MELOCLASSIC

10件中 1-10件を表示
50件 100件 200件
※表示のポイント倍率は、ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

チェックした商品をまとめて

  • ジャクリーヌ・デュ・プレ/演奏会ライヴ 1965-1969

    「melo CLASSIC」がなんとジャクリーヌ・デュ・プレのライヴ録音を発掘。彼女の唯一のザルツブルク音楽祭出演となった1968年8月4日のドヴォルザークのチェロ協奏曲は伝説的名演。デュ・プレもメータも燃えまくり、終演後は大喝采。
     もうひとつのお宝はブリテンのチェロ・ソナタ。これまで1965年2月の部分的な録音があったものの、全曲はこれが初登場かもしれません。さらにお宝はバッハのヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタをチェロとピアノで弾いた演奏。そもそもデュ・プレはバッハの録音が少ないので、1曲丸ごと出て来るだけで待望のもの。
     シューマンは協奏曲も幻想曲集も情感豊かで、デュ・プレに打って付け。エトリンゲンのリサイタルは本名時代の名ピアニスト、スティーヴン・コワセヴィチが伴奏ピアノというのもありがたいところです。(輸入元情報)

    【収録情報】
    ● ドヴォルザーク:チェロ協奏曲ロ短調 Op.104

     ズービン・メータ指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
     1968年8月4日 オーストリア、ザルツブルク(ライヴ録音)

    ● シューマン:チェロ協奏曲イ短調 Op.129
     マルティン・トゥルノフスキー指揮、NDR交響楽団
     1969年1月24日 西ドイツ、ニーダーザクセン州ハノーファー(ライヴ録音)

    ● J.S.バッハ:チェロとピアノのためのソナタ第3番ト短調 BWV.1029
    ● ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第5番ニ長調 Op.102-2
    ● シューマン:幻想曲集 Op.73
    ● ブリテン:チェロ・ソナタ ハ長調 Op.65

     スティーヴン・ビショップ(スティーヴン・コワセヴィチ)(ピアノ)
     1965年6月11日 西ドイツ、バーデン=ヴュルテンベルク州エトリンゲン(ライヴ録音)

     ジャクリーヌ・デュ・プレ(チェロ)

     モノラル録音
     簡易収納紙ケース仕様

  • ヴィルヘルム・ケンプ/フランスでのピアノ・リサイタル 1954-1962

    偉大なピアニスト、ヴィルヘルム・ケンプの3つの機会の録音集。いずれの曲もDGへの録音があるものの、ライヴでのケンプの魅力がたっぷり。
     1962年のブザンソンでの録音は、老境のケンプらしい早めのテンポで淡々と弾いているようで味わいたっぷりの音楽が素晴らしく、一方、1954年のマントンでの録音は、50代の気力溢れるケンプの演奏に圧倒されます。特にシューマンの『クライスレリアーナ』での取りつかれたような熱気はライヴならでは。一方でシューベルトはしみじみと美しさが溢れます。あらためてケンプの偉大さを実感できるでしょう。
     2分強のフランス語によるインタビュー付き。(輸入元情報)

    【収録情報】
    ● モーツァルト:ピアノ・ソナタ第11番イ長調 K.331『トルコ行進曲付き』
    ● シューマン:ダヴィット同盟舞曲集 Op.6(全18曲)

     1962年5月7日 フランス、ブザンソン(ライヴ録音)

    ● ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 Op.111
    ● シューマン:クライスレリアーナ Op.16
    ● シューベルト:ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調 D.960

     1954年8月7日 フランス、マントン(ライヴ録音)

    ● J.S.バッハ/ケンプ編:甘い喜びに BWV.751
     1948年12月6日 フランス、パリ(放送スタジオ録音)

     ヴィルヘルム・ケンプ(ピアノ)

