2010年、ゲンズブールを追う

2010年フランス映画祭団長はジェーン・バーキンに決定！ （2/23更新）

世界中でフランス映画の復興をめざすユニフランス主催、毎年恒例のフランス映画祭が今年も3月18日（木）よりTOHOシネマズ六本木ヒルズにて開催されます。 本年も最新のフランス映画を多数上映、また監督やキャストらのトークショー、サイン会などの来日イベント、さらに日本のバイヤーに向けたフレンチフィルムマーケットなどイベントも盛りだくさん。
さらに、故ゲンズブールの奥方であり、映画界・音楽界でも現役で活動するジェーン・バーキンが今年のフランス映画祭団長に決定！！団長主演映画の上映も決まり、もしかしたら会場でお会いできるかも。

話題の映画『Gainsbourg Vie He Heroique』の上映はありませんが、気になる上映作品ラインナップは以下の通り。

音楽を通して芽生える友情を描いた監督処女作。
『バス・パラディアム』　（2009　原題：Bus Palladium　監督：クリストファー・トンプソン）
パリで「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」を越えオープニングNo.1を記録した大ヒット作！
『オーケストラ！』　（2009　原題：Le Concert　監督：ラデュ・ミへイレアニュ）
カンヌ国際映画祭特別賞（カトリーヌ・ドヌーヴ）。豪華な出演者に注目！
『クリスマス・ストーリー』　（2008　原題：Un conte de Noël　監督：アルノー・デプレシャン）
2008年カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞。
『パリ20区、僕たちのクラス』　（2008　原題：Entre les murs　監督：ローラン・カンテ）
2010年4月のフランス公開に先駆けてのプレミア上映。
『スフィンクス（仮）』　（2009　原題：Gardiens de l’ordre　監督：ニコラ・ブークリエフ）
『ユマニテ』を撮った鬼才の最新作。
『ハデウェイヒ』（2009年　原題：Hadewijch　監督：ブリュノ・デュモン）
『アメリ』のジャン＝ピエール・ジュネが現代に贈る痛快ハート・ウォーミング・コメディ
『ミックマック』　（2009　原題：Micmacs à tire-larigot　監督：ジャン＝ピエール・ジュネ）
愛の情熱を描いて昨年末のフランスで大ヒットを記録。
『旅立ち』　（2008　原題：Partir　監督：カトリーヌ・コルシニ）
2009年カンヌ国際映画祭で感動を巻き起こした。
『あの夏の子供たち』　（2009　原題：Le Père de mes enfants　監督：ミア・ハンセン＝ラブ）
2009年カンヌ国際映画祭審査員グランプリ。　海外の映画祭でも数多くの賞を受賞。
『アンプロフェット』　（2009　原題： Un prophète　監督：ジャック・オディアール）
フランソワ・トリュフォー『隣の女』の現代版。
『リグレット』　（2009　原題：Les Regｒets　監督：セドリック・カーン）
日本でも大ヒットを記録した名曲「ドミニク」を歌ったシスターの、知られざる人生を描いた物語。
『シスター・スマイル　ドミニクの歌』　（2009　原題：Sœur Sourire　監督：ステイン・コニンクス）
いまフランスで最も挑発的な監督による、昨年カンヌを震撼させた問題作。
『エンター・ザ・ボイド』　（2010　原題：Soudain le vide（仏） 監督：ギャスパー・ノエ）
自由気ままで、素敵な音楽に溢れたロードムービー。
『テルマ、ルイーズとシャンタル』　（2009　Thelma, Louise et Chantal　監督：ベノワ・ペトレ）
★2010年フランス映画祭団長ジェーン・バーキン出演作

短編プログラム9作品
『燃えよプチ・ドラゴン』監督ブリュノ・コレ
『ひよこちゃん、いくら？』監督クレマン・ミシェル
『7.57 am-pm』 監督 シモン・ルルーシュ
『雨がやむまで』 監督 シャルロット・ジュリア
『ゴルディーニ車にのった男』 監督 ジャン＝クリストフ・リエ
『ジル・コーポレーション』 監督 ヴィアネー・ムルヴィル
『ドンデ　エスタ　キム・ベイシンガー？』 監督 エドワール・ドリュック
『行くぞ！アロンゾー』 監督 カミーユ・ムラン・デュプレ
『血のつながり』 監督 ギヨーム・セネズ

※都合により上映作品に変更が生じる場合がございます。

まずは話題の映画サウンドトラックをチェック （2/8更新）

『Gainsbourg Vie Heroique』
Movie Soundtrack

2010年1月19日発売
・輸入盤CD
・輸入盤LP

2010年1月フランス公開、ゲンスブールの生涯を描いた話題の映画『Gainsbourg Vie He Heroique』のサウンドトラック。ゲンスブール役のÉric Elmosnino、ブリジット・バルドー役Laetitia Casta、ジェーン・バーキン役のLucy Gordonらキャストたちが実際に歌も披露。
映画の音楽を担当しているのはOlivier Daviaud。ほかGonzales、Dionyso、Philippe Katrineなど気になる名前も。
なおバーキン役のルーシー・ゴードンはクランクアップ直後に逝去（自殺との報道）。映画エンドロールには“ルーシーに捧ぐ”と添えられているようです。

【収録曲】
02.　Nazi Rock - Eric Elmosnino 04.　La Javanaise (Chez Gréco) - Anna Mouglalis 06.　Je T'Aime Moi Non Plus - Serge Gainsbourg 08.　Parce Que (Pour Elisabeth) - Eric Elmosnino 10.　Baby Pop - Sara Forestier 12.　Le Canari Est Sur Le Balcon - Eric Elmosnino 14.　Le Salon De Coiffure - Olivier Daviaud 16.　Bonnie And Clyde - Laetitia Casta 18.　Gainsbourg Cherche "Je T’Aime, Moi Non Plus" - Gonzales 20.　Love On The Beat - Eric Elmosnino

