Friday, February 12th 2010

B.I.G. JOE 3rd album『Rize Again』を聴いた!
3月3日に発売になる、B.I.G. JOE 3rd album『Rize Again』を皆様より一足お先に聴かせて頂いた。
これが、とんでもなく僕のバイヤー魂、否、一音楽ファンとしての感情をひりひりと刺激するアルバムだったのでここに紹介したい。
この『Rize Again』と名付けられたアルバム。
まさに、6年間という長期に渡るjail生活を終え、再びHIP HOPシーンに還り、上り詰める、強い意志を感じさせるタイトルだ。
その決意は、出所の瞬間を再現したM-1「Finally Got Out」から、アルバムタイトル曲M-2「Rise Again」という流れの中で、強く感じられる。
B.I.G. JOE 帰還を決定的に印象付け、ここから始まる壮大なストーリーを予感させるにこの上ない流れに完全にヤラレてしまったのである。
もしあなたが、3月3日にCDショップに行ったならば、この2曲の試聴だけで、レジに向かうだろう事は容易に想像できる。
それ程までに、この冒頭の時点で強く惹きつけられてしまうのである。
話を続けよう。
以降も、イルトロニックなトラック、HIP HOPマナーの楽曲が、絶妙な加減で折り重ねられ、B.I.G. JOE の紡ぐ言葉、韻、物語で固められていく。
全体を通して、色濃く反映されたB.I.G. JOE の人生。
服役と引き換えにB.I.G. JOE が手に入れた、強い何か。
悲しみ、痛みを知るものにしか書きえない、深くリアルな感情。
それは、全く別の人生を歩んできた僕の感情をも、鋭く刺激する。
きっとB.I.G. JOE の語り口の巧さが、僕に想像する余裕を与え、その中で語られる普遍的な物事を自分に投影させてくれているのだろう。
一曲一曲にこめられた強いメッセージとB.I.G. JOE の人生。
それが象徴的なのがM-12「Till the Day I Die」だろう。
B.I.G. JOE の誕生から成長、これまでの人生をリアルに綴っており、リリックにのめり込んでしまう構成の聴かせる楽曲だ。
これは涙なしには聴けないのではないだろうか?
「Till the Day I Die」その日まで・・・B.I.G. JOE の強い覚悟がそこにある気がした。
最後の2曲、M-15「Music is Love」M-16「Here I am / Where you at」ではポジティブに、まさに原点回帰とも言える音楽への愛を歌い、B.I.G. JOE が帰還し、今ここにいる事を改めて印象付けてみせる。
アルバムの最後を飾りながらも、これから始まる何かを想像させるような、見事な流れである。
ストーリー性のある曲順、流れ。
この構想を形にするのは並大抵の事ではなかったはずだ。
そこにもB.I.G. JOE の覚悟が表れているような気がする。
とにかくこれは2010年以降、語り継がれる作品になるだろう。
HIP HOPリスナー以外でも、ヤバいサウンド好きなら必ず響く作品だ。
形はどうあれ、一度は聴いてほしい、そして判断して欲しいと切に願うばかりだ。
さらに、同時発売でB.I.G. JOE 帰国後に日本全国で行われた"COME CLEAN TOUR"のLIVE映像を中心にしたDVDが発売される。
待ちわびたファンとLIVEに特別な想いで望むB.I.G. JOE との邂逅。
その場の空気を変えてしまうB.I.G. JOE の登場をDVDで体験して頂きたい。
B.I.G. JOE インタビュー敢行!
先日、都内某所にてB.I.G. JOE に取材をさせて頂いた。
上記のように僕が刺激されて止まないアルバム『Rize Again』について、服役と引き換えに得たものについて、人生についてetc...一つ一つの事に対し、じっくりとわかりやすい言葉で語る、人としての懐の広さを存分に感じられる取材だった。
>> インタビューを読む >>
B.I.G. JOE CD/DVD同時リリース!

『Rize Again』 / B.I.G. JOE
忌まわしき6年間の時を乗り越え、再び日本に降り立った北の不死鳥: B.I.G. JOEによるサードアルバムが遂に完成。夜は明けた、陽はまたここから昇る。待望の帰国を果たし、LIVEやDJ BAKUの"THE 12JAPS"、RUMIの"Hell Me NATION"への参加や"THE LOST DOPE"の再発、盟友DJ KENによるMIX、シングルの発表等精力的な活動を続けるB.I.G. JOEから遂に、ニューアルバムが到着。客演にはSD JUNKSTA相模の看板:NORIKIYO, リヴィング・レジェンド:TWIGY, 盟友INI & TSUGUMI(SOULHEAD), 今後活躍が期待される若手MAD KOHが参加。プロデュースには御大dj honda, 前作に引き続き盟友BUN, SEEDAや般若の作品にも参加するSKY BEATZ, DJ SEIJI,MICHITA等強者揃い。サードにして初の今作、不死鳥B.I.G. JOEの第3章の幕が開ける、耳を貸せ Once Again !

『Come Clean Tour』 / B.I.G. JOE
B.I.G. JOE帰国後に日本全国で行われた"COME CLEAN TOUR"のLIVE映像を中心にしたDVDが発売決定。帰国を待ちわびたファンの前で躍動的にプレイするB.I.G. JOE、現地のアーティスト(やばいメンバー多数!)のシャウト、B-BOY PARKのレポート?等々見所満載の内容。B.I.G. JOE IS HERE !
関連作品!
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MIC JACK PRODUCTIONのリーダー、B.I.G.JOEが獄中から放った傑作1stアルバムにボーナストラック3曲を追加収録したCD、さらにレコーディング風景、インタビュー映像を収録したDVDの2枚組み仕様となって再発。これまで廃盤状態となっていたアイテムにしてクラシック盤です!
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| 『LOST DOPE』から3年後、セカンドフルアルバム『COME CLEAN』。刑務所内にあるスタジオでデジタル録音された今作は前作にも増して深化したリリック、ライムデリヴァリーが心を揺らし日本中から集合した気鋭のプロデューサー陣が奏でる珠玉のビートが脳を揺らす傑作。 |
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DJ BAKUが「KAIKOO / 邂逅」してきた、12人のヤバいラッパーをフィーチャーしたRAP ALBUMだ。そのラッパーのラインナップを見ただけで卒倒必至!このアルバムはDJ BAKUでなければ、このタイミングでなければ成立しなかった事は明らか! |
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| B.I.G.JOE、漢、SHINGO★西成、MACSSY、CHIYORI、THE HEAVY MANNERS、e-mura、SKYFISH、TUCKER、EVIS BEATS……多彩なゲストとの共演に心と身体が踊り出す。今、これを聴かずして、何を聴く?!
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B.I.G.JOE『Rize Again』のタイトル曲にて競演したNORIKIYOの1stアルバム。札幌/川崎と場所は違えど、そこのまとめ役同士。共通項も多いようだ。 |
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| 札幌を代表するサイケデリックMC: INI。B.I.G.JOEの盟友と言える。2010年来るべきソロアルバムに先駆け、INI自身が見出した新鋭プロデューサー:COMMON CYCLEとコラボレーションアルバム第一弾を完成!
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| B.I.G.JOE『Rize Again』の中で、イルトロニックなビートを作り出し、重要な役割を果たしているのがBUN。そんなBUNの音源収録のコンピ。これは見逃せない。
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| B.I.G.JOE『Rize Again』のM-14「War is Over...」ピアノが印象的な流麗なトラックが、このCDにも収録!
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