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TOP > My page > Review List of 味噌勝権兵衛
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0 people agree with this review 2018/05/24
予約して今日24日届きました。早速聴きましたが残念ながらこの録音編集共に気に入りませんでした。先ずは録音について、vol.2&3 で見事なまでに活躍が聴こえていたバストロンボーンが全く効果を発していなかったこと。やっぱりオクタビアの江崎さんでなければ聴けないのでしょうか? 百年紀組曲の中のメカゴジラのテーマなどBest盤でのメカゴジラ組曲と比べればそのド迫力の余りの違いに唖然とします。そして、百年紀組曲が終わった後の拍手の収録ですが、僅か5-6秒でフェイドアウトされてしまいます。なんじゃこれは!の酷い編集です。当日のメインプログラムだったのですから、拍手を入れるのならせめて1分以上収録してもらいたかった。。CD収録時間は余裕たっぷりなのですから。
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6 people agree with this review 2012/01/19
昨年から発売日が何度も延期された輸入盤をやっと入手できたのだが、この装丁はいただけない。ボックスセットと思ってファクトリーシールを剥がしたところ、ジャケットイメージの真ん中のティーレマンの画像がある「9 SYMPHONIES」の色付き帯部分ごと取れてしまったのだ。そして、布地の表面が外箱と内箱の滑りを悪くさせて、中身が取り出し難いことこの上ない。さらには、「内箱」の中に6枚のCDが独立した袋又は紙ジャケのような形で入っているかと思いきや・・なんと!・・これはブック仕様で全て背表紙に綴られていた。個別のCDの取り出し難さもまた天下一品。「ONE TWO THREE ・・ 1 2 3 ・・ 」などの無機質な文字がやたらと目に付き、このパッケージングのデザイナーのセンスを大いに疑うところだ。CDのレーベル面には演奏者名さえ書かれていないのには呆れてしまった。もはや、こうなっては、とにかく個別のCDをこのヘンテコリンな装丁から独立させる以外に救い道がないものと思い、ジャケットイメージ画像を拝借して「9 SYMPHONIES」の文字列とSONY CLASSICALのレーベルロゴの間の隙間に個別CD収録の交響曲のナンバーと収録年月を追記して、SONY CLASSICALのロゴを本来のカラーバージョンに変更(貼付け)、ウィーン・フィル(以下WPhと記す)のロゴを「THILEMANN/BEETHOVEN」文字列右側白地部分に追加貼付け、ORFとUNITEL CLASSICAのロゴを「WIENER」文字列右側の白地部分に追加貼付けして統一ジャケットとし、ジャケット裏には、ウィーン楽友協会主催(一部定期公演)で行われたこの収録音源に関わる演奏会の公演の日付と全プログラムを書き込んで6枚のスリムケースに収めた。スリムケースなのでケース裏ジャケットは挟み込めないが、装丁の中に詳細があるので裏ジャケットを作る必要もない。 さて、肝心の音盤の「中身」だが、これは本当に見事なベートーヴェンだ。2010年11月に行われたパリ(シャンゼリゼ劇場)でのチクルスはRadio Franceの収録でNHK-FMでもオンエアされたが、演奏自体は素晴らしかったものの、やはりマイクアレンジやミキシング、そして何よりも結構ドライなホールの音響特性からか?・・WPhのヴァイオリンが鋭い響きと化すことがあったりした。しかしながら、本拠ゴールデンザールでのWPhは、ホールとWPhの響きを知り尽くしたORFによる収録のお陰か・・なんと!柔らかくも粘り強い・・そう、いつもFMで聴くWPhのサウンドだった。しかも、鮮度は当然増して、ダイナミクスもほぼリニアなのだろう。WPhの三種の神器(ホルン/オーボエ/ティンパニ)の響きもなかなかの魅力を撒き散らし、世界遺産?たるWPh独特のサウンドが活きていることは慶ばしい限りのことだ。ラトルがWPhで、アバドがBPhで古楽器奏法のブームにあやかって軽薄短小なベートーヴェンを録音してから、弦楽器奏者の足らない世界中の中小マイナー楽団が大喜びした時(これでトラを雇わなくてもよくなった?・・とか?)があったが、先ずはティーレマンがWPhの名誉挽回を成し遂げたのだ。ベートーヴェンのサウンドは、ハイドンやモーツァルトとは根本的に違う・・ということを、ORFのマイクはコントラバスがチェロのオクターブ下から独立したベートーヴェンの書いたスコアの意味を深遠に捉えている。ライブ録音だが、演奏前後の拍手は収録されていない。というよりも、見事に編集されている。5番など、パリ公演でも拍手の止まない中でタクトが振り下ろされていた。要するに拍手が被っていたのだが、多分ゲネプロまで録音されていて編集合成されたのだろう。ティーレマンさんも、ブルーレイ(映像作品)になることは承知していたものの、まさかCDになるとは思わなかったに違いない。指揮台に上がるやいなやタクトを振り下ろすパフォーマンスは、映像作品では刺激的なのだから。。オーディエンス・ノイズは演奏中も楽章間にも聞こえるが、これはこれで「ライブ録音」の証となって味がある。朝比奈隆&大阪フィルのベートーヴェンは生涯の宝だが、このティーレマン&WPhの組合せも長年願望の的だったこともあってか・・聴き込めば聴き込むほど「お宝」と化す可能性がでてきた。何年か後、じっくりとその重みを感じることができればいいと思う。
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