不滅の人気盤がボーナストラック＋最新リマスターでリイシュー！ （2/8更新）

『Jane Birkin & Serge Gainsbourg』
Jane Birkin / Serge Gainsbourg

2010年2月入荷予定
・輸入盤CD
・輸入盤CD（日本盤仕様・ブックレット対訳付）
・輸入盤180G LP + 7"

セルジュ・ゲンズブールとジェーン・バーキンとの初コラボ作品にしてゲンズブール作品の代表作として不動の人気を誇る本アルバムがボーナストラック＋最新リマスターでリイシュー！！
バーキンとゲンズブールが最もスキャンダラスなカップルだった1969年にリリースされ大ヒットした本作には、ブリジット・バルドーと録音されながらお蔵入りとなってしまった曰く付きの名曲"Je T'aime Moi Non Plus"を始めバーキンとのコラボ作をまとめたベスト的なアルバム。
６７年末のバルドー・ショーで始まったゲンズブールとブリジット・バルドーとの熱愛から生まれた当初はバルドーが歌うはずだった曰く付きの名曲 M-1「ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ」を始め、映画「ANNA」のサントラ作品M-4「太陽の真下で」やフランスギャルヴァージョンのヒットでもお馴染みのフレンチガーリーポップの名曲Ｍ−10「アニーとボンボ ン」、クラブシーンでも人気のエロエロなタイトルも人気のジャジーなナンバーＭ−６「69はエロな年」、後にヴァネッサ・パラディー主演映画のサントラにも選ばれたＭ−８「エリザ」等ベスト盤的な内容ながらも音楽制作の意欲がピークを迎えていた当時のゲンズブールの音楽的センスと歌う事の楽しさが全面にアピールされているキュートなバーキンの歌声が最高のマッチングとなった本作はゲンズブール作品の全盛期を知る意味でもフレンチポップが最も輝い ていた時期を知る上でも外せない名作。
前回の「HISTOIRE DE MELODY NELSON」でも素晴らしいマスタリングを行っていたディヴ・クーリーによる丁寧なマスタリングに加え３２ページの豪華ブックレットも付いたデジパック 仕様での完璧な復刻！！

娘・シャルロット新作はあのBECKと全面コラボ

『IRM』
Charlotte Gainsbourg

2010年1月26日発売
・輸入盤CD
・日本盤CD（ボーナストラック・エンハンスド仕様）
・輸入盤LP

フランスを代表する大女優であり、またシンガーとしても前作『5:55』を全世界で50万枚売り上げた才媛シャルロット・ゲンズブール。3年ぶりの噂の新作はなんとあのBECK全面プロデュース&全曲書き下ろし、さらに2人のデュエットまで収録の超話題盤。BECKが他のアーティストにここまで深く関わった作品は初めてとのこと。
2月に入って以降も毎日チャート上位の人気盤！貴重な動画やPVも見れる『IRM』総力特集はこちら。

話題の“el”レーベルから、レア音源編集盤

『Poet & Provocateur』
Serge Gainsbourg

2010年1月18日発売
・輸入盤CD



ジョアン・ジルベルト幻の名盤『Chega de Saudade』などで注目が高まるレア音源発掘レーベル“el”から、ゲンズブールに関連したレア音源を集めた編集盤がリリース。
「詩人と挑発者」というゲンズブールの2つの面をタイトルに冠したこちらはおおまかに5部構成となっており（詳しくは曲目リストを参照）、ゲンズブールのレア・スタジオ音源及びライブ音源、ゲンズブールの曲を歌ったジュリエット･グレコのEP、そしてゲンズブールがスコアを担当した2編の映画『L'EAU À LA BOUCHE』『VOULEZ-VOUS DANSER AVEC MOI?』の音楽を収録。

ゲンズブール for DJ Use！　重量盤LPが復刻

『Aux Armes Et Caetera Versions Dj Versions Chantees』
Serge Gainsbourg

2009年12月25日発売
・輸入盤LP

『Mauvaises Nouvelles Des Etoiles -Dj Versions』
Serge Gainsbourg

2009年12月25日発売
・輸入盤LP

ジャマイカ録音のレゲエ作品2タイトル（1978、81年）のDJヴァージョン・重量盤LPリリース！
レゲエセレクターさんにも人気。

バルドー&ゲンズブールのTVショーをDVD化

『B.b.special
今宵バルドーとともに』

2009年12月24日発売
・日本盤DVD



ブリジット・バルドーのセクシーでコケティッシュな魅力満載のスペシャル・ミュージックTVショーをDVD化！1968年制作、当時蜜月関係にあったセルジュ・ゲンズブールとの共演。
挑発的な踊りを見せる「ハーレー・ダヴィッドソン」、ゲンズブールとのデュエットを聴かせる「ボニーとクライド」や「コミック・ストリップ」。クロード・ボリングと共演したジャズナンバー「エヴリバディ・ラヴズ・マイ・ベイビー」。サッシャ・ディステルが歌う「グッド・ライフ」など、60年代フレンチポップのエッセンスが詰め込まれた多彩な楽曲が登場。 曲ごとに工夫されたお洒落な衣装やセットも見どころ。特集はこちら。

限定・7インチBOX

『Volume Ep 1958-1962』
Serge Gainsbourg

2009年11月24日発売
・輸入盤7" BOX



1958-1962年までの代表曲、8枚の7inch VINYL EPを収めたボックスセット。ナンバリングされた超限定盤です。ちなみに第2弾『Coffret 7 Ep Vol2 1963 -1968』も12月にリリースされており、こちらもシリアルナンバー入り。