「Profil」レーベルのヴァントの名盤がSACDハイブリッド化! 「Altus」レーベルがライセンスし、このハイブリッド盤のための最新リマスタリングを施して製品化しました。
巨匠ギュンター・ヴァントがミュンヘン・フィルと残した偉大なブルックナー・ライヴ。引き締まったリズムが躍動する第6番、圧倒的に深遠な音響が胸を打つ第9番。晩年のヴァントが全霊をかけて臨んだ名演をお聴きください。特に第9番アダージョの結晶化した美は同曲異演中最高との呼び声も高いものです。
ブルックナー演奏に歴史と伝統を持つミュンヘン・フィルの熱量も素晴らしく、滋味と歌にあふれた、音楽がみるみる湧き上がってくるような演奏。己の信念を貫くヴァントの緊張度の高い指揮と相まって、他では聴けない絶妙のバランスが形成されています。第6番と同日に演奏されたヴァントの愛奏曲、ハイドンの第76番がカップリングされているのも注目。
この音源はSACDとLPで限定発売されたことがありますが、通常CDとしても聴けるソフトでは初登場。すっきりとした響きの中で知的なユーモアが小気味良く駆けていく逸品です。
解説書には楽曲解説の他、舩木篤也氏がブルックナー都市としてのミュンヘンとヴァントについて、また板倉重雄氏がミュンヘン・フィルの詳細な歴史について書き下ろした原稿を掲載しています。(販売元情報)
【収録情報】
Disc1
● ハイドン:交響曲第76番変ホ長調 Hob.I:76
● ブルックナー:交響曲第6番イ長調 WAB.106(原典版)
Disc2
● ブルックナー:交響曲第9番ニ短調 WAB.109(原典版)
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
ギュンター・ヴァント(指揮)
録音時期:1999年6月24日(Disc1)、1998年4月21日(Disc2)
録音場所:ミュンヘン、ガスタイク
録音方式:ステレオ(ライヴ)
SACD Hybrid
CD STEREO/ SACD STEREO
日本語帯・解説付
国内プレス