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Review List of ぬぬぬ 

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     2010/03/13

    ルドヴィーク・ステファニスキに師事したポーランドのベテラン女性のようだが、有名なOp.9−2がほぼ6分、27−2は7分、48−2に至っては9分20秒と概して時計がかかっている。ただ聴いていてそこまでのたのたしている感じはしなく、レオンスカヤをクールにしたような感じだ。遅いのがいやな人には薦めないが、じっくり聴いていると結構聴ける。

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     2010/02/26

    新ナショナルエディション(エキエル版)準拠なので、現在楽譜が出ている55曲の収録。正統的で音もきれいで、同様の版を使っているポーランドベアルトン盤(ポブウォツカ&オレイニチャク)よりリズム処理も柔軟。強烈な個性こそないが、お手本になりそうな演奏だ。ただ、最大のネックは国内盤独特のこの値段…。

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     2010/02/26

    1950年の78回転録音のスカルラッティにはさすがにやや針音はあるが、チッコリーニ独特の辛口ですっきりした演奏が展開されていて、その労作ぶりには感嘆する。ただ、シフラ箱の場合は三分の二ダブりで買っても非常に満足出来たが、チッコリーニはシフラのような変わった技巧や表現でインパクトを与える芸風ではないし、収録曲もマスネとかセヴラックのようにこういう箱でも買わないと普段聞かない曲も多いため、ダブりを無視して買った場合の満足度は微妙。あと、シフラ箱と比べて、CDの入った紙封筒のふたに糊づけされていず、盤に作曲家名も印刷されていることは評価出来るが、なにせ56枚だとHMVが普段発送に使う段ボールの高さとぴったり同じになってしまうため、扱いやすいとは言えない。ワンボックスで扱う枚数としてはここいらが限界だろう。

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     2010/02/11

    シェバノワ女史独特の多少キツ目な解釈は見られるので癒しとは一線を画した演奏だが、自分で弾く時にはお手本に出来そうな演奏。録音もタッチが生々しく入っているし、装丁も10枚別々の色のデジパックが箱入りになっていて、かさばるが豪華感はある。ただ作品番号付と言っても作品70まで。かと言って、生前出版のみとかエキエル新ナショナルエディション使用でもなしという、中途半端な企画設定が理解に苦しむので、それだけの理由で評価を一つ下げた。ここまで立派に弾いてくれるなら、女史にはもうCD三枚分くらい頑張ってもらって、続編遺作・作品番号なし全集まで完成させて欲しいものだ。

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     2010/01/19

    速い所の切れ味はもう一つだが、一音一音丁寧に弾いていて楽器の音がまろやかな所がいい。nifcのピリオド楽器ショパンシリーズと比べて音の角が取れている感じ。ある意味安らぐ演奏だ。

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