2010年、宇宙のフモトから『ヤァ!ヤァ!ヤァ!』とぶっ飛んだ目はもっと先の彼方。
行く末暗示するあの煙草のケムリで輪を描いたら、それが秘密基地へのエントランス。
ドレスコードは缶ビール。
テーブルのピザは冷めても美味しい派ナード味覚ポッセ WEEKEND によるちょっぴりビターなアソビの延長 “ディスクァッションッ”!
いつか消えちゃう思いをディスカァス。
このコーナーの全貌(アソビ)が明らかになるのは最後。
どう楽しむかはみなさまの自由。
ソーゾーしてもよろし、ワーワーしてもよろし、メーテーしてもよろし。
そんな記念すべきディスカス #001 は、フッワフワかつバッキバキの音とジャケが印象的なフィッシュマンズの 5th アルバム『空中キャンプ』。
ナニを隠そうフィッシュマンズのベーシストでもあり、2010年3月3日リリースの WEEKEND ファーストフルアルバム『PET SOUNDS』にてマスタリングエンジニアを担当した 柏原譲 アニキ(OTOUTA / Polaris)渾身のドススメワークス!というわけで、、、
(TEXT by TOKYOHELLOZ)
WEEKEND新企画 ディスカス #001 『空中キャンプ』FISHMANS
ー 修行みたいだった『LONG SEASON』
加藤 「というわけで始まりましたけれども、そもそも『空中キャンプ』って何年にリリースされた作品?」
泉水 「96年リリースだね。」
モニカ 「96年というと、僕ら(モニカ、加藤、寺澤、水野)が中3で、泉水くんが高1だ。ファンタは?」
ファンタ 「小6ですね。」
寺澤 「え?マジで?超子供じゃん。」
加藤 「それでキャッチしてたらすごいわ。」
泉水 「みんな『空中キャンプ』ってリアルタイムで聞いてた?」
加藤 「最初に買ったのが高校の時とかだから結構後だなー。存在は認知してたけど聞いたのはそんくらい。」
モニカ 「うーん、俺もジャケが良かったって印象があるけどリアルタイムではないかな。1年遅れくらい。『LONG SEASON』の方が先で、1曲35分の前代未聞の曲ってことで音楽雑誌でも騒がれてたから、そっちから入って後追いした感じ。でも当時『LONG SEASON』を通して聞くのって修行みたいだったよね。」
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文中に登場したCDたち
01. フィッシュマンズ「空中キャンプ」
このアルバムについてどれくらいのことが語られただろう。発表から10年以上を経て、様々な影やトラウマ、トゲトゲしさは静かに濾過され、ようやくここには音楽の美しさだけが残った。音楽業界にプロツールズ導入されて以降、最初のクラシックはこんなにも静かに『人が生きている』ことを記している。派手な編集ではなく、ただただ丁寧に記録されただけ。それは例えば月面着陸の瞬間を記録したフィルムを見るような感動。人間と、人間が作った技術の調和から生まれる感動。このアルバムのフラットな素晴らしさが語られるのはむしろこれからだ。
(泉水マサチェリー)
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