     モノラル録音
     簡易収納紙ケース仕様

  • ゲザ・アンダ/オシアッハでのリサイタル 1970-1971

    ハンガリー出身でスイスの名ピアニスト、ゲザ・アンダがオーストリアのオシアッハで行った2つのリサイタルのライヴ、しかもステレオ録音です。
     アンダはDGに精力的に録音を行っていたものの、54歳で亡くなってしまったため録音はあまり多くなく、こうしたライヴは貴重。特にシューベルトは第21番のソナタがあったくらいで、名曲『第13番』が出てきたのは大いに歓迎されるところでしょう。じっくりと情感を豊かに広げるまさにアンダならではの名演。もうひとつの驚きはショパンの練習曲集。アンダは『24の前奏曲』は録音したものの、他の曲は散発的に終わっています。抑え気味に弾きながら緩急と起伏を自由に操り、内側からグイッと出る充実感がたいへんに見事。もちろんシューマン2作品、そしてベートーヴェンのディアベリ変奏曲は絶品です。(輸入元情報)

    【収録情報】
    ● シューベルト:ピアノ・ソナタ第13番イ長調 D.664
    ● シューマン:ダヴィット同盟舞曲集 Op.6(全18曲)
    ● ショパン:12の練習曲 Op.25

     1970年7月8日 オーストリア、フェルトキルヒェン郡オシアッハ(ライヴ録音)

    ● シューマン:交響的練習曲 Op.13(15曲)
    ● ベートーヴェン:ディアベリ変奏曲 Op.120
    ● ブラームス:間奏曲 変ホ長調 Op.117-1

     1971年7月9日 オーストリア、フェルトキルヒェン郡オシアッハ(ライヴ録音)

     ゲザ・アンダ(ピアノ)

     ステレオ録音
     簡易収納紙ケース仕様

  • ゲザ・アンダ/楽旅 1951-1961

    ピアノ作品集

    Ponta2倍

    価格 (税込)
    ¥3,619
    会員価格 (税込)
    ¥2,907
    発売日
    2023年09月01日
    まとめ買い価格(税込)
    ¥2,715

    ハンガリー出身でスイスの名ピアニスト、ゲザ・アンダの4つの演奏会での協奏曲を集めています。アンダはチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番を若い頃に録音していましたが、このルクセンブルクでの放送スタジオ録音はとても白熱した演奏。特に第3楽章終盤は、名匠ルイ・ド・フロマンの伴奏もあって実にスリリング。
     ブラームスのピアノ協奏曲第2番はDGに2度商業録音をしているほどのアンダのお得意曲。ここでも説得力の強い名演を聴かせてくれます。指揮はDGの1回目と同じくフェレンツ・フリッチャイ。オーケストラがバイエルン国立管弦楽団なのでより大らかさが強く感じられます。もちろんシューマン、ラフマニノフも素晴らしい出来栄えです。(輸入元情報)

    【収録情報】
    ● シューマン:ピアノ協奏曲イ短調 Op.54

     アンリ・ペンシス指揮、ルクセンブルク放送交響楽団
     1951年12月20日 ルクセンブルク(ライヴ録音)

    ● チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番変ロ短調 Op.23
     ルイ・ド・フロマン指揮、ルクセンブルク放送交響楽団
     1961年10月2日 ルクセンブルク(放送スタジオ録音)

    ● ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番ハ短調 Op.18
     ルドルフ・ミヒル指揮、ザールブリュッケン放送交響楽団
     1956年5月26日 西ドイツ、ザールラント州ザールブリュッケン(放送スタジオ録音)

    ● ブラームス:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 Op.83
     フェレンツ・フリッチャイ指揮、バイエルン国立管弦楽団
     1958年5月12日 西ドイツ、バイエルン州ミュンヘン(ライヴ録音)

     ゲザ・アンダ(ピアノ)

