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【対談】 KAI x ナカムラヒロシ

Wednesday, July 7th 2010

interview

KAI x ナカムラヒロシ

2010年シーズナリー・ミュージック決定盤! 本人のルックスはもちろん、ギターもクールで男前な、歌ものチルアウトな夏ソング集『Feelin’ This Way』。目を閉じれば潮の香りが漂ってくる、穏やかなる波のざわめき…。日本カルチャーへの造詣の深いアメリカ人の父と、日本人の母との間で鎌倉に生まれ、鎌倉で育ち、現在も鎌倉在住のKAI(本名『KAI PETITE(カイ・ペティート)』。2枚目のアルバムとなる本作ではプロデューサーに、i-depやSotte Bosseとして活躍するナカムラヒロシを向かえ、クールなヴォーカルに、優しさ溢れるギターサウンドで2010年型AORなKAIサウンドを確立。お楽しみカバーソングとしてカーディガンズ「Carnival」や、エリック・サティ「Gymnopedies」、ジョニ・ミッチェル「Big Yellow Taxi」までも収録(完璧!)。今年の夏はKAIサウンドがモアベターですよ☆

テキスト_ふくりゅう(音楽コンシェルジュ)

KAI   i-depやSotte Bosseなどのサウンドが好きだったので、ナカムラさんにプロデュースして頂けて嬉しかったんです。

ナカムラヒロシ   レコーディングの時期、ちょうど子供が生まれる頃で、他の仕事は受けてなかったんです。でもKAI君と会って話したらとっても音楽に正直で熱を持っていたんですね。それでKAI君の素のサウンドを聴いてみたくなって、僕の中でも「これはチャンスだ!」って興味が湧いたんです。

KAI   嬉しかったです。とっても気さくで優しくって率直にアドバイスをしてくれて。本当に感謝ですよ。

ナカムラヒロシ   この人は、考えさせちゃダメって思ったんです。考えるより、感じた方が良いサウンドが出てくるタイプなんですよね。

KAI   おかげでプレッシャー無いままレコーディング出来ました。しかも、今回コンセプトとして、リラックスしたサウンドをやりたかったんですよね。

ナカムラヒロシ   コンセプトとしてすぐに『チルアウト』ってのが浮かんだんです。クラブミュージックではなく、本来の意味的なイメージですね。KAI君の演奏や声ってのは良い意味でセンシティブなところもあるので、その良さを出す為に頑張りました。プロデューサーってよりムードメーカーですよ(笑)。

KAI   まず、美味しい御飯を食べるところからレコーディング入りましたからね(笑)。

ナカムラヒロシ   なんだか、こんな言い方したら怒られるかもしれないですけど、弟的な親しみというか、親近感が生まれたんですね。でも、それがKAI君の魅力だと思ったんですよ。その素のKAIサウンドを出そうと、うちのプライベート・スタジオでレコーディングしました。

KAI   今回、ブースではなくリビングで歌ったりしたんです。アドバイスも『もっと笑顔で!』、『もっと遠くの空を見ながら!』とか、今までにない感じで楽しかったです。

ナカムラヒロシ   精神的に波がない状況ってのを気を使いましたから。リラックスした環境作りを心掛けましたね。

KAI   レコーディングが楽しくてしょうがなくって、最終日なんて終るのが嫌でしょうがなかったですからね。

ナカムラヒロシ   僕は早よ終えて、呑み行きたかったですから(笑)。でも、レコーディングだから最後まで詰めがあるので打ち上げは後からの参加になって。そうしたらすでにKAI君は酔っぱらってましたけどね(笑)。

KAI   ほんとすみません(苦笑)。今回カバーも良い経験になりました。カーディガンズ「Carnival」なんか、テンポもかなり落として、新しい音に仕上がりました。これがコピーではなくカバーなんだって勉強になりました。

ナカムラヒロシ   カバーはSotte Bosseでやり尽くしてる感じもあったので、本当はやりたくなかったんですけどね(笑)。でも、KAI君がやると面白くなるんですよね。あと、チルアウトってところからエリック・サティ「Gymnopedies」をギターでやろうって提案したりして。これはSotte Bosseでは出来ないことですからね。

KAI   6人前のギターを弾いて、パソコンでエディットしてもらったんです。すっごい良くなったんですよ。あとは、大好きなジョニ・ミッチェルの「Big Yellow Taxi」もカバーしました。あの時代のシンガーソングライターが好きなんです。ああいう人が弾くギターって最高なんですよね。僕が目指しているところでもあります。

ナカムラヒロシ   その目標が面白いよね。あと、アルバムの中では2曲目の「STAY」も好きですね。

KAI   「STAY」は、思いっきり歌っちゃいなってアドバイスで。

ナカムラヒロシ   シャウトしちゃって良いよって言ったよね。初めて、こんなに情報量が少ない楽曲をプロデュースしました。僕の中で、KAI君のヴォーカルの引き出しが広がった曲ですね。

KAI   あとは1曲目の「Be With You」も好きです。僕は妹がいるんですけど、趣味が違うのでふだん音楽の話出来ないんですけど「その曲好き!」って言ってくれましたから(笑)。あと、ほぼ全部自分で作った「Just Before Dawn」ですね。

ナカムラヒロシ   イマジネーションで作ってる生な感じが良かったよね。これぞ「音楽!」って感じですよ。

KAI   今後は、アルバムの曲をどうやってライヴでみんなに届けようってのが楽しみですね。この夏は頑張ります!

ナカムラヒロシ   楽しんで欲しいですね。KAI君にはいつでも笑っていて欲しいです。

新譜Feelin'This Way / KAI
アメリカ人の父と日本人の母を持つKAIの2ndアルバム。心地よいギター・サウンドが映えるインストゥルメンタルや甘い歌声が楽しめるナンバーなど、聴きごたえのある一枚だ。プロデューサーはナカムラヒロシ(i-dep、Sotte Bosse)。
【HMVオンライン特典】 直筆サイン入りジャケット


KAIより動画コメント到着!  ※プレーヤーが起動します

profile

アメリカ人の父と日本人の母との間に生まれる。鎌倉生まれ、鎌倉育ち、鎌倉在住。
父と兄の影響で14歳からギターを始め、17歳より都内の BAR などで演奏を始める。

2001年 ボストンのバークリー音楽院に入学。
2002年 Gibson Jazz Guitar Contest バンド部門で優勝。
2004年に Professional Music 科を卒業。
2009年6月17日にファーストアルバム「Harbor Lights」でメジャーデビュー!!
同年9月 ニッポン放送55周年記念イベントで小倉智昭氏のバンドギタリストに抜擢される。
同年12月 ANRIのセルフカバーアルバム『ANRI AGAIN』では「オリビアを聴きながら」にギタリストとして参加する他、南佳孝、ブレッド&バターとの共演を経て音楽界でも高い評価を獲得。
2010年7月7日にサウンドプロデューサーとしてナカムラヒロシ(i-dep/Sotte Bosse)を迎え、セカンドアルバム「Feelin' This Way」をリリースする。