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Review List of madman 

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     2009/08/22

    '08年発表。マキシモ・パークのギタリストの初ソロ作。基本的にダンカン・ロイドのギターをメインとしたメロディアスな曲ばかりで、普通に気持ちよく楽しめるものとなっているが、よく聴くと普通じゃないというか、アレンジや音の重ね方、フレーズそのものが結構エキセントリックと言える。

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     2009/08/22

    '09年発表。ニューウェイブ、インディー・ダンス、テクノ、ダブ、エレクトロ、ロカビリーと渡り歩いてきた彼の音楽遍歴を、シンプルなバンド・サウンドで総括したかのような、ブルージーなもの。ウェザオールらしい味のある歌と音が心に沁みる、ディープな作品。ニック・ケイヴ的境地に近づいてますかね…。

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     2009/08/06

    '05年発表。結成10周年になっちゃうですか。しかし、PMAは落ち着くどころか、ますます加速の一途に。2nd「77days」をレコーディングしたコロラドに再び飛び、なんと2枚分のアルバムを携えて帰国してきた!!2ヵ月連続リリース第1弾は全曲日本語詞。次作は全英語詞の作品!!

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     2009/08/05

    '04年発表。3年ぶりとなる5作目。パワフルかつシャープなナンバーのオンパレードで、ひたすらエネルギーを撒き散らしながら大音量&全速力で突っ走っているような全16曲。そのうち6曲で故・森村亮介のトランペット音源を使用。それ抜きには決して完璧なサークルは描けないということだろう。一点の曇りもない会心のスカ・パンク・アルバム。

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     2009/08/05

    '07年発表。07年12月で解散した5人のラスト・アルバム。だが、湿っぽさは皆無。従来どおり軽快で爽快なスカ・パンクを貫く潔い姿勢に心打たれるばかりだ。大半が英語詞のリリックに託された"前向きに夢を信じて生きる"というメッセージを、しかと胸に刻みたい。

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     2009/08/04

    '02年発表。まるで海の満潮と干潮の違いのように。前作「ミッドナイト・ヴァルチャー」では蛍光色ピカピカのR&Bにエキセントリックなイメージを散りばめてみせたBECKだが、3年ぶりの本作は一変してアコースティックかつフォーキー、心の内面をときに切々と、ときに淡々と歌い上げている。しかし、98年のアコースティック・アルバム「ミューテイションズ」に戻ったというわけではない。海の満ち干のようにたんに両極を行ったり来たりしているわけではなくて、そこに彼の海より深遠なクリエイティビティが思う存分に発揮されているのだ。
    そぎ落とし、シンプルにしていくことで自らのルーツに近づいた「ミューテイションズ」と違って、こちらは同じアコースティックを基調にしながらも様々な音を重ねて、ある種爛熟を思わせるような壮麗、豪華にしてヘビーな、確実に新しいソニック・ワールドを切り開いている。曲によってはカントリーのようでありながらファンキーなグルーヴやロックのダイナミズムを感じさせたりもして、スタイルを完全に超越した自由奔放なシンガー・ソングライターの天分を至るところで爆発させている。
    しかし、重苦しさの漂う悲痛な作品でもある。今までになくパーソナルな内容を、今まででもっとも地声に近い声で歌う彼は、この世のものでない王子様的存在というこれまでの彼の魅力を完全に放棄してしまった。この大胆さこそがアーティスト、ベックの強味だ。そして海の変容のように、彼がこのままここにとどまることはないだろう。

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     2009/08/04

    '99年発表。80年代に先頭を走っていたプリンスがコースから外れて迷走している間に、どこからともなくベックがいきなり姿を現わし、ここにきてとうとう先頭に踊り出た。80年代はプリンスの時代で、90年代はベックの時代-もちろん、これはあまりに単純な図式だが、このアルバムが図らずも浮かび上がらせているのは、このような時代の大きな流れだ。
    プリンスを引き合いに出したのはほかでもない。このアルバムは全体的にR&B/ファンク色が濃く、なおかつ80年代のプリンスを彷彿させる曲が目につくからである。たとえば、AやGなどはまさしく80年代のプリンス調のエレクトロ・ファンクだし、Jではプリンスばりのファルセットを披露している。もっとも、これらは表面的なことに過ぎない。声を大にして言いたいのは、ベックという存在の特殊性とアーティストとしての創造性は、80年代のプリンスに比肩しているということ。さらに言葉を重ねるなら、本作におけるベックは、かつてのプリンスがそうだったように、真撃な姿勢で"時代"と対峙し、娯楽性と実験性を併せ持ったポップ・ミュージックを生み出している。なにしろ@からしてメンフィス・ソウル風のファンキーなホーン・アンサンブルを主体にしつつ、バンジョーやペダル・スティール・ギターを絡ませたユニークなナンバー。このポップな無政府状態はベックならでは。脱帽するしかない。ともあれ、このアルバムは99年屈指のポップ・アルバム。が、それでいて、ピークはまだ先にあると思わせる傑作だ。

