78年リリースのデビュー作。パンク・ニューウェイブの影響を強く受けた作品で、評論家からも高く評価された。ボブ・ディランのカヴァー「見張塔からずっと」収録。

80年リリースの4thアルバム。パワーポップ的なノリノリサウンドを聴かせてくれる初期の名盤。特にオープニング「Respectable Street」から「Generals and Majors」「Living Through Another Cuba」に続く流れが素晴らしい。人気の高い「Towers of London」も収録。

前作『English Settlement』とは一転して、トラッドな曲調にちょっぴりサイケデリック風味を加えた、リラックスした雰囲気の佳作。ジャケット写真はアンディ・パートリッジの要望で変更されている。

今作では従来の彼らの毒の強さを発揮した、やや攻撃的ないかにもXTCなサウンドが復活。スコットランドの民謡を思わせる不思議なメロディーとリズムの「All You Pretty Girls」収録。この曲のかなり凝ったミュージックビデオは、当時としては多額の製作費がかかった事でも知られる。

前作から約7年ぶりとなるこの作品はVol.1と2で組になっていて本作はそのアコースティック・サイドといわれている。ヴァージンからを離れ、バンドが立ち上げたアイデア・レコードからのリリース。特に日本でアルバムチャート15位内にランクするなど大ヒットとなった。