1958年1月、トランペットのアート・ファーマー、アルト・サックスのジャッキー・マクリーン、ベースのポール・チェンバース、ドラムのフィリー・ジョー・ジョーンズという一流のクインテットを従えてブルーノートに録音された歴史的傑作。ジャケットも含め、時代を超えたハードバップの名盤として日本でも長年愛されている。

ブルーノートで3か月で3枚のアルバムを録音した内の1957年作品。ベースのポール・チェンバース、ドラマーのフィリー・ジョー・ジョーンズを迎え、豊かで自由な感性のソニー節が炸裂。オリジナルは無いが、ビバップのテーマとスタンダード曲を6曲収録、『クール・ストラティン』と並ぶ彼の代表作であり、ピアノトリオの名盤。

1957年のブルーノートからの初リーダー・アルバム。トランペットにアート・ファーマー、トロンボーンにカーティス・フラー、テナーサックスにハンク・モブレー、ベースにウィルバー・ウェア、ドラムにルイス・ヘイズという6人はこの日のために結成。アルバム・タイトルはヒッチコックの映画「ダイヤルMを廻せ」を捩ったもの。

ジョン・コルトレーンと唯一の共演となった1957年録音のブルーノート第2弾作品。カーティス･フラー等凄腕メンバーを従え、クラークが存分に腕を振るったハード･バップ快作。ラテンテイストの人気曲「Speak Low」、オリジナル「News for Lulu」他収録。愛犬ルルに思いを馳せたナンバーには、クラークの人間性が滲み出る。

1959年に録音されながら1979年までリリースされなかった作品。テナー・サックスのハンク・モブレー、トランペットのドナルド・バード、ベースのポール・チェンバース、ドラムのアート・ブレイキー等、名手達が参加。ハイライトは「Junka」、「Minor Meeting」、ハンク・モブレーの「Royal Flush」でのソロなど。