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     2009/08/04

    '98年発表。「オディレイ」からたっぷり2年ぶりの本作!ベックの場合、「メロウ・ゴールド」とか「オディレイ」のような、わりと派手に作り込んだアルバムはメジャーのゲフィンから、より簡素なアコースティック・アルバムはインディーのボング・ロードからそれぞれリリースしていたが、今回はその中間っぽい仕上がりだ。実際、最初はボング・ロードからのリリースを予定していたものだとか。そういう意味では"地味になったな"と感じるリスナーが多いかもしれない。けれども、たとえば前2作のローファイでハイパーなファンキー・ルーツ・ロックのような世界の背後にぴったりと潜んでいた、内省的なシンガー・ソングライターとしてのベック像を感知していた人なら、まったく問題なし。ベックが本盤で提示する新しい世界観にも無理なくとけ込むことができるはずだ。
    今回はサンプラーもコンピュータもなし。レディオヘッドとの仕事で一躍名を馳せたナイジェル・ゴッドリッチのプロデュースのもと、過去に書きためた曲をかき集め、ほんの2週間スタジオにこもってほぼ一発録りでレコーディングされたという12曲。ベックは間違いなく、ヴィック・チェスナットやロン・セクスミス、エリオット・スミスらと並ぶ……いや、彼らから頭ひとつ抜きんでた素晴らしい新世代シンガー・ソングライターなのだなと思い知らせてくれる。基本的にはアコースティカルな1枚だが、フォーク、カントリーの要素だけでなく、ジャズ、ボサノバなど幅広い音楽性が見え隠れするのは相変わらず。いい曲、多いぞ。正攻法が彼の才能のでかさをさらに浮き彫りにする。

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     2009/08/04

    '96年発表。ようやく登場。待たされました。ベック、3年ぶりのメジャー・レーベル盤。でもって、仕上がりは、よかった。ばっかり。間違いなく90年代もっとも有効な表現手段としてのヒップホップ感覚を大胆に導入しながらも、ブルース、R&B、ジャズ、フォークといったルーツ音楽への尊敬の念と愛情とを存分にたたえた音作り。3年前に大当りした「ルーザー」で見せてくれた衝撃の方法論は、さすがに初発の斬新さは失ったものの、いまだ有効に機能してる。
    ベックとかG・ラヴとか、あるいはスピーチあたりも含めて、ルーツ音楽とヒップホップ感覚の融合を見事にやってのける連中がシーン台頭してきたことで、ずいぶんとたくさんフォロワーが誕生。日本でもさまざまな後追いアプローチが見られた。けど、正直言って、ヒップホップとかハウスとか先端の音を好きな連中が、付け焼き刃でルーツ音楽も利用したような、そんな中途半端な手触りのものが多かったのも事実。トレンドとしてのルーツ音楽、みたいな。対してベックを筆頭とする先駆者たちの場合は、トレンドも何も関係なく、まず何よりもルーツ・ミュージックにどっぷしハマっていて。そっちをベースにヒップホップの味を取り入れているわけで。ここがいい。かっこいい。地に足ついてる。
    今回もベックがほとんどひとりですべての楽器を演奏。究極の宅録感は変わらない。が、曲作りの面でさらに成熟。ベックとともに共同プロデュースを手がけたダスト・ブラザーズの存在も大きかったようだ。ヒップホップ時代のシンガー・ソングライターの理想的な在り方って感じかな。

