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TOP > My page > Review List of ケージ
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0 people agree with this review 2003/08/13
いつの間にか無くしてしまった、大切な何かを思い出させてくれた大好きな作品。全体に脈打つのは、人間の温もりだ。津軽便の叫びが響く「バサラ」の切なさは余りにも鮮烈。言葉にできない、実に人間的な悲しさが、胸を締め付ける。
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このアルバムの三上寛、怖い。余りに意味深で、何かに対して皮肉がたっぷり込められた歌ばかり。ギターの音も固くて冷たい。どうしても途中でCDを止めてしまう。特に『ユリの主題』や『虎をペットにしてる尼』『修道院』などは、すさまじい威圧感で、どうしても正面向かって聞けない。何故かは分からないが、本当に怖い。背筋が凍る。間違い無く問題作。ライナーは息子さんの三上陸太郎氏。(それによれば、息子さんも何故か最後まで聞けないそうだ。)
詩も曲も独特の哀愁が漂う素晴らしいナンバーばかりだし、ギターの音も厳しいまでにさえて胸に突き刺さるようだ。なぜか暗い陰を感じる「アンマと鳩」、『みみみみみ…』と絶叫する「耳」、背筋が震える「五厘刈り」などどれも好きだけど、やはり凄いのは「double」。 ああ 海だと思っていた物が 川になったりしているものだから… 川だ 川でいいんだ、そう思っていると そこはただの 時の流れ 流れる川を 川とは呼ばず 止まる時代が 川だとさ なんだかんだで日が暮れて みんな、あれになっちまう この歌、どんな歌より重い
ここに歌われてることは、私が体験したことと重なるわけじゃないし、それにとても難しくて断片的にしか理解できないのだけど、なぜか自分の中の様々な思いでが蘇ってきて、胸が締め付けられる思いがする。「ああ…とても、やるせない夜だったね」と歌う寛さんのボーカルには鳥肌が立つ。聞いた後で、少しセンチメンタルになる、名盤。
メロディーラインを突き破るボーカル、耳に突き破るハーモニカ、あらっぽいギター・オルガン… 何をとっても粗削りだが、それゆえそれぞれのプレイヤーのパワーが伝わりやすく、希に見る強烈なグルーブ感を感じる。詩の内容にしたって聞き流すことなどできないような代物がずらりと並んでいるし(英語わからない僕にはあんまり関係無いけど)曲も当時のディランのソングライターとしての充実度を示すような素晴らしい出来。このゴチャゴチャした「分かってるミキシング」にも感謝したい。こういうパワー溢れるロックなんて今の人間には作り出せない
0 people agree with this review 2003/08/05
個人的に『放課後の音楽室』をきくと泣きたくなる。感動のベスト。
0 people agree with this review 2003/08/04
コルトレーン初期のブルーノートやルーレットへの録音した演奏に対して、この一枚がベスト盤的な役割をはたしている。「スピークロウ」とかパーカーの「デクスタリティ」なんかは曲じたい珍しいのでは。まだまだ開発段階の感を強くするが、この力強いブローイングと、美しいメロディーはやはり素晴らしい。知り合いに何気無く本作を含む初期のアルバムを貸したが、いわく、これが一番聞きやすく、のれたそうだ。
山下トリオの爆発してる音楽も素晴らしい
0 people agree with this review 2003/08/03
歌そのものは良いのに、シーザーの編曲には首を傾げてしまう。ボーカルのパワーがこのせいで半減してしまっている気がする。アコギ一本でやってほしかった。
0 people agree with this review 2003/08/01
宮崎アニメの中で一番詩的な展開。物語の骨組みだけ見てると筋が通らない部分もあるし、監督の「考え」をそのまま絵にして、やや抽象的にこちらに呼び掛けてる(もっといえば押し付けてる)感じを受ける。だから物語の斬新さや新鮮さが全面に出てはいず、エンターテイメントなファンタジーになっていない。今までの映画のなかでももののけ姫に次ぐ重さがある。一つの意見的な作品だ。ただ、やっぱりフェミニストっぽいんだよなあ…
ほのぼのした情景の中にも、優しさや、辛さ、苦しさが込まれている。その人間臭さが見事にファンタジーになってて心から楽しめる。ややフェミニストっぽい感じがしないでもないけど‥
0 people agree with this review 2003/07/18
「某月某日」は上質の哀愁歌。ライブで聞くともっと良い。
この人の歌は、歌詞の意味やメロディーを理解したりして生まれる感動じゃなくて、ボーカル、そしてかきならされるギター、この「音そのもの」によって 感動させてしまう凄さがある。つまり、文章的な意味ではなく、また美しいメロディーでもなく、「音」のみによって悲しみや切なさ、懐かしさを伝達させてしまうのだ。だから心を開いて素直に耳をすましてみると、いつのまにか自分の心と三上の演奏が、まるでリンクしているような感覚を覚える。本作はPSFレコードの13作目だが、俺は今までのアルバムの中でもこの作品が一番胸に染みた。
三上寛というアーティストの力量の凄さに感動してしまう。常に進化し、ますます深くなっていく氏の歌は本13作目にいたってもあまりにも素晴らしく、その感動は前作の名盤「レスボス」を遥かに上回る出来だ。あまりにも切ない「五百子先生と山羊」や、まるで自身の半生を歌うような「戦死の休息(寺山修司・作詩)」、寂しい虚しさが漂う「端雲」など、聞けば聞くほど、詩、曲、ギター、そしてボーカル、全てが一体となって、自分の心のおく深くへ染み込んでくるのが分かる。僕はこんなに胸に染みる歌を他に知らない。
三上寛の毎年一枚ずつリリースされ続けたソロシリーズの13枚目にして完結編。今後60歳になるまではスタジオ盤の新譜無し、という一つの締め括りを示す作品で、ファンにとっては残念ではあるが、三上が60を迎えるその時は一体どんな進化を遂げているのか楽しみにしていたい。(もっとも、ライブ活動は引き続き行われるようだが。)さて本作だが、これまでのソロシリーズで三上が聞かせてくれた、知らず知らずのうちに胸に深く迫ってくる切なく懐かしい歌いっぷりは更に深く進化している。
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