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Review List of kazukun 

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     2013/01/06

    クレンペラー&フィルハーモニア管弦楽団のコンビは優れたアルバムの数々を世に残している。今でもLPで聞いている「真夏の夜の夢」は愛聴盤の一つだし、同じくハイドンの「ロンドン」「軍隊」も何度聞いても素晴らしい。このCDに収められているメンデルスゾーン他も秀逸です。「イタリア」は評価が低いらしいですがクレンペラー流儀ではこれが正解であり、逆にトスカニーニのように振って欲しくないですねぇ。「スコットランド」は流石に指揮者との相性がグッドでフィルハーモニア管弦楽団も実に美しい音色を出しているし、録音も極めてナチュラル。(これは真夏の夜の夢も同様)ただ第2楽章は気持ちは分かるがちょっともたれる。シューマン「第4」は意外と聴き応えが薄い。クレンペラーと相性バッチリだと思うのだが、本人としてはやや慎重過ぎるアプローチか。「フィンガルの洞窟」は情緒に流されず格調高い表現でここでもフィルハーモニア管弦楽団の音色がものを言っている。ちなみにこのCD、MacBookProのiTunesへ入れてから自前のオーディオ機器で鳴らしています。音場感が物凄くリアルで情報量が極大になります。但しMacは予めMIDI設定で「機器セット」を作成し、iTunesでも「WAVエンコーダ」でCD読み込み時のエラー訂正にチェックを入れます。クラシック系のCDはこうして聞いています。特にベーム指揮BPOのモーツァルト後期交響曲集(DG)にはたまげてしまった。演奏者の雰囲気までも聞き取れる!今までCDの音は「別物」と思っていたのですが、このやり方を覚えてからは俄然、CDの購入が多くなってしまいましたねえ、それもまとめ買いが!困ったものです(笑)。

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