、媒体関係者、海外の熱烈な音楽ファンなどから既に絶大な評価を受ける、横浜を拠点とする3 人組によるデビュー・フル・アルバム。My Bloody Valentine を彷彿とさせるシューゲイズなギター・レイヤー、ポスト・エレクトロニカのバンド・サウンドを体現する緻密なエレクトロニクスは、School of Seven Bells など幾多の綺羅星を輩出するブルックリン・シーンとも同期する、ワールド・クラスの才能を見せつける。メイン・ソングライターの堀内は、レコード店に長年勤務し、ベースの嘉藤は1990 年代からクラブDJ として活躍し、多くの若者にUK インディー・ロックを伝えてきた経緯があるなど、ここ10 年来、常に現場の第一線で音楽に接してきた感性がこのスタイルを選んだとでも言うべき、デビュー・アルバムにして圧巻の完成度を誇るサウンドは、ジャパニーズ・インディー・ロックの次代を切り開くことは間違いない。






broken littele sister インタビュー

Q:broken little sisterのみなさんはじめまして、まずはHMV ONLINEに初登場ということで簡単に自己紹介をお願いします。
broken little sisterは堀内、櫻田、嘉藤の3人で、横浜を拠点に活動しているバンドです。2005年末から音源制作をスタートさせ、都内や横浜でライブをしています。今回のインタビューは堀内が担当します。

Q:デビューアルバム『memories, violet & demons』の完成おめでとうございます。アルバムが完成して率直な感想をおねがいします。
ありがとうございます。素直に嬉しいです。周囲の人達のサポートもあって完成まで漕ぎ着けることが出来ました。ホッとしたのと同時にここからがスタートだと思っています。

Q:かなり作りこまれたアルバムだと思うのですが、制作にはどれくらい時間が掛かったのでしょうか?
2005年から現在までに作った楽曲をまとめた作品集なので、具体的な制作期間というものはありません。本作は2010年4月に配信限定で販売していた音源を一部再録音、ミックスを新たにやり直し、新曲を加えてマスタリングを施したものです。このCDリリース用に作業をした期間は4ヶ月くらいだと思います。

Q:制作のうえで、苦労した点を教えてください。
ヴォーカルの録り直しとミックスの再構築です。ヴォーカルに関しては環境や機材を変えて作業をしたこともあり、思うような結果がなかなか得られませんでした。ミックスに関しては、オンラインのリリース時に詰めたものを、もう一段階上げるようなイメージでやり直しました。結果的にどちらも納得のいくものが出来たので、やって良かったと思います。

Q:サイケデリックでまるで映画のように景色が浮かんでくる作品であると思います。トータルのコンセプトなどあったりしますか?
アルバムのコンセプトはありませんが、バンドのコンセプトとして「映像」と「サイケデリア」は重要な割合を占めています。楽曲制作をする際にインスピレーションの源となった音楽や映画もありました。この作品に関しては、聴いた人がそれぞれに持っている記憶や感覚に触れたり、情景を想像してもらえたら嬉しいです。
Q:Ulrich Schnaussの来日サポートを務めていましたが、いまだに交流はあったりしますか?
今年の4月に来日したときに話をしました。僕らのデモ音源を渡したら彼の手持ちの音源と交換してくれたり、「(broken little sisterが)ライブをやるときはシンセを弾くよ」と言ってくれました。その時の別れ際に「いつでもメールをくれ」と言っていたので、今度完成した音源を聴いてもらおうと思っています。

Q:轟音ギター、甘いメロディ、平熱のヴォーカル、、、という同じようなフォーマットを持ちながら聴けば聴くほどはまっていってしまう不思議なジャンル“シューゲイザー”。シューゲイザーの魅力とはどんなところでしょうか?
意味を超越して直感的に受け取れるサイケデリックなサウンドと、伝統的で耳馴染みの良いメロディーやハーモニーとのバランスが魅力だと思います。ダイレクトなメッセージ性が少ない抽象的な表現で、サウンドそのものを楽しめること、聴き手の想像力の入り込むスペースがたくさんあることなどが個人的に最も好きなところです。特徴的なギター・サウンドのルーツや、音作りを探っていくことも楽しみ方の一つだと思います。

Q:そしてそのフォーマットを完成させたのがMy Bloody Valentineの『Loveless』であると思いますが、『Loveless』以外で一番素晴らしいシューゲイザー作品を教えてください。
Ride「Going Blank Again」

Q:それでは最後にHMV ONLINEをごらんのみなさんにメッセージをお願いします。
HMVファンの皆様こんにちは。洋楽、特にUKロックで育った自分にとって、数あるCDショップの中でもHMVには特別な思い入れがあり、そういう方も多いのではないかと思います。これからも同じ音楽ファンとして一緒にサポートしていけたら良いなと思いますし、そんな中で機会があったら僕らの音楽にも触れていただけたら幸いです。最後までお付き合い、ありがとうございました。


broken littele sister が選んだ10枚!

