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Review List of madman 

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     2009/05/06

    '02年発表。セントルイス出身のラッパーで、セント・ルナティックスの一員。全世界で1,000万枚を突破したデビュー作「カントリー・グラマー」から約2年ぶりの2作目となる。強力なビートと、太くうねるグルーヴで、ファンクの感覚を強く前面に。その上を自在にスイングするように、ボーカルとラップの中間的とも言えるフロウを展開。リミックスが縁でイン・シンクのジャスティンも参加する。

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     2009/05/06

    '02年発表。00年の2ndアルバムでスーパースターの座に登り詰めてもエミネムの人生は波瀾万丈だった。妻の不貞、自殺未遂、離婚、子供を巡る裁判、銃の不法所持による逮捕、ライバルとの舌戦、抗議デモなどなど、毎週のようにスキャンダルが持ち上がっていたわけだが、それは今にしてみるとこの「ザ・エミネム・ショウ」の予告編だったのかもしれない。このショーの舞台は彼の人生そのもので、語られ、歌われているのは、まさにそのときの思いなのだ。奥さんの不貞現場に銃を持って乗り込むという現実のシーンをそっくり再現した曲まである(ものすごくカッコいい)。露悪的?これを音楽と呼んでいいのか?前作のときと同じ疑問が浮かぶが、これほどリアルで生々しいものを聴いたことがないという驚きもまた同じ。いや、もっともっとスケール・アップして、新しい次元に突入しているのだけれど。
    機関銃的高速ラップや怒濤の雄叫びなど、エミネムならではのラップ・スタイルにさらに磨きをかけるのみならず、歌もガンガン歌って(ヘタだけど)聴覚的刺激をはるかに大きなものにしている。感情を伝えることを今まで以上に大切にしていて、むき出しの怒り、悲しみがなんのてらいもなく突き出される。と思うと、大笑いを誘うギャグもあれば、ポップ・スター的ケバケバしさもあり、狡猾なまでのしたたかさを見せたりもするという、フルスケールの、極限まで行く大冒険である。どうしようもなく引きつけられるのはスキャンダルの面白さではなく、彼がとことん本気だからなのだ。

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     2009/05/06

    '02年発表。スタジオ盤ではバンドとデジタル・サウンドが共鳴することで、アグレッシブさとクールさがせめぎ合いをくり返すMAD。だが、初のライブ作に刻まれた音は、あくまでも肉体的。そして、激しさの極右とでも表現したくなるような、野生のエモーションが露になっている。02年1月20日ZEPP東京での模様を完全収録。熱病にも似た、会場の高揚感を封じ込めたこともあり、あえて実況録音盤と呼びたい1枚だ。

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     2009/05/06

    '02年発表。懐かしいほどに正統派ハード・ロックなギター・リフが、なんだか初めてバンドを組んだ頃のトキメキを思い出しているように見えるタイトル曲@。だが、その骨格はごっつぅ太い。王者の風格。最後まで"GREEN"でありたいと歌う彼らは、ひょっとしたら史上最強の"青二才"かもしれない。
    さりげないアコースティック・サウンドに意表を突かれるも、やがてB'z帝国ならではの爆音の渦中へと巻き込まれるA。この曲に象徴されるように、本作の彼らには"両極"のダイナミズムが溢れている。ヘビー&ポップ。B'zの持ち味である両極端の魅力が、どちらも遠慮なく炸裂。そしてこの、永遠に交わることのない両極端を追い求め続けようとするエネルギーこそがB'zの原動力なのだと再確認させられた。印象的なのは、例えば、超ヘビーな爆裂ロックンロールを♪テケテケ〜のスパイスを効かせたポップなサーフ・チューンに仕立てたE。ワイルドなグルーヴの中に、ブリティッシュ風の甘いメロをこっそり滑りこませたB。ヒップホップ系ミクスチャー・ロックの高揚感を、独自のポップ感覚で再構築してみせるK。アッと驚く新境地と、B'zならではと思わせる信頼の王道がくんずほぐれつ。個人的にはDのような、優しく切ない直球の純情メロも久々でうれしかった。しかも、これを彼ら流フォーク・ロック的アプローチをちらりと覗かせる演出が心憎い。揺るぎない自信と、いくつになっても青二才でいたいと願う冒険心。その両極、どちらが欠けてもB'zは成り立たないのだ。

