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ボブ・マーリー 紙ジャケSHM-CD

SHM-CD ENCORE PRESS

Thursday, April 15th 2010


ボブ・マーリー紙ジャケSHM-CD


Bob Marley
神様であるとともに、レゲエ・リイシュー市場のリアルな大エース。
ボブ・マーリーの全オリジナル・アルバム11タイトルが、
紙ジャケ×SHM-CD仕様の合わせ技にて遂に再登場。

ボブの一連のアイテムは、露骨な「死亡遊戯」甚だしくも、
テーマ性のないベスト盤、音質粗悪な蔵出しライヴ盤など
かなりリリース過多な状況ではあるのですが、
「貴重度」、「お宝度」なんてとりあえず二の次。
本当に世界が動かされたのは、ここにあるオリジナル・アルバムなんだ
ということを再度念頭に、こちらの11枚をあらためて買い揃えたいものです。

それでも、「買い直すからには何かしらの付加価値がないと・・・」
と不況の折の弱気節の方にも、今回は納得の意匠なのでは?

『Catch A Fire』、『Burnin'』、『Rastaman Vibration』、『Exodus』に関しては
2001年にリリースされた2枚組デラックス・エディションのトラックリストを再び採用し、
その圧倒的なヴォリュームはしっかりキープ。

また、英国初回盤LPを再現したシリアル・ナンバー入りのレーベル・カードを封入
という懇切丁寧さで、「愛すべき神は細部に宿る」精神を華麗に遵守。

今年2月6日で生誕65周年を迎えた云々は、もはや関係なし。
『Catch A Fire』の”ジッポ・ジャケ”が紙ジャケでふたたび再現されているということで
うちの近所にあるラスタ・コミュニティは、「また開くのか!?」と大騒ぎです。 




 

 
Catch A Fire
 
Catch A Fire 
UICY94585  2010年07月21日発売  初回限定盤紙ジャケ  2枚組デラックス・エディション
  1973年、ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズの記念すべきIsland第1作目。レゲエはレゲエだが、ポップ・ミュージック然とした、より多くのリスナーとコミットしようとする大らかで開放的な空気(社交的という意味では絶対ない)を感じさせる。Island社長クリス・ブラックウェルがレゲエ・ブームの切り札とするべく社運をかけてプッシュしたウェイラーズ。演者の素晴らしいパフォーマンスと、仕掛け人のよく練り込まれた売り込み術とのスクラム関係は、のちのラッセル・シモンズとランDMCとの関係とも大いにダブる。ディスク2には、ウェイラーズの面々がフルチンで玄関まで出迎えに来てくれているみたいだ、と称賛されるオリジナル・ジャマイカ・ヴァージョンを収録。英国初回盤LPを再現した”ジッポ・ジャケ”で。

 

 
Burnin'
 
Burnin' 
UICY94587  2010年07月21日発売  初回限定盤紙ジャケ  2枚組デラックス・エディション
 エリック・クラプトンのカヴァーを契機にロック・ファンから火が点いたとも云えるボブ・マーリー、ひいてはジャマイカン・レゲエ人気。その「I Shot The Sheriff」を収録した1973年の2作目。リリース当時を体験した方は「ともかく不思議なハーモニーとリズム」と口々に漏らすほど、ボブの音楽(=レゲエ)は捉えどころがなく先進的だったという。「着火」したらあとは轟々と「燃える」だけ、理にかなったシンプルな表題付けも個人的に大好き。オリジナル・ウェイラーズは今作を最期に袂を分かつこととなる。ディスク1は、「Get Up Stand Up」の未発表スタジオ・テイクとシング・ヴァージョンの2曲を加えた全15曲。ディスク2には、1973年に英国リーズ大学で行われたライヴからの未発表音源12曲を収録。

 

 
Natty Dread
 
Natty Dread 
UICY94589  2010年07月21日発売  初回限定盤紙ジャケ
 ピーター・トッシュ、バニー・ウェイラー脱退後の初となる1975年発表作。実質的には、ボブのソロ・デビュー・アルバムと云えるかもしれない。バックのリズム・セクションを務めるバレット兄弟による「ワン・ドロップ」をレゲエの代名詞的サウンドとして本格的に広め始めたのもこの頃だ。おそらくボブの曲の中でも1、2を争う知名度を誇る「No Woman No Cry」は、下掲ライヴ盤で聴けるものより薄口で軽快。ボーナス・トラックとして、アルバム『Talkin' Blues』に収録された「Am-A-Do」を収録。

 

 
Live!
 
Live! 
UICY94590  2010年07月21日発売  初回限定盤紙ジャケ
 1975年7月18日ロンドンのライシアム・ホールで行われたステージを収録したライヴ・アルバム。泥まみれのルーツ的な側面を強く出した前半4曲と、歴史的名演とも謳われる「No Woman No Cry」から開放的な精神世界が拡がりゆく後半3曲。ロック特有のヒッピー・カルチャーのようなものがジャマイカの最新鋭ミュージックに吸い込まれていく、その一部始終を目撃しているかのようなある種の衝撃。「No Woman No Cry」におけるアール”チナ”スミスのギター・ソロは、ロック・キッズたちをも虜にした超名演。

 

