50年代に活躍した女性ジャズ・ヴォーカリスト、クリス・コナーのベツレヘムレーベルから1954年にリリースされたソロ名盤に、1957年に行われたセッションからジョージ・ガーシュインのバラード9曲を収録。ミルト・ジャクソン、ハービー・マン、オスカー・ペティフォードなど、ジャズ界のスター達がバックを務めている。

洗練された歌声と通好みな選曲で、マニアなジャズ・ボーカル・ファンを唸らせてきた実力派女性シンガー、エセル・エニスが、若干21歳の時に吹き込んだ1955年ジュビリー原盤のデビュー・アルバム。若く瑞々しい歌唱に、ハンク・ジョーンズ、ケニー・クラークの寄り添うようなバックとの相性も抜群の代表傑作。ボーナストラック2曲収録。

50年代、マイルス・デイビス、アート・ブレイキー等と共演、そのキュートな歌声とルックスで人気を博したビヴァリー・ケニーの1957年作品。ピアニスト、ジミー・ジョーンズとカウント・ベイシー楽団のメンバーらと共演、軽快でスイング感あるバッキングがケニーにぴったりで、ジャケット写真も人気なファン待望のアナログ再発。

ジュリー・ロンドンが夜をテーマにした曲を歌った1960年傑作。モンクの名作「'Round Midnight」はじめ、エロール・ガーナーの「Misty」、ジョージ＆アイラガーシュウィンの「But Not for Me」、ビリー・ストレイホーンの「Lush Life」等を収録。特有の色っぽさと切ない歌声はアナログ盤でぜひ。

「ナチュラル」をテーマにスタンダードをはじめジョニ・ミッチェル、トム・ウェイツ、モーズ・アリソンのナンバー他、夫エルヴィス・コステロとの共作6曲という、ダイアナにとって新たにブルージーな魅力を打ち出した2004年の新境地的作品。全米チャート4位となり、ジャズ・ファンのみならず幅広く音楽ファンに受け入れられた。