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WEEKEND“disc”ussion #003

Monday, May 10th 2010

WEEKEND'DISC'USSION

あれよこれよで、3回目を迎えた世田谷系ノスタルジックヒxプホxプポxセWEEKEND企画!"WEEKEND'DISC'USSION"!!!

毎回、WEEKENDに影響を与えた90年代の名盤ジャケを、有りモノ、借りモノでコスプレ&完コピ!
撮影から対談、文字起こしまで全て自分らでやっちゃうDIYな予算ゼロ企画!

今回はスチャダラパー、95年の名作『5th WHEEL 2 the COACH』をディグ!

さぁさぁ、下記ホンモノと完コピ!
よーく見比べてみてくださーい。

細部まで、こだわりをみせるこいつらって・・・
このばかばかしさ大事でしょ!

今回はコスプレするのはコレ!
スチャダラパー『5th WHEEL 2 the COACH』



『5th WHEEL 2 the COACH』スチャダラパー※廃盤
ちょうど『思春期』という時期に『カルチャー』という感覚を巧みな音と言葉で、僕の体に流し込んで来た大事な1枚。ジャンルの壁も、世代の壁も、東京とか地方とかの壁も、すべて荒々しくドカドカとブーツがコンクリート踏みならすようなカンジで、図太いビートを立てて、来たね、『昨日』の『なれの果て』的名盤。都会も田舎も、僕、も、他の誰か、も、すべての事象がこのアルバムを 通して頭の中ですべて地つなぎに。AM 0:00 から始まるこのアルバムはまさに僕の人生という長い1日のはじまりのテーマでもある。パッケージングやプロモーションばかりが器用になって、感情やコンセプトが希薄になったサッコンの音楽業界の中でなら未だ DEF かつ FRESH だ!
(イーグル加藤)









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こんな感じになりました!
WEEKEND 『5th WHEEL 2 the COACH』ジャケを完コピ!

企画首謀者 WEEKEND プロフィール

90年代が落とした1粒のティアー!世田谷系ノスタルジックヒxプホxプポxセ WEEKEND!バスでいうとこの後部座席。角度でいうとこの 45°ラップユニット『 HELLOWORX 』として 2007 年に結成。2008 年 WEEKEND に改名。抜群のフットワークで週末(終末)を駆け抜け、ジャンルの垣根を超えたありとあらゆるパーティを、3本のマイクでしっかり散らかしつつ、独特のポップセンスでしれっと活躍中。プラスティックを溶かしたときのあのドキドキ感がいつの間にかロマンティックな気分になる感じ。即効性なしで中毒性あり。 マスタリングエンジニア に フィッシュマンズ の柏原 譲 氏 を迎え 2010年3月3日、ファーストフルアルバムWEEKEND『PET SOUNDS』を全国へドロップ。 WEB サイト http://www.tokyohelloz.com/weekend.html
myspace http://www.myspace.com/tokyoweekend
mixi コミュ http://mixi.jp/view_community.pl?id=3367886

WEEKEND新企画 ディスカス #003 『5th WHEEL 2 the COACH』スチャダラパー

ある休日の昼下がり。下北沢の某中華レストランにて。

ー この頃からキャップのかぶり方がわかって来たよね。(モニカ)

