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　2010/02/17

紙ジャケはどのアルバムも、薄くビニールコーティングされた同じ紙質。また、アルバムごとにビニール袋で梱包されていないので、輸送途中に擦れ合って表面に擦れ跡がついている。そして、二つ折のジャケットは全部微妙に折り目がズレており、見開きのに内側の右側に皺が必ず入っている。CDの半透明内袋は薄過ぎてCD収納時にぐしゃぐしゃになる。付属のポスターは24分割で折り畳まれた、ジャケットを寄せ集めた平凡なデザイン。内箱の造りはそれなりにしっかりとしているが、接着剤がところどころ表面についている。それが、アルバムジャケットにも付着していたりする。半透明内袋に入ってるにもかかわらず、16枚のCDの内6枚には最初から、薄くは無い、許容できない程の、酷いスリキズが入っていた。おまけに「炎」が黒のビニールに入っている筈だが、最初から黒のビニールが付属して無かった。たまたま、自分がハズレを引いたのかもしれない。肝心の音に関しては、全体的にCD信号の記録レベルが低め、だが決して音が悪い訳では無い。自然な音で、特定の帯域に変なコンプを掛けずに、フラットバランスに仕上げてある。但し、人によってはハイハットの音が小さめに感じるアルバムがあるかもしれない。シュリンクパックされた「新品の筈の輸入盤クォリティ」を許容できる人には、お奨め。