     モノラル録音
     簡易収納紙ケース仕様

  • アリーヌ・ヴァン・バレンツェン/ミュンヘン・リサイタル 1956-1960

    アリーヌ・ヴァン・バレンツェンは、これまで本当に一部のピアノ・マニアにしか知られていなかった幻の名ピアニスト。1897年、米国マサチューセッツ州サマービルの生まれ。本名はアリーン・イザベル・ホイルで、ヴァン・バレンツェンは母親の旧姓です。天才ピアノ少女として話題となり、ニューヨークを経て幼くしてパリに留学、パリ音楽院の準備コースでマルグリット・ロンに学んでいます。1920年代から30年代まで欧州を中心に絶大な人気を誇り、特にパリでは様々な文化人と交流を結んだ文化界の花形でした。
     戦後も活動し、1981年まで長命したにもかかわらず、バレンツェンの録音は極めて少なく、CDはLPから起こした小品集がいくつかあった程度。2014年に「melo CLASSIC」がバレンツェンの放送音源をCD1枚で発売して話題になりましたが、今回はたっぷり2CD。どれもこれも貴重かつ素晴らしい演奏ばかりですが、特筆すべきは1960年のドビュッシー『子供の領分』。気品のある美しい音色が煌めきながら舞い上がる演奏は、ベルエポックやレ・ザネ・フォルを肌で知っている時代の花だからこそのもの。これを聴けば誰もが即座にバレンツィンの素晴らしさに仰天することでしょう。気品はバレンツェンの大きな特徴で、シューマンの『交響的練習曲』ではさらに情熱が、『子供の情景』では女性的な柔らかさ加わります。ベートーヴェンのソナタ2曲も見事。これまで謎に包まれていたバレンツェンの芸術を一気に理解できるこの上ないCDです。(輸入元情報)

    【収録情報】
    ● ブラームス:ピアノ・ソナタ第3番ヘ短調 Op.5

     1957年9月18日 西ドイツ、バイエルン州ミュンヘン(放送スタジオ録音)

    ● シューマン:ピアノ・ソナタ第1番嬰ヘ短調 Op.11
     1958年7月12日 西ドイツ、バイエルン州ミュンヘン(放送スタジオ録音)

    ● ドビュッシー:子供の領分
     1960年7月1日 西ドイツ、バイエルン州ミュンヘン(放送スタジオ録音)

    ● シューマン:交響的練習曲 Op.13(13曲)
     1956年7月1日 西ドイツ、バイエルン州ミュンヘン(放送スタジオ録音)

    ● シューマン:子供の情景 Op.15
     1960年7月1日 西ドイツ、バイエルン州ミュンヘン(放送スタジオ録音)

    ● ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第12番変イ長調 Op.26『葬送』
    ● ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調 Op.57『熱情』

     1957年9月15日 西ドイツ、バイエルン州ミュンヘン(放送スタジオ録音)

     アリーヌ・ヴァン・バレンツェン(ピアノ)

     モノラル録音
     簡易収納紙ケース仕様

  • ジュリアス・カッチェン/楽旅 1960-1968

    米国のピアニスト、ジュリアス・カッチェン[1926-1969]の協奏曲録音集。ジュリアス・カッチェンは第二次世界大戦後間もなく欧州に渡って大活躍した米国人音楽家の代表的存在ですが、僅か42歳で亡くなってしまいました。
     この2CDの中では、商業録音を残さなかったプロコフィエフのピアノ協奏曲第1番が特に貴重。ブリュッセルでのブラームスのピアノ協奏曲第2番は燃焼度が高く、商業録音だけでカッチェンを聴いてはいけないことが分かります。カッチェンお得意のラフマニノフ『パガニーニの主題によるラプソディ』は名匠ハンス・シュミット=イッセルシュテットの伴奏でこれもスリリング。バルトークのピアノ協奏曲第3番は、あまり広がらないとはいえステレオ録音なのがありがたいところ。そしてラヴェルの左手のための協奏曲では、ピエール・モントゥの高弟シャルル・ブリュックがパリの色彩豊かな伴奏で、カッチェンのピアノを引き立てています。
     どれもカッチェンの素晴らしい音楽を楽しみつつ、早世してしまったことに残念に思わざるを得ない2CDです。(輸入元情報)

    【収録情報】
    1. ブラームス:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 Op.83

     ルイ・ド・フロマン指揮、ルクセンブルク放送交響楽団
     1964年3月25日 ルクセンブルク(ライヴ録音)

    2. チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番変ロ短調 Op.23
     ハンス・ミュラー=クライ指揮、南ドイツ放送交響楽団
     1964年4月3日 西ドイツ、シュトゥットガルト(放送スタジオ録音)

    3. プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第1番変ニ長調 Op.10
     カール・ランドルフ指揮、NDR交響楽団
     1960年1月6日 西ドイツ、ハンブルク(放送スタジオ録音)

