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Review List of madman 

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     2009/04/30

    '98年発表。布袋寅泰の先進さがいかんなく発揮されたアルバム「SUPER SONIC GENERATION」から抜いたリミックス集。メンツが強力。FLUKE、MOLOKO、ディラン・ライムス、Hardnox、そして伝説のカティス・マントロニックだ!!んでもってみんなやりたい放題のスクラップ&ビルド。布袋寅泰とリミキサーたちのガチンコ対決がスリリング。巷にあふれるリミックスもののなかでも白眉の出来だ。

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     2009/04/30

    '98年発表。間にパンク盤「アグリ・エ・オリ」を挟みつつも、前作「イル・コミュニケーション」から実に4年、ビースティ・ボーイズ・ブランドの神通力は有効?そんな穿った見方もあるけれど、とにかく盤をトレイにセット。聴こえてくるのは分厚い電子音に絡みつく鋭利なスクラッチ……。のっけからヘビー・ボトムのヒップホップ・ビートにビースティーズらしいやんちゃな掛け合いラップ連発。猥雑なサンプル・ソースもてんこ盛りで、やっぱ、「ビースティーズ、最高に面白えや」とうなずいた次第。雑誌「グランド・ロイヤル」での絶妙な編集センス(ブルース・リーからモーグ、マイアミ・ベースにデモリション・ダービー!)、チベタン・フリーダム・コンサートでのネットワークの豊かさ。この4年間に彼らの行動にまつわった諸々がここには見事にパッキングされている。それは豪華なゲスト・リストを見ても一目瞭然。ルシャス・ジャクソンのジル・カニーフに、インヴィジブル・スクラッチ・ピックルズの一員としても知られる西海岸随一のバトルDJ、ミックスマスター・マイク、チボ・マットから羽鳥美保、神様リー・ペリーやビズ・マーキーに、もちろんマニー・マークも従えて「ハロー・ナスティ」は縦横無尽に加速していく。聴き進むうち、バンド演奏でのジャズ・ファンク・チューンや、メランコリックな歌もの、モンド/エキゾな味付けも飛び出し、まさに百花繚乱の様相。オール・アバウト・ビースティーズ的な大充実の1枚に仕上がっている。すなわち"当時の空気感"を知るならこれ!Bボーイの理想的な成長の仕方のひとつを、彼らはこんなにも楽しく教えてくれた。

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     2009/04/29

    '98年発表。三十路前の方にしてみれば、生まれる前からサザンが人気者だった。あらためてスゴイと思う。そしてこのアルバムは、夏・海・サザンというイメージが強力だった頃(今はオールシーズンだが)のデビュー後数年間の夏にちなんだ曲をたっぷり収録。もちろん90年代リリースの曲からも"夏もの"をピック・アップしたタイトルどおりのヒット曲集。ビーチで、ドライブでハズせない1枚。

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     2009/04/29

    '98年発表。「コマはとまると倒れる」ということわざは、僕を含むワーキング・マンの"燃え尽き症候群"を指しているわけではなく、むしろその正反対の日常生活の楽しみを持つべきだという意味である。言い換えれば、人はただ回る=仕事をするのではなく、回りながら楽しみを発見し、発見しながら回ることができるのだ。それは、趣味を充実させれば仕事も豊かになるといった単純な次元では済ませられない。仕事と趣味を分け隔てない目線によって、その両方が膨らんでいくことを可能にするのだ。バンドにもそれがある。プロデューサーやアレンジャーの手によって、硬化した状況や硬化した歌世界、楽器の鳴りを打開していくことに、僕は異を唱えるクリティーク(批評)ではないけれども、この、バンド内部からの変革を促すブランキーの本作を耳にしてしまうと、打開が変革へと質的変化をおこす素晴らしさ、ポジティビティを至上にしてしまいたくなる。前作「LOVE FLASH FEVER」以降の彼らの貪欲な制作欲求は衆知の事実であり、貪欲さの根源に燃え尽き症候群ではない"止まらない豊かさという名のアイデア"があることを、リスナーは「ロメオの心臓」で知るだろう。アイデアの内容はコンピュータ、より細かく言えばループであり、歌世界構築のためのループ使用が、3人で音を固めてきたブランキーの道のりをいささかも汚さないばかりか、ブランキーに感じてきた猥雑な冷涼さから猥雑さを削除することにつながっている。「LOVE FLASH FEVER」の奥にはさらに扉があったのであり、止まらないコマとしてのブランキーは、本作で、クールに回っている。

