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TOP > My page > Review List of 一人暮らしのスティーヴンが初めて新聞をとった
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2 people agree with this review 2009/12/28
Missy ElliottもカヴァーしたAnn Peeblesの超名曲のサンプリングで幕を開ける、より深いR&Bへの傾倒が顕著化した面ラホの最新作。 従来やや状況描写を作り込みすぎてきた感の強かった歌詞は、韻の踏み方とともに「間」を重要視してシンプルにまとめられており、同時にこれまで以上に一緒に歌える歌モノとして黒光りを増しています。 タイトル通りの身も蓋もないミッドチューンM-4の「ゆうべHしないで寝ちゃってごめんね」のラスト、例のサビの後にアッキーが絶唱する「言うこと聞くから〜!」というワンセンテンスが加わるだけで、それまでの曲の露悪的な印象は一変するハズ。 すでにライヴでは定番のM-8も白眉の出来。 DQN(ヤンキー)は「日本の黒人」です!と言って憚らない彼らの視線はどこまでも優しい。名盤です。
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0 people agree with this review 2009/07/01
ロック・アコースティックな曲調から始まり、アルバムの進行に従って次第にエレクトロ色を強めていくN.Oの4th。 すべてが彼ら以外の何者でもない珠玉のナンバーが並ぶ中、やはり白眉なのは9曲目。 遊びでルー・リードの「Walk On The Wild Side」をカヴァーしてみたけど、下手すぎてなんだかオレらの新曲みたいになっちゃったから収録してみました、とでも言いたくなるようなタチの悪い冗談のようなミッド・チューン。 「あんたはブタだから動物園にいるべきだ」と歌い出し思わず噴出してしまうバーニー。そして、それを録り直しもせずに「かまうもんか、これで十分だ」とそのままアルバムに入れてしまう投げやりさ加減。 このアルバムは絶対にこの曲で終わらなければ。 今回ファクトリー時代カタログのリイシューに伴ってLP盤も再発されるみたいですが、もし、記載されている曲目リスト通りに、ここ数年CDでは執拗に追加され続けてきた「State Of The Nation」が削られてオリジナル同様「Every Little Counts」で終わるのなら、買い直してもいいと思う。
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