Pファンク帝国がスペースファンク絵巻を築く前の、まだ土臭さ漂う最初期を代表する1971年の3枚目アルバム。冒頭タイトル曲の10分以上にも及ぶ酩酊曲他、ブルース、ロック色が強めなファンク傑作。漆黒の闇に鳴り響く当時20歳のエディ・ヘイゼルのギターワークが圧巻で、その後のブラックロック系アーティストへ多大な影響を与えた。

多数の名作を世に送り出したWestboundレーベルを離れ、Priorityへ移籍後1976年リリースの第一弾アルバム。「世界のギタリストに捧げる」というコンセプトの元、Pファンクの凄腕達がファンクとサイケデリックを融合、マイケル・ハンプトンのハード・ドライヴィンなギターがひたすら圧巻なファンク・ロック傑作。

総帥ジョージ・クリントンの描くファンク・コンセプトが全て集約されているかのようなこのジャケットは、ぜひアナログ盤で飾ってほしい。Pファンク一大帝国を代表する、1976年の4作目名盤。他に類を見ない独特なファンクサウンドは、熱狂的信奉者を従え、後にドクター・ドレをはじめ、多くのラッパー達に多大な影響を与えた。

Pファンク帝国を支えたウルトラ・ファンキー・べーシスト、ブーツィー・コリンズの、ラバーバンド名義を経て80年にリリースされたソロ名義傑作。バンドの緩グルーヴから、リズムがよりタイトに変革。ジョージ・クリントンが共同プロデュース、メイシオ・パーカー、フレッド・ウェズリーといったPファンクお馴染みの精鋭メンバーも参加。

パーラメント、ファンカデリックの主要メンバーであり、その革新的、独創的な音でキーボードの魔術師と異名を持つ奇才、バーニー・ウォーレル御大1978年のソロデビューアルバム。全盛を極めた70年代Pファンク作品の中で、Pファンク・グルーヴをメロウなファンク・スタイルで知的にクールにまとめあげた、Pファンク軍団完全バックアップの傑作。