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     2009/08/04

    '94年発表。ベックといってもこれはジェフ・ベックのニュー・グループではなく、23歳のソロ・アーティスト。本名はベック・ハンセンという。当時、アメリカのプレスがこぞって取り上げていた、もっとも注目されていた新人のひとりといっていいだろう。これがその話題のデビュー・アルバムだ。
    その中身だが、ヒットしたシングルの@はブルースを土台にラップ的なボーカルとシタールのサンプリング音を被せたもの。AやCは初期のREMを思わせる暗い情感のフォーク・ロックで、それに挟まれたBは土臭く荒々しいロック。Dは極端に音を歪ませたラップ、部屋を暗くしてお香でも焚いて聴けばよさそうな、ブツクサいっている歌H、グランジに共感を示したギター・ノイズの洪水J、レッド・ツェッペリンみたいな民謡風のアコースティック・ナンバーKなど。そのKが終わって30秒後に出てくるシークレット・トラック「アナログ・オデッセイ」は、電子音ノイズの気ままなコラージュといった感じだ。"とても不思議な音"とこのアルバムの感想を色々な人から聞くが、ここに収められた音楽の要素のひとつひとつは特別珍しいものではない。にも関わらずそれを"不思議"だと感じさせるところがベックの"魅力"だろう。種々雑多な音楽を直観的に詰め込んだこの混沌状態は、手垢にまみれた紋切り型の表現(それを様式美と呼ぶ人もいるが)に縛られた多くのロックよりもよほど自由でロック的だ。こうした若い世代のミュージシャンの"雑食性"や閃きが、いつの時代も新しい「ロック」を生み出してきたのだ。

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     2009/07/26

    '70年発表。イタリア映画界の巨匠、ミケランジェロ・アントニオーニがMGMに招かれ、アメリカで初ロケを敢行した名作のDVD盤。ピンク・フロイド「若者の鼓動」やグレイトフル・デッドなどが使われたサントラ盤が有名だが、後に2枚組の完全版も出ているものの、同国の前衛音楽集団MEVが担当した電子音楽パートは未収録。絵看板の街のシーンでかかる、金属的なノイズや打撃音、規則的な工場ノイズのコラージュは、MEVのオリジナル作品よりも電子音の比重が高い。

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     2009/07/26

    '09年発表。シガー・ロスのボーカリストであるヨンシー・バーギッソンが、パートナーのアレックス・ソマーズと制作したデュオ・アルバム。8〜9分台の長尺曲を中心に、ストリングスを活用した色彩感に満ちたインストを展開している。パーカッション類を使わない浮遊感が印象的。

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     2009/07/26

    '09年発表。21世紀のロックの寵児-ホワイト・ストライプスのジャック・ホワイトが再びシーンをあっと言わせる。このデッド・ウェザーはジャックがキルズの女性シンガー、アリソン・モシャートらと組んだ4人組。ジャックはここで歌とギターのほか、ドラムもプレイしている。時代錯誤が逆に新しいブロークンなブルース・ロックという意味ではストライプス同様だが、オルガンも使ったサイケデリック色濃い演奏に加え、レゲエ調のA、我流のラップを聴かせるDなどは、まさに新境地。ラカンターズは言うに及ばず、実は本家ストライプスよりもかっこいい!?

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     2009/07/26

    '09年発表。両刃の剣。という意味のタイトルの、その両刃とはロックと歌謡曲のことだと受け取ってもいいかも。その境界線でスリリングなステップを踏み続けて25周年。それを記念した本盤は、いわゆる吉川晃司らしい鋭利でグラマラスなロック・チューンが満載だ。エネルギッシュなギター・サウンドと粘着力抜群の声との絡み具合もゴキゲン。初回盤は新旧のライブ音源を加えた3枚組。

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     2009/07/25

    '09年発表。90年代のオルタナ(ミクスチャー)・ロックを代表する存在であり、現在も強い影響力を放ち続けるバンド、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン。そのギタリストとして、カリスマ的な人気を獲得しているトム・モレロが、新プロジェクト"ストリート・スウィーパー・ソシアル・クラブ"を結成した。パブリック・エナミーなどと肩を並べるほどヒップホップ界における重要ユニットと呼ばれるユニット、ザ・クープのラッパーであるブーツ・ライリーとタッグを組んでいるプロジェクト。
    音楽だけでなく、世界の平和や平等を勝ち取るために、政治的な活動も積極的に行っているふたり。デビュー盤には、現代社会のはらむ怒りやフラストレーションがすべて吐き出されたようなサウンドが展開されている。
    ニューオーリンズ出身の実力派ジャム・バンドであるギャラクティックのスタントン・ムーアをドラマーに迎え制作された一枚。そのレコーディング作業は、エキサイティングなものだったとトムは語っている。
    またトムのギター&ベース・プレイに関しても、彼の卓越したテクニックに圧倒させられる仕上がりに。
    そんな3人の魂を感じるパーティ・ジャム・サウンドを聴いていると、先行きの見えない現代社会をサバイブしていけそうなパワーがみなぎってくる。

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