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　2009/07/16

おまちかね新アルバムです。
最近特に重厚になってきたリズムと、攻撃的だけど時にやさしく響くギターと、曲によって絶妙に色を変えるボーカル。
５人それぞれの音がまさにベストな状態で絡んでいて、聞いていてとても心地いい。
すごくきれいな飽和感がでています。
時々入るSEが曲の間を違和感なく繋げていて、シングル曲も浮くことなく、１曲１曲がきちんと役目を果たしてるかんじです。
最後の曲DIM SCENEでアルバム全体を振り返っていて、通しで聴くとまるでひとつの映画を見ていたような気さえします。そのくらいまとまりがよくて、the GazettEの今の世界観がよくわかる作品ではないかなあと思います。
曲も、IN THE MIDDLE OF CHAOSのような軽快なロックから、泣ヶ原のような歌謡曲チックなもの、白き優鬱のような落ち着く曲まであり、バリエーションも豊かかとおもいます。
捨て曲なし、17曲すべてとばすことなく聴けるおすすめアルバムです。

ちなみに限定版の方が、ミニ写真集とDVDがついてくるのでお得だとおもいます。
写真集すてきです。
近所にありそうな、でもどこかはっとさせられる、ぼーっと眺めていたい、そんな写真が載ってます。