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無人島 〜俺の10枚〜 【paris match編】

2010年9月21日 (火)

無人島

無人島 〜俺の10枚〜 【paris match 編】

音楽好きには、超定番の企画“無人島 〜俺の10枚〜” !!なんとも潔いタイトルで、内容もそのまんま、無人島に持って行きたいCDを10枚チョイスしてもらい、それぞれの作品に込められた思い入れを思いっきり語ってもらいます!ミュージシャンとしてルーツとなるもの、人生を変えた一枚、甘い記憶がよみがえる一枚、チョイスの理由にはそれぞれのアーティストごとに千差万別です!今回のお客様はparis match!

 無人島 〜俺の10枚〜 過去のArchiveseはこちら!

paris match プロフィール

ミズノマリ (vocal)
杉山洋介 (music)
2000年4月ビクターaosis recordsからアルバム「volume one」でデビュー。ボサノヴァ、ジャズ、ソウル、クラブミュージックのエッセンスが溶け込んだ楽曲と、クールな歌声で注目を集める。キリン・チューハイ「氷結」のCMソングになった「SUMMER BREEZE」「太陽の接吻」やPOLA化粧品「STAY WITH ME」「NIGHT FLIGHT」「ETERNITY」「HELLO BEAUTIFUL DAY」等をはじめ、これまでさまざまなテレビCMや番組でも彼らの楽曲が使われている。
ここ数年は本格的にライブ活動も行い、ワンマンライブだけでなく数々のイベントに参加。また日本のみならず、韓国を始めとしたアジア圏内や欧米でも高い評価を得る彼らは、野外フェスやクラブイベント等に多数参加。2006年、韓国Melon AXでのワンマンライブで1100人を超える動員を記録、2009年7月には約2万人が集まると言われる「第12回保寧(ポリョン)マッド祭記念アジアドリームコンサート」にゲスト出演。また同年10月ソウルで2日間に渡るワンマンライブも大成功を収める。結成10周年となる2010年の今年は、4月、タイからのオファーで各国のアーティストが集合する大きな音楽フェスに参加。韓国に続き彼らの人気が実証された。国内でもビルボードライブ東京で2日間に渡り行われた、豪華なミュージシャンらの参加による10周年記念ライブは各ステージ満員で成功を収める。
そして10月には9枚目となるオリジナルアルバム「to the nines」の発売が決定。赤坂ブリッツからスタートするワンマンツアーやイベントへの参加など今年も彼らにとって更なる飛躍の年となるだろう。
ちなみに“paris match”というユニット名は、彼らが敬愛してやまないThe Style Councilの1stアルバム「Cafe Bleu」の収録曲から付けられている。

paris match最新作はコチラ

paris match 『to the nines』 / paris match
[2010年10月06日 発売]
paris matchの9thアルバム。ボサ・ノヴァ、ジャズ、ソウル、クラブ・ミュージックが溶け込んだお洒落なサウンドとクールな歌声。心地よい雰囲気が広がります。


paris match が選んだ10枚!

【杉山洋介セレクト】

    01.山下達郎 / 『Greatest Hits Of Tatsuro Yamashita』

やはり海といったらこの声です。
「YOUR EYES」で目覚めたい。完全に南の島限定ですが・・・・
「LOVELAND, ISLAND」で始まるこのアルバムがあれば、お気楽な無人島生活をエンジョイできるんじゃないでしょうか?

 

    02.The Honeydrippers / 『Volume One』

夕方くらいから暗くなる時間帯は、波の音のBGMで、ロバートプラントですかね。
もちろん「Sea of Love」で一杯行きたいところです・・・ってお酒は手に入らないか。
3連のバラードに彼の声って、“反則技”です。

 

    03.Chet Baker / 『Best Of Chet Baker Sings』

夜はやっぱりこの一枚。
きっと昔の恋人を思い出したりして・・・涙無しには聴けない一枚です。
この人の声は、せつな過ぎますね。
トランペットも上手で、この声なんて・・・・もてただろうなぁ。

 

    04.Stevie Wonder / 『Songs In The Key Of Life』

曲順や曲間まで全部好きです。
このアルバムを持っていったら、絶対に彼の他の作品も聴きたくなるだろうが・・・・
「If It's Magic」無人島でたった一つ魔法が使えたなら、何に使うんだろうか?

