イタリア映画界を代表する流血のマエストロ、ルチオ・フルチ監督が、“ジャーロ映画”への原点回帰を目指して発表したスタイリッシュ・ホラー。競争社会の歪んだ人間関係を背景に、美女の心臓を狙う殺人者の異常心理を鋭くえぐり出す。サウンドトラックをELPのキース・エマーソンが手がけたことも話題に。
監督・脚本:ルチオ・フルチ(「ビヨンド」「地獄の門」「サンゲリア」「真昼の用心棒」)
共同脚本:ジャンフランコ・クレリチ(「ザ・リッパー」「食人族」)、ヴィンチェンツォ・マンニーノ(「ザ・リッパー」「真夜中の狂気」)、ロベルト・ジャンヴィッティ(「ルチオ・フルチのザ・サイキック」「マッキラー」「幻想殺人」)
撮影:ジュゼッペ・ピノーリ(「未来帝国ローマ」「エイリアンドローム」)
音楽:キース・エマーソン(「デモンズ3」「インフェルノ」)
キャスト:オルガ・カルラトス(「サンゲリア」)、レイ・ラヴロック(「悪魔の墓場」)、クラウディオ・カッシネリ(「片腕サイボーグ」)
1985年イタリア作品(シーナ・フィルム製作)/日本劇場未公開(ビデオ発売済み)