 
Rastaman Vibration
 
Rastaman Vibration 
UICY94591  2010年07月21日発売  初回限定盤紙ジャケ  2枚組デラックスエディション
 「ラスタって何だ?」という素朴な疑問も、「ラスタマン・ヴァイブレーション」という2ワードがヘンプ地キャンバスに踊れば、「あ!なるほどね」と。大体が、なんとなくが見当ついてしまう。レゲエってそれでいいと思う、な1976年作品。美しくも辛辣なリリックに胸を締め付けられる「Johnny Was」、そして「War」から「Rat Race」への展開など凡百ベスト・アルバムでは決して味わえないアルバム・トータルでの流れが堪らない。ディスク1には、「Roots、Rock、Raggae」のシングル・ミックスや「Johnny Was」のオルタネイト・テイクなど未発表ソースを全8曲追加。ディスク2は、1976年ハリウッドのロキシー・クラブでのライヴ音源11曲とシングル「Smile Jamaica」の両面音源2曲を収録。

 

 
Another Live
 
Exodus 
UICY94613  2010年07月21日発売  初回限定盤紙ジャケ  2枚組デラックスエディション
 すでに国民的英雄となっていたボブは、1976年12月3日、自宅にいるところを何者かによって狙撃された。選挙戦を目前としたジャマイカの2大政党がボブの社会的影響力を利用しようとしたことが招いた悪しき結果。祖国のさらなる混乱を避けようと、ボブはバハマからロンドンへと亡命。そこでレコーディングされたのが本作(1977年発表)。「Jamming」、「Waiting In Vain」、そして再演となる「One Love」と、ジャマイカを離れあらためて自己の音楽と母国を見つめ直した神算なるアイデアと実践力に満ち溢れている。ディスク1にはシングル、未発表曲をプラス。ディスク2には、77年レインボー・シアターにおける未発表ライヴ音源+リー・ペリーとの未発表ジャマイカン・セッションをたっぷり収録。

 

 
Kaya
 
Kaya 
UICY94594  2010年07月21日発売  初回限定盤紙ジャケ
 「カヤ」とは、つまり「みどりちゃん」。裏ジャケには極太のスプリフが煙を燻らせている。おそらくは好戦的な姿勢からやや引いて、自らがゆったりとしたリラックス・ムードにあることを示したのであろう1978年作。メロディアスな楽曲が多く、ボブの内省的な優しさに溢れているという部分でも、耳触りの心地は飛び抜けて柔らかく、良い。こちらも『Exodus』同様ロンドン録音。ボーナス・トラックとして「Smile Jamaica」を収録。

 

 
Babylon By Bus
 
Babylon By Bus 
UICY94595  2010年07月21日発売  初回限定盤紙ジャケ
 1978年、パリ、コペンハーゲン、ロンドン、アムステルダムの4ヵ所でのコンサートからピックアップされた2枚組のライヴ盤。ジュニア・マーヴィンによるトゥーマッチ気味なギター・ソロは、おそらく大方のロック・ファンの心を捉えるとして、特筆すべきは「Heathen」などで聴くことのできる生のダブ演奏。上掲の『Live!』と較べると、その熱気や臨場感は圧倒的に薄れてしまうが、この生ダブに揺れるだけでも一聴の価値アリ。アイ・スリーのコーラスが全面に出されるオリジナル・アルバム未収録曲「Punky Reggae Party」も圧巻。

 

 
Survival
 
Survival 
UICY94596  2010年07月21日発売  初回限定盤紙ジャケ
 アルバム・タイトルは、当初アフリカ連合の切実さを強調するために「ブラック・サヴァイヴァル」という名になる予定だったという1979年リリースの本作では、47のアフリカの国々と、パプアニューギニア、合計48ヵ国の国旗がジャケットを飾る。と、ここまでの布石でもお分かりのとおり、80年に独立するジンバブエ(元ローデシア)をタイトルにした曲や、「Africa Unite」など、アフリカの平和を訴えた内容でおおよそが統一された1枚。その願いは翌80年のジンバブエ建国記念コンサートへの出演で結実。ちなみに、79年には初来日を果たし、東京、大阪あわせて7回の公演を行った。

 

 
Uprising
 
Uprising 
UICY94597  2010年07月21日発売  初回限定盤紙ジャケ
 1980年に発表されたボブの生前最後となるアルバム。弾き語りのアコースティック・ギター1本で歌われる「Redemption Song(救いの歌)」では、「自分の心を解放できるのは自分だけだ」とあまりにも赤裸々な詞を静かに祈るように聴かせる。翌81年5月11日に脳腫瘍を患い米フロリダ州の病院で死去するのだが、急激に容体が悪化する直前の80年9月までボブはツアーを続けバビロンやシステムと闘い続けた。日本人の観点で、明確に「ラスタファリニズム」を定義し、ボブ・マーリー像を追いかけるのは極めて困難だが、ひとりの人間が現実を真剣に受け止め、歌い続けて(闘い続けて)いるという強い信念に触れることはできるはず。ボーナス・トラックとして「Redemption Song」、「Could You Be Loved」の未発表ヴァージョンを収録。

 

 
Confrontation
 
Confrontation 
UICY94598  2010年07月21日発売  初回限定盤紙ジャケ
 ボブ亡き後、妻のリタ・マーリー、Islandのクリス・ブラックウェルによって編集された1983年リリースのアルバム。ボーナス・トラックとして「Buffalo Soldier」の12インチ・ヴァージョンを収録。



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