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     2009/05/06

    '02年発表。日本人好みの自然体が眩し〜い中ジャケの写真だけで買う価値ありの激キュートR&B!デフ・ジャム大プッシュのキラ星お披露目盤です。マジこんな上目使いではかない恋を歌われたら…と男子の本能が黙ってませんが、もちろんスキルもアリアリで、彼女ったらなんと歌詞をフリー・スタイルしちゃう(のにこのスムース感は何!?な)超実力派。声もダンスも完璧。確実に世界つかんでまっす!

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     2009/05/06

    '02年発表。ものすごいモノを聴いてしまった、という感じ。当時、日本では一大カバー・ブームが起こっていた。原由子が60年代の歌謡ポップスをカバーしたアルバムや、岡村靖幸の曲をくるりたちがトリビュートしたものが立て続けにリリースされた。が、この椎名林檎のアルバムは、それらとはまったく違う。19世紀の歌曲から、最新は80年のジョン・レノンまで、彼女の音楽生活のブ厚さを丸ごと提示している。日本語はもちろん、ドイツ語、フランス語、英語、ポルトガル語でそれらのナンバーを平然と歌っているのだ。一部、ニナ・ハーゲンやオノ・ヨーコを彷彿とさせるが、オリジナリティは間違いなく椎名林檎のもの。メロディのよさはもちろん、原語、訳詞を問わず言葉の美しさを彼女自身がたっぷり楽しんでいることが伝わってくる。そのバイタリティがものすごいのだ。古今東西の名曲を[亀 pact]を亀田誠治、[森 pact]を森俊之がサウンド・プロデュースし、タイトルを「唄ひ手冥利」としたのも良い。さて、[亀]@の原曲はアルゼンチンのフォルクローレ歌謡を加藤登紀子と長谷川きよしのデュエットが74年にカバーして日本で大ヒットした。ここでの相手はスピッツの草野マサムネ。一発でヤラれてしまった。ほかに、カーペンターズ・ナンバー[森]B、ロック&ブルース臭の強い[亀]Gなど、1曲足りとて油断ができない。中で、ゲーテ作詞、シューベルト作曲の[亀]Hは、プライベート録音の雰囲気も

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     2009/05/06

    '02年発表。映画でいえばシリーズ2作目となる、約5年ぶりの作品だ。Dはペット型ロボット、AIBOと一緒に観るテレビ番組のテーマ・ソング。全体にデジタル・エイジの鮮明なオーディオ空間を生み出しながら、一つひとつの音はどこか懐かしさもあり、曲そのものにウィットが。バリ島のガムランやハワイアンなどの要素を含みながら、それがテクノの原型と繋がっていく感覚も示す。

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     2009/05/06

    '02年発表。作家として数々の楽曲提供も行っているbiceが、短いインターバルでリリースした2nd。前作とは違い宅録をベースにした制作方法をとったことで、彼女の想像力がピュアなまま音に反映された。時にクラシカル、時にフューチャーと、楽曲はバラエティに富んでいるが、全体を柔らかくミントな空気が貫いているのが清々しい。ウィスパーより涼やかに優しい歌が、やはりチャーミング。

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     2009/05/05

    '02年発表。紅白歌合戦に出場するなど破竹の勢いを見せたこのユニットが、ついにアルバムを完成させた。ダウンタウン、ココリコ、東野幸治、間寛平、藤井隆……曲ごとにメイン・ボーカルが替わるのだけれど、どの人も本当に素直に、誠実に歌っていて、なんだか聴いているだけでフンワリあったかい気持ちになれるのだ。歌のうまいヘタじゃなく、それぞれの人間性に感動。自然に元気が出てきます。