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     2009/04/29

    '98年発表。B'zとしては初のベスト・アルバムで、1曲を除きシングル・リリースされたものを収録している。オリジナル・アルバムには収録されていない曲やバージョンも多い。B'zは初期のギターとテクノロジーの融合という音作りから、しだいにバンド色を増してきた。しかし、強いバネとしなやかさのあるビート感、メロディアスな曲調、エモーショナルなボーカルとギター、そして、自由なアプローチは一貫しているのを実感する。

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     2009/04/29

    '98年発表。ビリー・コーガン自身が「ロックではない」と語り、「スタイル上の大胆な転換」という前評判だったので、大変化を期待しすぎていたのかもしれない。第一印象は「そんな変わってっか-!?」。確かに前作「メロン・コリー?そして終わりのない悲しみ」の、激しいときにしても静かなときにしても完全にいちばん端まで針を振り切ってしまうような極端さはないけれど、歌は相変わらずのスマパン節。両端を切り捨てて、マイルドで聴きやすい真ん中の部分を残したみたいな-なんて言い方はもちろん正しくないんだが。
    ロックを離れて彼らが向かった先は、アコースティックではなく、デジ・ロックだったのだ、と言えば話は簡単だ。実際数曲では打ち込みビートを前面に出して、ダンス・ロックやテクノを意識したような試みをやっている。ドラマーをクビにした機会を利用して、転んでもタダでは起きないしたたかさを見せたと言うべきか。しかし、それにしてはエレクトロニック・テクノロジーの取り入れ方もダンサンブルなリズムの取り入れ方もあまりに控えめなのだ。デジタル・ビートを使いながら、いかにそれが目立たないようにするかで腐心しているかに聴こえるフシもある。猫もシャクシもギンギンギラギラしたデジ・ロック・ブームに乗るのではなく、その要素を自分たちの音楽に引き寄せてみたのだろうが、それにしてはスマパンというバンドの元々の持ち味が濃すぎた。ロックを離れ、長いギター・ソロをやりたい気持ちを抑えて作ったアルバムが、はからずも彼らとロックの密接さを浮かび上がらせたようだ。

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     2009/04/29

    '98年発表。「目標は世界制覇」「俺が書いた曲に感動するのは当然」。あちこちで大口叩きまくってました、マルコム君。でも、この過剰な自信がサウンドにスケール感を与えているのは確かだ。マンチェ直系のダンス・ビートもメランコリックなバラードも、このデビュー作で"正統派ギター・ロック・バンド"の文脈からはみ出す曲は1曲もないくせに、青臭いまでの向こう見ずな情熱が楽曲を輝かせ、期待感を抱かせる。さすが大型新人!

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     2009/04/29

    '98年発表。ブリストル・シーンの、そしてトリップホップの先駆的存在であるプロデュース・ユニットの94年以来のアルバムだ。ファットで音圧感のあるボトムとダークなアンビエント感覚が特徴的。ダブ、ヒップホップ、テクノなどの手法が混ざり、時にダイナミックなビートやギターなどの楽器音が音空間のスケールを大きく広げる。元コクトー・ツインズのエリザベス・フレイザーも参加。元祖未来型ポップの底力を知る1枚。

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     2009/04/29

    '98年発表。ベルリン・レコーディング&ロンドン・ミックス、まさに"スーパーソニック"な感覚を駆使したHOTEIのアルバム。オフラ・ハザをフィーチャーした異色のバラードDをはじめ、DARREN PRICE等個性派アーティストをゲストに迎えてハイパーな音空間を築きあげている。Fは言わずと知れたレッド・ツェッペリンのカバー。ハイ・テンションで駆け抜けるサウンド・アプローチとヘビーな手応えが心地よい。

