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Review List of やっぱり60年台 

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  • 4 people agree with this review
     2014/10/23

    この素晴らしいDVDに何もコメントが付いていないとは何と寂しいことか!日本語字幕が無いのと、英国での演奏という事が災いしてるのなら勿体無い。先ず、ユロフスキーの指揮が素晴らしく、ワーグナーを軽快に現代に再現しています。演出は時代がかなり下った英国風ですが、違和感は全くなく秀逸です。小細工も面白くて、ビールや紅茶や果てはお菓子まで食べたりしているリアルな演出が面白い。歌手では、フィンリーのザックスにハートがあって(これ必須ですね!)素晴らしいのですが、それ以上にクレンツレのベックメッサーが見せます。如何にも英国紳士の嫌味っぽい雰囲気を出してますが、何とドイツ系でしたね。ワルターは見かけも良く(大切です)合格、ダーヴィトはカッコ良すぎ。エーファは2013ザルツブルクと同じゲイブラーですが、この人のザックスへの最後の接し方には涙、涙、涙です。小さいことですが、マイスター議長と夜警の歌唱力が劣りますが、大したことではありません。2013ザルツブルクと双璧をなす近年の名演ですが、台本に忠実なのはこちらの英国版ですよ!

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     2014/10/23

     BSの2014年バイロイトの悲惨な舞台を観て、毒消しに改めて本DVDを観ました。
     改めて内容、画質、録音揃って素晴らしいDVDだと思います。古いのでは78年デイヴィス盤がありますが、画質、演出共に最早満足出来る水準ではありません。ジョルダンの指揮はキビキビしていて快適です。好みもあるでしょうが、マイヤーのヴィーナスは当たり役だけに素晴らしい(この人を年だとか、いつまでやるのとかいう不敬の輩は観ないでいい!まだまだ、声の出る限りワグナーをやって欲しい)。ニュルンドはこちらの方が断然素晴らしい。所々変な演出がありますが、最近のバイロイトのような改変ではありません。
     ギャンビルは見かけが貧相で損してますが、ケルルよりも断然いいですね。星は4が妥当でしょうが、最近のバイロイトの水準を考慮し比較浮上して5つ星とします。繰り返し鑑賞に耐えるの意味も含んでいます。
     あとね、このカバー何とかならんのですか。折角、美形のマイヤーやニュルンドがいるのに、死にかけのギャンビル・タンホイザーを使わんでもええやろ!

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