張り裂けそうな緊迫感が全編に漂う、サックス奏者・峰厚介の戦慄のデビュー・アルバムにして、名門「three blind mice」 レーベルの歴史的幕開けとなった、記念碑的作品。(塙耕記)

峰厚介 (as,ss) / 今井尚 (tb) / 市川秀男 (fender piano) / 水橋孝 (b) / 村上寛 (ds)

ジョージ大塚グループで腕を鳴らした植松孝夫の初リーダー・アルバム。ジョー・ヘンダーソン直系の黒い歌心とテクニックは、他の邦人プレイヤーと一線を画する。(塙耕記)

植松孝夫 (ts) / 今井尚 (tb) / 藤井貞泰 (g) / 鈴木良雄 (b) / ジョージ大塚 (ds)

高柳・富樫・菊地・金井を軸としたジャズ・アカデミーのアジト、銀巴里における熱いセッション模様。高柳昌行による“グリーンスリーブス”は、日本ジャズ史の金字塔。(塙耕記)

高柳昌行 (g) / 金井英人 (b) / 稲葉国光 (b) / 富樫雅彦 (ds) / 菊地雅章 (p) / 金井英人 (b) / 中牟礼貞則 (g) / 日野皓正 (tp) / 稲葉国光 (b) / 山崎弘 (ds) / 山下洋輔 (p) / 宇山恭平 (g)

スティーヴ・グロスマン他、豪華メンバーが参加の日本産ジャズ・ファンク作品。ジャズ・ファンのみならず、国内外のレア・グルーヴ/DJ世代からも高い支持を受けている。(塙耕記)

中村照夫 (b,el-b) / スティーヴ・グロスマン (ss,ts) / チャールズ・サリヴァン (tp) / ジョージ・ケイブルス (p,el-p) / ヒューバート・イーヴス (p,el-p) / レニー・ホワイト (ds) / アル・ムーザーン (ds) / アルヴァン・バン (perc) / ロナルド・ジャクソン (perc) / 岸田恵二 (perc) / サンディ・ヒューイット (vo)

前作『ブロー・アップ』でジャズ界に存在を知らしめた、鈴木勲のセカンド・アルバム。渡辺香津美らメンバーと織り成すインタープレイが楽しめる、一生物の大名盤。(塙耕記)

鈴木勲 (b,cello) / 菅野邦彦 (p) / 渡辺香津美 (g) / 井野信義 (b) / 小原哲次郎 (ds)

洗練されたアーバン・ファンク曲“グリーン・キャタピラー”、抒情的かつ情熱的な“スパニッシュ・フラワー”がファンを魅了してやまない、今田勝の知られざる名盤。(塙耕記)

今田勝 (p) / 福井五十雄 (b) / 小原哲次朗 (ds) / 渡辺香津美 (g) / 今村祐司 (perc)

米国でジョージ・ラッセルに師事した三木敏悟が帰国後に発表した、作・編曲家デビュー作品。哀愁のファンキー曲“白夜の哀しみ”に心を打たれるファンが後を絶たない。(塙耕記)

高橋達也と東京ユニオン(三木敏悟：ts / ミッキー吉野：el-p ほか)