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     2009/04/29

    '98年発表。小理屈のいらないロックの気持ちよさ。ザ・ハイロウズはそりゃあもう楽しそうに、それをやってのけていた。本作からの新曲のみで構成されたライブを観た。自分が少年なら首ったけだろう。次の日、ギターを買いに行きたくなるようなロックの初期衝動が蘇ってくる。ヤング・アット・ハート。そう当時のザ・ハイロウズは16歳並みの若いエネルギーであふれんばかりだ。もちろん、演奏力や表現の豊かさはキャリアが十分にじみ込んだものではある。シンプル&ストレートがなんだって一番難しいが、それより音楽に夢中でいつづけることのほうがさらに難しい。と、まあ、30あたりから"最近なんか面白くない""何を聴いても新鮮に感じられない"現象にみまわれがちだ。ハッキリ言う。音楽を楽しめなくなると人は老いる。
    「不死身のエレキマン」が痛烈に聴こえるか、どうか。それは年齢の問題じゃないはずだ。とびきりイカしたドキマリのR&Rのなかにピリッと辛いレッド・ペッパーのような歌詞。けど、辛気臭さは微塵もない。「ゲロ」の"うまけりゃ食う""マズけりゃ吐く"の明快さ。これを子供じみた表現ではなく、熱いロックで表せるのは彼らの強み。60年代のアメリカン・ポップス風の「風の王」や、スチール・ドラムが入る「夏の地図」のような意外性に富んだ曲も新鮮に聴こえた。「E=MC2」で歌われているように"体中にみなぎるエネルギー"がとにかくアルバムからほとばしっている。何かを超えた男たちのタフでチャーミングな笑顔が見えてくる。こんなバンドなら、ジイさんになってもカッコいいロックを演ってくれる、きっと。

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     2009/04/29

    '98年発表。自らのレーベル、コンシピオからリリースした3部作の集大成的フル・アルバム。さらりとした感触のポップ・ソングが並ぶなか、S・ジャンセンとコラボしたDとリミックスIはドラムン・ベース〜テクノの流れを組むもの。といっても決して扇情的ではない。元々ソフトな幸宏節だけど、どこか枯れた味わいが漂いだしたのはやはり年令なのかしら?@はビートルズのカバー。G・ハリスンの曲を選ぶあたりが幸宏さんらしい。

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     2009/04/29

    '98年発表。現在、それぞれに活動中である布袋寅泰と吉川晃司が結成していたロック・ユニットのベスト盤。89、90年と、わずか2年の活動期間ながら、そのなかで提示した音楽は当時としては斬新、かつ、90年代のロックを早々と予見していたかのようなもだったと言えるだろう。このビート感や疾走感は今なおカッコいいと思えるし、彼らが後進や音楽ファンたちに大きな影響を与えたということも改めて確認させる。

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     2009/04/29

    '98年発表。92年に発表したアルバム「BANG!」から97年の8作目「LOVE FLASH FEVER」までの作品から13曲、そして未発表曲だった@とNを収録したベスト盤。"ベスト・アルバム"といえばヒット・シングル集というイメージがあるが、この作品はメンバー自身の選曲によるせいか、彼らの最新作と言っても過言ではない強いパワーを感じさせる。時代を超越して生き続ける音がここに息吹いている。

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     2009/04/29

    '98年発表。楽曲も優れているし、演奏力も卓越しているし、姿勢も誠実そのもの。業界のスター製造システムに頼ることなく、その音楽の力だけで絶大な人気を築き上げてきたパール・ジャム。まったく非の打ち所もない彼らに対して、自分のなかにわだかまりのような思いがあったとしたら、作り手である彼らとその作品があまりにも密着しすぎて、作り手の胸のうちを切り開いて見せつけられているような気分にさせられたからだろう。それもまたパワーのあるロックンロールの特性であるとは思うが、彼らが「時代の責任者としての苦悩」といったものを歌っているから困ってしまう。そんな苦悩を見せつけられても、なんて言ってよいのやら、共感のしようがないのだ。
    ところが約1年半ぶりの5作目は違う。タイトルは「産出

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     2009/04/29

    '97年発表。約1年間のブランクが彼らに何をもたらしたか……それがこの作品ですべて感じ取れるとは思わないが、悟りとはまた違う感覚をもたらす"冷めた激情"とも言うべき威力=サウンド・パワーの巨大さには圧倒せざるをえない。先にリリースされたBで聴かれた妖しさはさらに増長し、アンビエントともテクノともプログレともアバンギャルドともくくれぬ不思議で心地よい音空間には、限りなく五感を刺激される。

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