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     2009/05/05

    '02年発表。半ば観念的な物言いであるが、バンドはどんな編成であろうと、過不足というものがあるはずで、おそらく十全なバンド編成などはないであろう。しかしながら、"不足の領域"から"十全の領域"に挑もうとするミニマムのバンド編成はある。トリオ・バンドがそれにあたる。クリーム、キング・クリムゾン(アルバム「レッド」時)、ポリス、ブランキー・ジェット・シティなど、トリオ・バンドは、歌うことと演奏することの両方をバンド・メンバーのひとりが担わざるを得なく、が、一方でそれがあるからこその絶妙のアンサンブルが生まれることもまた事情なのだ。"歌のバッキング"という観点からすれば、歌いながらバッキングをするメンバーが存在するトリオ・バンドは十全ではないかもしれない。そのことを承知してライブを観ると、不足が転じて十全となる現場を僕は

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     2009/05/05

    '02年発表。ライブ・ビデオが話題になっていたBOφWYが1982年に発表した1st「MORAL」のリミックス&リマスター盤。あの初期の名曲の数々がJOUJOUKA/DJ TSUYOSHI、ELECTRIC TEASE/TIMHEALEY、NICK TAYLOR、TARRO JOY、ら気鋭のリミックス・アーティスト陣の手によって甦る。ファンにとっては問答無用の必携盤だろうが、ファンじゃない人たちにも積極的に踊って欲しい全13曲。

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     2009/05/05

    '02年発表。彼らの2年半ぶり実質3作目は、出色の出来。いわゆる新機軸があるわけでないけど、どの曲も初めて音楽に触れたときの不思議さと驚きにあふれている。それでもって幾分たそがれた味わい。特に7曲目。彼らがここまで切なさを音に託したのは初めてだろう。ある意味全曲キュッチーなだけに、何曲シングルになったかも楽しめた。

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     2009/05/05

    '02年発表。孤高のままに、彼らはいったいどこまで昇り詰めるのか……その真価を見せつける作品がついに誕生!エレクトロニクスの無機質さと生身の艶めかしさを融合させるB-Tならではのデカダンス。T・レックスばりのグラマラス&デンジャラスなAはもちろん、生と死、愛と憎みが交錯する痛いほどリアルな現実を、幻想的・芸術的なサウンドに乗せて展開するこの世界に、あなたは何を見る?

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     2009/05/05

    '91年発表。日本人は"たたえる"という意味の「賞」作り、その設定の仕方がヘタで、「賞」というとなんらかの「政治」に裏打ちされた"ごほうび"というニュアンスばかりが目立ってしまう。なにゆえ、そんなことを考えたかといえば?これは結果論でしかないが?あのとき(87年のクリスマス・イブ)、BOφWYが解散していなければ、おそらくほぼ間違いなく、BOφWYは既存の「賞」をもらう対象になったであろうから、たとえ賞をもらうことを拒否したとしても、既存の土俵の東か西かの分別を余儀なくされたであろう。01年、解散から13年以上を経たBOφWYが依然として高い評価を受け、セールスを記録したことについては、BOφWYという音楽的発明品の質の高さはもとより、"既存の土俵に組み込まれない"という姿勢決めが音楽ファンに伝わっての評価も幾ばくはあったのではないかという気がするのだ。そうなると、今回のボックス・セットの意味は91年に限定生産されたボックス・セットを聴いた"僕自身の意味"とは少しばかり異なってくる。つまり、BOφWYに端を発する既存の土俵(システム)に対する疑問符と再編である。演歌からR&Bまでバラバラに存在する現在の音楽シーンになにがしかの"価値の屋台骨"を見つけて作ることを、早急の課題として"BOφWYの楽曲群"が僕に告げてくるのである。おそら

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     2009/05/05

    '02年発表。95年、トリッキーのデビュー作に参加したこともあるアリソンとコンポーザー、ウィル・グレゴリーによるユニット。彼女の欧州的な耽美性を打ち出したボーカルが、2002年にどこまで通用するかに挑んだようなエレクトロ・サウンド。MUTEレーベルの、相変わらずの商魂ゼロぶり、音本来の不思議さ・素晴らしさで勝負する姿勢が見て取れる。O・ニュートン・ジョンのカバーも面白い。

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