 

    05.The Beatles / 『White Album』

ホントならBOXを持ってゆきたいですが・・・
たぶんBOXがあったら、一番聴くだろうなぁということでこの一枚。
このアルバムは、妙にリラックスできます。
そのまんまですが、鳥のさえずりの中での「Blackbird」はのんびりできそう。
やっぱり最後はBeatles聴きながら死にたいなぁ。

 

【ミズノマリ セレクト】

    06.EVERYTHING BUT THE GIRL / 『Amplified Heart』

私が一番好きな女性ボーカリスト、トレイシー・ソーン。
ebtgはアルバムによって結構色が違う作品になってますが、活動歴の中間地点なこのアルバムは、初期のアコースティック感と、この後展開されるクラブミュージックが、ちょうど程よくミックスされていて、とても心地好く、ずっと聴き続けられるアルバムです。

 

    07.Elvis Costello with Burt Bacharach / 『Painted From Memory』

大好きな作曲家と大好きなボーカリストの、私にとって究極のコラボレーションアルバム!
バカラックの作品は、懐かしくも新鮮でもあり、いつまでも聴き続けられる究極な作家かと。そして、その美メロにあの声が乗ると、もう泣くしかない、って感じの出来です。

 

    08.Tahiti80 / 『Puzzle』

初めてグザヴィエの歌声を聞いた時、一目惚れならぬ、一聴惚れした思い出のアルバム。
めちゃめちゃ優しい彼氏がいつも隣にいて慰めてくれるような感覚に陥る歌声です(笑)
本人も、とても紳士でカッコ良かったので、無人島で寂しくなったら、思い出して絶対聴きたくなるアルバム(笑)

 

    09.Carpenters / 『青春の輝き-ベストオブ カーペンターズ』

カーペンターズの作品は、子供の頃からずっと聴き&歌い続けているし、今のparis matchがあるのも、私がカーペンターズを歌ったのを聞いてボーカリストとして洋介さん達が選んでくれたから。
カーペンターズが流れてると、聴く、と言うよりはずっと一緒に歌っちゃう!だから、歌詞もほとんど覚えてるかも(笑)

 

    10.Elis Regina、Antonio Carlos Jobim / 『Elis & Tom』

エリス・レジーナのボーカルは、単に、“歌が上手"と言う言葉では言い表せないくらいの、まるで声を自由に操り、踊るように歌ってるみたい。このアルバムは、ボサノヴァの巨匠ジョビンの曲を彼女が歌っているのですが、ボサノヴァやジャズって、たくさんのボーカリストが同じ曲を歌ってるから、一番比較されやすいジャンルだろうけど、それゆえに、飛び抜けて表現力の豊かさが出たアルバムです。
特に、デュエットしている曲は、二人で歌ってたら笑い出しちゃった、感じがそのまま収録されていてとてもキュートです。

 

paris match 新作『to the nines』全曲解説!!!

【杉山洋介によるアルバム全曲紹介】

1. dressed up to the nines
パリスマッチ初のFunk Tune。最高に着飾ってという意味のアルバムテーマ曲です。
ホーンのフレーズは何年も前から暖めておいたメロディー。
Endingの展開までしっかり聴いてくださいな。

2. 17
サウンド的にはパリスマッチお得意なUPナンバー。
歌詞はかなりきわどいのに、サラッと聴けちゃうところがミズノマリたる所以。

3. Time Travel
自分が無謀にもLONDONへ音楽修行に行った若き日々に、街に溢れていた華やかだった80‘s MUSIC。
なぜだかそんなルーツを10周年で表現してみたくなりました。

4. Lady's Jam
夏のリゾートミュージックをコンセプトにした前作「Passion8」には収録されることのなかったストック作品。
暑過ぎたこの夏が終わったあとに、ピッタリな作品ではないでしょうか?

5. HAPPY-GO-ROUND ~AND WE LOVE YOU~
「10周年だし、デビュー曲をセルフカバーしませんか?」とのスタッフのアイデアに 「あっそれ面白いかも」って軽いノリで挑戦しました。
イメージはアンプラグドなLIVEバージョン。コーラスに元メンバーの古澤君が参加してくれました。

6. SALON TOKYO
明るいアップテンポな曲を作ろうと、サビから捻り出した曲。
ベースラインをチューバでユニゾンしてみました。チューバってブラスバンド的な元気な感じがあってこの曲調にピッタリでしょ?

7. Red Shoes
何度もサビを作り直した曲。
なかなか満足行く仕上がりに到達できず、過去のアルバムには収録できませんでしたが、 今回やっと二人とも納得できて、めでたく世に出せました。

8. MUSIC
現代のAOR、いやCITY POPSか?
松原正樹氏のギター・カッティングが冴え渡ります。
30代以上、要チェックです。

9. Floor
これでもか!のまたまたUPPERなTUNE。
80〜90年代の懐かしいDISCO SOUNDを目指しました。

10. short story
ライブだとドラマーが疲れる高速ボッサ・シリーズ。
どことなく切ないボッサは、パリスマッチのお家芸?

