
典麗なるジャジーヒップホップの本拠 HYDEOUT PRODUCTIONS の名盤
70〜80年代のジャズやブラックミュージック全般に深い音楽的造詣を持ち、ヒップホップというフォーマットを用いながら、とてつもなく流麗で美しく、艶のあるサウンドを作り出してきた唯一無二のプロデューサー/トラックメイカー Nujabes。
彼が立ち上げた「HYDEOUT PRODUCTIONS」は、当初レコードを中心としたリリースながらも確かな信頼と名声を築き上げ、また主幹亡き後もそのクリエイティヴィティや世界観は、多くの朋友、リスナー、フォロワーたちから愛され続けている、まさしく今も輝きを失わないエバーグリーンな名レーベルと言えるだろう。
こちらでは、自身のソロ1stアルバム『Metaphorical Music』、よりジャズやソウルのテイストが強くなった2ndアルバム『Modal Soul』、アンダーグラウンドヒップホップのバイブルとも言えるレーベルコンピレーション『First Collection』など、今なお高い人気を誇る HYDEOUT PRODUCTIONS の愛すべきベストセラー作品をご紹介します。
Luv(sic) Part6 - Uyama Hiroto Remix feat. Shing02
Nujabes バイオグラフィー
現代の音楽業界全体の流れとは裏腹に、宣伝活動を行わず純粋に音 = 作品のリリースのみでリスナーか ら大きな支持を獲得した稀有のインディペンデントレーベル「HYDEOUT PRODUCTIONS」主宰。
30数枚の 12″シングルのリリースを経て 2003年に 1stアルバム『Metaphorical Music』をリリース。揺るぎなき音楽的根幹であり、自らその音楽性、精神性、アティテュー ド、実験性など全てに影響を受けたと語る 70年代〜80年代のジャズを中心に、ソウル、ヒップホップをはじめとし音楽全般に深い音楽的造詣/ルーツを持つ彼のサウンドは、ヒップホップというループミュージックの魅力や可能性を最大限に引き出し表現している。
2004年の3月のパリコレクションにてコムデギャルソン・ジュンヤワタナベ音楽ディレクター、フジ テレビ「サムライチャンプルー」(監督は「カウボーイビーバップ」や「アニマトリックス」で知られる 渡辺 信一郎氏)のサウンド制作、Sonar Sound Tokyo出演などを経て、2005年11月にセカンドアルバム「modal soul」を発表。2008年には自身が選曲したコンピレーションアルバム「modal soul classics」のリリースを行ない、nujabesの持つ世界観をアルバムで表現した。
2010年の2月に不慮の事故でこの世を去る。同年8月に代官山unitにて2daysにわたる追悼のイベントや交流のあったアーティストによる追悼アルバムがリリース。2011年には遺作となる3rdアルバム「Spiritual State」を発表した。また海外でもファンによる追悼のイベントが各地で開催されている。


Nujabes