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ジョーン・サザーランドさん死去 点鬼簿へ戻る

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2010年10月12日 (火)

10月10日、世界的ソプラノ歌手のジョーン・サザーランドさんが、スイス、モントルー近郊の自宅で亡くなられました。心よりご冥福をお祈りいたします。

【プロフィール】
ジョーン・サザーランド(サザランド)は、1926年11月7日は、オーストラリアのシドニー郊外ポイントパイパーに誕生。幼少のころから歌うことが大好きだったサザーランドは、メゾソプラノの美声の持ち主でもあった母から歌の手ほどきを受け、のちにシドニー音楽院に進んで本格的に声楽を学び、1947年、演奏会形式上演での『ディドーとエネアス』で歌手デビュー。その後、ロンドンの王立音楽アカデミーでも学び、1952年、『魔笛』の第一の侍女役でロイヤル・オペラ・ハウスにデビューします。
 当初は、『仮面舞踏会』のアメリア役や、『フィガロの結婚』の伯爵夫人役、『魔弾の射手』のアガーテ役、『ホフマン物語』の三役、『カルメン』のミカエラ役、『マイスタージンガー』のエヴァ役、『オテロ』のデズデモーナ役、ティペット『真夏の結婚』のジェニファー役などドラマティックからリリックまで多言語の幅広い役柄をこなしていますが、1954年、指揮者リチャード・ボニングとの結婚を機に大きな転機が訪れることとなります。
 リチャード・ボニング[1930- ]は、最初ピアニストを目指して勉強し、14歳でリサイタル・デビューするほどの腕前でしたが、サザーランドと出会ってオペラに深く魅せられ、指揮者に転向する道を選ぶこととなります。ボニングはベルカント・オペラと指揮について猛勉強して研究を重ね、サザーランドに助言を与え、歌唱指導にあたりました。その結果、もともとはワーグナー・ソプラノを目指していたという彼女の歌はベルカント仕様に大きく変化を遂げることとなります。
 成功のきっかけは、1959年コヴェントガーデンでのセラフィン指揮による『ランメルモールのルチア』でした。彼女はここで、ルチア役を素晴らしい歌唱でこなして驚異的な大成功を収めることになります。その声量はとても大きく、音域も広大でしかもムラがなく色彩も豊かであり、コロラトゥーラのテクニックも完璧という彼女の歌唱は、旧来のコロラトゥーラ歌手のイメージを大きく上回る真のベルカント歌手の名にふさわしい実に見事なものでした。そのため、伝説の歌手であるメルバになぞらえて「ネリー・メルバの再来」という賛辞が呈されることとなりました。
 このコヴェントガーデンでの大成功を受け、1961年にはメトロポリタン歌劇場とミラノ・スカラ座でもルチアを歌って高い評価を獲得。翌1962年には、ロッシーニの埋もれていた傑作『セミラーミデ』の主役を歌っての蘇演の成功が、同作品をレパートリーとして定着させることにつながります。
 以後、ベルカント・オペラの復活上演に力を注ぐこととなるサザーランドは、イタリアでは「La Stupenda(とてつもない声を持つ女)」と称賛されてもいました。

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