【今月のイチオシ】 星野 源

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2010年6月21日 (月)

星野源


星野 源 コメント動画

星野 源「くせのうた」PV

星野 源「くせのうた」
※プレーヤーが起動します

【今月のイチオシ】星野源(SAKEROCK)

縁側のひだまりで、のんびりお茶をすするような
そんな「ぬくもり」と「ゆるさ」と「まどろみ」のピースフルなミュージック!

とは言えとは言え、現代っ子32歳の私は、縁側のあるようなお家に住んでいた経験はないわけですが・・・
それでも、そういった縁側的なジャパニーズ・リラクシン・スタイルや、その時代感に想いを馳せてあこがれを感じてしまう事がありまして、このアルバム『ばかのうた』には、そんなものが詰まっているような気がしているわけです。

さてさて、というわけで、今回紹介するのは、星野源『ばかのうた』
ご存知、インストゥルメンタルバンド SAKEROCKのリーダー兼ギタリスト、マリンバ奏者の星野源の初ソロアルバムです。
SAKEROCKの中に潜むユルヴァイブスの素は彼なのでしょう。
そんな彼のボーカルアルバム、うたものです。
気張らず、大切にうたを歌っているもんだから、自然と僕らは笑顔になって。
この歌声はホント才能だと思いますよ。
いままで、なんで歌ってなかったんでしょ?

このアルバム、先日発足した、細野晴臣の「デイジーワールド・ディスク」と、LITTLE CREATURESの「コーディアリー」二つの良質なレーベルの集合体「Labels UNITED」(詳しくはコチラ)の第2弾アイテムとしてリリースされます。

収録曲の「ただいま」は、星野が詞を書いたものに、細野晴臣が曲をつけた両者の初の共作楽曲だそう。
なるほど、このアルバムから存分に感じられる、細野晴臣の傑作『HOSONO HOUSE』『トロピカルダンディ』『泰安洋行』辺りの空気感にも納得がいきます。
いやいや、決して真似事じゃないですよ。
古き良き時代の単なる懐古主義では決してございません。

これは、そんな時代にあこがれを抱きながら、確実に現代を生きる青年のうた。
そして、日本人にしか書けない情緒溢れるサウンドなんです。

僕はこのアルバム一生聴くだろうな。
そんなオススメの一枚です。
星野源 今月のイチオシ CINRA

星野源さん本人によるコメント!

高校生の頃歌を作るのが大好きで、ギターを鳴らしながらテープに吹き込んだ曲がいくつもあります。
でもプレイバックするたびに「何だこのモサモサした声は!」と理想と現実の違いに絶望して、いつしか自分の声がコンプレックスになっていきました。
そんなこともあって、自分で組んだバンド「SAKEROCK」でも歌いたいと言い出せず、これまでインストバンドとして活動してきました。
しかし今回、デイジーワールドからソロアルバム制作の声をかけていただき、覚悟して今まで隠してきた自分の歌を思い切って世に出すことに決めました。
やっぱり自分の歌は恥ずかしいけれど、本当にいろんな人に聴いて欲しいアルバムになりました。
これからもずっと歌っていきたいと思います。
20歳の時に作った歌から今年書いた歌まで、自分の今までとこれからが詰まっているファーストアルバムです。
どうぞよろしく。

星野源
『ばかのうた』 / 星野源
CDブックとして発売され話題となった「ばらばら」のバンドアレンジ新録音、SAKEROCKでもお馴染みの「老夫婦」「穴を掘る」のボーカル入り、リードトラック「くせのうた」、細野晴臣との共作「ただいま」を含む全15曲のニュースタンダード!!



収録曲

1. ばらばら
2. グー
3. キッチン
4. 茶碗
5. デイジーお味噌汁(Instrumental)
6. 夜中唄
7. 老夫婦
8. くせのうた
9. 兄妹
10. 子供
11. さようならのうみ(Instrumental)
12. 穴を掘る
13. ただいま
14. ひらめき
15. ばかのうた

profile

1981年埼玉生まれ。インストゥルメンタルバンド「SAKEROCK」のリーダー兼ギタリスト、マリンバ奏者。バンド活動とあわせ、舞台音楽制作や弾き語りライブも行う。07年、自身の弾き語りを収録したCDフォトブック『ばらばら』(リトルモア)を発表。また、代表を務める映像ユニット「山田一郎」が制作したSAKEROCKのMV『ホニャララ』がSPACE SHOWER Music Video Awards 09のBEST CONCEPTUAL VIDEO賞を受賞。俳優としても活動しており、近年ではドラマ『ゲゲゲの女房』(NHK、3/29〜OA)『去年ルノアールで』(テレビ東京)、映画『ノン子36歳(家事手伝い)』(08年/熊切和嘉監督)『少年メリケンサック』(09年/宮藤官九郎監督)、舞台『サッちゃんの明日』(作・演出/松尾スズキ)などに出演。そのほか、作家として著書『そして生活はつづく』(マガジンハウス)を刊行し、POPEYEにて映画エッセイ「ひざの上の映画館」を連載、テレビブロスにて「地平線の相談」を細野晴臣とともに連載するなど、様々な分野で活躍中。今回デイジーワールドにて本格的にソロ活動を開始する。
 星野 源 オフィシャルサイト

担当者がオススメしたいもう一枚!

小田晃生
『発明』 / 小田晃生
星野源の上記アルバムを聴いていたら、思い出してしまったのでもう一枚紹介させて下さい!星野源と似た空気感をもった素敵なアーティストが居るんです!小田晃生。嫁を質に出しても聴いて欲しい名作です。
過去にUPした特集にて詳細ご確認下さい。



星野源によるオススメディスク紹介
〜 十代〜二十代中頃までに良く聴いていた、歌のアルバムを選んでみました。〜



中学生の頃、学校が家から二時間という遠い所にありました。このアルバムを聴くと今でも通学していた雰囲気を思い出します。


これは小学生の時に良く聴いてました。くだらないということは面白いんだ、ということをこのアルバムで学びました。


高校生の頃、神経症になってへばってしまって、この中の「慕情」という曲を毎日泣きながら歌っていました。ありゃーしんどかった。

『47’45”』※ 廃盤
キリンジ

意味がわからないけど面白い、という素晴らしさをこのアルバムで学びました。


このアルバムがきっかけで日本語ラップが好きになりました。あんまりベストアルバムらしくない所も好き。


なんていうか全てが完璧……。ボーナストラックがこんなに良いアルバムは他に無いと思います。



表題曲には、さらりとした狂気が垣間みれてとても好きです。あと、「からす」という曲をよく歌ってました。


この曲も神経症だった頃、毎日泣きながら聴いてました。「絶望の望を信じる」という歌詞に支えられていました。ありがとうございました。


ふざけることの大事さ。おちゃめであることの真剣さ。うーん、やっぱり良いアルバムです。


このアルバムで歌の凄さ、歌詞の大事さを学びました。いつまでたっても憧れの人です。