11. Shala-la-la
ミディアムテンポの心地よい曲が欲しかったので。
作紆余曲折のあった(笑)大人でしか出せない、香りがお届けできましたでしょうか?

12. Strawberry Waltz
パリスマッチ的には、珍しいワルツに挑戦。
JAZZ CLUBでピアノトリオを背に、さりげなく歌うミズノの姿を想像してアレンジしてみました。

13. 太陽の接吻 (Recorded at Billboard Live TOKYO 2010.04.17)
14. Saturday (Recorded at Billboard Live TOKYO 2010.04.17)

僕たちの10年間をレコーディングやライブで支え続けてくれた最高のメンバーとの夢のようなLive Session。
テイクは、2DAYS・4公演あった中の最後のセット。
個人的には、“これでこのバンドとの演奏も終わってしまうのか・・・”と名残惜しい気持ちに包まれたパフォーマンスだった。
この2曲後の挨拶で、ミズノが感極まって言葉に詰まるハプニングも。

【ミズノマリによるアルバム全曲紹介】

1. dressed up to the nines
タイトル通り、ちょっと気取ったサウンドとスキャットに、「お、このアルバム、一筋縄ではいかないな」と予感させるような、ファンキーなオープニングナンバー。

2. 17
はい、やはり一筋縄ではいきません!的な、きわどい歌詞のオンパレード。これぞparis match、な疾走感溢れる仕上がりになったので、リードにしたいなー、と言いつつ、きわど過ぎて却下(笑)

3. Time Travel
歌詞から、短編映画が出来そうな位、絵が見えるキャッチーなナンバー。愉快なブラスセクションには、振り付けを付けたい程、ライブでも盛り上がりそうな1曲になりました。

4. Lady's Jam
きわどい歌詞第二弾。アラフォー独身の私が歌ったら、「あ、そういうことですかー」と勘違いされそうな‥‥(笑)そういう意味でも、ゲストコーラスのカルネイロ高山奈帆子ちゃんとの歌の絡みがいい感じ。

5. HAPPY-GO-ROUND ~AND WE LOVE YOU ~
デビュー曲が、大人な感じにリニューアル。私が一番ほっとしたのは、当時のキーより上がったこと。酒焼けとかしてたら、キー下げてるかもだしね(笑)
この曲はいつまでもみずみずしくて大好きです。

6. SALON TOKYO
デモテープの段階で私が推した1曲で、「えー?これやるのー?」とあまり乗り気じゃなかった洋介さんでしたが、やはりかっこよく化けました!最初、草食男性的目線の歌詞を書いていましたが、急遽、サロンをテーマに。一気に元気な女性に生まれ変わりました!

7. Red Shoes
数年前に洋介さんが書いてくれたんだけど、お蔵入りになり‥‥
でも、私がとても気に入っていたので、何度も何度も書き直してもらい、やっと今回日の目を見る事が出来ました!
私も思い入れが強いせいか、歌詞も何度書いても納得行かず、テーマ変えたりと4〜5回書き直し、やっと完成!
松原さんのカッティングと中道さんのソロの軽快具合もお気に入りで、大満足な出来上がりになりました。
次のライブはもちろん赤い靴履いて歌います(笑)

8. MUSIC
これ聴きながらドライブしたら気持ちイイだろうな〜、的なシティーポップス全快ナンバー。松原さんのギターがこれまたかっこよくて、うっとりします。

9. Floor
最近、クラブに出かけて遊ぶことなくなったなぁ〜と思いながらも、歌いながら刺激が欲しくなった1曲!

10. short story
お得意、高速ボッサ。洋介さんにリクエストした中から生まれた曲ですが、たくさんのコーラスでこれまた豪華に仕上がりました!

11. Shala-la-la
メロに合わせて切ない気分になってたら、歌詞まで切ない感じになりました。そのうえ、樋口さんのギターソロも切なく入ってて、気分的にはどん底になりますが、私の中ではアルバム収録中かなりの上位曲!

12. Strawberry Waltz
うー、泣けてくる。洋介さんの葬式ソングが「Eternity」なら、私はこれで。

13. 太陽の接吻 (Recorded at Billboard Live TOKYO 2010.04.17)
14. Saturday (Recorded at Billboard Live TOKYO 2010.04.17)

記念すべき10周年のライブ!
音の豪華さから、すごいライブになった事は想像出来ると思いますが、私の緊張感溢れる声からも同様かと(笑)

paris match 『to the nines』 / paris match
[2010年10月06日 発売]
paris matchの9thアルバム。ボサ・ノヴァ、ジャズ、ソウル、クラブ・ミュージックが溶け込んだお洒落なサウンドとクールな歌声。心地よい雰囲気が広がります。