加藤「なんだろうね。」

泉水「なんだろうね。」

モニカ「なんだろうね。」

加藤「満を持して感?」

泉水「本当だよね。というか、もうベーシックすぎて喋ることがない。」

加藤「そうだね。語ることはない。恐れ多い。」

泉水「そうだよね。」

加藤「むしろ今回は“敬称略”で良いですよね。だって『さん』付けとかの次元じゃない。学生時代の頃の感覚で話したいし。」

泉水「『井上陽水』とか『山下達郎』とかね。その辺に『さん』つけないってのと一緒だよね(笑)。」

加藤「それにしても…。」



寺澤「今回もウケるね。じわじわ来る。」

加藤「全体の印象は近いのにちょっとずつ何か違う感じ。」

泉水「なんとなくヘンな感じが良いね。」

モニカ「影の位置が逆なんだ(笑)。」

加藤「今回の撮影どうでした?」

モニカ「とにかく晴れて良かった。」

一同「晴れて良かった!」

泉水「ツアーとか撮影とか WEEKEND で何かしようと思うとたいてい通常より晴れるよね。」

寺澤「でも撮影ロケ場所がホント難しかったよね。」


※ 枝が邪魔でボツになったロケ場所


寺澤「ありそうでないっていう。」

加藤「原宿とか下北沢とかスチャダラパーが当時拠点にしてたんじゃないか?って所で探そうってことで下北沢でとにかく探したわけ。」

寺澤「ブロックの感じにアーバン感がない。」

加藤「ここも意外と歩いたよね。2時間くらい。途中で脱線したけど(笑)」


※ ロケハンの途中で寄ったリサイクルショップにて


加藤「衣装に関してはどう?今回に関しては今までよりもコスプレ感がなかったよね。」

泉水「確かに。ただ、モニカさんによる ANI の『金田一』感が否めなかったよね。」

寺澤「どう着こなしても金田一シリーズになっちゃう。」

加藤「なんだろうね、帽子のせいかなー。」


※ 『金田一』感が否めない MC モニカ による ANI


モニカ「あと90年代やっぱり大きめのパンツなんだっていう。フィッシュマンズの時もそうだったし。」

泉水「チノパンっていうか『カーゴパンツ』的なね、横にポケットがある。」

加藤「あとアレ、今回の撮影で大変だったと言えば『Timberland』ブーツね。なんだかんだ言いながら誰もこのヒップホップの王道アイテムを持っていないって言う(笑)。DJ FANTASTICK(WEEKEND の専属 DJ)の妹の彼氏に借りて来たやつね。語るんだったら誰か持ってろよと(笑)」

泉水「でもね、高校の時に、それこそスチャが履いてるってことでトライしたんだよ。高校入学のお祝い金で買いに行ってさ、でもこれがまぁ似合わないんだ!買って二日くらいで違和感を感じて、友達に定価よりちょっと安く売った(笑)。これは今の俺にはまだ無理だなって。」

モニカ「俺なんか『ティンバーランド』なのか『ティンバランド』なのか未だによくわかってない(笑)。」

寺澤「『ティンバランド』って響きヤバいね。」

モニカ「でも1個上の先輩がハマってたなって思ったから、泉水くんの年齢がハマってたのかな。」

加藤「でも当時で言えば、このジャケの『デザイン』が格好良かったっていうより、スチャの3人が着てたアイテムがカッコよかったって感覚なかった? BOSE が着てたフリースとかマネして買ったもんね。いまで言うところのユニクロの田舎バージョン的な量販店で似たようなの探してた。やたらダボダボの上下。」

泉水「当時っていま思うと恥ずかしいくらいダボダボだったよね。」

加藤「『ライダッ』感を出したくて仕方なかった。」

※『ライダッ』…曲中にも使われ、このアルバムのインナーブックレットにも書かれてる象徴的なフレーズ

モニカ「あと、この頃からキャップのかぶり方がわかって来たよね。」

泉水「そうそう。それまで野球選手的なかぶり方しかできてなっかもん(笑)」

モニカ「あ、こういうかぶり方なんだってわかったら自分が持ってる帽子の形が違かった。ヤクルトスワローズとかそういうの。」

一同



「ディスカス」構成員

イーグル加藤 a.k.a 転校生(文中:加藤)
WEEKEND の MC で、WEEKEND が所属するクルーTOKYOHELLOZ 代表。転校ばっかしてる。1982年生まれ。
http://tokyohelloz.com/
http://twitter.com/tenkousei
http://tokyohelloz.com/beatniktv/nutty/


泉水マサチェリー(文中:泉水)
WEEKEND のトラックメーカー兼MC。フィッシュマンズのベーシスト 柏原譲 氏のバンド OTOUTA や、自身がギ ターボーカルを務めるバンド・EQ のメンバーでもある。1980年生まれ。
http://tokyohelloz.com/eq.html
http://www.myspace.com/otouta
http://twitter.com/masacherry
http://tokyohelloz.com/beatniktv/sensui/


MC モニカ(文中:モニカ)
WEEKEND の MC 兼 パフォーマー。自身がギターボーカルを務めるバンド・VIDEO のメンバー。1982年生まれ。
http://www.videotheband.com
http://tokyohelloz.com/beatniktv/video/


寺澤K太郎(文中:寺澤)
WEEKEND の専属デザイナー。その他、クイックジャパンでのエディトリアルデザインやシンガーソングライター前野健太や、owkmj(俺はこんなもんじゃない)などのアートワークを手がける。1981年生まれ。
http://tokyohelloz.com/

WEEKEND“disc”ussion
Archive

#002 『Check Your Head』BEASTIE BOYS
#001 『空中キャンプ』FISHMANS

WEEKEND“disc”ussion 一覧を見る

WEEKEND"DISC"

WEEKEND がオススメする90年代名盤PICK UP!


