韓国No.1の人気ジャジーポップユニット WINTERPLAYの元ヴォーカリスト Haewon(ヘウォン)が「Moon」としてユニバーサルよりソロデビュー

韓国を代表するジャジーポップユニット WINTERPLAYの歌姫として人気を博し、現在はソロとして活動中のヘウォンが「Moon」名義でソロデビュー。

クールビューティーなルックスと透き通るような美しい歌声は、流行や世代を超えて人々を魅了し続けており、2017年3月4日放送のTBS「サワコの朝」で坂上みきさんが《今、心に響く曲》としてWINTERPLAYの「クァンド、クァンド、クァンド」を紹介したところ、収録アルバム『ソングス・オブ・カラード・ラヴ』(2009年)が、発売から8年を経てAmazon及びiTunesのジャズチャート1位となりました。

キャリア初のソロアルバムでは、プロデュース＆アレンジにギタリスト／作曲家の伊藤ゴローを迎え、ジャズスタンダードからポップスまでエヴァーグリーンな輝きを放つナンバー10曲をカヴァー。アコースティックな肌触りのサウンドをバックに、Moonの凛とした透き通る歌声の魅力満開の作品です。

「Kiss Me」 Teaser

ゲストには、かねてから交流を温めていたTOKU、小沼ようすけ、ハクエイ・キム、太田剣という日本ジャズシーンの中核を担う人気アーティストが参加。収録曲のうち「悲しい絆」は、橋幸夫の「絆」の韓国語ヴァージョンで、韓国では知らない人はいないほどの国民的有名曲です。

日本と同時タイミングで韓国でのリリースも決定。香港やタイなど他のアジア地域でのリリースも予定されています。

収録曲

01． エイプリル・フール
02． ブラザジア
03． キス・オブ・ライフ
04． クァンド、クァンド、クァンド
05． キス・ミー
06． イン・ア・センチメンタル・ムード
07． スピーク・ロウ
08． 恋のひとこと
09． プライベート・アイズ
10． 絆

Moon (vocal)
伊藤ゴロー (classical, acoustic & electric guitars)
佐藤浩一 (acoustic piano, Fender Rhodes)
坪口昌恭 (acoustic piano, Fender Rhodes)
鳥越啓介 (acoustic bass)
ジョルジ・エルデル (acoustic & electric bass)
みどりん (from SOIL&'PIMP'SESSIONS) (drums)
ハファエル・バラータ (drums, percussion)

Guests:
太田 剣 (alto saxophone)
小沼ようすけ (classical guitar)
TOKU (vocal, flugelhorn)
ハクエイ・キム (acoustic piano)

Produced by 伊藤ゴロー


Moon（ヘウォン）
韓国・全州市生まれ。音楽を愛する両親のもと、幼少時から自然とプロのシンガーを夢見るようになる。大学で声楽科を専攻し、そこでジャズと出会い、ほどなくジャズクラブで歌いはじめる。

2007年、トランペッターのジュハン・リーに誘われて、のちにWINTERPLAYとなるジャジー・ポップ・グループに参加する。WINTERPLAYは同年、アルバム『Choco Snow Ball』でデビュー。2009年には日本デビュー盤『Songs of Colored Love』をリリース。このアルバムは、世界26か国でも発売され、2010年にはロンドンでショウケースライヴも開催した。

2011年と2014年には、韓国のジャズ雑誌「Jazz People」の読者投票にて、最優秀ヴォーカリストに選出される。また、WINTERPLAYとしては、アルバム『Hot Summer Play』と『Sunshines』の2作品がジャズ部門でゴールドディスクを獲得するヒットに。

WINTERPLAY在籍時の最後のアルバムとなった2013年発表の『Two Fabulous Fools』は、韓国のみならず、香港、中国、台湾、マカオ、タイ、シンガポール、インドネシアでリリース。2013年には香港のTV音楽番組『Jade Solid Gold』に、2014年にはバンコクのジャズフェスティヴァル「the sky jazz: a tribute to king」に招かれるなど、アジアを股にかけて活躍。

2016年末、WINTERPLAYを脱退。2017年初めよりソロシンガーとしての活動を開始し、他のアーティストの作品やライヴにヴォーカルとして参加。だが、かねてから日本での活動を夢見ていたため、日本の制作チームとソロアルバムのプロジェクトをスタート。そしてついに、アルバム『Kiss Me』で、その夢を実現させる。