    4. ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲 Op.43
     ハンス・シュミット=イッセルシュテット指揮、NDR交響楽団
     1964年9月30日 西ドイツ、ハンブルク(ライヴ録音)

    5. バルトーク:ピアノ協奏曲第3番ホ長調 Sz119, BB127
     ゲオルク・ルートヴィヒ・ヨッフム指揮、南ドイツ放送交響楽団
     1967年12月8日 西ドイツ、シュトゥットガルト(ライヴ録音)

    6. ラヴェル:左手のためのピアノ協奏曲ニ長調
     シャルル・ブリュック指揮、ORTFフィルハーモニー管弦楽団
     1968年12月10日 フランス、パリ(ライヴ録音)

     ジュリアス・カッチェン(ピアノ)

     モノラル録音(1-4)、ステレオ録音(5,6)
     簡易収納紙ケース仕様

  • ニキタ・マガロフ 演奏会楽旅 1955-1973

    ピアノ作品集

    Ponta2倍

    価格 (税込)
    ¥3,619
    会員価格 (税込)
    ¥2,907
    発売日
    2023年09月01日
    まとめ買い価格(税込)
    ¥2,715

    20世紀の名ピアニストのひとり、ニキタ・マガロフの協奏曲録音集。マガロフは1912年、ロシアのサンクト・ペテルブルクの生まれ。父親はジョージア、トビリシの上流階級の生まれで、母は地元サンクト・ペテルブルクの人。ロシア革命の後にフィンランドのヘルシンキに脱出、一旦米国へ移るものの、フランスに渡りパリ音楽院で学んでいます。1930年代にはパリで人気のピアニストとなり、戦後は巨匠として大いに活躍、またジュネーヴ音楽院での教職にも重きを置いていました。
     マガロフのピアノはロマンティシズムとは一線を画した端正な音楽を基礎としつつも、しかし古き良き時代のピアノ美学も感じさせるもので、非常に独特です。マガロフの録音は多いものの、独奏曲(特にショパン)が主で、協奏曲の録音は限られています。ニューヨーク時代に接点のあったラフマニノフのピアノ協奏曲第3番は彼の初めての録音かもしれません。しかもステレオ録音。ラヴェルのピアノ協奏曲は名匠ハンス・シュミット=イッセルシュテットの伴奏。マガロフのピアノにも指揮にも、この作品が生まれた時のモダンな新鮮さが良く表れています。あまりベートーヴェンを弾かなかったマガロフですが、ピアノ協奏曲第4番は得意曲でした。彼も伴奏指揮のモーリス・ル・ルーも伝統的ドイツ的なベートーヴェンとは一線を画し、自由な発想で充実した演奏を繰り広げています。(輸入元情報)

    【収録情報】
    1. ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番ト長調 Op.58

     モーリス・ル・ルー指揮、フランス国立放送管弦楽団
     1964年10月6日 フランス、パリ(ライヴ録音)

    2. ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番ニ短調 Op.30
     アンジェイ・マルコフスキ指揮、ハノーファーNDR管弦楽団
     1969年12月12日 西ドイツ、ニーダーザクセン州ハノーファー(ライヴ録音)

    3. チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番変ロ短調 Op.23
     アンリ・ペンシス指揮、ルクセンブルク放送交響楽団
     1955年10月20日 ルクセンブルク(放送スタジオ録音)

    4. ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調
     ハンス・シュミット=イッセルシュテット指揮、NDRk交響楽団
     1963年10月23日 西ドイツ、ハンブルク(ライヴ録音)

    5. プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番ハ長調 Op.26
     ズデニェク・マーツァル指揮、フランス国立放送管弦楽団
     1973年11月28日 フランス、パリ(ライヴ録音)

     ニキタ・マガロフ(ピアノ)

     モノラル録音(1,3,4)、ステレオ録音(2,5)
     簡易収納紙ケース仕様

  • ジョン・オグドン/演奏会楽旅 1965-1970

    ピアノ作品集

    Ponta2倍

    価格 (税込)
    ¥3,619
    会員価格 (税込)
    ¥2,907
    発売日
    2023年09月01日
    まとめ買い価格(税込)
    ¥2,715

