ヘイリー・ロレン日本仕様でデビュー

Wednesday, May 19th 2010

マイナーながらその美貌と歌声で一躍人気を得た彼女の大ヒットスタジオ作に、ライヴ曲追加しジャケも独自で日本デビュー。ミニ・インタビュー掲載。

ジャズ～カントリー～フォーク～ソウル・ミュージックの影響を受け、スモーキーな歌声が魅力の注目のシンガー・ソング・ライター、日本デビュー！

既に輸入盤では3枚のスタジオ録音作と、今年リリースされたライヴ盤が爆発的ヒットを記録中。

そんな彼女の名前を知らしめ、2009年のベスト・ヴォーカル・ジャズ・アルバムにも選ばれ、大ヒット作した3rdアルバムがいよいよ日本発売です。

自身のオリジナル曲の他、「ブルー・スカイズ」等のジャズ・スタンダードからプロコルム・ハルムの「青い影」やオーティス・レディングのソウル「ドック・オブ・ベイ」まで幅広いレパートリーをブルージーにフォーキーに歌いノラ・ジョーンズやマデリン・ペルー、メロディ・ガルドーのフォロワーとして注目されています。

この日本盤では、オリジナル収録の13曲に加え、日本盤ボーナス・トラックとして、最新作でもありヒット中の『Stages 』から4曲を追加収録し、ジャケットも日本同時のものを使用しています。

日本盤収録曲

1.ゼイ・オウタ・ライト・ア・ソング
2.青い影
3.ブルー・スカイズ
4.枯葉
5.フィーヴァー
6.ゴッド・ブレス・ザ・チャイルド
7.マイ・レインボー・レース
8.パハップス、パハップス、パハップス
9.ハウ・シュド・アイ・ノウ
10.サマータイム
11.アイ・ドント・ミス・イット・ザット・マッチ
12.ザ・ドック・オブ・ザ・ベイ
13.アズ・タイム・ゴーズ・バイ
14. フリー・トゥ・ビー・ラヴド・バイ・ミー
15.終わりなき旅
16.デンジャー･イン・ラヴィング・ユー
17. サニー・アフタヌーン

14-17.日本盤ボーナス・ライヴ・トラック

ヘイリー・ロレン・ミニ・インタビュー

●あなたの音楽的バックグラウンドについてお聞かせ下さい

『小さい頃、特に母が音楽好きで、色々な音楽を一日中聞いていたわ。特にジャズのナット・キング・コール、エラ・フィッツジェラルドやカントリー歌手のパッツィー・クラインをいっぱい聞きました。
また、アラスカ南東のシトカ島で育ったので国営番組しか放送していないラジオ局が１～２しか無くって、流行りのロックやポップスは聞けなかったわ。だから、アメリカの普通のポップス文化からは遮断されて音楽的には孤立していたのかもしれない。
そんな田舎だからライブを見る機会もほとんどなかったけど、島にアーティストが来たらどんなコンサートでも行ったわ。10歳の時に、母がキティ・マーゴリスという素晴らしいジャズシンガーのコンサートに連れて行ってくれたのを覚えているわ。彼女の歌やスキャットにすっかり魅せられた。そんな音楽好きの両親の影響は大きいと思う。
正式な音楽的な教育は受けてないけどピアノのレッスンは２－３年受けた。でも、10歳からパフォーマンスやレコーディングを経験し、14際のころには既にプロとして活動していたから、経験によって音楽を学んでいったわ。これからももっと経験を積みながら音楽を学んでいきたい。』

●オリジナル曲作りについて教えてください

『初めて曲を作ったのは14歳の時に家族とヴァケーションで出かけた車の中。ちょうどその頃はサラ・マクラクランやジュエル、ポーラ・コーラ、トリ・アモスなどの女性シンガーソングライターを聞きまくった時期だった。
詞を書くときには短編小説や詩を書くような感覚で書くわ。何年も書き留めておいて、いつでも良い文章のアイデアが浮かべば随時変えていくの。
また、学校で授業を受けている時以外はいつも音楽を聞いていた。その聞き方が半端じゃないの。言葉がどのようにメロディに組み合わさっているか、強調された音節が歌の中で、歌詞の物語のフィーリングとどう絡み合っているか、とか分析していたわ。
曲作りのインスピレーションは自分の経験とか行った場所とか、時には友人の経験からさえも触発されて曲を作る時もあるわ。でも、全くの想像からも作ったり映画や、本や詩集からも影響を受けることもあるわ。』

●日本のファンにメッセージをお願いします

『日本には多くのジャズリスナーがいると聞いているので、私のfacebookやMySpace、Twitterに参加して下さいね。日本にも行ってパフォーマンスしたいとも思います。お会い出来るとこを楽しみにしています。』

ヘイリー・ロレン：
アラスカで生まれ、幼年期にジャズ・シンガーのエッタ・ジョーンズ、ナット・キング・コール、エラ・フィッツジェラルドやカントリー歌手のパッツィー・クラインを好んで聴き、10歳の頃にアラスカの＜シトカ・ファイン・アーツ・キャンプ＞で歌い喝采を浴びる。多くの少女がポップ・ミュージックに傾倒する11-12歳頃にダイアナ・クラールに深く影響を受ける。13歳の頃にアラスカをからオレゴンに移り、ポップ・ミュージックのアーティストを聴く様になり、シンガー・ソング・ライターのサラ・マクラクラン、アニー・レノックスに影響を受け、旧いジャズの魅力と新しいポップ要素を取り入れた彼女のオリジナル・スタイルの基となる。15歳でプロとして歌い始め、16歳の頃からビルボード・インターナショナル・ジョンレノン・ソング・ライティングなど様々な作曲賞を受賞する。2006年、21歳の時でオリジナル・ソングを纏めたデビュー・アルバムを発表。2008年に発表した『THEY OUGHTA WRITE A SONG　邦題：青い影』が＜Just Plain Folks Music Awards 2009＞に於いて163カ国から発表された42,000タイトルのインディペント・アルバムの中から＜ベスト・ヴォーカル・ジャズ・アルバム＞に選ばれる。