1981年発表の4thアルバム。前作『Dirty Mind』で前面に出されたシンセサイザーと、生楽器とのバランスが見事な楽曲は、ポップよりはファンク、ロックである。「論争」というタイトル通り性的描写と論争を扱った歌詞が並び、ファルセットの真骨頂、スローな「Private Joy」など名曲も多い。プリンスのベストに挙げる人も多い傑作。

プリンスの個人レーベル＜ペイズリー・パーク＞からの第一弾アルバム。セックス・アピールやブラック・ミュージックのテイストは薄れ、サイケデリックな新しいポップ・サウンドを展開。本40周年記念LPはリミックスやエクステンデッド・ヴァージョンなどを収録したボーナス・ディスクを同梱した3枚組アナログ盤デラックス・エディション。

音数を絞った密室ファンクが花開いた1作。名曲「Kiss」やバラード「Sometimes It Snows In April」など、全楽曲のクオリティは高く、自身が監督・主演を務めた映画『Under The Cherry Moon』と平行して、サウンドラックのような意図で作られた作品。プリンスの最高傑作として挙げる人も多い。

1991年リリース、初めてプリンス&ザ・ニュー・パワー・ジェネレーションを名乗ったバンド名義でのアルバムであり、女性シンガーや男性ラッパーが初めてメンバーとして参加するなど、それまでのプリンス作品にない要素が話題となった。「Cream」が全米No.1ヒット、米国と英国でマルチ・プラチナム・ディスクを獲得し、世界的大ヒットを記録。

プリンスから“ラヴ・シンボル”と呼ばれるシンボルマークに改名した最初のフル・アルバム。1995年当時、右頬に“SLAVE”（奴隷）とペイントするなど、音楽業界と戦いを繰り広げていたこともあり、テンション漲る傑作として現在でも高く評価されている。格闘技番組のオープニング曲でもお馴染み「エンドルフィンマシン」などポップな人気曲を多数収録。