    01.『Lost In Translation』

broken little sisterを始めるにあたって、大きなインスピレーションの源になった映画のサントラです。My Bloody Valentine、Death In Vegas、Squarepusher、はっぴいえんどなど幅広いジャンルから選曲されていながら統一感のあるところに監督のセンスを感じます。(堀内信児)

 

    02.The Stone Roses / 『The Stone Roses』

楽曲のクオリティ面はもちろん最高なのですが、メンバーの関係性や音楽的な貢献度、音楽への深い愛情や探究心を感じさせるところなど、全てにおいて『バンド』の理想的な形だと、今でも思っています。色々な面で自分の基準になっている一枚です。(堀内信児)
 

    03.The Velvet Underground / 『The Velvet Underground & Nico』

ルー・リードは元々が職業作曲家だけあって、メロディが綺麗だしフックもありますね。サウンドや佇まい、アートワークなどの全てにおいて完璧な一枚。ダークだけど華やかで、力強くもどこか儚いようなニコの存在は何者にも代え難い魅力を感じます。(堀内信児)
 

    04.The Millennium / 『Begin』

ソフト・ロックの名盤として有名な一枚ですが、アルバムを覆うサイケ感だったり、現実感の無いドリーミィな空気感が好きですね。個人的には世界一好きな曲「There Is Nothing More To Say」につきます。不思議なコード進行も含めて魔法(謎)が解けない一曲です。(堀内信児)
 

    05.Mogwai / 『Kicking A Dead Pig』

個性的なリミキサー陣がブレイクビーツやインダストリアル、ドラムンベースに至るまでの様々なビートを用いて、Mogwaiの曲のメロディアスで叙情的な部分を引き出す良い仕事が続きます。「Fear Satan Remixes」に収録されたMBVの轟音リミックスも凄いです。(堀内信児)
 

    06.Beck / 『Sea Change』

フォーキーな楽曲に深めリヴァーブやディレイを用い、淡いシンセなどのノイズを配した、サイケデリックでクールなサウンドとエモーショナルな歌唱の調和が美しいですね。夕暮れ前の西日が似合うノスタルジックな雰囲気が70年代の映画サントラのようです。(堀内信児)
 

    07.Phoenix / 『Wolfgang Amadeus Phoenix』

青いけど青臭く無く、取り立てて新しいことをやっているわけでも無いのに、それでいてフレッシュな、理屈抜きのアップリフティングなポップスが最高です。お洒落な伊達男っぷりも格好良いですね。アルバムを出す度に好きになっていく素敵なバンドです。(堀内信児)
 

    08.Nick Drake / 『Pink Moon』

誰もいない無人島の孤独な海辺で本作を聴いたら、ぼんやりと「死」を意識しそうです。この切迫感に満ちたダークで美しい音楽がいつもよりも胸を打つと思います。ただ聴いた後は落ち着きを取り戻して「明日からまた生きるぞ!」の境地へ辿り着けそうな気がします。(堀内信児)
 

    09.Bjork / 『Homogenic』

無人島に行くなら人生を変えた1枚を忘れちゃいけない!高校生の頃に初めてBjorkを聞いたのがこれ。まずその声に恐怖を感じたのを今でも忘れられません。恐怖を感じつつも一心不乱に繰り返し聞いて、心が震えるくらいに感動したのを覚えてます。無人島で大きな声でI'm the hunter!って歌いたい!(櫻田景子)
 

    10.New Buffalo / 『Last Beautiful Day』

The AvalanchesのDarren Seltmannの奥さん、Sally Seltmann。今はSally Seltmann名義でやってますが、これが一番好きです。優しいメロディとふにゃっと暖かい声。難しく考えないで!楽しんで!という気分にさせてくれます。無人島を散歩しながら聞きたい!(櫻田景子)

 

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