ダイナソーJr
「GREEN MIND」


10代キッズの頃、このアルバムを聴きながらよく通学してたな。無敵感を身にまとう為の最強アイテムでした!ハードなギターと、路上の悪ガキ感。曲はロマンティック&メランコリック。サーフミュージックのような爽快感もgood。若さと街に合う音楽です。
(モニカ)



小沢健二
「LIFE」
※廃盤

例えばジャクソン5、例えばスライのようなサウンド。夢見る大人のデートだったり、夜遊びだったり、憧れの東京ライフを集めたかのような歌詞。このあまりに語ることの多い名盤の一番凄いところは「全てがサンプリングと俯瞰で作りあげてある」という点ではないだろうか。様々なカルチャーを「魂」の設計図に沿って作った奇跡の1枚。今夜はブギーバックで歌われていた「キッズが夢見る大人のパーティ」。それにずっとやられたまま。今も。
(泉水マサチェリー)



かせきさいだぁ≡
「SKYNUTS」


スチャダラパー率いるヒップホップポッセ(率いるという言葉は妥当じゃない?) その名も『LB NATION』という存在を知ることになるのも当然スチャダラパーの影響。その LB の中でも特に、かせきさいだぁ≡(敬称略)はボクの中のキング(ちなみに氏のかつてのMC名は『KING KUT CHANG』、加藤繋がりでやたら親近感を覚えた記憶あり)。『SKYNUTS』以前のアルバムが取り立たせる中、ボクが押したいのはこの1枚。 ヒップホップという枠には収まらないポップセンスがキラリ。多数収録された文学的でフューチャートリップなポップソングたちは当時のボクの頭をインテリ化した。かせき入門盤としてドススメ。
(イーグル加藤)



ZOOBOMBS
「welcomeback to zoobombs」


「blackinkjive」を一聴した瞬間に完全虜になって、その後の「jumbo」「BuillboneBlues」「noline」の黒いノリでは、想像の中のワイルドなアメリカをどこまでも広げてくれ ました。激しいバンドで暴れたり興奮する止まりだった自分に、その次はダンスするんだってことを教えてくれました。あと感じるってことも。
(モニカ)



DE LA SOUL
「Buhloone Mindstate」


サンプリングコラージュの嵐を抜けて、整理整頓されたとても音楽的な3rd。もちろん権利うんぬんというのもあっただろうけど、単純にミュージシャンとして成長したようにも聞こえる。このアルバムで重要なギャグを担当したのがBOSE&高木完!ニッチでワンダフルな世界観に華を添えている。「音楽が世界をひとつにする」とは1mmたりとも思わないけれど「別の場所で同じこと考えている人がいて、それがたまたま繋がる」という世界を股にかけるマイノリティの集合感に、僕はドキドキした。
(泉水マサチェリー)



脱線3
「バチルカ」
※廃盤

かせきさいだぁ≡と並んで LB OF LB といえば 脱線3(脱線トリオ)。 かせきさいだぁ≡の小説のようなリリックや、スチャダラパーによるコントのようなオモロラップもさることながら、脱線3による、漫才のような絶妙なボケ・ツッコミ関西弁ラップを巧みなマイクリレーで捌く感覚は面白さを超えても はやアブストラクト。リリックだけ取り立てされて、くだらないと思われがちだけれどビートもフローもしっかりと鳴っていてヒッポホップとしても秀逸。笑いの中にうっかり心に染み込むシニカルなパンチラインも散らばっていてクセになるアルバム。スチャダラパーもゲストで参加してる『笑ってる場合ですよ!!』は必聴です。
(イーグル加藤)