    英国のピアニスト、ジョン・オグドンの欧州各地での協奏曲の録音。ジョン・オグドンは1937年、イングランド、ノッティンガムシャーのマンスフィールド・ウッドハウスの生まれ。1962年、モスクワでのチャイコフスキー国際コンクールでウラディーミル・アシュケナージと共に優勝を分け合ったことで名高い奏者です。以来精力的に演奏活動を行ったオグドンですが、1973年に躁うつ病(双極性障害)を患い、さらに健康を害して1989年に52歳の若さで亡くなってしまいました。全盛期は僅か十年強。
     この2CDのうち、ブゾーニの『インディアン幻想曲』、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番、ラヴェルの左手のための協奏曲、そしてヒンデミットの協奏曲はオグドンが商業録音を残さなかった曲。最も重要なものはブゾーニの『インディアン幻想曲』でしょう。オグドンはブゾーニを強く敬愛していましたが、残された録音は少なく、『インディアン幻想曲』も今回始めて世に出るもの。ヒンデミットに至っては彼は1曲も商業録音を残しておらず、なおのこと貴重です。アメリカ時代の1945年作のピアノ協奏曲はオグドンの個性にピタリと合った音楽で、これがフェルディナント・ライトナーの指揮でステレオ録音で残されていたのは非常に幸運です。同様にラファエル・クーベリックの伴奏指揮によるラヴェルの左手のためのピアノ協奏曲もステレオ録音。オグドンのラヴェルは鮮やかな技巧で弾き切った充実感の残るものです。(輸入元情報)

    【収録情報】
    1. シューマン:ピアノ協奏曲イ短調 Op.54

     ヴァーツラフ・ノイマン指揮、南ドイツ放送交響楽団
     1967年3月10日 西ドイツ、シュトゥットガルト(ライヴ録音)

    2. リスト;ピアノ協奏曲第2番イ長調 HS125
     アンドレアス・フォン・ルカーチ指揮、南西ドイツ放送交響楽団
     1970年3月6日 西ドイツ、バーデン=ヴュルテンベルク州バーデン=バーデン(放送スタジオ録音)

    3. ブゾーニ:インディアン幻想曲 Op.44
     ルイ・ド・フロマン指揮、ルクセンブルク放送交響楽団
     1965年10月27日 ルクセンブルク(放送スタジオ録音)

    4. ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番ハ短調 Op.37
     ルイ・ド・フロマン指揮、ルクセンブルク放送交響楽団
     1965年10月25日 ルクセンブルク(放送スタジオ録音)

    5. ラヴェル:左手のためのピアノ協奏曲ニ長調
     ラファエル・クーベリック指揮、バイエルン放送交響楽団
     1968年5月24日 西ドイツ、バイエルン州ミュンヘン(放送スタジオ録音)

    6. ヒンデミット:ピアノ協奏曲
     フェルディナント・ライトナー指揮、バイエルン放送交響楽団
     1970年12月11日 西ドイツ、バイエルン州ミュンヘン(放送スタジオ録音)

     ジョン・オグドン(ピアノ)

     ステレオ録音(1,2,5,6)、モノラル録音(3,4)
     簡易収納紙ケース仕様

  • ヘンリク・シェリング/演奏会楽旅 1952-1976

    20世紀半ばの偉大なヴァイオリニスト、ヘンリク・シェリング[1918-1988]の様々な協奏曲、オーケストラ伴奏の作品の録音を集めています。
     シェリングは多くの商業録音を残し、そこから端正で美しいヴァイオリンという印象が広まりました。ベルゲンでのメンデルスゾーンの協奏曲ではそのイメージ通りのキリリと美しい演奏。ところが同じ時のラヴェルの『ツィガーヌ』では猛烈な緩急をつけて、しばしばオーケストラを振り切らんばかりになり、14年後の商業録音とは別人のよう。我々の知っている整ったシェリングの中には、激しい情熱が燃えていることを分からせる演奏です。シェリングと名匠ハンス・シュミット=イッセルシュテット音楽作りの方向性が一致していて、ここに収録されているシベリウスの協奏曲でも非常に完成度が高いもの。グラズノフのヴァイオリン協奏曲はシェリングが商業録音を残さなかった曲ですが、彼はこの曲とは相性が良かったようで、素敵に仕上がっています。ルツェルンでオイゲン・ヨッフムが伴奏指揮したラロの『スペイン交響曲』はステレオ録音。(輸入元情報)

    【収録情報】
    1. サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ イ短調 Op.28

     アンリ・ペンシス指揮、ルクセンブルク放送交響楽団
     1952年1月17日 ルクセンブルク(ライヴ録音)

    2. メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調 Op.64
    3. ラヴェル:ツィガーヌ

     カール・フォン・ガラグリ指揮、ハルモニエン音楽協会(現ベルゲン・フィル)
     1955年5月26日 ノルウェー、ベルゲン(ライヴ録音)

    4. シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調 Op.47
     ハンス・シュミット=イッセルシュテット指揮、NDR交響楽団
     1962年9月24日 西ドイツ、ハンブルク(放送スタジオ録音)

    5. プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第2番ト短調 Op.63
     ヴィルヘルム・シュヒター指揮、NDR交響楽団
     1957年10月16日 西ドイツ、ハンブルク

    6. グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲イ短調 Op.82
     アンヘル・サウチェ指揮、ヴェネズエラ交響楽団
     1958年4月11日 ヴェネズエラ、カラカス

    7. ラロ:スペイン交響曲
     オイゲン・ヨッフム指揮、ケルン放送交響楽団
     1976年9月7日 スイス、ルツェルン(ライヴ録音)

     ヘンリク・シェリング(ヴァイオリン)

     モノラル録音(1-6)、ステレオ録音(7)
     簡易収納紙ケース仕様

  • ハンガリーのヴァイオリニストたち〜伝説的なフバイの弟子たち

    「melo CLASSIC」お得意の埋もれた名演奏家をまとめたCD。ここではイェネ・フバイ門下の3人のヴァイオリニストの演奏を収録しています。
     アンドレ・ジェルトレル[1907-1998]はハンガリーのブダペスト生まれで、若いうちにベルギーのブリュッセルを拠点としたヴァイオリニスト。バルトークの擁護者として知られています。1958年のモーツァルトのソナタは、ロマン主義を排したクッキリと清潔なモーツァルトで聴きごたえがあります。フランクのヴァイオリン・ソナタは抑えた中に豊かな味わいが広がる紳士の演奏です。
     ローベルト・ヴィロヴァイ[1921-2015]は、現在はクロアチア領のダルヴァルに生まれたハンガリー系のヴァイオリニスト。13歳で晩年のフバイの弟子になり、師は彼を絶賛しました。フバイが亡くなった1937年3月に行われたウジェーヌ・イザイ・コンクール(後のエリザベート王妃国際音楽コンクール)では、 第1位にダヴィド・オイストラフ、第2位にリカルド・オドノポソフ、第7位にローラ・ボベスコらが並ぶ中、16歳になったばかりのヴィロヴァイが第9位に入賞し、一気に名を広めることになりました。1940、50年代とヴィロヴァイは国際的に活躍しましたが、その後活動を縮小し、教職や、避暑地であったスイス、ローザンヌのローザンヌ室内管弦楽団の一員として過ごすなど、ソリストから退いてしまいました。そのため94歳と長命しながら録音は皆無に等しく、すっかり忘れられてしまいました。しかしこのCDに収められている彼の演奏を聴けば、フバイが絶賛しただけの力量を確実に感じられることでしょう。
     シャーンドル・ヴェーグ[1912-1997]については多くを語る必要はないでしょう。1957年のシューベルトとベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタは、パウル・バウムガルトナーのピアノともども、至福の一時を味合わせてくれます。ディアネ・アナセン(Diane Andersen)[1934-](日本では「ダイアン・アンデルセン」の表記も)はデンマークのピアニスト。
     本体の背と裏面の品番が「MC1073」と誤っております。あらかじめご了承ください。(輸入元情報)

    収録情報の詳細は商品ページをご覧ください。

チェックした商品をまとめて